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温泉ライダーが行く 九州弾丸ツーで温泉(後編) 月廻りの湯 [車とバイク(car and bike)]

前記事からの続きです

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という訳で念願の倍喰丼、まずはじっくり舐めるように眺め、目で味わいます。
見るからにレアっぽい焼き加減、柔らかな肉にガブリと歯を立てるところを想像しただけで口の中は涎が溢れ、消化液が渦を巻くように荒れ狂いながら湧き出る腹の中
5mm程の厚みの肉を一切れ、箸でつまみあげ、ゆっくり口に中に入れ前歯で噛み切ります
見た目どおりのレアな肉、歯茎に伝わる柔らかな食感
レア故のぐにゅっとした感覚、そのあとは肉の旨みが味蕾にじんわり染みて
赤身、脂の無い肉ですので溢れた脂で味蕾がふさがりません
ですから肉の味が良く解かります。

脂はコクがあって美味しさを感じますが、その味は強い
肉の味よりも脂の味の方が強いので、脂の多い肉は脂の味になってしまいます。
それはそれで美味しいのでしょうが、強い味ですので味覚が直ぐに飽和
実は自分はそれが苦手で霜降りの肉は嫌いなのです。

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この肉は脂の味では無く肉の味を感じますが、残念な事に肉の味が来たその直後に邪魔が入って来るのです。
タレの味・・・
倍喰丼のタレは凄く甘口
甘さが後味として口の中に残ってしまいます。
脂の多い肉でしたら脂に負けないよう甘さが強くても良いと思いますが、
この肉はそうじゃない。
この肉にこの甘さだと甘味が強すぎて肉の味を解り辛くしてしまいます。
タレはキリッと締まった味わいがいい。辛口でスッキリした味わいのタレで、山葵を添えた方がこの肉に合うと思います。

添えてあるタマゴ、玉子好きだから嬉しいですが、もう一寸半熟がいいな
トロッと来る感じで

ご飯は硬めに炊いてあっていい感じ
タレがよく絡んでいます
ごはんでもタレが甘めなのが気になりました。
九州の味付けは甘味が強いのでしょうか
タレご飯の甘さが気になりましたが、菜の漬物をご飯にまぶして塩気を追加したら丁度いい感じになりました。
それを想定して漬物が添えてあったのかも・・・

柔肌に歯を立てるような感覚の赤牛の赤身、野性を呼び起こすような食感
焼き過ぎていない肉が凄く嬉しい
これで甘さが気にならないタレだったらパーフェクトだったのに・・・・

この日、待ちが無いどころか昼時なのに客は自分だけ(丁度入れ違いに団体さんが出てゆきましたが)きっと天候のせいで空いていたのでしょうね。雨の中の苦労が報われました^^

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倍喰丼を楽しんだ後は天空の道への入り口を探してミルクロードK339を駆けます
途中、倍喰丼の原材料に遭遇^^
倍喰丼が草を食んでいるように見えます(笑)

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りっぱな倍喰丼になるんだぞ~^^

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で、天空の道の入り口は???
探しながら走っていましたが、どんどん丘を降りてしまい・・・・
辿り着いたらK339とK23と交差するPOINT
丁度道案内地図があったので立ち止ってチェックしますが
良く解かりません
熊本ナンバーのレンタカーの超ストライクゾーンなお姉さんがやってきて一緒に地図と睨めっこ
道に迷って一寸ハッピー~♡^^ 何処へ行くの~・・・って、自分も迷ってます~(汗)

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どうやら行き過ぎたようです
戻ろうとも思いましたが、戻っても判明する保証はありません。
天空の道はK339とK149を結ぶ道
かえって下(K149側)から攻め上がった方が判りやすいかも
K149から天空の道にアクセスすることにしました。
K23をK149むかって走ります
途中、またまた景色のいい場所に
思わず停車、またまた休憩(晴れたら晴れたで前に進めない~^^;)

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あれ?これって昔教科書で見た事がある
確か涅槃像っていったような・・・だよね?

