ベルギー奇想の系譜と海老フライ 渋谷・海老フライ専門店 海老昌 [気になる一品(Delicious)]
夏ですからこの週末は向日葵を求めて明野までバイクでひとっ走り・・・と思っていましたが、土曜日は買い物の運転手に駆り出されてしまいました
まぁ、夕刻から雨が凄かったので遊びに行かなくて正解でしたが・・・
日曜日はバイクに乗れるかと期待しましたが、朝から雨
仕方ありません、予定変更です
雨の休日は美術館に行くのが自分のスタイル、下の娘を誘ってBunkamuraへ
下の娘は何で行くか問います
雨もあがりましたのでべすで行きたい様子
しかし再び降ってきてもおかしくない空の色
おとなしく電車にしましょう
大倉山の駅に向かう途中、区役所に寄り道
横浜市長選の投票を済ませます
渋谷駅に着いて、Bunkamuraの方に行こうとしますが。。。。地上に出てみると検討違いの位置^^;
未だに渋谷の地下が迷路に感じます
Bunkamuraで開催されている ベルギー奇想の系譜 は三章から構成されています
第一章 15-17世紀のフランドル美術
第二章 19世紀末から20世紀初頭のベルギー象微派・表現主義第三章 20世紀のシュルレアリスムから現代まで
ヒエロニムス・ボス工房<トゥヌグダルスの幻視>
チケットにも使われているこの作品
トゥヌグダルスの幻視とはアイルランドの騎士が語ったとされる逸話で
主人公の騎士トゥヌグダルスは、3日間の仮死状態に陥っている間に天使によって天国と地獄に導かれ、そこで恐ろしい懲罰を目にし、目覚めた後に悔悛するという噺
まぁ、よくある物語^^;
地獄における七つの大罪に対応する懲罰の描写の説明が作品リストの中にありました
それによると・・・・
画面左下、居眠りしている人物が主人公のトゥヌグダルス、その横が守護天使
恐ろしい懲罰については
嫉妬
蛇に誘惑され、犬に食われる!アダムとエヴァ
傲慢
死者の仮面をかぶった者に鏡を見せられる女性
怠惰
横たわった人物が悪魔の化身に取り囲まれている
激怒
激昂した兵士に刺される人物
大食
大量の酒を無理やり口に注ぎ込まれる人物
邪淫
賭け事をあらわすサイコロに座る魔物に腹を刺される人物
貪欲
桶に浸かる修道士と修道女、その桶は、怪物の鼻から吹き出るコイン(貪欲の象徴)で満たされている
ピーテル・ブリューゲル(父)<大食>
これらの作品に描かれる怪物、異形の者たちの姿がが結構楽しい
日本的に言えば百鬼夜行の鬼ような感じ
想像力が掻きたてられます
ピーテル・ブリューゲル<大きな魚は小さな魚を喰う>
この展覧会、それ程混んでいなくてゆっくり見られました
それは良いのだけれど・・・・エアコンが効きすぎ
メチャクチャ寒いのです
体が冷えるなんて事はまずない自分ですが、足が痛く感じるぐらいに冷えました
ここまで冷やさなくてもいいのに・・・・
予定より来客数が少ないのかな^^;
フェリシアン・ロップス<娼婦政治家>
娼婦は性欲を表わし、豚は食欲
それらが踏みつけているのは・・・・んんん、人間の本質を表わしているなぁ^^;
フェリシアン・ロップス<聖アント二ウスの誘惑>
半分骸骨の天使がシュル
十字架にはむさくるしい痩せたオッサンの代わりに全裸の美女
これ、誘惑されるよね^^;
ポール・デルヴォー<海は近い >
冴え冴えとした月の明かりが満ちた気はどこまでも透明
漂うのは静寂
寒くもなく、暑くもなく、空気は動かず、人の声もしない
裸婦は紙人形のようで、性格も実態もなく、時間も止まっているかのよう
この静けさ、好きです^^
冷え過ぎて途中からペースアップ
外に出たら蒸し暑さが気持ちいい(笑
そこまで冷えたんだ^^;
さて、昼ご飯にしましょう
道玄坂上に向かって歩きながらスマホで良さげな店を検索
パンケーキの店を提案しましたが、鎌倉にもある店だよとの言葉に一気に行く気が失せて^^;
ならば坂の途中で行列していたお店に行ってみようとBunkamura方向へ戻ります
この界隈、父娘で歩くにはふさわしくないなぁ
目の前を歩いていた二人がふいに御休憩の看板のある建物の中に消えたりするから^^;
そのお店はここ
エビフライ専門店、海老昌
待ち時間は40分ほどというので、そのまま並ぶ事にしました
今から他に行っても良さげなところは何処も同じくらいの待ち時間でしょうから
行列は二列あって、壁側は普通客で、道路側は予約客
つまり予約客優先ですから普通客は待ち時間が更に長くなるかも
待つ間にオーダー品を決めます
出された品書きに@@;)えっ???
