そうだ鎌倉、行こう。 円覚寺に落ち着く [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]
京都から戻った翌日
実は仕事は休み
京都二日目はフルパワーで紅葉撮りに邁進するスケジュールを計画
勢いで二日目もライトアップの紅葉を愛でるかもしれません
最終の新幹線に乗って帰ってくるのであれば帰着は日付がかわる時刻
翌日仕事に差し障りそうな感じ
ならばと休みを取ってしまっていたのです
実際には二日目にライトアップの紅葉を見る事は無く
19時の新幹線に乗って帰ってきました
なので9時過ぎには帰着、体は余裕十分
翌朝はいつも通りに起床です
折角取った休みですから有効に使いたい
美術館?メガ盛り食べ歩き?それとも滅多に行かない場所へ散策?
いや、今一番気になるのは鎌倉の紅葉
紅葉の鎌倉散歩オフ会を控えて、どれくらい紅葉が進んでいるのかが気がかり
オフ会まであと約10日、今の紅葉がどれくらいかチェックしておきましょう
そんなことで出かけた時刻は遅め、早めの昼ごはんを済ませ電車で向かいます
べすで行かなかったのかって?
出発が遅かったですからね
鎌倉に行くには電車の方が早いのです
鎌倉へアクセスする道は限られ、抜け道はありません
しかも混む道
市街地最強のスクーターでも電車には敵わないのです
北鎌倉駅に降り、改札を抜けたら其処は円覚寺
穏かな陽射しに伸びを大きくひとつ
凝り固まった体中の筋肉が解れていくようです
何でしょうねぇ・・・鎌倉って、落ち着くなぁ^^
でもやはり京都は都
散策していても大きな都の迫力に緊張しているようです
歴史を感じる重厚で威厳のある建物、その存在感に圧倒されて
鎌倉では存在感に圧倒されるような事はありません
こじんまりして、穏かで
全く緊張しないのです
夏目漱石「門」の舞台にもなった、円覚寺の三門
その脇の紅葉が陽に透けていい感じ
丁度ベンチが空いたので座ってしばしまったりと
何でしょう、この気持ちの良さ
心底落ち着けます
今日はもう円覚寺だけでいいかな
他にもまわろうかと考えていましたがこの心地よさに止めました
夕刻まで円覚寺でのんびり過ごしましょう
平日の円覚寺
紅葉の季節とはいえ静かです
どうです、この感じ
参拝客が少なくていいでしょ
何よりも大声なC国言語が聞こえないのがいい
のんびりできます
京都は平日も凄い混み方
しかも平日の方がC国言語の割合は増えるようで、平日の方がかえって煩い
天龍寺の悪夢にはまいりました
紅葉の色は京都の方が鮮やか
気候の差でしょうか
鎌倉は海に近く温暖な地
紅の色に京都の紅葉ような鮮やかさはありません
紅の色の種類も京都よりは少ないかな
京都の紅葉は錦繍そのもの
(錦は秋の紅葉だけでなく春の花にも使われます ”錦織りなす長堤にくるれば登る朧月”ってありますからね)
それに鎌倉は温暖なためか紅葉が遅め
前日の京都の紅葉はピークも過ぎ、落葉が進んでいましたが
鎌倉円覚寺はまだピークの一寸手前
場所によっては青い葉のトンネル
それに紅葉よりも黄葉が目立ちます
気になるのは今年の鎌倉の紅葉には枯葉が多いこと
この黄色く色付いた紅葉も上の部分は枯れています
枯れた葉は紅葉にならず、落葉もしない
ただ往生際悪く、何時までもそこにしがみ付いているだけ
色の美しさも、散り様の美しさも其処にはありません
秋日和と名が付くほどのいい天気
三門横のベンチに背を浅く、ちょっとだらしなく座り、黄葉越しに降り注ぐ、ほんのり黄色く色付いた陽射しの暖味をコート越しに味わっていましたが、これが凄く心地いい
夕刻までずっと座っていようかと思うぐらいでしたが、折角来たのだから紅葉のチェックをしないとね^^;
ベンチを離れ、境内をきっちりチェックしてゆきます
オフ会は12月10日に設定しました
こうやって境内を歩いていると、その設定が失敗になりそうな予感に包まれます
この感じ、おそらく4日が最高のタイミング
それを過ぎたら一気に散ってしまいそう
実は4日か10日かで随分と迷いました
過去の鎌倉のDATA(自分の紅葉写真の画像)をチェックしても決められない
その年によって大きく差があるのです
ですが、基本的に遅めなのが鎌倉の紅葉
