SSブログ

久しぶりの蒔田演芸会 & 水道代の請求金額に震える [日常のなかで(Diary)]

この日は山下公園へ秋薔薇撮りに行こうとしたものの、寝坊して薔薇撮りを断念した日
そのまままったりと過ごし、午後は蒔田へ 


S_500zIMG_5179_11572.JPG


蒔田でSS風呂ガーの”よーちゃん”さん出演の演芸会があるのです
蒔田演芸会は久しぶり、本年度初めて
武漢肺炎こと新型コロナの影響で今迄開催できなかったのです
素人さんメインの演芸会ですが、プロの噺家さんも出演(特別出演&指導)
素人さんだって落研の学生さんや玄人はだし、なかなかのもの 


S_500zIMG_5177_11593.JPG


開演ちょっと前に会場に到着
SSブロガーのkinkinさんとRchoose19さんが既に到着していました
今回は演目の中から落語のみをご紹介


<饅頭こわい> 三春家 たこ丸 さん

今日も長屋の若い者たちが集まって馬鹿話に花を咲かせていると一人血相を変えて飛び込んでくるものがいる
「留公じゃないか、どうした?」
「誰か追いかけてこないか 松ノ湯脇の近道を来ると、後ろから『留!』と呼ぶ声がしたんだ 振り向くと大きな口を開いた大蛇がいて呑み込もうとしてたので慌てて逃げてきた 」
「なに大蛇がいるって? どれくらい大きいんだ?」
「これくらい・・・」
留公は両手で20cmぐらいを示した
「そんなに太いのか?」
「胴回りじゃないよ 長さが・・・」
「なんだ、情けない 普通の蛇じゃないか どこが大蛇だ」
「長いものは恐いよ 鰻もドジョウもミミズも恐い」
「コイツの言うことも分かる 人は胞衣(えな)を方角を決めて埋めた土の上を、初めて通った虫を嫌いになるという言い伝えがある
虫が好かないというよな そうだ!ここで、皆で何が恐いか言い合ってみよう」

そんな訳で皆嫌いなもの苦手なものを言うことになった
「俺はヘビ」
「留と同じだな そっちは?」
「カエル 口をパクッと開けたのは恐い、考えたら家のカカアが『夕んべはどこ行ってたの』と、口をパクッと開けるのを見てから恐くなった」「俺は、ナメクジ ヌルヌルしていて恐い」
聞いていくと、ヒル、蜘蛛、ゴキブリ、毛虫、蟻、馬、ミミズ・・・嫌いなものは恐い

向うを向いてたばこ吸っているのは松公
「松公、何一人離れてタバコ吸ってんだ 皆で怖いものを言い合ってるんじゃないか お前も言えよ 何か恐いものは無いか」
「へっ、情けねぇ 大の男が怖いものだって?無いッ ねーよ」
「じゃ~蛇なんかはどうだ」
「蛇なんか見るとゾクゾクする 旨そうだから食べちゃう ものを考えるときは鉢巻代わりに頭に締める
カエル?カエルはは皮をむいて焼いて食べちまう ナメクジは三杯酢にすりゃあいい ミミズはケチャップ掛けたらスパゲッティー・ナポリタンだ 恐いものはなんにもねェ~よ」
「お前は偉いよ 皆、子供に返って恐いものの話をして遊んでんだ それじゃ、場がしらけちまうよ」
「怖いものなんて無いから仕方ない 蜘蛛なんて納豆の糸の引き具合が悪いなって思ったら混ぜてかき回すと糸が増えて具合いい 蟻なんか赤飯もらったときに、ゴマ塩代わりにかけて食べる ただゴマがちょこちょこ動くのが食べ辛い 毛虫が恐い?あんなものは柄を付けて歯ブラシ代わりにする 馬だって残らず食う 恐いものなんて無い無い・・・チョット待った 有る、一つだけ 忘れようと粋がっていたが、有るんだ」
「それは何だ」
小さな声でポツリと
「饅頭」
「?」
それを聞いた男たちは大笑い
いろいろな饅頭の話をしていると、みるみる松公の顔色が変わってきてガタガタ震え出した
さらに饅頭の話をすると聞泣き出して手に負えないので隣の三畳間に布団を引いて寝かしつけた

普段からひねくれ者で、左と言えば右と言うし、右と言えば左、黒いと言えば白だと言い張る生意気な野郎で、嫌われ者だった松公
一同この時とばかりに仕返しをしようと目論む
饅頭を皆で買ってきて枕元に置いたら面白いと衆議一決した
でも饅頭の話だけで寝込んだぐらいだから枕元に饅頭があったらショック死してしまう 殺人罪になりゃしないかと心配する輩もいたが饅頭だけに”あん殺”だから大丈夫と

そんな訳で皆で饅頭を買ってきた
腰高饅頭、栗饅頭、蕎麦饅頭、木の葉饅頭、揚げ饅頭、肉まん、葛饅頭、薯蕷饅頭、今川焼きはチョト違うがそれも混ぜて、お盆に山積みにて布団をかぶってガタガタ震えている松公の枕元にそーっと置いて障子を閉めた
「松っちゃん、具合はどうだい? ちょっと枕元を見てごらん」
その途端「饅頭ッ」と絶叫があがった

でもその後の様子がおかしい
叫び声は出ているが、ムシャムシャ音がするし、絶叫もだんだんと口ごもっている
不思議に思って障子を開ける一同
そこには饅頭恐いぃと叫びながら饅頭を美味そうに食べる松公がいた
暗殺は失敗に終わった
障子の陰でワクワクしながら様子を伺っていた連中、騙されたと知ってカンカン
しまったこれは一杯食わされたか
「一体お前は何が怖いんだ」
「今度は濃いお茶が一杯怖い」

。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


<京の茶漬け> 今川 あずき さん

大阪の食い倒れ、高松の熱燗、京の茶漬けと言われます
大阪の食い倒れは食べ物屋さんが多く皆繁盛しています
高松では帰りかけると、「ママいいがなまぁアツカンデ」と言われます
熱燗が出るなら待っていようかと思いますが出て来ません
で、帰ろうと思いますとまた、「ママいいがなまぁアツカンデ」と言われ、いや、冷やでも良いからと思っても一向に出て来ません
これは熱燗が出て来るのではなく「せっかく来ていただいたのに、何の愛想もない 何もあつかわんで・・・」、と言っているので、熱燗が出て来るという事とは違います
京には同じような言葉があって、帰りかけると「時分ですからお茶漬け(ぶぶづけ)でも・・・」と言います
「ははぁ・・・、お茶漬けが出るんだな」と思いますが、これが出た例しがないのです
これは愛想言葉で、聞いた方も「いえいえ、お言葉だけで呼ばれたのも同じですワ」と言葉を返すのだそうです

毎回、これを聞かされて意地になった男がある日、「本当に茶漬けが出るまで居座ってやろう」と心に決めて、わざわざ大阪から京都まで出かけた
応対に出たおかみさんが「主人は外出していまして、いつ帰るか分かりませんが」と言う
「そうですか、ご主人に急いでお訊きしたいことがありますので待たせてもらいます」と座敷へ通してもらった

