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そうだ京都、行こう。 大徳寺から源光庵へ [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]

前記事からの続きです 


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スパイシーなカレーでエネルギーチャージ完了、午後もしっかり歩きましょう
烏丸御池から再び地下鉄に乗ってやってきたのは北大路
北大路通を西に歩いてゆくと大徳寺があります 


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まずは千利休が作庭した「直中庭」で知られ、織田信長、豊臣秀吉など戦国大名にゆかりの深い大徳寺・黄梅院から巡ります
ここは普段は非公開ですが、春と秋に特別公開されるのです


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ただ、残念なことに撮影禁止・・・・ーー;)けち~っ 
唯一撮影が許されるのは門を潜ったすぐの庭のみなのです
でもその庭は・・・・まだ緑葉が優勢で、あまり紅葉していなません^^;


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あの塀の向こうは撮影禁止
とりあえず撮ることができる庭を撮るだけ撮ったら撮影禁止エリアに入ります
すると、驚くことに撮影禁止エリアは見頃に紅葉
紅い葉は無いですが、見事なオレンジ色の世界
うっとりです
通路脇でこれだけ綺麗なのですから、庭園はさぞかし^^


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いや、見事な庭でした
苔の緑にオレンジの葉がよく映えて凄く綺麗
撮影不可なのが本当に残念
こんなにも素敵なのを見せて撮影不可とは何と意地悪な~>< 


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写真ではなく、心に焼きつけなさいって事かもしれないけれど・・・・
正直言って最近記憶力がちょっと衰えて^^;(←最近じゃなく、昔からだったという説も)
写真の手助けが無いと細かいところを思い出せなくていけません 


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ガイドさんが要所要所に立っていて、いろいろ説明を聞くことができます
庭だけじゃなく庫裡や茶室など建物の事も
途中、にわか雨が降りだしたのですが、雨の庭園がまたいい雰囲気
しっとり艶やかな黄葉に雨に深みを増した苔の緑のコントラスト
思わず座り込んで眺めていました(雨宿りとも言う^^;) 


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雨が止んだのを見計らって次の場所、お隣の龍源院へ
ただこの龍源院ですが、庭の眺めに難があっていい感じに撮れなかったのです^^;
実は黄梅院は屋根が工事中、龍源院は隣ですから庭からの眺めに工事中のシートがモロに・・・--;) 


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そして瑞峯院へ
蓬莱山半島に打ち寄せる荒波を表した「独坐庭」


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そしてお気に入りの興臨院 
ここも普段は公開されておらず、特別公開の期間でないと入れません
二年前、12月最初の週末に来たときは紅葉は終盤
方丈の周りの濃い紅に染まった葉は風に揺らされると枝から離れ舞いながら地へ


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枯葉舞い散る・・・・枯葉って軽いというイメージがありました
もう命の無い葉とも
二年前、縁側に座して舞い散る紅葉を眺めていた時に、葉が地に落ちた瞬間の音に驚きました
その音はしっかり重い音、まだ瑞々しさがある音に命を感じたのです
なので今年もその音を聴きたくて此処へ 


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ところが・・・・
えっ????散紅葉どころか紅葉していないし@@) 


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お目当ての紅葉はまだ緑^^;
ここの紅葉は遅いようです
12月に来るべきだった・・・・・
紅葉の見頃の時期は場所によってかなり違います 
年に一度来るだけでは全てを満足する事はできませんね


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かと言って、秋に何度も来るのはお小遣いが足らないし・・・・--;)う~ん
こういう時は近くに住んでいる人が羨ましい
気が向いた時に、ふらりといつでも来られるのだから


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新幹線で往復すると二万六千円ですからね
夜行バスはリーズナブルだそうですが、夜行バスに耐えられるほどの元気はもう無いし^^;  


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来年はどのタイミングで来ようかな
散紅葉狙いもいいかもしれませんね
それ位の時期の方が宿も取りやすそうだし 


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侘び寂び感たっぷりの紅葉も、それはそれで悪くない
でも・・・そうは言ってもやはり真っ盛りの紅葉を見てしまうとね
今回、見てしまったのです
真っ盛りの紅葉を嵐山で(数回後の記事になる予定) 


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雨が降っていたとは思えないような空
雨で埃が落ちたのか、透明感が凄い
気持のいい秋の空に紅葉が凄く綺麗に輝きます


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興臨院の次は高桐院に向かいます

”ここの紅葉は色だけじゃない。
枝ぶりや散り方までしっかり眺めること。
この国には自然との接し方にもきちんとお作法があります。
千利休に縁の深いお寺にて。
 ”  (JR東海のCMキャッチコピー)

二年前に来たときは枝に紅葉は残っておらず、ちょっと残念な感じでした

今年、ちょっと早めに設定した大きな理由はこの高桐院のリベンジがあったから
CMにあるような丁度いいタイミングで見たかったのです


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で、やってきた高桐院ですが、何やら貼り紙が・・・・


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ぬわにぃ~拝観休止中だとぉ~ΣΣ(゚д゚lll)ガガーン!!