で、10日に賭けたのです
紅葉の遅い妙本寺にあわせてみたのですが、どうなったかは・・・
(既に記事にUPされている方もみえますから結果はばれていますが^^;)
はい、正直言って京都から戻ってから円覚寺に行っておいてよかったと思いました^^;
オフ会参加の方々、賭けを外してしまってもうしわけありません
ペコm(_ _;m)三(m;_ _)mペコ)
企画した頃は紅葉は遅い感じだったのですが・・・
あの11月に雪が降った日あたりから感じが変わってしまったような気がします
鎌倉っていいな^^
こうして北鎌倉の景色の中で過ごしているとそう思います
京都は素敵な古都
鎌倉よりも大きく、威厳があって美しくて
じゃぁ鎌倉がつまらないかと言えばそうじゃない
寧ろ・・・いいかも
そう、それはお茶漬けのようなもの・・・かな^^;
濃厚なフレンチのフルコースは文句なしに美味しい
でも食べながら一寸緊張も
(高級なものに慣れてないから^^;)
そんな料理を楽しんだ後、満腹ではあるけれどふとお茶漬けが食べたくなるもの
慣れない豪華な食べ物に驚いた腹が求めるのでしょうか
で、お茶漬け^^;
それもシンプルに海苔だけで
鎌倉をお茶漬けなどと甚だ失礼だとは思いはしますが
自分がこの時鎌倉円覚寺に感じた落ち着き感はまさにフルコースの後のお茶漬け
心底落ち着きました
落ち着いたところでお茶が飲みたくなりましたが、円覚寺で抹茶を飲める場所は二か所
円覚寺佛日庵と洪鐘弁天茶屋
洪鐘弁天茶屋は新装してからは行っていませんので、様子見がてら行ってみることにしました
ちょっと綺麗になって雰囲気が変わってしまいましたが・・・前の方がもさかったけれど味わいがあって良かったな
この日、富士山は見えなかったです
抹茶に干菓子で650円
円覚寺佛日庵は500円ですから円覚寺佛日庵の方がお得かな
でも何故洪鐘弁天茶屋の方が高いのだろう・・・あの石段を登って素材を用意するからその労力代???
そろそろいい時間ですから帰りましょうか
石段を降りて三門まで来ると和服姿の素敵な女性
紅葉の下で絵になりますねぇ
鎌倉も和服姿が多くなりましたね
門前を横須賀線が・・・ではなく、境内の中を横須賀線が横切ります
考えてみれば随分と強引なところに線路を敷いたものですね
さすが軍需線^^;
と、和服姿の女性がカメラを構えているのが気になって^^;
紅葉と和服、いいですねぇ
おやおや、彼氏と撮りっこですか、楽しそうだな^^
彼氏君、何だかオジサンはめちゃ羨ましいぞ^^
ゆっくりした時間が流れた一日でした^^
ここまでタイプして、ふと京都と鎌倉の感じる重さの違い、緊張の有無について思った事が
京都には妖しさを感じます
それは生々しく、背筋がざわざわと落ち着きません
でも鎌倉には妖しさは感じません
背筋がざわざわするような感じもなく、何よりも気が明るい
この明るさが落ち着くのです
京都の妖しさ、それは1000年の都の重みがそう感じさせるのでしょうか
今日のスイーツはまたまたローソンスイーツ
今度はキティちゃんグッズが集まってしまいそうな予感・・・^^;
ケーキは大好き、プリンも大好き
だからこういうスイーツは凄く好き
見かけたら発作的に買ってしまいます
これにフルーツを乗せてクリームも追加したら最高だな
スポンジは白めでプリンが目立つような配色
クリームが少ないのは仕方ないですね
こんな構造
プリンの卵が自慢の卵のようですね
さっそくいただきます
プリンは・・・あれっ?甘くない
卵の特徴を出そうという意図なのか甘さ控えめ
プリンとしては物足りない仕上がりでした
クリームもそれに合わせて甘さを控えていますが、甘さを控えたクリームって脂を強く感じてしまって自分は好きじゃない
食べていて脂が舌にまとわりつくような感じ、円やかさに欠けます
その脂を強く感じて卵の風味が今一つ感じられません
砂糖は保湿に重要、減らせば減らしただけ味も食感は確実に落ちます
(減らしても美味しく仕上げるところが腕の差なのでしょうけれど)
やはりスーツは甘くないとね・・・
ローソンのこのプレミアムロールケーキ
プレーンが一番おいしい
今迄いろいろ変わり種を出しているけれど、プレーンの美味しさを越えるのは無いなぁ・・・・