ダリ展の後はカウンターで天麩羅 百舌亭 [日常のなかで(Diary)]
雨の休日
雨は、情景を、そして情感を豊かにしてくれます
だからこんな日は美術館がいい
朝方まで雨が残り、昼頃にも降ると言う予報だった休日
下の娘と一緒に国立新美術館に行ってきました
雨だからべすはお留守番
電車に乗って行ったという事はランチに飲んでも良いという事、何処に行くかは既に決めてあります^^;
今開催されているのはダリ展
下の娘もダリが好きだそうで、ならばと一緒に行く事になりました
(メイ・ウェストの部屋)
展覧会は8章で構成されます
第1章 初期作品(1904-1922)第2章
第2章 モダニズムの探求(1922-1929)
第3章 シュルレアリスム時代(1929-1939)
第4章 ミューズとしてのガラ
第5章 アメリカへの亡命(1939-1948)
第6章 ダリ的世界の拡張
第7章 原子力時代の芸術(1945-1950s)
第8章 ポルトリガトへの帰還―晩年の作品(1960s-1980s)
<縫い物をする祖母アナの肖像>
初期の作品
青が綺麗で惹かれました
青の使い方が印象的で凄く優しい雰囲気
その後のダリの作風を考えると興味深い作品です
<巻き毛の少女>
この絵、凄く素敵でした
ネットで探したこの1枚、色が上手く出ていません
本物は青が凄く綺麗で、透明感が凄かったのです
シュルレアリスム以前の1枚
こういうスタイルのも描いていたのですね
でも独特の透明感は既にありました
<キュビスム風の自画像>
キュビスムの影響を強く受けていた若き日のダリの作品
キュビスム時代のピカソの画風との類似性も見られますね
<ポルト・リガトの聖母>
奥さんのガラを聖母マリアに見立てて、祭壇画形式で描いた作品
なんとも不思議で哲学的な浮遊感が素敵
<ラファエロの聖母の最高速度>
ラファエロの「聖母」のイメージを借用しつつ、量子物理学的な世界観を視覚的なイメージとして表現
<奇妙なものたち>
柔らかい時計や、故郷カダケスのクレウス湖などのダリ作品の中で重要な意味を持つモチーフが描かれています
それらはランダムに描かれているように見せながらも、同一形態を異なるテーマに変化させながら繰り返し描く「形態学的なこだま」と呼ばれるという手法によって調和をもたらしています
<形態学的なこだま>
これが同一形態を異なるテーマに変化させながら繰り返し描く「形態学的なこだま」
<降りてくる夜の影>
広大な土地に夕暮れ時の影が差すノスタルジーで幻想的な場面を描いています
カダケスの別荘近くにあるコンフィテーラ海岸の光景をイメージしているのが画面中央の白い石
右端にある岩の背後から姿を現す白い布で覆われた立像は人のように見えますがその得体の知れない幻影がミステリアスな世界に誘います
<子ども、女への壮大な記念碑>
ナポレオン、モナリザ、ダリの恐怖の対象であったライオンなど、様々なモチーフが腐敗し朽ち果てています
ダリの特徴が良く表れた作品
<謎めいた要素のある風景>
イーゼルに向かって絵を描く、後ろ向きの画家
フェルメールですね
ダリは、フェルメールの絵を称賛、敬愛していたそうです
偉大な絵は、芸術家が暗示するだけで、目に見えない大きな力を感じとることができる
”レースを編む女”に私はそれを発見した
この娘の持つ、目に見えない針を中心に、宇宙全体が回っていることを私は知っている
フェルメールの「レースを編む女」の絵画を観て、ダリが語った言葉だそう
<素早く動いている静物>
フロリス・ファン・スホーテンの《食物のあるテーブル》(1617年)に原子物理学的知見を反映させて再構築した作品