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結局天空の道は下からでも良く解かりませんでした。
もう一度トレースしてみましたが・・・・不明、地図上では白抜きの道があるのだけれど見つけられません
この後温泉ライダーのミッションもありますから時間を浪費し続ける事はできません。で、捜索中止
次回の宿題に取っておきましょう (また来るつもりになっている^^)

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これだけ下に降りた場所でもこんな感じなのだから、阿蘇を正面に見据えながらミルクロードからK149へ下る道はさぞかしいい眺めなんだろうなぁ

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鉄もいい雰囲気
鉄目的の旅も良さそう
九州って見どころがいっぱいだな

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架線が無いから大好きなディゼルだね
気動車が来るのを待ちたい気持ちを抑えて温泉に向かいます。
時間を浪費したら、その分温泉に浸かる時間が短くなってしまう
季節柄、湯上り直ぐに出発できませんので温泉滞在時間はしっかり確保しておかないといけません。

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K149からK175を経由してR57へ、そしてR265を走ります。
この道がまた楽しい。
荒々しい山、見ているだけでパワーが貰えそう
走りながら自然と笑みがこぼれます。
そしてしばらく走ると不思議な形の山
ラクダ山です。
その前にあるのがここ、ラクダ山公園と月廻りの湯
ここからの眺めは新阿蘇百景の第一位だそう。
露天風呂が凄く楽しみ^^

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温泉に行くには坂を下ってゆきます。
でも通行可なのは車のみ
2t以上とバイクは土日通行禁止、差別じゃぁ~><

まぁね、バイクが大挙して押し寄せて下の駐車場が満杯になると足腰の弱い爺婆さん達が坂道を歩かないといけなくなるからね
仕方ないかな・・・・
でも、ガラガラだったけれどな
これも今日の天候のせい???

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脱衣所、シンプルでいい雰囲気。木の香りがいいな^^

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内風呂と露天、まずは体を洗って露天に突撃~^^

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うおおおおおおおっ~、気持ちいい~p≧≦q

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ぬめっと、柔らかな湯
温度はややヌルメで体中の力が抜けてゆくよう
風が・・・・風が気持ちいい
一体何なんだこの眺めは
メチャクチャ最高じゃんかぁ~

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もうこの風呂から出たくない~
またややヌルメなものだから本当にずっと浸かっていられるし^^
青空も出てきたのが余計気持ちいい

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内湯はやや熱め・・・というかこの季節に丁度いい湯加減
でもガラス越しの景色より生の方がいい
再び露天に

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体中の筋肉が緩みます
頬の筋肉も緩みっぱなし^^
しかも貸切露天ときたもんだ
(他に客さんは二人、いづれも内湯)

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かけ流しだそう

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でも循環かけ流し併用
源泉は37℃、ちょっとヌルメ
寝湯に良さそう^^
成分はアルカリ性単純温泉、Na,炭酸水素泉で体ポカポカ^^

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温泉を楽しんだ後はフェリー乗り場に向かってGo!
初めての土地、市街地で渋滞があったり道に迷うかもしれませんから早め早めの行動です
それに早めにフェリーの手続きをすれば部屋のグレードアップができるかも^^
R57に戻り、大分を目指します
後は一本道、基本的に迷いようが無いはずです。
大分市街地に入ると気になる幟が目に入りました
”日本一たいやき”
何だとぉ~、日本一のタイヤキ
これは見過ごせません、思わずUターン

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この店、九州の会社のようです
店舗の場所は九州メインですが、東京本郷に一店舗あるそうです。
店の貼り紙を見るといろいろ拘りが書かれていますが・・・・
そのなかで気になったのは
”タイヤキには養殖と天然がある”
えっ、この店は天然物なのか?期待して焼いているのを見ると