「いえ、昨日、ご主人が我が家へ来られたばかりで、その時に訊けばよかったのですが度忘れしてまして 
でも、ちょうど活きの良い鯛がありましたので久し振りにご主人と楽しい酒の席が持てました
いえね、たまたま、明石の活きのいい真鯛があったので、酒もあるし無理に引き留めて、素人の包丁ですから、引きちぎったような刺身でしたがそれで飲んで貰い、丁度飯を炊いてるところだから飯も食べてってくれと先程の鯛にワサビを付けてご飯に乗せて食べたら『美味い、美味い』とお代わりまでしてくれたんですわ・・・いえいえ、お礼は良いんです
時分時であり合わせの物で食べていただいたんですから・・・時分時であり合わせの物なのに、『美味しい美味しい』と、食べてくれはったのです・・・あり合わせの鯛で・・・、間に合わせの物で・・・」
と、男は主人を歓待したことを伝え、それとなく食事を催促するが
「そうだったそうですね 主人も喜んでいました」とおかみさんは言うばかりで、食事を出そうという気配は全く観られず、お茶の一杯も出ない
知人は帰って来ず、昼飯時になった
「ちょっと小腹が空いたので出前でも取ってもらえますか?」と頼むと、「生憎とこの近くには店屋がありませんで」とおかみさんは言う
さすがの男も諦めて「そうですか では改めてお伺いします」と言って腰を上げ掛けると
「折角お越しいただいたのに申し訳ございませんでした 何もございませんがぶぶ漬けでも」とおかみさんが言った
おかみさんも今まで辛抱していたんだから言わなければ良かったんですが、つい口癖で帰りかけると、口が滑った
男はこれを言わせたいために、来たのですから「そうですか」と座り直してしまった
おかみさん、しまったと思ったが後の祭り
このおかみさんも決してそんなケチな人やないんです
最前から謎かけてるのんも十分わかってますけれども、どこのお宅でも、そのご飯の段取りといぅものがあります

朝御飯を済ませ、いつもはもっと御飯が残るのに、何かの間違いでご亭主がたくさん食べたとか何かでこの日に限って残りは僅か、まぁ自分一人分があればいいから昼は少しで辛抱して、その代わり晩はご飯を多めに炊いて・・・という段取りがつけてあった
お櫃を引き寄せてフタを取ってみると、底に心細ぉ残ってるご飯
「足りるかいなぁ」と思案をしながらこれをよそって、縁にへばり付いてるやつみな扱き落として、よぉよぉのことで軽るぅ~に一膳こしらえ、それへたっぷりとお茶をそそいで、漬けもんと箸を出した

「お口汚しに」
「えらい済んまへん、こちらでまぁ、ご飯まで頂戴するやなんて ちょっとお腹が減っとりまして・・・、お言葉に甘えさせていただきます(ホンマの茶漬けやなぁこら^^;)いただきます(ズッズ~)
お茶がよろしなぁ、やっぱりご当地は宇治が近いさかい常からこんなえぇお茶使こてなはる・・・(ズッズ~)
漬け物も良いですな、ご当地の物をお漬けになった(ズッズ~)
流石に京都の漬物は一味違いますなぁ(ズッズ~)」
男は漬け物を褒めながら茶漬けを食べ終えるが、「お代りをしましょうか?」という声が掛らない
そこで今度は空になった茶碗を捻くり回して「いい茶碗ですな清水焼ですかな」と暗にお代りを催促するが、おかみさんは知らん顔をしている
しびれを切らした男が茶碗の中を見せ、「この茶碗は何処で買われました?」と訊くと、おかみさんは空になったお櫃の中を見せ「はい、このお櫃と一緒に近所の荒物屋で」 

(*∩v∩*) ニッコリ♪  
 


<堀の内> 海亭 二万哩 さん

粗忽者の亭主
片方草履で、片方駒げたを履いておいて「足が片っぽ短くなっちまった 医者を呼べ」と騒いだ挙げ句に、「片方脱げばいい」と教えられ、草履の方を脱ぐ始末
なんとか粗忽を治したいと女房に相談すると、信心している堀の内のお祖師さまに願掛けをすればよいと勧められ、行くことにした
出掛けに子供の着物を着ようとしたり、おひつの蓋で顔を洗ったり、手拭いと間違えて猫で顔を拭こうとしてひっかかれたりの大騒ぎ
弁当を持ってゆくようにと言われカミさんに用意してくれと言うが、そこに置いてあるから自分で包めと言われ、ささっと包んだ
そんな大騒ぎの末、ようやく家を出る

途中で行き先を忘れ、通りがかりの人にいきなり
「あたしは、どこへ行くんで?」
なんとかたどり着いたはいいが、賽銭をあげるとき、財布ごと投げ込んでしまった
「泥棒ッ」
と叫んでも、もう遅い
「じゃぁ1ヶ月分のお参りの先払いということで」
空腹をおぼえ、本堂の脇で首に結わえていた弁当を開くと、風呂敷に弁当ではなく、カミさんの腰巻きに箱枕
お寺の坊さんに「ちょっとアンタ変なもの開けられちゃ困りますね」としかられる始末

俺に荷造りをさせるからだと怒った亭主
帰って戸を開けるなり
「てめえの方がよっぽどそそっかしいんだ! 枕を背負わせやがって! なにを笑ってやんでえ」
と怒鳴ると
「おまえさんの家は隣だよ」

「こりゃいけねえ」と家に戻って
「どうも相すみません」
かみさん、呆れて
「隣で怒って、家であやまてもしょうがないでしょ お弁当はこっちにあるって言ったのに、おまえさんが間違えたんじゃないか それよりこっちは着ける物が無くて、スウスウして困った」と逆に言われてしまった
「で、腰巻きと枕は?」
「あ、忘れてきた」

かみさんに頼まれ、湯に子供を連れて行こうとすると
「いやだい、おとっつぁんと行くと逆さに入れるから」
「今日は真っ直ぐに入れてやる おとっつぁんがおぶってやるから おや、大きな尻だ」
「そりゃ、あたしだよ、およしなよ まだ夜じゃないよ♡」
湯屋に着くと、番台に下駄を上げようとしたり、もう上がっているよその子をまた裸にしようとして怒られたりと、ここでも本領発揮
平謝りして子供を見つけ、
「なんだ、こんちくしょうめ ほら、裸になれ」
「もうなってるよ」
「なったらへえるんだ」
「おとっつぁんがまだ脱いでない」
子供を洗ってやろうと背中に回ると
「あれ、いつの間にこんな彫り物なんぞしやがった おっそろしく大きなケツだね 子供の癖にこんなに毛が生えて」
と尻の毛を抜くと
「痛え、何しやがるんだ」
鳶頭と子供を間違えていた 
「冗談じゃねえやな おまえの子供は向こうにいらあ」
「こりゃ、どうもすみませんで おい、だめだよ おめえがこっちィ来ねえから・・・ほら見ねえ こんなに垢が出らあ。おやおや、ずいぶん肩幅が広くなったな」
「おとっつぁん、羽目板洗ってらあ」 

。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


<ヤカン> 當今亭 㐂ん肉 さん

この世に知らないものはないと広言する隠居
長屋の八五郎が訪ねるたびに、別に何も潰れていないが、グシャ、グシャと言う
いつも愚者、愚者と言われむかついている八五郎は隠居をへこませてやろうと、物の名の由来を次から次へと聞き始めるが、隠居はこじつけて煙に巻いて行く
最初に、いろいろな魚の名前は誰がつけたかという質問で戦闘開始
魚の鰯は岩にシィーするからイワシー、イワシ
鮪は群れをなして真っ黒で泳ぐからマッグロ、マグロ
ほうぼうは方々泳ぎ回るから
こちはこっちに泳いでくるから
鯛は目出度いから
鯨は、必ず9時に起きるのでクジら
ひらめは平たいところに目があるから、カレイも平たいところに目があると問い詰めたが、「あれはヒラメの家来で、家令をしている」と隙を見せない応答ぶりだ
鰻はというと、昔はのろいのでノロといった
あるとき鵜がノロをのみ込んで、大きいので全部のめず四苦八苦
鵜が難儀したから、鵜、難儀、鵜、難儀、鵜難儀でウナギ
話は変わって日用品
茶碗は、置くとちゃわんと動かないから茶碗
土瓶は土で、鉄瓶は鉄でできているから
「じゃ、やかんは?」
「やでできて……ないか 昔は」
「ノロと言いました?」
「いや、これは水わかしといった」
「それをいうなら湯わかしでしょ」
「だからおまえはグシャだ 水を沸かして、初めて湯になる」
「はあ、それで、なぜ水わかしがやかんになったんで?」
「これには物語がある」
昔、川中島の合戦で、片方が夜討ちをかけた
かけられた方は不意をつかれて大混乱
ある若武者が自分の兜をかぶろうと、枕元を見たがない
あるのは水わかしだけ
そこで湯を捨て、兜の代わりにかぶった
この若武者が強く、敵の直中に突っ込む
敵が一斉に矢を放つと、水わかしに当たってカーンという音
矢が当たってカーン、矢カーン、やかん
蓋は、ボッチをくわえて面の代わり
つるは顎へかけて緒の代わり
やかんの口は、名乗りが聞こえないといけないから、耳代わり
「あれ、かぶったら下を向きます 上を向かなきゃ聞こえない」
「その日は大雨 上を向いたら、雨が入ってきて中耳炎になる」
「それにしても、耳なら両方ありそうなもんだ」
「ない方は、枕をつけて寝る方だ」 

