キーウイおばさんのBDケーキはキーウイショート [スイーツを作ろう(making sweets)]
ウチの奥さんはキーウイが大好物
いっぱい買ってきて、一人で食べています
自分が食べようとすると大クレーム
これって食費で買ったのだろ?オマイのお小遣いで買った訳じゃないのに・・・
デザート、何かない?
娘が言うので、”キーウイが冷蔵庫に入っているが”と言うと
”キーウイ食べるとお母さん、文句言うんだよね・・・キーウイ好き過ぎでしょ 、もうキーウイおばさんだよ”
娘たちが食べるのも文句言うんだ、本気で独り占め・・・・@@;)
この日から奥さんのあだ名は”キーウイおばさん”になりました
4月19日は奥さんの誕生日
平日が誕生日の場合は最寄りの週末に誕生日パーティをするのが我が家流
で、この土曜日、奥さんのバースデーケーキを作ります
キーウイおばさんにふさわしくキーウイのケーキにしましょう
当初はタルトを作るつもりでした(自分がタルト好きなので^^;)
が、タルトはカロリーが高いのです
自分は健康診断結果の衝撃でダイエット強化中
なのでタルトは諦めて、キーウイのショートケーキにしました
タルトに比べてジェノワーズのカロリーは低いですから
さて、キーウイケーキを作るのはいいですが、TOPをどう飾るかが問題
輪切りにして並べると結構気持ち悪い感じになります(集合体恐怖症^^;)
薄くスライスして薔薇の花を作るのもいいな
いや、小さ目にカットして山盛りにした方が面白いな
その方が”キーウイおばさん”的だし
そうだ、この暑さだからゼリーで涼しさを出してみましょう
でも、奥さんはキーウイに熱を入れるのは許せないと言います
キーウイは酵素の関係でゼラチンを固めません
固めるにはキーウイに熱を入れて酵素の働きを止めないといけないのですが・・・・
じゃぁアガーを使うか、アガーは寒天のように海草系ですから固まるはず
それにアガーの方が透明度も高いし
さぁ、作業開始
実は朝から作りはじめたかったのですが、眼鏡が壊れてしまって直しに行っていました
それから買い物にも行ったので作り始めたのは午後
ますはジェノワーズを作ります
用意した材料は薄力粉(バイオレット)を100g、無塩バターを26g、水あめを10g、牛乳を40g、グラニュー糖を110g、卵を3個、それにバニラオイル
ます湯煎に水あめ10g、無塩バター26g、牛乳40gを置き、温めます
薄力粉100gを三度ほど篩ったら、オーブンの予熱を160℃にセット
37℃~40℃の湯煎にボールを置いて
卵三個を割り入れ、グラニュー糖110gを投入
よく混ぜ溶かします
湯煎で柔らかくした水あめ10gも投入
よく混ぜたら
ハンドミキサーで泡立てます
高速で5分、低速に切り替えて3分ほど
こんな感じで良いかな
そこに篩っておいた薄力粉100gを篩い入れて
こんな感じで
湯煎の牛乳と溶けたバターをあわせて
数回にわけてヘラに当てながらボールに注ぎます
都度よく混ぜて
60回ぐらい混ぜたかな
バニラオイルを適当に加えて混ぜたら
直径18cmの型に流し入れて、ショックを一回
中の大きな気泡を抜きます
160℃に予熱したオーブンで35分焼きました
型から外して
天地を反して底のオーブンシートを剥がします
そのまま自然冷却
粗熱が取れたら上の皮一枚(焼くとき底だった部分)を薄く剥がして
それから三枚にスライス
しっとりさせる為にシロップを打ちます
まずはシロップ作り
用意したのはグラニュー糖を25g、水を50g、キルシュを30g
鍋にグラニュー糖と水を入れ、火に置いて溶かします
溶けたら冷却
冷えたらキルシュ30gを加えてシロップの完成
それをジェノワーズに打ち込みます
さぁて、キーウイ
たくさん買ってきました
熟し過ぎで大安売りだったのは内緒です^^;
サンドイッチされる部分のですから、適当に薄くスライス
次はクレーム・シャンティイ
乳脂肪35%の生クリームを100cc、乳脂肪47%の生クリームを100cc、グラニュー糖を25g、キルシュを10g用意しました
氷水に浮かべたボールに材料を全部投入
ホイップ
それを一段目ジェノワーズに塗り塗りしたら
キーウイをぎっしり並べます
これでもかって位に
(でもやり過ぎるとカットした時に倒壊しますから注意^^;)
その上にクレーム・シャンティイを塗って
塗り過ぎると横壁塗るクリームが無くなるので注意^^;
二段目ジェノワーズを置いたら
同じようにクレーム・シャンティイを塗ってキーウイをぎっしりと
そしてクレーム・シャンティイを塗ったら
三段目のジェノワーズを置いてTOPと横側にクリームの下塗りをしておきます
