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入院後半、ついに管が抜かれる [日常のなかで(Diary)]

桜も咲きはじめたと多くの方の記事にアップされた桜の画像
眺めているとソワソワ、落ち着きません
リハビリがてら近くの鶴見川土手道に散歩に行きました

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でも、土手まではべすで^^;

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土手のソメイヨシノは咲きはじめた木が数本
それらは握り拳ぐらいの桜花の塊が二つ三つ付いていました
でもせっかちな一本は既に5分咲き

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土手が満開のソメイヨシノで淡いピンクに包まれるのは来週末でしょうか

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この桜の向こう側の建物が入院していた病院
さて、入院日記の後半です
病院の写真だけでは寂しいので鶴見川の桜も一緒に

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手術後、部屋に戻ったものの意識は朦朧として、そのまま眠ってしまったのでしょう
気付いたら明け方
窓側のお爺ちゃんと看護師さんの会話で目が覚めました
お爺ちゃん、耳が遠いのか声が大きいのです
で、看護師さんもお爺ちゃんの耳に合わせる感じで声が大きくて^^;

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起きたらとりあえず写真を撮っておきます
ブロガーの性ですね^^;
部屋が異常に暖かで、喉がカラカラ
お茶を飲もうとしますが、ペットボトルに手が届きません
しまった、あんな場所に置くんじゃなかった・・・--;)
あの位置ではベッドを起こしても届かないし
悩んでいると良いタイミングで看護師さんが様子を見に
ラッキー♪
お茶を飲めるようにセットしてもらいました
で、ガボガボ飲むのですが、一向にトイレに行きたくなりません
そんなにも体が乾いていたのか、と、ちょっと不思議な気分
(管を入れていると、溜まること無くそのまま出てしまうのですね、知らなかったです^^;)

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朝のチェックで問題ないとのことで酸素マスクが外されました
朝ごはんが食べられます^^
手術で腹は切りましたが食欲はMAX
どんな状態でも滅多な事では食欲が落ちないのは岐阜の婆さん(自分の母親)譲り
病院食であっても食べる事は楽しみです

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朝ごはんは炒り卵にお浸し、味噌汁と牛乳
でもねぇ・・・ご飯の量とオカズのバランスが悪い
炒り卵とお浸しだけではご飯は半分がせいぜい
振り掛けの差し入れも頼もうかな
そしてもう一つ問題が・・・・
それは牛乳

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そんなものを飲んだらとんでもないことになってしまいます
牛乳を飲んだら確実にトイレと30分は友達になってしまう体質
体にいろんな管を付け、歩けない状態でそんなものを飲んだら @@;)
考えただけでも恐ろしいーー;)

で、食器を下げに来た看護師さんに牛乳は要らないですと告げるとヨーグルトを持ってきてくれました
言ってみるもんだね^^
でも・・・デフォが牛乳ってどうよ
牛乳ってお腹壊す人が多いように思うのだけれどーー;)

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朝ごはんが済んだ頃、下の娘からLINE
”何か必要なものは無い?
いやぁ、気が利くなぁ”
お茶の追加を頼むと
”今日は遊びに行くから、帰ってきてから行くよ”
という事は、夜までこのお茶をもたせないといけないのか --;)う~ん
大切に飲もう・・・

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昼ご飯は麻婆豆腐
辛くないはずですが、薄味に慣れてきたのか辛く感じます
このオカズでもご飯のフィニッシュは無理でした
どうしても半分位残ってしまう・・・

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痛み止めの点滴のせいか、眠いこと眠いこと
iPhoneで本を読むか寝ているかで時間が過ぎていきます
ずっとベッドの上なのに腹が減る不思議^^;
きっと甘いものを食べていないから腹が欲求不満なんだろうなぁ 

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夜は鮭の唐揚げ
胆嚢を取ったのに揚げ物が出るとは意外
奥さんに揚げ物を食べてはいけなくなると散々脅かされていたのです
病院食で出るという事は、胆嚢が無くても揚げ物を食べてもOKという事
この晩御飯をLINEに乗せて奥さんに送信しました
”ねっ、揚げ物OK、通常食でいいんだって”って一言を添えて

”退院したら揚げ物禁止、脂禁止、食事は蒸した白身魚とササミだけ”って宣言していた奥さん
放っておいたら絶対実行する(自分の嫌がる事はまず実行しますーー;))から、釘を刺しておかないとね

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夕食後、下の娘が差し入れ^^
これで退院まで不足するものは無さそう
結局こうして通ってくれたのは下の娘だけでした
上の娘は・・・まったくアイツはーー;)
この病院の近くでバイトしているのに・・・・
バイト終ったら、そのまま遊びに行ってしまったのです
高校卒業して大学入学までの狭間、自由を謳歌しているとはいえ弾け過ぎですーー;)困ったもんだ

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夜、寝る前に息苦しく無いかと訊かれました
血液中の酸素濃度が92%とちょっと低いそうです
特に息苦しさは無いのですが・・・・・

で、その夜は酸素マスクの無い状態でモニターを装着して寝たのですが、三度アラームで起こされました
アラームはやはり酸素濃度
85%以下まで落ちている様子

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このモニターの水色の数字が酸素濃度
呼吸を深くしたり、浅くしたり、早くしたり遅くしたりして値がどう変わるか一寸遊んでみました
この写真は一番高くできたときで97%
一番低くできたときは85%でしたが、アラームは鳴りませんでした
つまりアラームが鳴るのはそれ以下の値

夜中に三回の酸素濃度のアラーム
これって睡眠時無呼吸症候群なんですかね

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翌朝、朝ごはんに牛乳は乗っていません
ちゃんとヨーグルトが乗っていて、名札には”禁牛乳”としっかり書いてありました^^

