二八と十割の極みを楽しむ 鴻巣の蕎麦 そば処 いちい [埼玉の蕎麦]
先の日曜日に行った北鎌倉の記事をアップする予定でしたが
メチャ忙しくなったこの金曜日の夜
とても記事をタイプする時間がありません
なので在庫記事から
柴犬さんの記事にあった鴻巣の蕎麦屋さん”いちい”
ずっと気になっていました
出張で近くを通りがかった(いえ、無理矢理近くを通りかかりました(笑))このタイミングで寄ってみました
雪が降った翌々日ぐらいでしたので庭先に溶け残った雪が見えます
一軒家の1Fをそのままお店にした感じです
普通に家に入るように玄関で靴を脱ぎ
リビング(?)へ
なかなか素敵な感じ
テーブル席が4卓のこじんまりしたお店
お茶は蕎麦茶と緑茶のブレンド、玄米茶の蕎麦バージョン
蕎麦茶はいいけれどおしぼりが紙なのは残念
でも完全禁煙なのは嬉しい
しかも電話禁止^^
いろいろ拘っている様子がよく分かります
人によっては煩いと思う人もいるでしょうね
自分は・・・口上は楽しく読ませていただきます^^
蕎麦の実のサンプルまで用意してあります
この三種類がどういう意味があるかと言うと・・・
この説明書きの為のサンプルだったのです
二八、十割田舎、十割粗挽き、各蕎麦の製造上の違いの説明書きまでありました
丸抜きの十割の極み
丸抜きを使った二八
田舎は丸抜きと殻ごと引いた玄蕎麦とのブレンド
殻を入れると食感が悪くなるので自分は殻入り(星入り)は好きではないのです
なので入ると聞いた途端田舎は却下
品書きを確認します
此処の蕎麦は栃木の常陸秋そば
石臼での自家製粉だそう
二八か極みか悩みます
極みは十割なので食べたいのですが、粗挽きというのが引っかかっているのです
実は粗挽きの蕎麦で気に入る蕎麦は滅多に出会えません
細かく挽いた方が香りが良いように思います
粗挽きだと噛まないと香りが出ないし
喉越しが悪い
唯でさえ喉越しに不利な十割
それの粗挽きだと気持ちよく啜れないのです
でも二八だけって言うのも・・・
訊くとおかわりセイロは100円引きでできるそうなので其れを頼みます
最初は二八、おかわりに極みで
汁と薬味無で100円引きはちょっと少ないような
せめて300円引きぐらいして欲しいな
温かな蕎麦は二八
蕎麦汁粉もあります
甘党としては当然頼まないとね^^
蕎麦飲み用
まず二八の到着
細打ちで断面がスクエアな蕎麦
エッジもしっかりして表面は艶やか
啜った時に立ち上がる香りは少なめですが、喉越しは気持ちいい
噛みごたえも良い感じにコシがあります
反力は強めですが噛み切った時の過度な跳ね上がりはありません
心地いい噛み応え
噛むと蕎麦の香りがしっかり溢れます
汁を確認
口に少量含み下の上へ
しっかりした旨みの汁の余韻にやや甘さと酸味を感じます
濃いめですが柔らかで扱いやすそう
二八を汁に浸けて啜ります
この二八との相性はいい感じで、蕎麦の半量を浸けるときが一番蕎麦の香りを引き出せました
二八の甘味を良く引き出してくれる汁です
薬味は山葵に葱、大根おろし
大根おろしは普通の大根
葱葉はちゃんと薄切りですが透明感はやや少なめ
山葵は辛い
香りよりも辛さが先に来るタイプ
一気に啜って
極みを待ちます
待っている間に煮豆と漬物を楽しんで
豆が美味しかったです
持ち帰り用も販売していました
そして極みの登場
塩もついてきます
なんでも天麩羅の塩で食べる人が多く、塩も付けるようになったそう
自分は塩で食べるより何も付けないで食べる方が好きですが
正直言って塩で食べるのは難しいです
粗挽き粉ながら細打ち
断面はスクエアですが長さは短い
粗挽きですから粒が大きいわけです
ただでさえ繋がりにくい粗挽き粉
それを細打ちにすれば長さは期待できません
この長さですから啜れません
御主人曰く、啜れませんからご飯を食べるように食べてくださいと
まず蕎麦だけを口の中に
強く啜らないので香りは良く分かりません
噛むと蕎麦の粒をかみ砕く感じがして香りが広がります
粒が大きいので蕎麦も硬く感じます
噛んで噛んで
そのうちに満腹に
こういう蕎麦もいいけれど
やっぱり豪快に啜って香りを楽しみたいな
粗挽きの十割だったら二八の方が好き
細かく挽いた十割なら断然十割がよいけれど
まぁ好みですね
蕎麦湯はサッパリタイプ
普通に茹で湯
当然の事ながら蕎麦汁粉も頼みました
甘党としてスルーできません^^;
そばがき団子が5個入っています
汁粉は甘め、ちょっとくどさもありますから白砂糖を使った感じ
小豆はしっかりと煮てあり煮崩れてほくほく感はありません
そばがきは硬めでふんわり感はありません
セイロは美味しかったけれど蕎麦汁粉はまだまだです
そば処 いちい (そばどころ いちい)
048-541-5465
埼玉県鴻巣市大間537-3
水~金 11:30~14:30
土・日・祝 11:30~14:30 & 18:00~20:00
定休日 月&火
在庫記事といっても完成形でストックしているわけではありません
なのでUPの際に多少の手入れは必要
いま、ケーキを作りながら在庫記事を仕上げています
何故ケーキか
それは上の娘のバースディケーキを作っているのです
今回は苺タルト
制作記録は後日^^