(*∩v∩*) ニッコリ♪  


S_500zIMG_5183_11573.JPG


<相撲場風景> 笑家きゃらめる さん(SSブロガーのよーちゃんさん)

相撲は取る方も見る方も力が入る
そんな大騒ぎの相撲観戦をオムニバスで仕立てたお話

遅れて観戦に来た男、場所を取っておいてくれた連れに取り組みを訊くも判らないと言う
朝から五時間も此処にいて判らないと言うことはないだろうと言うと向こうの背の高い人の頭が邪魔で土俵の相撲が見えないと言う

「もしもし、その前のほぉに座ったはる背ぇの高い人 そぉそぉあんたあんた、今、後ろ向いた人、あんたです 背ぇが高こますねん ちょ~どね、あんたそこに座ったはるとね、あんたの頭だけ邪魔になってね、ここ後ろ四、五人皆目、土俵の相撲が見えまへんねん すんまへんが、その頭どないぞしてもらうわけにいきまへんか?」
「あぁさよか、そらえらいすまんこってした この頭どぉいぅふぅにさしてもらいまひょ?」
「へぇ、その場所でよろしぃさかいね、すんまへんけどちょっと前へ頭下げてうつむき加減になっててもらいまひょか」
「あぁなるほど、ここでうつむきますか へぇ分かりました、ちょっと待っとくれやっしゃ……、こんなもんでどぉです?」
「えらいすんまへんけど、もぉちょっと前へ下げてもらえまへんか」
「あぁさよか……、こんなもんでいかがです?」
「えらい無理言ぃますけど、もぉちょっと何とかなりまへんか?」
「それやったら、いっそのことこれでどぉです?」
「あぁ、おおきありがとぉ お陰でよぉ見えるよぉになりました」
「ところが、こっちが見えまへんで これやったら前の人の足の裏ばっかし見てまっせ」
「ほなこぉしまひょか、今度は前やなしに、その頭横のほぉへポイッと振ってもらえますか、へぇ、横のほぉにポイッと振ってもらいまひょか」
「横っちゅうと、つまりこぉいぅふぅにしまんのんか?」
「へぇへぇ、そぉでんねん 何べんも無理言ぅてえらいすんまへんでした おおきありがとぉお陰でよぉ見えるよぉになりました あんたも見えてますか? ならよろしぃなぁ あんたも見えりゃ、こっちも見える 双方の顔が立ちました」
「こっちの顔、倒れてまっせ」

そぉかと思いますと、こちらではこれからいよいよ自分の贔屓の力士が仕切りに入って立ち上がるといぅので、こらまた大ぉきな声張り上げて唾が飛ぶのも構わず夢中んなって応援してます

「よぉ、しっかり取れよッ! 立ち上がったら相手の褌(みつ)を先パイッと取れ、相手の褌をパイッと 相手に褌を先取られたら負けやで、えぇか、先に相手の褌をパイッと取れよ、立ち上がったらパイッ!」

あまりに唾が飛ぶのでたまらないのが前の人

「あのぉ、声は何ぼ大きな声出してくれはってもよろしぃねんけどね、すんまへんけど、その後ろで「パイッ」ちゅうのんやめてもらえまへんか もぉさっきからわたしの頭、唾だらけなってまんねや すんまへんけどひとつ、唾のかからんよぉに頼んまっせ」
「あぁさよか そらえらいすまんこってした、うっかりしてましたんで いぃえぇ、大丈夫です、もぉ唾のかからんよぉに応援さしてもらいま、えらいすんまへんでした」

今度は唾が飛ばないよう応援することにした男、声を出さないと今度は体が動いてしまう

「さ、いま言ぅたとぉりや、立ち上がったら相手の褌を先取れよ、おっと立ち上がった、立ち上がったら相手の褌を先取んねん、相手の褌を・・・相手に褌を先取られたら負けやっちゅうねん
相手の褌を取らんかい、褌をッおいッ、褌を取らな負けやでッ、褌を取らんかい褌を。褌を取れよッ! 取ったらんかい褌ッ! 褌を取れよッ! 褌を取らんかい褌をッ! 褌を取れよッ!」

さぁ、こぉなったら応援してるほうは夢中ですから、しまいには自分が相撲取ってるよぉな気になって、前に座ってる人の帯をば後ろから掴まえ、一生懸命、力入れてしまう

「相手の褌を先取れっちゅうねん、まだ褌が取れんのか? こぉいぅふぅに取ったらえぇねん、相手の褌をこぉしてギュ~ッと」
「もし・・・、もし、不意に後ろから人の帯を掴まえてどないしなはんねん?」
「こぉ取ったら離さんぞ」
「そんな無茶言ぅたらいかんなもし「離さんぞ」て、離してくれないかん またあんた、えらい力やなぁ そぉ力入れて引っ張ったら帯が切れる、帯が」
「切れるよぉな安もんの帯、どこで買ぉた?」
「ほっときなはれ」

帯で揉めてるかと思うと、こっちはこっちで大きな握り飯をたくさんに作って持ってきたやつ、この握り飯を一つだけ右の手に持ちよって、おのれの頭の上で振り回しながら応援しています

「さッ、しっかりやれよしっかり、頼むで 今、この握り飯食ぅて腹に力付けて応援したるさかい しっかりやれよ、しっかりッ、しっかり取れよ!」

食べるのやったら早よ食べたらえぇのに、いつまでも握り飯振り回してますと、この人の真後ろへ座った人、可哀想に朝一番に来たから朝から何も食べていない
腹をペコペコに減らしたその人の目の前を大きなおにぎりがウロウロウロウロ・ウロウロウロウロ
これはまったものではありません

殺生やでこの人は・・・いつまでも振り回してんと、食べんねんやったら早よ食べはったらえぇのに
お握り飯が気になってしゃ~ないがな しかし大ぉきな握り飯やなぁ、この際この大きな握り飯が一つでもあったら、ちょっと腹の足しになんねんけどなぁ・・・
と、思っているのですが前の人はそんな人の気持ちも知らず

「よッ! しっかり取れよしっかりッ!」
「取ってもよろしぃか?」
「しっかり取れッ!」
「うわぁ~、さよか ほんだらえらい厚かましおますけど、お言葉に甘えて取らしてもらいまっせ、おっきご馳走さんです」
「しっかりやれよ、しっかり取れよ・・・今、大きな握り・・・、握り飯あれへんがなこれ? ちょっとつかんこと尋んねますが、今、そこらへんへ握り飯飛べしまへなんだか?
えっ?飛んできてない? さよか、いや実はね、わたし確か右の手で一つ握り飯持ってたんですわ
今、食べよと思て気が付いたら無いもんでっさかいね、ひょっとしたらそのへんへ飛んだんと違うかいなぁと思て尋んねましてんけど、おまへんか・・・おかしぃなぁ、確かこっちの手で一つ持ってたはず
あッ、そぉか えらいすんまへん分かりました いぃえぇ、わたし相撲の応援で夢中になってるもんでっさかいね、食べたん忘れてまんねん
食べましたんですわ、えらいすんまへんでした
・・・・・
うぉ~いッ、握り飯食ぅたん忘れるほど、こないして夢中になって応援してんねんで しっかり取れよ、も一つや」
「も一つ取ってもよろしぃか?」と後ろの男
「しっかり取らんかいッ!」
「さよか、ほな取らしてもらいまっせ」
「しっかりやれよ、えぇか頼むで、今度は・・・、またあれへんがな」

