古河の隠れ家的蕎麦屋さん 蕎苗 [茨城の蕎麦]
この日は古河に出張
出張の最終日はアサイチの打ち合わせだけ
それが終わったら真っ直ぐオフィスに戻り・・・・るはずもなく、美味しいランチを求めて寄り道です
この日の寄り道は蕎苗
実は前日にも来たのですが、定休日だったのです
そのまま古河を離れるのは悔しい
と、いう訳でリベンジ
到着したのは11時15分
11時30分の開店ですので開店15分前に到着です
お店の前に待つ人は無く、自分が先頭
でも何やら看板が出ています
何だろう・・・
えええええええええ@@;)
蕎麦が残り4食分だってぇ
驚いていると、次から次へと車が入っきます
あと4名分なんだけれど・・・・・
でも、来た人たちは皆予約のお客さん
訊くと、どうやらこのお店は予約しておかないと蕎麦にありつけない可能性があるらしい
開店まであと5分、今更電話して予約するのもね^^;
この後、開店前に飛び込みのお客さんが一組
これで開店前に売り切れとなりました
(只今準備中の札は開店前も、自分が食べ終えて帰る時もずっとそのまま、そりゃそうです、売り切れなんだから^^;)
11時半、開店です
予約できるのは蕎麦であって席ではありません
なので行列の先頭の自分がポールポジションで店内へ
店内は完全禁煙なのが嬉しい
内装は良い雰囲気、この感じは好み
流れる曲はJazzボーカル
これも好み
おしぼりが紙なのはちょっと残念ですが、茶は香り高い蕎麦茶
口を近づけると蕎麦の香ばしさが鼻を擽ります
最初の訪問では注文はセイロ
この約束はしっかり守ります
そうじゃないと蕎麦の比較ができませんから
品数は多くはありません
蕎麦飲みするときはそばがきかつくねがいいかな
オーダーは当然セイロ
今回は普通盛りで
飲みの品書き
日本酒が自分の好みとちょっと違うのが残念
品書きには拘りも記載されていました
これぐらいにサラリと書く程度なら問題ありません
くどくど拘りを書かれてしまうと興醒めですが、この位なら気になりませんね
蕎麦は常陸秋そばと北海道キタワセソバ
石臼自家製粉だそう
これは期待が持てます
そして甘味のそば寒天が気になってしまい、これもオーダー
日本酒類
まず最初に蕎麦豆腐が到着
これを楽しみながら蕎麦を待ちます
ネットリした舌触りに蕎麦の香りが口にひろがり、そこに山葵の清涼な風
いやこれは美味しい
でも、純米酒が欲しくなります
蕎麦飲みがしたくなりますね
でも蕎麦茶で我慢
セイロの到着
断面がスクエアな細打ちの蕎麦は色白で綺麗な表面
艶やかでエッジもしっかりしています
ますは蕎麦のみて手繰りましょう
軽く箸でつまみ持ち上げたら、端をかるく唇で挟み、一気に啜ります
啜った瞬間から香りがガツンと立つ感じは無く、品よく香るタイプ
唇の滑りは良く、喉越しが心地いい
噛み応えはよく、適度な反力を感じさせながら噛み切ります
コシはしっかり、だらしなく噛み潰れることなく、しっかりした抵抗感がありますが、それは適度
強すぎず弱すぎず
噛むとしっかり蕎麦の香る、優しく上品な蕎麦です
次に汁を味わいます
唇に軽く含んで舌の先へ
最初に感じるのは出汁の香り
優しい風味、上品な蕎麦と相性のよい汁
薄めの汁、しかし旨味の厚さはしっかりあります
その後味は軽やかで初夏の薫風のような汁
蕎麦を汁に浸けて手繰ります
薄めの汁ですから多めに蕎麦に浸けるのがいい
いや、多めではなく、どっぷり浸けたくなるのです
またどっぷり浸けた時が一番旨い
薬味は山葵と葱
葱は細く薄くスライスされ、透明感があって綺麗
山葵も細かく綺麗
辛さ香りもよく、瑞々しさもあって、美味しい山葵
山葵を箸先に少量つけ、舐めながら味覚をリセット
口の中をリフレッシュした後は再び蕎麦を味わってフィニッシュ
やはり白暖簾のお店はいいね(自分の食べ歩きの経験上、白暖簾のお店にハズレは少ないです)
漬物は蕎麦湯のアテにいただきます
蕎麦湯はいいタイミングで供されます
蕎麦湯を出すタイミングは凄く重要
これも結構ポイント高いです
蕎麦湯は結構白濁したタイプですが、ドロリとまではいきません
これ位が適度でいい
あまり濃い蕎麦湯は口がサッパリしないから
残った汁を蕎麦湯で割って楽しみます
ここに葱や山葵を加え飲み干して
次は蕎麦湯のみで楽しみました
いい感じの器です
よくよく見たらお店の名前が
いいな、この感じは好みです
黒蜜のコクに香ばしいキナコ
絶対美味しいって^^
食感もいい感じ
最初に出た蕎麦豆腐も黒蜜ときな粉で食べてみたいな
蕎苗 (キョウナ)
0280-51-5650
茨城県古河市上辺見3457
11:30~14:30
17:30~20:30
定休日 火曜日・水曜日