GW最終日の鎌倉散歩は蕎麦飲みで 鎌倉の蕎麦 梵蔵 [神奈川の蕎麦]
前記事からの続きです
GW最終日の鎌倉散歩
材木座の方角を巡った理由は空いていることと、行きたかった蕎麦屋さんがあったから
13時半、流石にお腹が空いて集中力も無くなってしまったので昼ごはん
お目当ての蕎麦屋さん、梵蔵に向かいます
梵蔵 (ぼんぞう)
0467-73-7315
神奈川県鎌倉市材木座3-17-33
11:30~15:00(LO14:30)
18:00~21:00(LO20:30)
定休日 木曜日
iPhoneに道案内を頼み到着
でも店は目立たず一度行き過ぎました^^;
看板は無く、表札程度の表示
暖簾も正面からは見えないので考え事しながら歩いていると見落とします
脇にまわると細い通路
そこにあるのは白暖簾
”白暖簾の店は当りが多い”というのが自分の経験則
白い暖簾に思わずニンマリ
暖簾が出ているから営業中のはずですが、何となく不安な雰囲気
他に営業中を示す札とかないかなと見回すと・・・
足元にOPEN表示の小石
此れ、なかなかいいじゃん^^
入店
14時近い時間ですから流石に空いています
4人用テーブルが二卓、8人用の大きなテーブルが一卓
それに個室(おそらく座敷)の都合20席のお店
完全禁煙なのが嬉しいです
お冷と温かなお茶がありますがどちらにいたしましょう
汗だくな自分を見ての問いかけ
予想以上に上昇した気温のなか早歩きで来たのですから喉も乾いています
冷たい水を飲みたかったのですが・・・
お茶をいただきました^^;
何故温かなお茶にしたのか
それはどんなお茶が出てくるか興味があったから
蕎麦茶が出たら嬉しい
蕎麦湯が出てきたら唸ります
それ以外の茶だったら・・・残念
この店は蕎麦茶でした
GWのメニューはセット限定とのこと
蕎麦飲みするつもりで来ましたからセットで問題ありません
この中で魅力に思ったのは蕎麦膳
胡麻豆腐に焼き味噌、そしてセイロ
蕎麦前を楽しむのに丁度いいボリュームです
お酒は春鹿をチョイス
八海山純米吟醸の名を見た瞬間、辛い事件が頭に浮かんで思わず溜息
それは昔昔の物語・・・・新潟出張の時に購入した八海山純米吟醸を冷蔵庫に入れておいたのです
ペキッっとキャップを捻って開ける快感、それを楽しみに仕事を終え帰ってくると
出迎えた奥さんが
今日は鮭のちゃんちゃん焼きだから
あっ、料理酒なかったから、さるくんのお酒もらったよ
えっ、お酒って???料理に使うような酒なんか持ってないけれど・・・ハッ@@;)
慌てて冷蔵庫を開けると開封され三分の一無くなった八海山純米吟醸のボトルが横たわっていました
うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
おまいなぁ、純米吟醸を料理酒に使う奴が何処の世にいるんじゃい~(>A<。)
開封を楽しみにしていたのに・・・・先に開けやがって
しかもこんなにも使っちゃって・・・・料理酒で使う量じゃないだろ--;)
料理酒無かったから仕方ないでしょ
細かいことうじうじと・・・さるくん細かすぎよ!
・・・・・くっ、(☍﹏⁰)。くぅ
その鮭のちゃんちゃん焼き、美味しかったかって?
酒の注ぎ過ぎもあって、ちゃんちゃん焼きか味噌煮か解らない状態
熱を入れ過ぎた酒の酸味が全てを覆って、そりゃもう不味かった超個性的な味でした
彡彡彡(TдT)彡彡彡ヒュルルル...
それ以来、八海山純米吟醸を見かけるとその時の辛い思い出が蘇るのです(-A-。)
そんな辛い記憶に苦笑しながら、春駒をちびりちびり
昼酒ってなぜこうも美味しいのでしょう
蕎麦飲みというのがまたいいのです
蕎麦味噌の杉板焼きと胡麻豆腐の到着
一緒に蕎麦汁と薬味、それに岩塩も到着
蕎麦味噌の杉板焼きは白味噌ベース
蕎麦の実と葱が良く香り美味しいのですが、ちょっと大人しい味
味噌が甘めで上品過ぎかな
もっと辛口の味噌の方が飲むにはいいな
少量箸に取って舐めるように食べながら飲みたいところですが
優しい味なので味噌だけでどんどん食べられてしまいます
自家製胡麻豆腐
濃厚な胡麻の香りとねっとりした食感が美味しいです
でも、どうせなら蕎麦豆腐にして欲しいな
蕎麦の香り高い蕎麦豆腐
その香りで飲んでみたい
本を読みながらちびりちびりと楽しんで、適度なタイミングで蕎麦を頼みます
蕎麦は大盛りにしてもらいました
セイロの到着
蕎麦は極細、断面がスクエアなタイプ
表面は艶やかでエッジもしっかりしています
喉越しが心地よさそう
まずは蕎麦のみで手繰ります
蕎麦の端を口に咥え一気に啜ると気持ちよく蕎麦は唇そ滑りますが、啜った時にガツンと香り立つ蕎麦ではありません
仄かに香る上品な蕎麦
コシはやや柔らかめ
心地よい喉越しですが、極細過ぎて噛み応えはちょっと物足りない
次に岩塩を少量降りかけて啜ります
塩で食べるのもまたいいもの
次に汁を確認します
汁を唇に含み舌の先へ
途端、柔らかな味わいに包まれます
出汁が優しく香り、ふんわりした雰囲気
後口に甘さは残りません
旨味の厚さも十分ありますが、この蕎麦に適切な適度な厚さ
酸味、甘さ、塩気、どれかが出しゃばる事無く、調和してニュートラルな感じ
輪郭の硬さは無く、どこまでも柔らか
蕎麦を汁に浸け手繰ります
極細の蕎麦に優しい汁
見事なバランスです
蕎麦の半量を汁に浸けた時が一番蕎麦の香りと甘みを感じました
薬味は山葵と葱
山葵はちょっと硬めで辛さが強め
味覚が飽和したら山葵を箸の先に付け味覚をリフレッシュ
新鮮な感覚で再び蕎麦を手繰ります
が最後の方はちょっと水っぽさを感じました
その水っぽさの原因
皿に直接盛るスタイルは最後はどうしても水っぽくなってしまうように思います
ざるか竹すだれを乗せて盛って欲しい
蕎麦湯はどろどろなタイプ
まるで甘酒のような感じ
残った汁をどろどろ蕎麦湯で割って楽しみます
蕎麦の香りと汁の旨味
蕎麦湯で飲めるかも^^
蕎麦飲みを楽しんだ後は鎌倉駅に向かいます
駅に向かう途中にチョコアイスを購入しましたが(前記事参照)
そのチョコアイスの残念な高さに、余計欲求不満になってしまいました
で、ケーキが食べたくなってこのカフェへ
この看板に誘われて^^;
ショコラとオレンジ、これは合いますからねぇ
チョコムースとオレンジムースの二層構造
これからの季節に良いですね
真似しようかな^^ (夏はオーブンを使いたくないのでムース系のケーキを作る事が多いのです)
さっぱりしたチョコムースはちょっと物足りなかったけれど、オレンジのはいい感じでした