_| ̄|○ガックシ・・


屋根の修理だそうです
よりによって秋に工事しなくたって・・・・
仕方ありません、諦めましょう
これはまぁ宿題としますかね
来年も京都に来る理由ができたという事で


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大徳寺の次は源光庵、、光悦寺、常照寺へ向かいます
バス停でバスの時刻を見ると一時間に二本しかありません
待つのは退屈ですから歩いちゃいましょう


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このエリアの最初は源光庵から  


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迷いの窓悟りの窓が有名な源光庵


”紅葉が宇宙や人の一生の話になってしまうとは思ってもいませんでした。
丸い悟りの窓、四角い迷いの窓
心の窓を通して眺める紅葉なのですね。
そうか、ここへはあの人を誘ってくればよかった。” 
(JR東海のCMキャッチコピー)


堂内の「悟りの窓」と名づけられた丸窓は禅と円通を表し、角窓の「迷いの窓」は生死病死と四苦八苦を表しているそう  


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此処に来たのは初めて、どんな窓なのか楽しみでした
それにしても凄い混雑で写すのに最適な位置を探す余裕はありません
とりあえず撮ってみましたが・・・ 


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丸窓に真っ直ぐ向き合うと左側に壁が入ってしまいます
もっと左側から斜めに撮るべき???
でもCMは丸窓に対して真っ直ぐだったし・・・
ひょっとしたら、あのCM画像は合成???  


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JR東海の2014年・秋 源光庵のCM動画を見直したけれど、全く違うような^^;
これは合成だったねーー;)
ポスターはかなり左に寄って撮っていますし、丸窓の中の景色は同じ木が写っていますから合成ではありません
あんなにも左に寄って撮っていたのには訳があったのですねぇ 


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行列も凄く、まさに心太方式とでも言うような感じの拝観^^;
入口からどんどん人を押し込めば 、出口から数珠つなぎで出ていく感じ
まるでベルトコンベアに乗って移動しているかのよう


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次は光悦寺
境内へと続く参道では沢山の楓の木々が出迎えてくれます 


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まだ緑の葉もあって紅一色ではないですが、色とりどりな今の色彩も魅力的 


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紅に包まれたい場合はもうちょっと遅い時期の方がいいかも
いや、散紅葉も多いから遅かったのか?
う~ん、どちらなんでしょうね


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光悦寺は日蓮宗の寺院であり、お寺としての建立は1656年
江戸時代の芸術家である本阿弥 光悦が徳川家康よりこの土地を与えられ、様々な工芸を推進する場所として発展
芸術の土地であった由来のとおり、境内には7つの茶室が建てられています 


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光悦寺は境内全体が回遊式の庭園のような感じ
静けさもあっていい雰囲気
落ち着きます 
竹を斜めに組んだ光悦垣が有名だそう 


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日もだいぶ傾き、薄暗く感じ始めるような時刻 
人も少なくなってきて、ちょっと寂しげ  


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静かなのがいいですね
こういう小さなお寺は大型バスが駐車できませんから某国の声が大きい団体さんが居ないのがいい 


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さて、もう一か所巡ったら初日の昼間の部の計画はコンプリート
これは我ながら驚きです
絶対コンプリート出来ないと思って立てた欲張り計画だったのです 


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しかも使った交通機関は烏丸線だけ、あとはひたすら歩いて^^;
こんなにも歩いたのは久しぶり
昔と比べて歩くのが遅くなったような・・・・最近べすに乗って移動することが多いから歩くことが少なくなって^^; 


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明日、筋肉痛は大丈夫か、ちょっと心配^^;
明日は嵐電の旅ですから今日ほどは歩きません
それでもスケジュールはハードですからね
計画をコンプリートできたらいいな


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あまり遅くならないうちに最後の目的地に移動しましょう
夜は夜で計画があるのです
夜の部が始まる前に少し体を休めたいからね 


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この日の昼間の部の最後は常照寺
参道の紅葉はいい色加減でした


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この詫びた風情の吉野門が夕刻の寂しさに良くあいます^^ 


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帰りはバスに乗ろうとしましたが、バスが来ません^^;
いつ来るかわからないバスを待つより歩いちゃいましょう
乗りたくなったら途中のバス停から乗ればいいのですから
と、北大路駅まで歩くつもりで歩き始めましたが・・・流石に一日中歩いていた疲れで歩行速度があがりません
夜は東寺のライトアップに行く予定ですから、早めにHOTELのチェックインを済ませないと・・・
で、途中でバスに乗って駅へ
地下鉄で京都駅に戻りました 


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京都駅の ロッカーに入れておいた荷物を取り出し、HOTELへ向かいます
途中で京都駅に入っている茶葉屋さんのソフトクリームが目に留まって一日一ソフトのミッションを遂行
 


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しっかり濃くて美味しかったです  


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この日泊まったHOTEL
昨年は一泊1万円、今年は1万4千円に値段があがっていました
リニューアルしたらしいけれど、一気に1.5倍はちょっとね
朝ごはんも昨年は1000円でしたが、今年は1500円になっていました  


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1万4千円の部屋(Wですが、予約はシングルです)
これでこの値段はちょっと高いな・・・紅葉の季節は仕方ないか 


この後は東寺のライトアップです
時間まで体を休めましょう
でもベッドにダイブはできません
そんな事をしたら寝ちゃいますから^^;

つづく・・・・・


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