濃く甘い汁はカレー南蛮向き 横浜・菊名 鴨屋そば香のカレー南蛮 [カレー(Curry)]
実は下書だけ書いて塩漬けになっている記事が三つあります
今日はその一つを使っての記事
ウチの近所の蕎麦屋さん、鴨屋そば香
気にはなっていたものの、近所だと逆に行く機会がなかなか無いもの
4年前、この時は当時中学生だった下の娘と一緒に病院に行った帰りだったかな(中学生だと言うのに一人で病院に行けないと言うから^^;)
遅くなったので外で食べてしまおうと言う話になって、この蕎麦屋さんにIN
カウンターに陣取ります
品書きを確認
と言っても初めての店ではモリ(セイロ)を頼むのが自分の拘り
下の娘の拘りはカケ、いつもカケなのです
カケが一番汁の味が解るからだそう
確かにね、汁の素を味わうのなら天麩羅とかは邪魔だからね
鴨南蛮だって鴨の脂のコクが加わって美味しいけれど、それは鴨の旨さ
逆に脂のコクで素の汁の味は解り辛い
カケに拘るとは・・・やるなオマイ
と言う訳で、モリ・カケをコール(どこかの国の野党みたいだ・・・って、四年前はモリカケ言っていなかったね^^;)
オーダーする品を決めているのに品書きをチェックする理由は二度目に来た時の為
最初はモリですが、二回目は種物とかを楽しみます
実は種物で好きなものは花巻蕎麦
でも滅多に見かけません
なので二度目の訪問時にはその次に好きな鴨南蛮かカレー南蛮を頼む率が高いです
天麩羅な気分の時は天セイロで
セイロの到着
葱皿の右横はおかわり用の汁
蕎麦は断面がスクエアな細打ち
見るからに喉越しが良さそうです
まずは蕎麦のみて手繰ります
啜った瞬間から香り立つ感じはなく、蕎麦の香りは弱め
唇の滑りは良く、気持ちよく喉に飛び込んでゆきます
喉越し優先の蕎麦、飲んだ後の〆に良さそうな感じ
次に汁を味わいます
ひと口含むとまず感じるのが甘さ
甘さが強く後口に甘ったるさが残ります
濃くは無いですが甘さが野暮ったく感じさせますね
蕎麦を汁に浸けて手繰ります
薄めですからどっぷり浸けたいのですが、どっぷりだと甘さが気になっていけません
なかなか浸ける割合を見つけるのが大変です
薬味を入れて甘さを消す手もありますね
薬味はオーソドックスに葱と山葵
葱は透明感があって綺麗
山葵は粗めで香りよし
汁を一口もらいましたが・・・かけ汁は濃いめで、これも甘い
濃くて甘いかけ汁
これは・・・・
カレー南蛮や鴨南蛮がきっと美味しいだろうな
濃くて甘い汁で作るカレー南蛮は美味しいですからねぇ
で、四年間寝かした理由ですが、これはカレー南蛮を食べてからUPしようと考えていたから
でもそのまま行く機会がなくて四年の月日が経ってしまいました^^;
そして、四年間塩漬けとなったこの記事が復活した理由は・・・
そう、カレー南蛮を食べたから^^
この日は翌日から日立で仕事
アサイチから入らないといけない仕事なので前日夜に移動します
夕刻、ウチを出たら横浜線に乗る前に腹拵え
カレー南蛮が妙に食べたい気分だったので鴨屋そば香に寄りました
四年経って値段も若干変わっていますね
今回はL字カウンターの入口側に陣取ります
熱い茶をいただきながら品書きをチェック
そして鳥カレー南蛮をオーダー
単品のつもりでしたが、やはりカレー南蛮には白飯が欲しくなるもの
思わずご飯セットと言ってしまいました^^;
あああ、禁断のW炭水化物をまたやってしまった・・・・--;)
今回新たに気になるものを発見
鴨の炊きこみご飯、これは鴨好きとしては見逃せません
とは言ってもご飯セットで頼んでしまったし、さらにこれを頼んだらトリプル炭水化物
単にトリプルなら兎も角、Wご飯でトリプル
ご飯のWは流石にいけません
今回はぐっと我慢です
まずは福神漬けが登場
カレー南蛮蕎麦なのに福神漬けが出てくるとは!
これは嬉しい^^
そして鳥カレー南蛮とライスの到着
ライスには蕎麦の実のアラレが散らされ白髪葱が乗ります
蕎麦の実のアラレとは!
これは憎い^^これだけでこっちの心を鷲掴み^^
鳥カレー南蛮は汁がたっぷり
汁が多いのは嬉しいです
南蛮ですから葱はしっかり入っています
蕎麦は細く艶やか
汁はトロミが少なくドロリよりサラサラ
まずは蕎麦を啜ります
トロミの少ない汁ですから思ったよりも汁が蕎麦にまとわりつきません
サラリと入ってゆきます
その瞬間、香辛料の香りが口いっぱいに広がり、さらには鼻の奥を擽りだすともうたまらない
続いてもう一口もう一口と焦りますが・・・
でもカレー南蛮はメチャ熱いです
猫舌気味の自分ですからハフハフ状態^^;
落ち着いて汁だけで味わってみます
濃く甘い汁で作るカレー汁、思った通りの美味しさ
ベースの汁がカレーに負けていないのがいいですね
香辛料の香りの奥から湧き出てくる汁の旨味
カレーの辛さをマイルドにする汁の甘味
やはり濃く甘い汁の店はカレー南蛮が美味しい♪
ここのカレー南蛮に入る肉は鳥(鳥カレー南蛮ですから^^;)
カレーはチキンが好きだけれど、カレー南蛮には豚肉の方が好きだな
ちょっと厚めで、脂身があるのがいい
で、最後は当然カレー丼
でも汁にトロミが少なくサラサラなのでカレー丼と言うよりはカレー茶漬けな感じ^^;
レンゲで掬っていただきますが・・・どう見てもカレー茶漬け^^;
カレー丼ならもっとトロミがないとね
鴨屋 そば香 菊名店
045-401-9600
横浜市港北区菊名4-1-11 小原ビル 1F
[月・水~金]11:30~15:30 17:30~23:00
[土・日・祝]11:00~15:30 17:30~23:00
カレー南蛮の夕食を済ませたら横浜線、京浜東北線と乗り継いで品川へ
品川から特急ひたちに乗ります
でもまだ若干時間がありましたから甘いものを楽しみます
品川駅の中のBECK'sでアイスティと日向夏のレアチーズをオーダー
サッパリとしてカレー南蛮の後に丁度いいかな^^
カレー南蛮はカレーのカテゴリーに入れています
たとえ蕎麦でもね
自分のカレー記事の第一弾はカレー南蛮蕎麦だったし^^