握り飯で揉めているかと思うとなかに一人、さっきから真っ青な顔をして、涙ポロポロポロポロこぼし、泣きながら相撲を見てる人がいる
それをまた、そばに座ってる人が親切に尋ねています     

「もしもし、もし、あんたあんた いぃえぇ、あんたがさっきからね、そこで真っ青な顔して、おまけにそないして泣きながら相撲見たはりまっしゃろ
あんたのことが気になるもんでっさかいね、皆目、土俵の相撲に身が入りまへんねん どないしはった? ひょっとしたら、お腹でも痛いのと違いますか?」
「よぉ尋んねとくなはった、わたし泣いてんのん、お腹が痛いのんと違いますねん ションベンがしたいんです」
「ションベンがしたい? それやったら何もそこで真っ青な顔して泣いたはることおまへんやろ、ションベンがしたいねやったら、便所行てきはったらどぉでんねん?」
「そない言ぅていただかんでもよぉ分かってるんですがね、今日はご覧のとぉり朝から満員でっしゃろ、もしわたしが便所行ってるあいだに、この場所、人に座られたら困ると思て、もぉこれで九時間から辛抱してまんねん」
「朝からって・・・九時間も我慢していたんでっか よぉ九時間も辛抱しはりましたなぁ、そんなことしはったら体に毒です よろしぃよろしぃ、わたしが責任持ってその場所、人に取られんよぉに見てたげますから安心して、今のあいだにゆ~っくりと行といなはれ」
「うっううっ、今の一言、せめてもぉ一時間でも早よ、そない言ぅていただいたら何とかして行けたんですけどね、今はもう限界です、恐らく、もぉ体動かすことすらできません 皆さん方にはご迷惑ですが、ボチボチここらで・・・・」
「あかんあかん、こんなとこへじかにしられたら、端に座ってるもんが迷惑しま よろしぃよろしぃ、あんたが「もぉ体動かすこともでけん」と言うのならその場所で、ほかの人に迷惑のかからんよぉにさしたげま
ちょ~ど都合よぉね、さっきから向こぉで酒呑みが一升瓶空にしてよぉ寝たはりまっさかい、あの空いた瓶を使わしてもらいましょ その代わり言ぅときまっせ、早いことしなはれや、よろしぃな 済んだらまた、ソォ~ッと瓶返しとかなならんさかい、早いことしなはれ」

酔っ払いの空いた一升瓶を引き寄せ、真っ青になっている男に渡した

「おっきありがとぉ。このご恩は一生わすれません」
「そない大層ぉに言ぃなはんな、早いことしなはれ、早いこと・・・えぇ? 何です? 仕方が分からん? 要はその瓶の中へしはったらよろしぃねん いえいえ難しいことおまへん、簡単にでけます つまり、その瓶の口へあんたのパイプをスッとハメはったらよろしぃねん」
「合いまっしゃろか?」
「そら知らん 合うか合わんか、あんたのパイプ拝見したわけやないし、ともかくね、合うか合わんか入てみなはれ・・・えっ?入らない? 瓶の口を唾で濡らしてジンワリ入れてみはったらどぉです? えっ?入った?」
「お陰で、ちょ~どでした」
「ちょ~どやったらよろしぃがな、いつまでも泣いてんと早よしなはれ」
「では、さしていただきます「ミミズもカエルも皆ごめん」」
「もぉそんなアホなこと言ぅてんと、もぉ今、そんなこと言ぅてる場合と違いまんねん 早よしなはれッ!」

(ジャジャ~ジャ~、ジョンジョロリン、ジョンジョロリン ジャジャ~、ジャ~ジャ~ジャ~ジャ~・・・)

「こぉらまた派手な音やなぁ、もっと静かに大人しぃでけまへんか」
「でけまへん」

(ジョンジョロリン、ジョンジョロリン、ジャジャ~、ジャ~ジャ~ジャ~ジャ~ジャ~、ジャ~ジャ~、ジャ~ジャ~、ジャ~ジャ~、ジャ~ジャ~、ジョンジョロリン、ジャジャ~、ジョンジョロリン、ジャジャ~ジャ~ジャ~・・・)

「終わりましたか? こぉらまたぎょ~さんしたで 長いことかかったはずや、ちょ~ど一升あるがな」 

一升瓶に蓋をして、寝ている酔っ払いの足元にソ~ッと返した
返した途端酔っ払いが目を覚ました

「うい~ッ・・・うい~ッ・・・、さぁ、しっかり相撲取ったれ、えぇか頼むで また景気よぉ応援したるさかい、しっかり相撲取ってくれよッ!(パンパンッ)うぉ~いッ(パンパンッ)
仲見世、酒持ってきてくれ酒を、酒が欲しぃねん 容れもんが要んねやったら心配せんでもえぇで、容れもんなら先にもろた一升瓶が、さっきからこのとぉりちゃ~んと空に・・・???
すまん もぉちゃ~んと持ってきてくれたぁんねやないか、ハッハッハッハッ
黙ぁ~って置いていかれたら分かれへん、しかし、よぉ気が付きよんなぁ こっちが注文せんかて、無い時分にはこのとぉりちゃ~んと気ぃ利かして持ってきてくれとぉるだけが嬉しぃなぁ
おまけに、今度の酒は親切に燗までしてくれとぉる、ありがたいなぁ 
・・・
さ、しっかり取ってくれよ、えぇか頼むで 今、この酒呑んだら景気付けて応援したるさかい しっかり・・
ん?
うぉ~いッ仲見世、えらい変なこと尋んねるけどな、今度の酒、えらい泡立つなぁこれ、安い酒詰めたんか?
いやいや、酒といぅことさえ間違いがなけりゃ、少々の泡ぐらい辛抱して呑むさかい
・・・・
ハハハッ、さぁしっかり取れよ、えぇか頼むで、今、この酒グ~ッとひっかけて、また景気よぉパ~ッと応援したるわい しっかり取ってくれ、頼むで
しっか・・・ん?・・・フェ~ックションッ! 
おぉ~い仲見世、何べんもおかしなこと尋んねるけど、今度の酒、目ぇや鼻へピュッと沁みるな

。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 



<悋気の火の玉> 三春家 林檎 さん

「悋気は女のつつしむところ、疝気は男の苦しむところ」なんていいます
妾宅で頭の白髪がみっともないと抜かれ、本宅では黒い髪ばかりだと商売に信用があるように見えないと黒髪を抜かれとうとう旦那ひとり坊主にしてしまったなんて話もあるそうで

