関川の渡邉邸と村上のうどん はじめ [気になる一品(Delicious)]
(今日は在庫記事から)
この日は新潟は関川で仕事の為に新発田まで移動
丁度夕暮れのいい時間、海を眺めに行きました
海が見たいと言うよりも、この油ガス田のプラットホームが見たかったのです
このメカメカしさ、秘密基地っぽさに萌えます^^;
この岩船沖油ガス田は国内でも最大級規模の油ガス田
国内では、4ヶ所の油ガス田が開発されたが、操業を継続しているのは、岩船沖油ガス田のみとなっているそうです
海辺の夕暮れどき、その薄暗がりの中に聞えるのは波の音だけ
その音が静けさ呼び、静けさの訪れは寂しさを呼びます
そして陽が完全に沈みきる時、その瞬間全ての音が消えてしまうかのような錯覚
この瞬間が好きなのです
翌朝、HOTELを出て客先に向かいます
新潟と言っても山形に向かう方向、関川、小国方面
此処に来るたびに気動車を楽しみにしているのですが、一度も見たことが無いのです
本数がメチャ少ないのかな
尤も滅多に来ない場所ですから、チャンスも少ないのですが
仕事の突発的な都合で午後から時間が空いてしまいました
HOTELに戻ってHOTELのネットワークを使って事務仕事でもすればいいのですが
あまりのいい天気に仕事気分になれません
で、ちょっと観光^^;
偶には良いよね
来るたびに気になっていたこの邸宅
村上藩郡奉行役の武士から豪商豪農となった渡邉氏の邸宅で、3,000坪にもおよぶ大屋敷
参観料は600円を払い中へ
~渡邉邸のHPより~
建物の形式としては、街道に平行に建棟と直角に建棟の二棟からなり屋根はT字型となりいわゆる「撞木造り」の様式を採っている、この形式は関川村に多い形式である。
母屋は桁行35.1メートル、梁間17.8メートルの切妻造りの置く行きの長い造で、豪壮重厚な感じの建物である。二度にわたる火災のあと文化14年(1817)に現在の様に再建された。
母屋を南北に貫通する土間に面して茶の間・中茶の間・台所と続いてこの土間は採光のため吹き抜けになっていて壮大な空間を造り、大黒柱はじめ各柱、天井の梁材はけやきの巨木良材を木取って組まれていて壮大な空間は見る物を圧倒する。反面、大座敷、ニ之間、納戸座敷などは繊細な数奇屋風の作りとなっており壮大さと繊細さを合わせ持つ建築である。
部屋の数は約40室、便所7箇所、浴室4箇所と大規模な造りになっているが、最盛期にはここに70名程が住んでいた。
大座敷はもちろん、中座敷にも一本一本吟味して選ばれた無節の柱・丸桁・敷板など惜しみなく用いられ、庇ははね木で支えるという特別工法が施されている。
屋根は総木羽葺36.5センチメートル(一尺二寸)の材料を用い、主要部分は三重葺になっている。
あまりの広さに驚きです
あがって囲炉裏端に座り、広さに圧倒されながらキョロキョロ
すると何処からともなく案内の方がやってきていろいろ説明してくれました
この土間の広いこと
車が家の中を走れるんじゃね?
鮎が床の所々にいるのですが、これは彫ったものではありません
指先でなぞっても凹凸はなく、フラット
つまり鮎の形にくり抜いた床板に、その形寸分も違わぬ別の木をはめ込んだもの
こんな感じに凝った趣向がいっぱい
実用的なところでは襖の溝にはローラーが付けられています
こんなの、初めて見ました(驚
大座敷を抜けた先は庭園
~渡邉邸のHPより~
広さは1275平方メートルで心字池を中心に穿ち築山を配し、小規模ではあるが地泉廻遊式になっており、江戸中期、京都より遠州流庭師を招き構築された。
剛毅・繊細両面をうまく組み合わせた配置で、築山に枯滝、州浜に石灯籠、北側に井戸囲い、座敷側には手水鉢を設けるなど巧みに見せ場を作り出している。また、渡邉家が廻船業を営んでいた影響もあり、石材の多くは小豆島・紀州・京都鞍馬山等関西方面のものが使用されている。
ガイドさんの話によると、この座敷の一番の上座は庭が一番綺麗に見える場所だそう
その場所は・・・丁度ここ
無意識に一番眺めがいい場所に座っていたようです^^
ここ、凄くいい風が入ってきます
なんとも心地よく、ずっと此処に座って居たいぐらい
ガイドさんもその事が解ったようで暫く一人にしてくれました
嬉しい~♪
庭を思う存分味わいましたので他も見ようと立つと直ぐにやってくるガイドさん
ほう、行き届いているねぇ
他の部屋も案内付きで見て回ります
屋根は杉を薄く割った板を重ねた上に石を置いた石置屋根
石置木羽葺屋根撞木造りという珍しいものだそう
15,000個の石が使われており、日本一の規模を誇ります
母屋を見た後は案内してくれたガイドさんにお礼を言って庭へ
ガイドさんと勝手に決めつけていましたが、ひょっとしたらガイドさんじゃなかったのかも
単に時間があったから案内してくれたたけだったとか
だって・・・ガイドさんだったら庭も案内してくれそうだし^^;
~渡邉邸のHPより~
邸内の土蔵は現在6棟ある。米蔵、味噌蔵、金蔵、宝蔵、新土蔵、裏土蔵である。慶応3年の屋敷図を見ると12棟の蔵が有った事が分かる。
この地方の豪農と言われる家の土蔵は一列に整然と並べられているのが一般的である。渡邉家の土蔵は一見雑然としているが、実は五土蔵が一望できる地点があり深い配慮が伺われる。
又、何をどの土蔵に入れるかも決まっていた様で特に金蔵は内側の壁一面に鉄の格子で覆われていた。
手元にコンデジしか無いのが残念
撮ると面白そうなのがいっぱいありました
デジイチがあったらもっと楽しめたのに・・・・←仕事で来たことを完全に忘れている
渡邉邸
新潟県岩船郡関川村下関904
公益財団法人重要文化財 渡辺家保存会
TEL&FAX:0254-64-1002
渡邉邸を参観した後は・・・
この渡邉邸の裏(川の方向)にあるのが日帰り温泉施設”ゆ~む”
関川には関川温泉がありますからね
温泉と聞けば当然入湯
入館料は500円
でもこの日は風呂の日で入館料は300円
ラッキー!