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二匹焼き?
天然物って一匹焼きのタイヤキを言うのではなかったっけ?
複数を一度に焼くタイヤキは養殖物と言うと思っていたけれど・・・
二匹って一応複数だよね???
でもこの店は二匹焼きだけれど天然物と謳っています。

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小豆あん、白あん、カスタードとあって各150円
小豆あんと白あんを頼みました。

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眼鏡かけた頭の薄いおっちゃん、最近薄い頭を見ると反応してしまいます(笑)
10年後の自分はこんな感じかな。いや、5年で達成するかも(爆) 波平倶楽部に入れるかも^^

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パリッと焼けたタイヤキ
薄焼きタイプですが、適度な薄さ
薄さを極めるタイプではありません

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シンメトリーは・・・・失格。ここは拘りたい

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皮の厚さと餡の詰まり具合。いい感じです

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パリッとした皮を噛むとアツアツアンコがほんわかと。甘さは控えめでサッパリしたアンコ
5匹は軽くいけそう
小豆の粒粒加減も悪くない
このタイヤキ屋さん、ウチの近所にも欲しいな

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顔立ち、彫もしっかりしていで鱗もいい感じ

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白あんもサッパリした感じですが弱くはない。これもいいな

小豆と白、両方セット焼くために二匹焼きなのかな
まさかねぇ・・・

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フェリー乗り場に到着
無事部屋のグレードアップはできました。
個室です。
やはり大部屋では体が休まりませんからね^^

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乗船開始までの時間は土産物をチェック
これは・・・・さる1号を名指しで買えと言っているようだ(笑)

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乗船

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早速部屋に
窓は無いけれどちゃんとした個室
往路の大部屋に比べると一気に士官に出世した気分
快適快適^^

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晩御飯は例によってビールと柿の種、デッキは雨だし、折角の士官室だから部屋で飲みます

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そうなんです、乗船ちょっと前から雨が降りだしたのです。
日曜日、(月曜日も休みを取ってあるので)まっすぐ帰らずに大阪~京都あたりで遊んでから帰ろうと思っていたのですが、この天候だとちょっと心配
今ここで雨が降っているという事は・・・・
この船は東に向かって進む、雨雲の向かう方向も東、つまり雨雲と仲良く一緒に航行するという事(涙)
これは・・・日曜日の天候は期待できそうもありません。
悩んでも天候には勝てないし、寝よ寝よ^^;

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いつの間にか本当に爆睡^^;
夜中に目が覚めました。シャワーを浴びようと外に出て、ロックを確認するためにドアノブを軽くガチャリ、と・・・・
ボキッ
わわわわ?????折れちゃった???
ドアノブが見事に根元からポッキリと(汗)
そういえばビジネスホテルでもやった事があったなぁ(爆)
真夜中に乗客サービス担当クルーを起こし、開けてもらいました。 (真夜中に迷惑な奴)
で、ロックなしの部屋になりました

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朝ご飯はしっかりと^^ 卵、好きなんだなぁ~♪

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朝ご飯の後は明石大橋を見がてら天候チェック。
完全に雨ですカッパマン確定^^
雨じゃ遊ぶ気にもなれません。
それに走るペースも落ちるでしょうから遊ぶ余裕はありません。
大人しく真っ直ぐ帰る事にします。

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都市高速から名神に、結構寒い
途中大津のSAで休憩

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551の豚まん
どなたかのブログで見たブランド、食べた事ないのです。
これは良い機会、早速購入

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2個で320円

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10時開店、開店最初の客になりました。タンクをテーブル代わりにして・・・

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ホカホカ~、寒い日だから丁度いい^^

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辛子が付いているんだ
へぇ~、今まで豚まんに辛子を使ったことないや
(って、豚まんも初めてかも。肉まんはよく食べるけれど。でも、どう違う?一緒?)
辛子の小袋を開けると、びゅって飛び散り~><
開封には気をつけましょう^^;