浅草の花川戸の立花屋という鼻緒問屋の旦那はいたって堅物
ある時仲間の寄り合いの流れで吉原に誘われた
断ったが、付き合わないなら取引をやめると言われ仕方なくついていった
一度遊んでみるとこれが凄く楽しい
こんなにもいいものだったのかとすっかり味をしめ、吉原に通い始めた
最初は友人知人を誘っていたが終いには一人で吉原に日参するようになる
こうなるとお金を使い過ぎて商売に差し障ってくる
そこは商売人のこと、そろばんをはじくとこれでは身代がもたないと判るが、それでも遊びを控えると言う考えは出てこない
いかにしたら遊びを続けられるか、安く楽しむにはどうしたらいいか
吉原で遊ぶから高くつく、花魁を身請けして囲ってしまえば吉原で遊ぶより安く済む
そう考えて花魁を身請けし、粋な黒塀見越しの松、そんないかにもという妾宅を根岸に造り婆やを雇って囲った
そして月のうち本宅に20日、妾宅に10日泊まるようになる
そうなると本妻もこのごろ旦那の様子がおかしいと気付く
調べると妾宅があることがわかり面白くない
旦那がお茶を入れてくれ頼んでも「あたしのじゃうまくないでしょ ふん」と万事がこんな調子だ
旦那はこれでは面白くないので、妾宅へ20日、本宅へ10日ということになる
終いには本宅に帰らない月も出る始末
おさまらないのは本妻だ
こうなったのもすべて根岸の女のせいだと、真夜中に藁人形を杉の大木に五寸釘で打ちつけ始めた
憎っくき女を呪い殺してしまおうという魂胆だ
このことが根岸の女にも知れたから黙っちゃいない

婆や、六寸釘を買ってきておくれ!
こっちは六寸釘を打ち始める

本妻の方は根岸が六寸釘ならこっちは七寸釘だ

それならこっちは八寸だ

じゃぁ九寸だ

一尺・・・

と呪い競争になってしまった
人を呪わば穴二つとやらで、本妻と妾は時を同じくして死んでしまった
「なまんだぶなまんだぶ二人とも成仏しておくれ」
と弔ったもののお互い恨みを持って死んだのだから成仏なんてするわけがない
本妻の火の玉が花川戸の立花屋から根岸に向かって飛び、根岸の方からもお妾の火の玉が向かってきて、大音寺の上空でぶつかり火花を散らして喧嘩を始めるという噂が立つ
住職をしている叔父に相談すると引き受けてくてた
大音寺辺りに出かけて有難い経をあげたが恨みが強過ぎて効かない
「もうこうなったらあなたがちゃんと二人と話をしなさい 落ち着いたところで読経をすれば成仏できるだろう」
そう言われ、旦那さんも出かけることになった
道々、旦那さんが落ち着かない
火入れを忘れてしまい煙草が吸えないと困っている
叔父さんに火を貸して欲しいと頼むが、叔父さんは煙草を吸わないので持っていない
大音寺に向かうと根岸の方角から火の玉が飛んできて旦那のところへふわりと寄ってくる
方角からすると妾の火の玉のようだ
「よくきてくれた まあ一服しながら話そう」
火の玉を呼び、話し始める
旦那は妾に優しい言葉をかけ、このような目に合わせてしまったことを詫びる
そして煙草の火がなくて困っているから火を貸して欲しいと頼む
火の玉が旦那さんに寄り、煙草の火をつけ、一服
「ああ、うまいなぁ・・・煙草の火は火の玉に限る」^^
と旦那さん
「あいつは素人だがお前は酸いも甘いも嚼み分けた女だ 女としてはお前の方がよっぽど上手だ どうだろう此処はひとつ姉さんすいませんでしたとお前の方から頭をさげてくれないか」
と頼み、火の玉は納得したように消えた
すると今度は立花屋の方から火の玉がもう一つ 物凄い勢いで飛んでくる どう考えても本妻のものだ
「よくきてくれた まあ一服しながら話そう」
火の玉を呼び、話し始める
旦那は本妻に優しい言葉をかけ、このような目に合わせてしまったことを詫び、妾も姉さんすいませんでしたと頭を下げたから怒りを解いてくてと頼んだ
また煙草を吸いたくなった旦那さん、火を貸して欲しいと頼みキセルを近づけた
すぅーっと離れる火の玉

「私のじゃおいしくないでしょ!ふんっ」 

。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 


<夏泥> 月の家 小圓鏡 さん

空き巣泥が獲物を物色しながら歩いていて、とある長屋へ入り込んだ
見るからに貧乏長屋であるが意外と金を溜め込んでいる奴が居ることもあるもんだしと思いながら様子を窺っていた
一軒の家を覗くと暗がりの中で火が見える 小火のようだ
「あっ、危ねぇなぁ」
泥棒が慌てて中へ入り、火を消す
改めて家の中を見渡すと、家財道具は何もなく、褌一丁の男が寝そべっている
泥棒は行き掛り上一仕事しようと短刀を突き付け、
「やい、これが見えねえか?金を出さないとぶっ殺すぞ」
と凄むと
男は落ち着いたもので
「よく光ってる短刀だね、さっきからよく見えているよ ちょうど良かった、殺して」
と言う
泥棒は毒気に当てられて腰が引けながら、「ど、どういうことなのだ?」と訊く
「一文もないんだ」
「一文もないとはどうしたんだ 女か?」
「いや博打」
「博打かぁ、博打だけはダメだ やるもんじゃない  じゃぁ金以外のものを出せ お前職人だろう 道具とかあるだろう」 
 「私は大工なんですが博打好きで、持ち金を全部注ぎ込んですってんてんになり、商売道具も質に入れてしまいました 仕事もできないし、生きていても仕方ないので死のうと思っていたところなんで、殺して下さい」
「おいおい、馬鹿言うもんじゃない 人間は真面目に働かなければいけねえんだよ 俺が金を出してやるから道具箱を受け出して来な」
と、金を出す泥棒
「有難うございます これで死なずに済みます・・・・あっ、ダメだ 利息分が足らない やっぱり殺して下さい」
「いくらだい?それも俺が出してやるよ」
泥棒は金を男に恵んでやる
「ありがとうございます これで死なずに・・・・でも、やっぱりお返しします 半纏と帯も質に入っていて着る物もないので仕事に行けませんから やっぱり殺してください」
「着るものも無いのかよ それも出してやるよ いくらだい?」
「有難うございます でもここ3日、飯を食ってないので立ち上がれねえんです やっぱり殺して下さい」
「死ぬ死ぬと言うもんじゃないよ 米代も出してやるよ」
「私はおかず食いで・・・」
「しようのない奴だな、それも出してやるよ 腹ごしらえをして仕事に行きなよ 博打なんかもうするなよ」
男は次々におねだりをし、泥棒は要求に応え、ついに有り金全部を恵んでやった
「俺は何しにこの家へ入ったんだ?」と泥棒は自嘲気味に天を仰ぐ
男はさらに輪を掛けておねだりをする「働いたってお金が入るのは半月後、それまでご飯を食べるお金が無いから結局死ぬしかない やっぱりここで殺してください」
「おいおい、死ぬなよ 待ってろ」
泥棒は万一の時用に着物に縫い付けてあった金を取り出して男に恵んでやった
「いいか、これは俺の親父がどうしてもって時のためにと縫い付けておいてくれた金だ そんな重要な金なんだ それをお前に渡すってことをよく考えてくれ もう博打なんてするんじゃ無いそ」
すってんてんになって、これ以上長居は無用と泥棒が「帰るよ」と言うと、男が「長屋を出て右へ行くと交番があるから左へ逃げなよ」と言う
「今日は交番を恐れることは何もしていないよ」と泥棒が愚痴を言いながら長屋を出る
去った泥棒を男が呼び止める「おーい、泥棒さん!」
「バカ!変な呼び方をするなよ」
「でも、名前を知らないんで」
「まだ、何か用かい?」
「あんたの住まいを教えてくれないか」
「そんなの知ってどうするんだ」
「働いて稼いだらあんたの困った時は泥棒にはいってやるから」 