休憩室に
脱衣所のロッカーは大きくて使いやすい
泉質はナトリウム・カルシウム硫酸塩・塩化物泉
phは7.8の弱アルカリ泉
いえね、何と言うかね
皆が仕事をしている時間に浸かる温泉って、何故こんなにも気持ちがいいのだろう^^
温泉に来たらお約束のサービスショット~♪
温泉でしっかり温まったらこれ
コーヒー牛乳、風呂あがりのコーヒー牛乳は瓶であることは必須です
ただ気に入らないのがブランド
全国区な大手乳業会社製でした
どうせなら地元の良寛牛乳がいいかな
でも良寛牛乳で瓶入りのを見たことが無いのです
紙パックは興ざめですから瓶が無いのなら大手乳業製のでいいけれど^^;
風呂の後は晩御飯
関川から新発田のHOTELに戻る途中、村上にある饂飩屋さんに行ってみました
こだわりうどん 一(はじめ)
0254-50-5004
新潟県村上市坂町3554-1
10:00~21:30
3玉まで同一料金なのは嬉しいですね
早速入店
新潟にうどん文化を広めたい・・・と口上がありましたが、確かに新潟で饂飩は流行っていない様子でお客さんは少ない
寒い地域って饂飩よりラーメンにいってしまうのではないかな
脂が多い方が体が温まるから
氷水を出されますが・・・正直言ってこの季節、まだ氷水はいらない
温かな茶が欲しいーー)
品書きを確認します
TOPページは温かなかけうどん
当初は盛りにしようと考えていましたが、何となくかけが食べたくなってしまいました
湯冷めしたかな^^;
ここは当然3玉でゆきます
トッピングは半熟玉子天とちくわ天で
丸亀で食べる時の癖がそのまま出ました^^;
竹輪は天麩羅にすると独特の美味しさがあります
玉子は大好物だから外せません
一応他の品もチェック
うどんよりもカレーが気になったりして^^;
かけうどんのページがまた出てきました
同じ内容でタイトルを変えてまた出てくるとは・・・
盛り系よりもかけ系がお勧めの店のようです
その証拠に盛り(ざる)系の扱いは凄く小さいしーー;)
その他、丼物に
セットもの
かけ3玉、トッピングは半熟玉子天とちくわ天とオーダーした後は品書きの説明書きを読みながら到着を待ちます
いろいろと拘りはある様子
テーブルの上には一味とゆず一味
七味は無いんだ、残念・・・・自分は七味の方が好きなのです
かけ3玉、半熟玉子天とちくわ天の到着
器いっぱいいっぱいに入っていますのでこぼれてもいいように受け皿の上に丼が乗ります
天麩羅はいい感じに揚がっていますが・・・色の違う揚げたまが付着していたり ーー;)う~ん 天かすを綺麗にすくってから次のを揚げないと・・・
うむむむ・・・
かけの3玉は間違いだったのかもしれません
量?、いえ、うどんの量は問題ではありません
3玉だろうが5玉だろうが平気です
でも汁の量が・・・・
3玉といっても丼は三倍にはなっていません(多少は大きくなっているようですが)
つまり汁とうどんの比率が変わってしまっています
うどんに対して汁が少ない
つまり薄く感じてしまうという事
まずは汁を一口
ふんわり香る出汁
塩気は薄く、凄く健康的^^;
関西のうどんより薄いです(関西のって色は薄いけれど塩分は結構感じたんだよね、尤も大阪にはいった事無いから大阪のうどんは知らないけれど)
この薄さ、物足りない
うどん3玉の悪影響なのでしょうが、元々も薄めに思います
うどんは硬すぎずいい感じ
もっちりした弾力の奥にコシを感じます
盛りで食べても良さげな感じ
天麩羅を投入
天麩羅の油で汁にコクが出ます
でも味が薄いので天麩羅の油に負けてしまって油ばかりが目立つ感じに
やはり3玉は間違いだった・・・
3玉食べるのであれば盛りにするべきですね
玉子のトロリは合格^^
汁まで全部飲み干しました・・・でも喉は全く乾かなく、氷水は一滴も飲まずでした
最終日は朝の打ち合わせのみで仕事がフィニッシュ
帰る前にもう一度海を見にきました
ここからの眺めも好きなのです
ここでビールを片手にのんびり海を眺めていたいな
一人、ゆっくりと・・・
足元にゴールデンなんかが居たら尚いいな
日本海のちょっと寂しげな雰囲気は何気に好きなのです
当然このプラットホームにも挨拶しないとね
やはり。。。かっちょえー、萌えるなぁ^^
帰りは一日一ソフトをコンプリート