これで今作ったクレーム・シャンティイを全部使い切りました
この状態で冷蔵庫にIN
翌朝まで寝かせます
夕飯の準備が優先ですからこれ以上作業は進められません
(夕食後に作業を継続する気になれなかったので^^;)
翌朝、次はTOPに盛るキーウイの山を作ります
この日の暑さ(予報は30℃、春なのに・・・・@@;)にゼリーを使うのは決めましたが、問題はどう使うか
型にキーウイを入れ、そこにゼリー液を流し入れ固めたものをケーキのTOPに置くのがオーソドックスで綺麗
でもワイルドさがありません
キーウイおばさんの野獣ワイルドさを表現するには迫力不足です
綺麗に固めたキーウイゼリーじゃなく、固めたキーウイゼリーをわざと崩して山に盛ってみましょう
ゴツゴツ感がワイルドな感じになりそうですから
まずはゼリー液を作ります
用意したものは水を250cc、白ワインを50cc、グラニュー糖を50g、そしてアガーを12g
まずはグラニュー糖50gとアガー25gをよく混ぜて、それを鍋に入れたら
水250ccを注いで火に置き煮溶かします
溶けたら
白ワイン50ccを加えて、鍋のまま自然冷却
念のため、100cc程を別の容器に入れて冷ましました
ゼリー液冷却の時間を使ってクリームの仕上げ塗をしてしまいましょ
乳脂肪35%の生クリームを100cc、乳脂肪47%の生クリームを100cc、グラニュー糖を25g、キルシュを10g用意してクレーム・シャンティイを作ります
そして仕上げ塗り
横側が最優先です
TOP中央部はキーウイゼリーが乗りますから多少粗くても隠れてしまいますからね
TOP外周部も飾っておきます
この内側にキーウイゼリーを盛ろうかと^^
この状態で次の出番まで再び冷蔵庫にIN
その頃・・・
ゼリーが固まりはじめています、急がねば(;゚□゚)アワワ
キーウイを小さくカット
中心部の白い部分は除去します
それを固まりかけのゼリー液に加え、冷蔵庫で冷却
冷え固まったら
オタマで掬ってケーキの中央部に盛ります
豪快に、ワイルドに
綺麗や可愛いじゃなく、迫力、強さ
それが今回のコンセプト
真冬にフローリングで朝まで寝て風邪ひとつひかない強靭な体
スクーターでこけても怪我しない頑丈な体
それがキーウイおばさん
もうちょっとキラキラとゴツゴツ感を出しないな
そんな時は別の容器で冷やしておいたゼリーが活躍します
スプーンで適当な大きさに掬って
キーウイの上や隙間に置いてゆくと
キラキラ、ゴツゴツ感UPです
これで完成
デザートタイムまで冷蔵庫に
マンションの大規模修繕工事も終わり、ZZRを外に出せるようになりました
メンテも終えて、冬眠あけを宣言したものの・・・・
桜の季節は桜撮り優先、その翌週末は仕事TДT
その翌週は…その翌週は・・・何気に予定とウチの用事が重なって走れません
ケーキを作っている時も、窓の外でVMAXの音が
近所に住むオジサンのVMAXです(面識ありませんが音識は^^;)
これから走りにいくんだ、いいなー
春とは思えない真夏日
こんないい天気ですからね、走りたくなるのは当然です
午後、時間ができたのでべすちゃんと散歩
ベイブリッジの下段の道(一般道)を走ってやってきたのは大黒ふ頭の海釣り公園
駐輪場には意外とバイクがいっぱい
キリンもいっぱい居ます
この土日、奥さんの誕生日の行事でZZRで走りに行くことができず、ちょっと悔しく思っていましたが・・・・
行かなくて正解だったのかも
この暑さ、普通じゃない
冬眠あけの第一走がこのコンディションではハード過ぎでしょう
べすちゃんとの散歩でも暑さにめげるぐらいですから
来週こそは走りに行きたいな・・・・GWで高速道路は混むから下道で富士山かな
海釣り公園で船を眺めながらぼーっとしている人たちがいっぱい
ライディングジャケットを着ている人もいっぱい^^;
皆、あまりのいい天気に走り出しちゃったのでしょうね
で、とりあえず海を見に行こうかって此処へ
ただ・・・皆オジサン、若いの居ないんだな、やっぱりーー;)
革ジャンと皮パンツでW400に乗っていたオバサン、めっちゃ暑そうだった^^;
ディナーを終えたらケーキタイム~♪
でもメッセージプレートとキャンドルは無し
面倒だったから^^;
どうだ、キーウイだけしか入っていないぞ
これだけ入れれば文句はないだろう
(奥さんからのコメントは特になし・・・・スマホで写真は撮っていたけれど)
ダージリンとあわせてみました
キーウイのショートケーキ、結構いいかも
クリームの甘さがキーウイの酸味でいい感じに締って、いくらでも食べられる感じ
後味も爽やかだし、暑い季節にいいね
体重が目標値まで行ったらキーウイタルトを作りましょう^^