。゜゜ヾ(*>∇<)ノシ キャハハハッ 



<唐茄子政談> の槌 藤助 さん
この教室のお師匠さんです

大店の若旦那、徳三郎
吉原の花魁に入れ揚げて家の金を湯水のように使うので、親族会議の末、道楽をやめなければ勘当だと言い渡される
徳三郎は蛙のツラになんとやら
「勘当けっこう お天道さまと米の飯は、どこに行ってもついて回りますから さよならっ」
吉原の花魁にいつでも引き受けて面倒を見てくれるなんて言われたのを本気に信じて威勢よく家を飛び出したはいいが、花魁に相談すると、もうこいつは金の切れ目だと、体よく追い払われてしまった
幇間とか友達の所へやっかいになっていたが、どこからもすぐいやな顔をされもう行く所がない
もう土用の暑い時分に、三、四日も食わずに水ばかり、おまけに夕立でずぶ濡れ
吾妻橋に来かかると、向こうに吉原の灯
つくづく生きているのが嫌になり、橋から身を投げようとした
そこに通りかかったのが、本所の達磨横丁で大家をしている叔父さん
身投げを後ろからはがいじめにして止めたが、よく見るとこれが徳
「なんだ、てめえ徳じゃねぇか おめえだったら構わねぇ、飛び込んじゃいな 止めるんじゃなかったぜ」
なんて冷たい
「アワワ、助けてください」
「てめえは家を出るとき、お天道さまと米の飯はとか言ってたな どうだ ついて回ったか?」
「お天道様はついて回るけど、米の飯はついて回らない」
「ざまあみやがれ まぁ助けちまったものは仕方ねぇ、このまま放っておくわけにもいかないな 徳、おまえ助けてやるからには俺の言うことを何でもきかないといけないぜ 約束できるな」
ともかく家に連れて帰り、明日から働かせるからと釘を刺して、飯を食わせ、その晩は寝かせる

翌朝
叔父さんは唐茄子を山のように仕入れてきた
「今日からこれを売るんだ」
格好悪いとごねる徳を
「そんなら出てけ 額に汗して働くのがどこが格好悪い それにおまえが勘当されたのは家の金を遊びに使い込んだからだ 自分で稼いだ金で遊ぶなら誰にも文句を言われる事もねぇ しっかり稼げ」
としかりつけ、天秤棒を担がせると、弁当は商いをした家の台所を借りて食えと、教えて送りだした
徳三郎、炎天下を、重い天秤棒を肩にふらふら
浅草の田原町まで来ると、石につまづいて倒れ、動けない
「人殺し!」なんて叫ぶもんだから、通りがかりの近所の長屋の衆がびっくりして徳さんを起こし、道に転がっている唐茄子を拾ってくれた
事情を聞いて同情し、長屋の者に声をかけてくれる
皆、気の毒がって一つ、二つと買ってくれた
唐茄子なんか食えるかなんて言う半公には、昔の弱みを突き唐茄子を買わせる
いざ買う段になると、半公は大きい唐茄子を選んでいる有様だ
売れ残った唐茄子は二つ
礼を言って、残った唐茄子をかついで徳さんはまた歩きはじめる
最後の二つぐらいは自分の力で売ろうと売り声の練習も始めた
気づくとここは、吉原田んぼだ。吉原遊郭の屋根が見え、派手に遊んでいた頃の花魁とのやりとりなどをなつかしく思い出しながら歩いて行く
つい花魁との濡れ場を思い出しながら、行き着いたのが誓願寺店(せいがんじだな)
裏長屋の一軒の中から呼び止められた
着ているものは粗末だが、どこか品がある背中に赤ん坊を背負った若い女が、唐茄子を1つ売ってくれという
ついでに最後の一個も買ってもらいないかと言う徳さんに、恥ずかしいことにお金が一個分しかないと
徳さん、売れ残りだからおまけしますと一個の値段で二個渡す
その代わりお昼のお弁当をまだ食べていないので此処で使わせてもらえないかと頼んだ

お弁当を広げた徳さん
柱の後ろからこれを見ていた五つぐらの男の子が弁当を欲しがる
聞くと3日間もご飯を食べさせていないと
「そうか、三日も食べていないんだ・・・三日目って一番辛いんだよな わかるよ 経験したから」と、徳さんしんみり
亭主は元侍で今は旅商人だが、商いがうまくいかないのか仕送りが三月も途絶え、それで内職の縫い物やらなんやらをやって凌いでいたものの、病気になり十日ほど働けず子供に飯も食べさせられない有様だと言う
同情した徳、お弁当を坊やにと言い、唐茄子の売り溜(売り上げ)を全部そこに置いて何かの足しにしてくれと飛び出し、叔父さんの長屋へ戻った

「ばかに早く戻って来なた 売れなくても暗くなるまで頑張らなきゃいかん えっ、全部売っただと?」
叔父さんは嬉しがり、飯の支度をさせ徳さんを団扇で扇いだりして大サービス
どうやって売ったか話をしてくれと言う
徳さん、朝からのことを話しだした
「ほう、そうか 助けてもらって売ってもらったか 顔は覚えているか 後でちゃんとお礼に行かなきゃな こういう人がご贔屓になってもらえるんだ 最初の商いでご贔屓ができるなんで良いことだ では売り溜を出しておくれ」
「それが・・・ないのです」
「さてはおまえ、遊んだな」
「いえ、違います 気の毒な人がいたのであげちゃいました」
その経緯を話し、それを聞いた叔父さん
「売り溜の一部を渡すんじゃなく全部置いたか 気前のいいことだな おまえらしい じゃぁこれからそこに出かけるぞ」
叔父さんは半信半疑、その話が本当かどうか確かめに、今から誓願寺店の長屋に一緒に行くという

徳三郎を連れて夜道を誓願寺店にやってくると、長屋では一騒動
あれから女が、このようなものは貰えないと徳三郎を追いかけて飛び出したとたん、因業大家に出くわし、店賃を溜めているからと金を強引に取られてしまったという
そして八百屋さんに申し訳ないと、女は首を括ったと
子供の泣き叫ぶ声に驚いて隣人が部屋に飛び込むとぶら下がった女の姿
驚いて降ろし、まだ息はあると医者を呼んで診てもらっている最中らしい
何と因業な大家だと怒る叔父さん、自分も大家としてその所行は許せないと
そして怒りに頭に血がのぼった徳三郎、大家の家に飛び込み、いきなり大家のヤカン頭を側にあったヤカンでポカポカと
それを見ていた長屋連中が大喜び、徳三郎に加勢する
大家の傷口に唐辛子を塗りこむ奴もいる始末
そして大家をのしてしまった
発見が早かったのと医者の手当てがよく幸いなことに女は息を吹き返した
こんな大家の元じゃ可哀想だと叔父さんは母子3人を自分の長屋に引き取った
収まらないのが因業大家、奉行所に訴え出た
取り調べの結果、大家が悪いとなり、徳三郎には人助けで、奉行から青ざし五貫文の褒美
そしてめでたく勘当が許された

(*∩v∩*) ニッコリ♪  


S_500zIMG_5185_11574.JPG


演芸会の後は打ち上げ
出演者&関係者ではないのですが参加させていただきました
居酒屋さん佳仙 
何時も此処です^^(偶に野毛のお好み焼き屋さん)  


s500_S_500zIMG_5198_11584のコピー2.jpg


お疲れさまでした~


( ・∀・)っ凵凵c(・∀・ ) カンパーイ   


s500_S_500zIMG_5198_11584のコピー1.jpg

時期が時期だけに軽くでお開き
(当初は打ち上げはやらないつもりだったらしい^^;)


 
boeder-001.gif


先日、出張から戻りリビングのテーブルに置いてあった水道料金の請求書を見て驚いた 


S_500zIMG_5387_11590.JPG


ごっ、ごっ、ごまんえんだとぉおおおおおおお (  Д ) ⊙ ⊙
最近、だんだんと使用量が増えているなと思っていたけれど、だいたい2万円ぐらいでした
それが一気に5万円とは (゚〇゚;)マ、マジ
シャワーを使い過ぎでしょと奥さんは言うけれど、シャワーを気持ちよく使ったぐらいでここまではいかない


S_500zIMG_5316_11591.JPG


そう言えば・・・・
トイレの水がなんだか何時も波紋ができていたような
手洗栓からは水が出ていないからそれ程気にしていなかったけれど・・・
タンクの上蓋を外してみてみるとフロートに連動している栓から水がちょろちょろ流れ落ちています
栓の劣化ですかね、ちゃんと水を止められなくなったみたいです 

業者に頼まなきゃね、と奥さん

いやいや、25年前の製品だぜ、業者に頼んだってこの部品はもう無いからとタンク交換、いやトイレとセット交換で見積もりが出てきそうだ
こんなのそう仕組みは変わるもんじゃない
全く同じ部品じゃなくったって口金が合えば何とかなる
コンパチで使えるのがあるんじゃないか?