想像より高いですが^^;
ネットで検索した情報では”大昌”が2400円、”海老フライ”が1640円だったのに・・・
それらは売り切れてしまったようです
残っている海老は高いのばかり^^;
”香”3300円をオーダーしました^^;
この中では一番数があるようです
海老フライ楡は5500円@@;)
自分は5500円出すのだったら鰻にするな^^;
待っている間、本でも読んで時間を潰そうと考えていましたが・・・空腹すぎると本を読む気にもなれない
結局もんもんとした気分で一時間待ち
自分の後ろの二人連れの彼女、凄かったです
一時間すっとしゃべりっぱなし、しかもマシンガントークで声が通るときたもんだ
一時間喋りつづけて、待っている時間長く感じなかったね、と、言っていましたが・・・そりゃそんなにもおしゃべりに夢中になっていればね^^;
彼氏、ずっと聴いているんだからたいしたもの
ちゃんと相槌打っているし・・・・
自分には出来ないな
絶対イライラしそう
お腹減っているし^^;
結局1時間待って入店
店内はカウンター席のみで9席しかありません
回転が遅いわけだ
おしぼりが布なのが嬉しい
飲み物類
今回は頼まなかったです
これこれ、当初狙っていたのはこの海老フライ
早い時間に来ないとダメなんでしょうね
海老フライに拘りがある店なんですね
店内に流れる音楽はJAZZ
お店の雰囲気に良くあいます
自分たちが席につく頃には、高い方の海老もほとんどが売り切れでした
まずはスープが供されます
今日のスープは冷たいポタージュスープ
優しい味でした
そして海老フライ、香の到着
ご飯も付きます
ご飯の炊き方はやや柔らかめだったのが残念
もっと硬めがいいな
衣は薄着
さて、何処からやっつけましょう^^
レモンを絞って♪
いただきま~す
ぷりっぷりな食感が美味しい
揚げ具合もいい感じで身が甘く濃厚な旨味
タルタル~♪
たっぷり付けていただきます
そして頭をザクザクと・・・・味噌もしっかり食べないとね
身に味噌を絡めていただきます
濃厚な味噌の旨味がたまりません
日本酒が欲しい^^;
ご馳走様
下の娘のエビフライの頭と尻尾も自分の皿に来ました
海老の尻尾、好きなんだよね^^
海老フライ専門店 海老昌 (エビフライセンモンテン エビマサ)
03-6452-5913
東京都渋谷区道玄坂2-22-6 CREA道玄坂ビル B1F
11:30~21:00(当日分が売切れ次第終了)
定休日 水曜日
この後は下の娘の買い物にお付き合い
雑貨屋巡りです
友達の誕生日プレゼントだそうで・・・好みの問題もあって難しそう
あっち行ったりこっち行ったり・・・結局挫折して出直す事に^^;
買い物に疲れたら甘いもの
気の利いた店はやはり行列
もうこれ以上行列に付き合う気は無いので、行列の無い所へ移動しました
大倉山のバックス
ここなら行列はありません
自分はマンゴーシブーストとアイス珈琲
アルフォンソマンゴーピューレを使用したシブーストクリーム
ココナッツミルクピューレを練りこんだダマンド生地
トロピカルな味わいとの事ですが・・・トロピカル感はちょっと薄目でした
もうちょっとココナツミルクが効いているといいな
下の娘はチェリー & チョコレート チップ フラペチーノ
チェリーの酸味が美味しい^^
最近、広告コメントの書き込みが増えましたので
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