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食べてみます
ホカホカでふんわりの皮を割って中身を露出させ
具と皮が丁度いい配分になるようにかぶりつきます
具から染み出た脂が皮に染み込んで濃厚な味わい
脂の濃さを感じますが味は薄い
サッパリしていないのに味が薄め、なんとなく物足りない
醤油をかけたいな・・・・いや、辛子醤油を付けながら食べたい気分
味が薄いので脂を凄く感じます
本当に多いのかもしれません。その日ずっと胸焼けで豚まんの味がしましたから

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このルートを走るならば絶対に外したくないもの、御在所岳SAの赤福茶屋
赤福、大好きなんです。箱食いをしたい程^^

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赤福食べたいな~^^

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赤福ぜんさいも捨てがたいな(夏は赤福氷になります)

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迷った時は・・・・ねっ^^ 話は簡単、両方食べればいい(笑)

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暫く待つと・・・・餅が焼ける香ばしい香り、そして・・・

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赤福&赤福ぜんさいの登場^^

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まずは赤福餅から
滑らかな漉し餡に包まれた柔らかな餅
甘さもいい感じに口の中で溶けてゆきます
でもしっかり甘い
こんなにも甘いのに後口に残らないのは流石

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赤福餅の後に赤福ぜんざいを食べます
赤福ぜんざいは粒あんの田舎汁粉ですが、小豆粒は少なく御前汁粉のように見えます
箸を入れ、底をすくうと粒粒が現れる感じ
ウキウキしながら食べてみます
?????
なんじゃ??
改めてもう一度
?????
しまった、失敗だ~><
赤福餅の方が甘さが強いのです
しかもかなりの甘さ
ですから赤福餅の後で赤福ぜんざいを食べると甘みを感じないのです
俺としたことが・・・・なんてこった(泣)

この後、刈谷でも休憩
寒さでSAごと各駅停車でないと走れなくなってしまいました。
実はブーツが染みてきて、靴下がベタベタ、絞れます
足がベタベタだと体が直ぐに冷えてしまう

雨は冷たいし、風も凄い
豊橋を過ぎた頃は東名か新東名か悩みます
新東名は風が強い、避けた方がいいかも・・・・
でも新東名は道が綺麗で広いから楽なはず・・・・・
悩んだ結果新東名のルートで

標高が高いので風と靄が凄い
灰色の世界です。
目の悪い自分には結構きつい世界
靄の中、目の前にいきなりぬりかべが現れたと思ったらトラックのお尻
雨に濡れ、冷えまくったブレーキ、かけても直ぐには効かない
怖いから濃い靄の中でトラック三台並んで三車線を塞ぐのは止めてほしい・・・

風が強いので風に負けないようトラクション駆けようとスロットルはついついオープン気味になってしまいます
タイヤ、新しくしておいて良かった
新しいタイヤの柔らかなゴムとしっかりある溝、これでウェットでも安心して開けられます。

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19時、帰着・・・何と10時間もかかってしまいました。さっさと中に入れてロック。メンテは明日、雨が止んだら。

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おみやげ、やっぱりサルは買いました(笑)

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大津のSAで買った京土産
本当は奥さんが生八つ橋が食べたいと言っていたのを思い出して大津に寄ったのですが
生八つ橋のコーナーにあった夕子、その販売促進の曲があまりにもあんまりで・・・・
思わず買う気が失せました^^;
あの曲、販売を促進していないぞ~(笑)
で、自分が食べたいと思ったものを一つ^^

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そしてヒヨコ
ヒヨコ、好きなんですよね
あのモサモサしたあんが凄く好き(奥さんは嫌いだそう)
上の娘もヒヨコ派なので購入
でも博多のヒヨコは今まで食べた事が無いです
いつも東京ヒヨコ
どう違うのか知りたくて^^
そもそも東京ヒヨコも元々は九州だったそうだから同じ味かな

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気のせいかな、東京ヒヨコとアンが少し違う気がします。東京ヒヨコよりモサモサ感が少なく、甘みがやや強めな気が

 

 


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