そう言ってTOTOのHPで検索 


S_500zIMG_5381_11585.JPG


あったぁ〜ヾ(*・ω・)ノ゜+.゜☆ィェィ☆ ゜+.゜
コンパチで使えるという型式のものを密林でポチッとな

6000円でした 


S_500zIMG_5385_11588.JPG


外して新しいのと並べてみると。。。やっぱり仕組みは一緒
材質が違うだけだね
25年前はボディは金属製でしたが今は樹脂製
かなりコストダウンされているのですねぇ  


S_500zIMG_5386_11589.JPG


取り付けて調整して終了
一箇所だけ配管の長さが足りずホムセンにホースを買いに走ったけれどそれは想定内

タンク内の溜まった水の表面は静か、当然トイレに溜まる水にも波紋はありません
もう漏れはないね

修理代は安く済んで良かった^^ 
しかし、5万円は痛いなぁ

その無駄にした分で上鰻重を何杯食べられたかと思うとちょいと悔しい^^;

boeder-001.gif 


m_emoji-1.gif


 


nice!(114)  コメント(37) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 114

コメント 37

ryang

す、すごい
これまでじーっと読んできた落語のお話が
吹っ飛んでしまったぐらい衝撃的な水道料金
それにしてもサラッと直してしまってすごいですね^^
by ryang (2020-11-08 23:39) 

tai-yama

有名な「まんじゅう怖い」の落語ですね。
「水道料金怖い」で落語ができたり(笑)。
by tai-yama (2020-11-08 23:41) 

英ちゃん

5万円あればPC一台買えるよ(^▽^;)
by 英ちゃん (2020-11-08 23:42) 

tomi_tomi

我が家でもロータンクの中でポタポタの水滴が落ちる音がしだしてます。水道代は特に変化なしですが悪化しないよう点検してみます。
by tomi_tomi (2020-11-09 00:45) 

yoko-minato

5万円の水道代はさすがにびっくりでしたね。
でもご自分で直してしまう…なんとも頼もしい
ご主人様です。
我が家はリフォームをしてもらった時の業者さんに
頼んでいます。

by yoko-minato (2020-11-09 04:49) 

kinkin

当日はお疲れ様でした、一気に書き上げられたんですね・・・
自分は明日中入りまでの前半を^^;
トイレの修理お疲れ様でした。チョロチョロの水と言えども四六時中
流れれば「塵も積もれば・・・」でこう言う事になるんですね。
それにしても水道料金見て無反応は何ででしょう・・・奥様。
自分の懐が痛まないから?
by kinkin (2020-11-09 05:17) 

momo

水漏れが原因だったとは^^;修理費用が安く済んで良かったですね^ ^
by momo (2020-11-09 06:00) 

我流麺童

以前に同じようにトイレの漏水で水道代が高くなった時がありました。その時は水道局へ事情を申し入れて少し安くしてもらった記憶があります。
by 我流麺童 (2020-11-09 06:18) 

pn

一気に増えると何かありましたかって水道局が心配してくれるんだけど徐々に増えるとお知らせは無いのか(^_^;)
by pn (2020-11-09 06:26) 

ニッキー

「まんじゅうこわい」は知ってますが
やっぱり噺家さんのを聞くと面白さが全く違うんだろうなぁ=(^.^)=
漏水、水道局に申告して修理した書類を提出すると
安くしてくれるはずですよぉ^^
というか、いつもよりも使用水道料が上がると
水道局の方から「漏水してませんか?」って手紙が来ると思うのですが・・・(*_*)
by ニッキー (2020-11-09 07:02) 

横 濱男

水道代の請求は2ヶ月に一回ですからね。。
by 横 濱男 (2020-11-09 07:05) 

HOTCOOL

僕なら震えるどころか卒倒しますわ( ;∀;)
by HOTCOOL (2020-11-09 07:12) 

拳客の奥様

マジ高い!49000円?家は2ヶ月で、8千円位?
夏場は1万円位?地域により違うとは思いますが…
高すぎてビックリしましたー。
ご自分で修理できるのは、凄いですねー。

by 拳客の奥様 (2020-11-09 07:35) 

響

饅頭怖いは有名な話ですが
さる1号さんの文章で読み返すとやっぱり面白い。
でも水道代怖いは笑じゃ終わらかったですね。
漏れてる場所が解って良かった。
by (2020-11-09 07:39) 

きよたん

実家の水道料金が普段いない割には多いと
いうことで調査してもらったんですが
原因がわからずどっかで水漏れしているでしょう
とのこと そのため水道の元栓がいないときは
締めるようにしています。それでもなかなか減らない
by きよたん (2020-11-09 08:21) 

リュカ

演芸会のあとの打ち上げ、ちょっとだけでも皆とお喋りができて楽しかったのでは^^
水道代びっくり!!!
原因が分かって良かったですよーーー
by リュカ (2020-11-09 08:36) 

たくや

我が家は検針時に手紙といるときは使用量多くなっているって言われましたが。何もないとわかりませんな^
by たくや (2020-11-09 09:47) 

わたし

いや~もう、落語の楽しいお話がふっとんだ水道料金
家も古くなると、あちこち不具合でてきてます。
漏水なんて、ほおっておけないし、でも安上がりに
解決できてよかったですね。

by わたし (2020-11-09 09:51) 

kokoro

高額請求が来て初めて「どこかが壊れている」
と気付くのがイヤですよね=3
鰻が夢にまで出てきそうです

by kokoro (2020-11-09 11:53) 

ちょろっとぶぅ

5万円(@∞@
2万円でも、びっくりだよぉ~~~(>∞<)
隣の人の分も払わされてるのかと思っちゃった。。。

カード払いにしてるからスルーしちゃってるけど
ちゃんと毎回、請求書チェックするようにしなきゃ。。。
by ちょろっとぶぅ (2020-11-09 13:50) 

ともち

タイトルを見た時から「どーいうこと?」と探りながら記事を読み進めていきましたが、まさか5万円とは・・・
うちは、コロナ渦で家族が家にいる時間&手洗いの数が増えた結果、水道代も上がりましたが、それでも2万円(2か月)くらいですよ。
早くに原因究明できた上に、ご自身で直せてよかったですね。
by ともち (2020-11-09 14:58) 

ゆうのすけ

うちの方では あまりに水道代が高いと水道局の方から問い合わせが来るんですよね。漏水だと一定料金が免除になるんです。
しかし その際には部分修理等水道工事業者の工事見積若しくは工事領収とハンコがいるんですね。結局お金かかちゃいます。^^;
(過去の記事が過って 奥様が寝落ちしちゃってお風呂の水道を出しっぱなしにされてしまったのかと思っちゃったのでした。爆・・・^^;)
by ゆうのすけ (2020-11-09 15:33) 

moz

高齢の演芸会だったのですね。
会場はどのくらい人を入れていたのでしょう? もういっぱいでも大丈夫?なのかな。打ち上げも出来て良かったです ^^
水道代、これは大変でしたね。でも、修理完了で良かったです!!
by moz (2020-11-09 15:38) 

Take-Zee

こんばんは!
3か月前に同じ部品を交換しました・・
便器にちょろちょろと滲んで出ていたので交換。
水道代は大丈夫でした("^ω^)・・・

by Take-Zee (2020-11-09 18:29) 

ブリザド

水道代の請求金額に震える...という噺ではなく、
リアルのお話しでしたかΣ(゚Д゚)
って、5万円はスゴいな~(汗)
とりあえずトイレは6000円で修理できて何よりです
by ブリザド (2020-11-09 19:23) 

HIRO

こんにちは。
饅頭ならぬ水道代怖い(笑)
5マソあったら...

