久しぶりの展覧会 東京美術館・吉田博展 [日常のなかで(Diary)]
前記事からの続きです
そんな訳でやってきた都立美術館の吉田博展
展覧会に来たのは久しぶり
一年ぶりぐらいになるのかも
武漢肺炎こと新型コロナ騒動で展覧会は軒並み予約制になってしまいました
当日の朝の気分で行くか否か決める自分にとっては予約制というのはどうにも馴染めません
予約することで自分の行動を固定してしまうのは好きじゃない
休みの日ぐらいは気の向くまま、何にも縛られずに過ごしたいから
そんな訳で展覧会から足が遠のいていましたが、この吉田博展は何と予約不要
予約不要ならば会期を確認してその期間内の気が向いた時に行けばいいのです
で、気が向いたのが代休を取った朝と言うわけ^^
久々の展覧会にワクワクしながらチケットを購入
中に入ります
版画がメインのこの吉田博展ですが、最初の二枚は水彩画の展示
最初の一枚は<朝霧>
この絵の前から暫く動けなくなってしまいました
<雲井桜(水彩画)>
2枚目の水彩画も好みな感じ
月の光に照らされる満開の桜と説明書きにありましたが、夕日のように思えます
柔らかな雰囲気がいいですね
この柔らかさ、夜じゃ無い
陽が西に沈む頃に太陽と交代するように東の空に昇る十三夜の月なのかもしれません
同じ構図で版画バージョン
こちらは陽が沈んだ直後の静けさを感じます
春の夜の独特な匂いが漂って来そう
甘くて、甘いだけじゃなく複雑な匂い
この複雑さ、何の匂いだろうと深く息を吸い込むけれど思い出せそうで思い出せない
繰り返していると何だか切ない気分になってしまう
そんな春の夜の匂いが
<三渓園 桜八題>
桜を描いた作品が多いのも好み
これ、見た瞬間に三渓園って解りました
三渓園、昔から変わっていないんだな^^
吉田博の版画って水溜りとかが凄く風情ありますね
水溜りの中の景色に目がいってしまいます
<上野公園>
桜が余程好きだったのかなと思うぐらい桜がいっぱい
で、桜があれば当然・・・
富士山もあります^^
展覧会は11章とかなり細かく分類されていましたが、その第4章は”富士山を描く”
柔らかな雰囲気の富士山はとても印象的^^
山が好きなようで山岳絵画もいっぱい
かなり多くの山を登ったようです
某マウンテンは頭頂していないと思うけれど^^;
雨上がりの夜、水溜りの写り込みの描写の見事なこと
版画でこれを描くのって大変な技術が必要でしょうね
水溜りの写り込みに雨上がりの夜の街を歩きたくなります
見ているとね、匂いが漂ってくるのですよ
どの画も匂いを感じます
空気感というのかな、それが強い
浮世絵を吉田流に再解釈した木版画
洋画のタッチを基調に伝統技術を組み合わせた色彩表現は日本の風景だけじゃなく、米国、欧州、印度に東南アジアの風景も鮮やかに表現しています
適切な距離を取って見られるのはいいね
上野の展覧会の帰りに甘味屋さんに寄るのはお約束
上野駅構内の”みつはし”です
本店の方はいつも混んでいるしから行き辛い
だってね、マダムばかりの甘味屋さんにオヤジ一人で入るのは敷居が高いから
空いていればマダムだらけでも入れますが混んでいるとね、どうしても気後れしてしまいます
でも上野駅構内のお店は本店ほど混んでいませんから狙い目
でも目立たないように何時も隅っこの席に陣取ります
下手に真ん中の席に座って四方をマダムに囲まれたら落ち着かないですからね
まずは温かな緑茶が供されます
何にしようかなぁ
あんみつは味のシンフォニー、やっぱあんみつかな^^
何時もクリームあんみつなので今日はちょっと変えて
抹茶あんみつで^^
この漉し餡が美味しいんだな♡
いっただきま〜す
漉し餡の柔らかな舌触りと寒天の心地よい噛み応え
和のスイーツっていいなぁ
抹茶のほろ苦さは漉し餡によく合いますね^^
食べ終えたら銀座線に乗って渋谷へ、そして東横線に乗り換えて帰ります
帰ったらお土産のどら焼きタイム〜♪
亀十のどら焼き
生地はふわふわタイプです
甘さは控えめであっさり
地震、揺れが長かったですね
ちょうどお風呂に入って湯船に浸かっていた時でした
湯船に浸かっていると意外と揺れは大きくは感じないですね
まぁそれは物があまり無いから揺れても音がそれ程しないせいかも
で、この地震
10年前の地震の余震とみられるだって????
本当かなぁ
10年前だよ?今頃?絶対違うと思うな
余震じゃなく前座じゃないかと
オーストラリア辺りで大きな地震
その後、福島沖で前座の地震があって
その二日後に大震災
そんな流れが10年前にあったような
今年も10日にオーストラリア付近でM7.7の地震あったし
そして昨日は福島沖での地震
う〜んーー;)
で、今日は車のガソリンを満タンにして
水とカセットのガスを買い込んできました
さて、真打は来るのか?