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今日は体に付いている管をすべて外しますよ
看護師さんのその言葉に思わずサムアップ^^
でも女性の看護師さんに抜いてもらうのは嫌だな
そう思っていると

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暫くすると男性の看護師さん(?)が三人でやってきて、”管を抜きますから”と
やっぱり男性看護師さんがやるんだと一安心^^
脱がされて露わになったち〇〇んに刺さった管をゆっくり引き抜く男性看護師さん
何だかへんな感触がち〇〇んの奥に感じます

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この時、引き抜く男性看護師さんの肩越しに見えるのは一寸お気に入りの女性看護師さんの姿
うわあああ、見られちゃったぁ~><
ちょっとショックを受けていると引き抜き担当の男性看護師さんが
”最後です、ここが痛いですよ”

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えっ?っと思った瞬間
ち〇〇んの奥の方から先っぽに向けてゾワゾワゾワ
ぐぉおおおお、思わず声が出て、目の前の男性看護師さんと目があいます
”痛いですよね”って同情の一言^^;
(ポジション的に彼は自分が暴れたら押さえつける役だったのかな)

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ち〇〇んから管が取れてスッキリ
この後やってきたDr.が
”管は取れましたから、あとは兎に角歩いてください 痛かったら痛み止めの点滴をしますから”
そうか!歩かないといけないんだ
と、早速歩きますが・・・・痛くてまともに歩けません
トイレまで行くのも四苦八苦
座ったら最後、痛くて立てないし^^;
早速痛み止めを所望

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管が外されたら1Fの売店までお菓子を買いに行こうと企んでいましたが、とても無理
エレベーターホールにさえ到達できない状態
少し歩いてはUターンしてベッドへ、これを何度も繰り返してその日のトレーニングは終わり

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翌日
面白いもので日、一日と状態は良くなっていくのが解ります
昨日痛くてできなかったことが今日は痛みが少なく何とかできる
人間の回復力って凄いですね
昨日はエレベーターホールまで行かれませんでしたが、きょうは到達
そのまま1Fへ・・・

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こういう楽しみも無いと痛いトレーニングはできません^^
(ちゃんと看護師さんに確認しましたよ で、糖尿病を持っていないから食べてもOKと嬉しい一言^^)

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甘いものに飢えていたからね^^

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パンプキンタルト、喉に気持ち良かったです^^

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点滴の袋がぶら下がるポールを杖にフロアを散歩
でも歩く姿勢に無理があるので腰に負担がかかってしまって、下手したらギックリになってしまいそうな変な痛みが腰のあたりにーー;)
甘いもの食べて満足したのもあって、この日のトレーニングは終わりにします
あとはお昼寝^^

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さらに翌日、点滴も外され完全な二本足歩行
でもまだ、ゆっくりでしか歩けません
しかも痛み止めが無いと歩けないレベル

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点滴が外されたので痛み止めは筋肉注射
これがまた痛いのです
一本打つと次打てるのは8時間後
でも痛みが治まるのは打ってから4時間程度
打って直ぐは歩き回って、その後は昼寝の繰り返し

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点滴も外れたのならばお風呂に入れます
と言ってもシャワーだけですが^^;
予約を入れたのは昼ごはん後、奥さんが持ってきてくれたシャンプーを持ってバスルームへ
シャンプーで全身を洗います
頭と体を一度に洗えて便利だね^^; (←何故シャンプーだけ持ってきたのだろう、彼女の思考回路は謎です)

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昼にお風呂に入るとダメですね
お風呂に入ってサッパリしたらもう何もする気になれません
お昼寝タイム~♪
昼寝癖がついてしまって社会復帰が大変そう^^;

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で、お昼寝の後はやっぱりこれ^^

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軽い味ですが今の体調だと丁度良かったです^^ 

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相変わらず病室の皆さんは声が大きい^^;
特に会話が無くても皆の病状が言えるぐらい
お爺ちゃんと看護師さんの会話も面白い
聴いていて飽きません
お爺ちゃんになっても相手が女性だと声が変わるんだねぇ(笑 

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そして退院の日
10時までしか居られません
まるでHOTELのチェックアウトみたい
朝ごはんを終えたらさっさと荷物をまとめます
何時でもチェックアウトできる状態にして最後の診察待ち

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診察も終わり、あとは迎えを待つだけ
10時に奥さんが迎えに来る事になっています
入院前は別に来なくてもいいとは言ったものの、それは甘かった
腹の傷がここまで響くとは想像していなかったのです
荷物を持ってウチまで帰るのは結構大変ですから
あの奥さんも流石にこの時は荷物を持ってくれました^^;

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ウチに戻ったらベッドを奥さんから取り戻します
久々に自分のベッドで寝て、腹筋が落ちた事を実感
起き上がれないのです
病院のベッドって電動ですからね
寝ているだけだし、筋肉が落ちるのもあたりまえーー;)

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太ももや脹脛、足もすっかり細くなってしまいました
たった一週間の入院でここまで細くなるものなんですね
戻すのにどれくらいかかるのだろう

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さて、次の月曜日から社会復帰
仕事に行かないといけないのですが・・・・
今日、鶴見川土手をカメラを持って散歩しましたが、後半、結構キツかったのです
かなり傷に響きました
この調子でオフィスまで辿り付けるのだろうか・・・一寸心配
まして、出張なんてーー;)

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でも、既に出張の予定が^^;

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来週末が桜の見頃でしょうか

2日は上の娘の入学式

帰りに千鳥ヶ淵に寄るのもいいな^^

で、3日は鎌倉の桜かな♪

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