ツバメや果物、食器がバラバラに浮遊しているように見えますが、実際は数学的な計算の元にすべてが配置されています
(注:以上の作品の画像はMUSEY等、オンライン絵画紹介ページからの借用です)
ダリ展のあとは一寸遅めの昼ごはん
kazukazuさんの記事で知ったカウンター天麩羅のお店、百舌亭に行ってきました
CPが高いという評価だったので凄く楽しみにしていたのです
確かに六本木のカウンター天麩羅でこの値段は魅力的
店内は24席
完全禁煙なのが嬉しい
ランチタイムは16時までとういう長さ
これは便利です
でも下の娘から厳しい指摘が入りました
冷たいお茶を出されましたが、グラスが曇っているのが許せないそう
食洗機で洗っているのでしょうけれど、こういうところはちゃんと確認した方がいいね
品書きを確認します
定食は二品だけという潔さ
下の娘は穴子が好物
必然的に”贅沢天ぷら定食”に決まりです
海老が二本、穴子一本、烏賊、鱚、温泉玉子、かき揚げ、野菜三品が付いたセット
単品もあります
でも追加は止めておきました
摂取カロリーがね^^;
だったら何故天麩羅を食べに来たのかという指摘もあると思いますが
(∩゚д゚)アーアーきこえなーい
折角ですから日本酒もいただきます
純米吟醸よりも普通の純米酒の方が好きなので写楽で
天麩羅を待つ間、四種の食べ放題の漬物で間を持たせます
四種の漬物の内容はこちら
烏賊の塩辛で写楽をちびりちびり
いやぁ~、美味しい^^
ご飯とみそ汁が出されますがご飯を食べてはいけません
ずっと最後まで残しておかないといけないのです
その理由は後程
味噌汁の具は麩でした
ご飯とみそ汁が出されると、続いて揚げたて天麩羅が網に乗せられます
最初に置かれたのは海老(最初の一本)と野菜天の一品目、ピーマン
天ぷらには天つゆとブレンド塩が用意されます
また、ご飯を残しておかなければいけない理由はここ書かれています
好きなタイミングでご飯に天麩羅を乗せ、お店の方に渡すと、それで天丼や天茶を作ってもらえるのです
まず最初は塩で
さくっとした衣にぷりぷりの海老
塩が甘い、海老の香ばしさが塩でより香る感じです
ピーマンは天つゆでいただきました
野菜天は天つゆがいいかな
鱚
半分は塩で、残りは天つゆ
違いを楽しんでみます
衣のサクサクを楽しむには塩がいいですね
でも当然油を感じます
天つゆは油を和らげてくれて旨味もUPしてくれるのですが、素材の味を楽しむにはやはり塩
自分と下の娘では食べるスピードが全く違うのでやり難いだろうなぁ^^;
自分は結構早食いで、下の娘はゆっくり食べるタイプ
椎茸と穴子
穴子で天丼にしようかと悩みましたが、我慢できずにそのまま塩で食べました
烏賊に茄子、そして二本目の海老
ここで温泉玉子天の登場
ご飯の上に乗せて醤油を垂らして食べるのがお勧めですと店の兄さん
そんな魅力的な食べ方を言われると従いたくなってしまいますが・・・ぐっと我慢
天丼が食べたい・・・・
下の娘は誘惑に勝てず温泉玉子天をご飯の上へ^^;
自分は皿の温泉玉子天に醤油を垂らして・・・
パカッ・・・うわぁ、旨そうだぁ~≧≦
トロリの黄身を見てしまった以上、もう我慢できません
でも天丼は食べたい・・・--;)う~ん
ご飯を少しだけ玉子の皿へ乗せていただきます
トロリ黄身の絡まったご飯、なんて美味しいんだろう
黄身の濃厚な旨味とコクに揚げ油のコクがさらに加わってメチャ美味しい
そこに醤油の旨味が重なる訳ですから至福の旨さです
最後に貝柱と海老のかき揚げの到着
そのかき揚げをご飯に乗せてお店の兄さんに渡します
天丼でお願い!