職場の旧いウィシュレットが壊れて水漏れしだしたんで、メーカーの修理に来て貰ったら、「部品が無い」の御決まりの台詞で、見積もりが10マソ超えてました(呆)
後継機種の型番を教えて貰っていたので、ネットで安く買って、(自分で)付け替えたら、4マソ一寸で済みました。
人件費と技術料...と言われてもねぇ
by HIRO (2020-11-09 20:35) 

よーちゃん

蒔田演芸会、ご来場ありがとうございました!
はな家さんもお疲れ様です。
写真お借りしますね。
さて、水道代えらいことになってましたね。
まずは部品取り替えでやれやれといった所かな。
自分でパーツ取り替えれるのも素晴らしいです!
by よーちゃん (2020-11-09 22:57) 

mau

タンク内でよかったですね。先日、洗面所の下に水溜りを発見したときは、下の階に行ってたらどうしようと青くなりました…
by mau (2020-11-09 23:09) 

mutumin

家の方では、一戸建てだからか知らないけどいつもの料金よりかなり使ってると、水漏れの疑いをして、何か多く使ってますか?って、知らせてくれて、水漏れを疑ってくれます。
それに水道料金は浄化槽なためか、3か所で使って、2つ分の基本料金入れても5000円行きません。夏場、畑に水道水を何時間も流しても1万行きませんよ!5万は凄すぎます。
でも、安い料金で直って良かったですね。
by mutumin (2020-11-10 05:59) 

なかちゃん

『饅頭怖い』は、ボクでさえも知っています ^^
ANAの飛行機の中で聴いたけど、面白かったです。
しかし、水道代が約5万円ってのは大変ですね。我が家はよく使ったと思っても約2万です。
ただ、DIYでそれが直せるのは素晴らしいですね(^^)

by なかちゃん (2020-11-10 07:04) 

ゆきち

水道料金で落語が吹っ飛んでしまった!!
ご、ご、五万円とな(≧▽≦)
ご自身で修理完了されるところにまたビックリ!!
素晴らしいです♪
by ゆきち (2020-11-10 13:36) 

Rchoose19

落語会のおさらいが出来ました♪
翌週も落語会に行ったんですねぇ~~。
しかし水道代、すごいですね!
電気とガスと水道を併せても、そんなにいったことないです♪
by Rchoose19 (2020-11-12 12:44) 

ハマコウ

検針の際、使用量が急に増えていたとき連絡がありました。
早速近所の水道屋さんに来てもらったところ、地下の水道管に水漏れ箇所があったことがわかりました。修理していただいたところ、その旨市に連絡すれば返金もあるとのこと。確か、いくらか返金してもらえた覚えがあります。
by ハマコウ (2020-11-12 18:13) 

さる1号

皆様、NICE有難うございます。
by さる1号 (2020-11-13 23:05) 

さる1号

ryangさん、コメント有難うございます。
目が飛び出るをリアルに体験しました
衝撃的でした

tai-yamaさん、コメント有難うございます。
いやぁ、怖いです^^;

英ちゃんさん、コメント有難うございます。
今PCってそんなに安いんだ@@)

tomi_tomiさん、コメント有難うございます。
早いうちに修理した方がいいですよー^^;

yoko-mnatoさん、コメント有難うございます。
ウチもリホームして水回りを全取っ替えすべきなのでしょうけれど・・・・

kinkinさん、コメント有難うございます。
気合い入れて書き上げました^^
奥さん、自分の懐が痛まないと何もしないです
平気で照明やTV付けっ放しで寝落ちするし、風呂も朝風呂で焚き直し
困ったものです

momoさん、コメント有難うございます。
少しでも安く仕上げないとね、自分のお小遣いが減っちゃうから^^;

我流麺童さん、コメント有難うございます。
へぇ〜、安くなるんだ@@)

pnさん、コメント有難うございます。
いえ、お知らせはありましたよ
約五万円の請求書と一緒に^^;

ニッキーさん、コメント有難うございます。
自分で修理したから書類が作れないなぁ^^;
お知らせは請求書と一緒に来ましたよ

横濱男さん、コメント有難うございます。
気付かないと高くなっちゃいますね

HOTCOOLさん、コメント有難うございます。
本当に目が飛び出た感じでしたよ

拳客の奥様さん、コメント有難うございます。
八千円は凄いなぁ@@)

響さん、コメント有難うございます。
一戸建てと違ってマンションは地中を考えなくていいですからね
漏水場所は見つけやすいです

きよたんさん、コメント有難うございます。
一戸建てだと地中の場合もありますからねぇ

リュカさん、コメント有難うございます。
自分もびっくり
何度も見直しちゃいました
目が本当に飛び出た感じでしたよ

たくやさん、コメント有難うございます。
請求書で初めて分かるという・・・・

わたしさん、コメント有難うございます。
築25年、そろそろ水回りが限界かも

kokoroさん、コメント有難うございます。
お知らせと請求書が一緒に来るのがなんとも・・・^^;

ちょろっとぶぅさん、コメント有難うございます。
ほんと、ちゃんとチェックしたほうがいいよ^^

ともちさん、コメント有難うございます。
多くても二万円ぐらいですよね
流石に五万円はぶっ飛びました

ゆうのすけさん、コメント有難うございます。
自分で修理したから見積もりも何もないし・・・・
奥さんの風呂で寝落ち、最近はやっていないです
その代わり毎日朝風呂で焚き直しーー;)
ガスが勿体無い。。。。

mozさん、コメント有難うございます。
会場はスカスカなレイアウトでしたよ
定員は40席だったような

Take-Zeeさん、コメント有難うございます。
水道代に大きく影響する前に気づいて良かったですねー

ブリザドさん、コメント有難うございます。
ほんと、流石に五万円の請求書には驚きました

HIROさん、コメント有難うございます。
部品がない、この一言が絶対来ますからねぇ
自分でやった方が安いし早いし^^

よーちゃんさん、コメント有難うございます。
コスト削減で自分でやるしか^^;

mauさん、コメント有難うございます。
それは青くなりますねー
保険が無いと怖いかも

mutuminさん、コメント有難うございます。
畑に水を撒いても1万円なんだ@@)
リーズナブルだなぁ

なかちゃんさん、コメント有難うございます。
ウチも普通は二万未満なのですが・・・・今回は流石に驚きました

ゆきちさん、コメント有難うございます。
五万円の請求書に修理は少しでも安くあげようと^^;

Rchoose19さん、コメント有難うございます。
ウチ、ガス代と電気代も凄くて・・・・
奥さんが照明やTVつけっぱなしで寝落ちするし
寝落ち前に風呂を焚き直しておきながら入らず朝風呂でまたまた焚き直し
困ったものですーー;)

ハマコウさん、コメント有難うございます。
返金してもらえるのはいいですねー
自分で修理したから書類が出せないのですーー;)

by さる1号 (2020-11-13 23:05) 

よっすぃ〜と

うちの兄貴の家が10年以上前から水道料金がやけに高かったんですが、僕の家を建てる時にチェックしたら建屋の外でちょび漏れしていました。
兄貴はあまり細かいことを気にしないので放置されていましたが、積算すると結構な額だったんですよね~
by よっすぃ〜と (2020-11-14 20:38) 

さる1号

よっすぃ〜とさん、コメント有難うございます。
一戸建ては地中での漏れもありますから見つけにくいですね
チリツモで結構な金額だったでしょうねぇ

by さる1号 (2020-11-15 22:02) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。