これだけ食べると結構満腹になりました
CPがいいですね
最初のコップの曇りだけが残念でした
百舌亭
03-6721-1330
東京都港区六本木3-14-16 ペンタビル 1F
ランチ:11:30~16:00(L.O. 15:30)
ディナー:17:30~22:00(L.O. 21:30)
すっかり満腹になりました
お店を出ると、向かい側には何やら素敵な壁画
こういうのって撮りたくなります^^
ガスメーター(?)がちょっと残念^^;
その建物の横側の壁画は解りやすい絵でした
路面電車がいいな
お腹が膨れたら別腹モード
甘いものを食べましょう
と、いう事で次はミッドタウン
どっしり重い揚げ物の後ですから、サッパリと冷たいものと思いPALETASへ来ましたが
ケーキを見ちゃうとケーキのほうが食べたくなってしまいます
それにアイスは店内で食べられないけれど、ケーキは店内で座ってゆっくり食べられるからね
でも満席だったので暫く待ち
その間にオーダー品を決めます
ケーキのドリンクセットで確定なのですが、問題はどのケーキにするか
Pumpkin最中・・・最中?^^;
面白いかも
でも南瓜のお化けのほうがいいな・・・という事でPumpkin Dome
下の娘はMix Fruit bar
こっちも美味しそうだったけれど、インパクトは薄いかな
下の娘は緑茶、自分はアールグレイ
緑茶は色は薄目でしたが、凄くいい香りで見た目とは違って味もしっかりしていたそうです
アールグレイは普通な感じかな
下の娘はMix Fruit bar、アイスキャンデーばりにバーが付いています
でもこれを持って食べるのは食べ辛そう^^;
フルーツいっぱいなのがいいですね^^
中にはクレーム・ディプロマットが入っているようです
クレーム・ディプロマット、いいな
好きなんです^^
自分の南瓜
顔が描かれているとつい惹かれてしまうのです^^;
左のお化けの顔は未完成?それともそういうお化け?
限定という言葉にも惹かれました
この言葉にはメチャ弱いのです^^;
南瓜のほっこりした甘さにチェーリーの酸味が加わって甘さがしっかり締ります
そこにシナモンの香りが軽く乗っていい感じ
パレタス 東京ミッドタウン店 (PALETAS)
03-6447-4445
東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン ガレリア B1F
11:00~21:00(L.O.20:30)
***オフ会のお知らせ***
mozさんと さる1号がご案内する
紅葉の鎌倉散歩オフ会
参加者募集中です
<期日>
12月10日 土曜日
<集合場所>
10:30 北鎌倉 円覚寺前の踏切付近
北鎌倉駅下りホーム側改札を出てすぐ先です
<日程>
10:30~12:00 円覚寺(拝観料300円)
12:00~13:00 東慶寺(拝観料200円)
(時間があれば浄智寺も (拝観料200円))
13:00~鎌倉に移動(JRで一区)
13:30~15:00 鎌倉駅周辺の居酒屋にて食事
(仕立て屋鎌倉店を予定 仕立屋御膳 1,852円 +酒類 )
15:00~ 解散&希望者のみで妙本寺(拝観料 無料)へ
<参加連絡方法>
参加いただける方はmailにて連絡をお願いします
本ページ左の欄にあります”しろたま さる1号 Mail BOX”をご使用ください
皆様のご参加、お待ちしています
<追記>
集合は10:30ですので時間のあるかた(早く来られる方)は
集合時間前に明月院に行っておくのもいいかも
<備考>
今回のコースは駅近コース
歩く距離はさほどありません
ギックリ癖のあるガラスの腰でも大丈夫^^
<参考 遠方から10:30に北鎌倉に到着するには>
新大阪より 7:30発 (名古屋より 8:22発) のぞみ108号にご乗車ください
金沢より 6:13発 (富山より 6:37発) はくたか552号にご乗車ください
新青森より 6:17発 (仙台より 7:52発) はやぶさ4号にご乗車ください
遠方の方々も鎌倉散歩如何ですかぁ~^^