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フェルメールとレンブラント展の後はガッツリバーガー AS CLASSICS DINER [ハンバーガー&ハンバーグ(Hamburger)]

20日土曜日雨
雨だとバイクに乗ったりカメラ持って散歩もできません
かと言ってウチの中で籠っているのもつまらない
こんな日は・・・家の中でできる用事を片付ける?
いえ、雨の休日は展覧会、場所によっては駅から傘をだす事なく行かれる美術館もあるのです^^
本当は確定申告の書類を作らないといけないのですが、面倒でつい先送り^^;
逃げる口実で展覧会なのです
いつまでも逃げられるものでは無いとは解っていても
逃げずにはいられない・・・・--;)

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どんよりとした灰色の雲が低く空を覆って雨を降らせていますが西の空には白っぽい部分もみえます
もう少したてば雨は止むはず
でもその更に向こう側は黒い雲、雨は止んだとしても僅かな間
再び振り出すのは確実
この雨が一瞬あがったタイミングで大倉山駅までダッシュ、東横線に飛び乗りました
雨が止んだタイミングで外に出たのですが傘を持ち歩いていない訳ではありません
ちゃんと傘は持っています
骨の多い、大きい傘
でも・・・・傘をさすのがめんどくさいので^^;

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中目黒から日比谷線に乗り換えて六本木へ
やってきたのは六本木ヒルズ
地下鉄出口通路と直結なので雨の日でも傘が要らないのです
雨の日はこういう場所で遊ばないとね

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フェルメールとレンブラント、17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち展が三月末日まで開催されています
今回の目玉はフェルメールの《水差しを持つ女》とレンブラントの《ベローナ》
これらは日本初公開

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エレベーターで52階へ

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まずは景色を楽しみます
高いところは大好きなので^^

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展覧会は4章で構成されていました

Ⅰ.オランダ黄金時代の幕開け
Ⅱ.オランダ黄金時代
Ⅲ.レンブラントとレンブラント派
Ⅳ.オランダ黄金時代の終焉

このなかで特に素敵だったのは第二章の黄金時代
第二章だけ細かく7項目に分けられます

II-1 風景画家たち
II-2 イタリア的風景画家たち
II-3 建築画家たち
II-4 海洋画家たち
II-5 静物画家たち
II-6 肖像画家たち
II-7 風俗画家たち

さすが黄金時代、ボリュームたっぷり

Ⅰ.オランダ黄金時代の幕開け

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<<アブラハム・ブルーマールト (ラトナとリュキア人の農民)>>

美術展タイトルである”フェルメールとレンブラント”が1枚ずつしかなかったのはちょっと拍子抜け
フェルメールが寡作とはいえ、1枚だけで展示会のタイトルにするとは
ちょっとジャロもののような気が・・・・
せめてレンブラントが数枚あったら嬉しかったのに

まぁ、展示会タイトルにフェルメールの名が入っていたら人が集まりますからね
いろいろ大人の都合もあったのでしょう
でもサブタイトルの”17世紀オランダ黄金時代の巨匠たち”という意味では十分楽しめるものでした

Ⅱ.オランダ黄金時代

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<<アールベルト・カイプ(牛と羊飼いの少年のいる風景)>>

オランダ絵画で最も発展をとげたのは風景画
それまでの風景画は主に想像の上での風景だったのに対し、オランダ絵画では実際の風景を描くようになったそう
特に牛のいる風景は人気だったようでカイプはとにかく生涯ずっと牛ばかり描いていたとか

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<<メインデルト・ホッベマ(水車小屋)>>

この17世紀は宗教革命の影響などもあってオランダではプロテスタントが主流となったそう
プロテスタントでは、イエスやマリアなどの聖人等の偶像崇拝を禁忌としたため宗教画が描けなくなり
代わって登場したのが、市民を描いた肖像画、果物や異国の品を描いた静物画、海戦や漁業の様子を描く海洋画、人々の日常風景を描いた風俗画、自然を描いた風景画
画の幅が広がった訳ですね

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<<ピーテル・デ・ホーホ(女性と召使いのいる中庭)>> 

風俗画、これもオランダ絵画の代表的な画家を多く輩出した分野でもあるそう
風俗画には実際の生活場面を描いているように見えて、オランダの格言や教訓を伝えている作品も多く存在するとか

この絵では使用人が魚をさばこうとしている時に女主人がなにやら指示を出しているところ
さてこれにどんな格言があるのでしょうね
画面奥から歩いてくる男性が何やら意味深な感じを受けますが

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<<ヨハネス・フェルメール(水差しを持つ女)>>

フェルメール・ブルー、素敵ですね
窓のステンドグラス越しの優しい光とスカーフに踊る光、スカート、椅子に置かれた布、テーブルクロスの模様
フェルメール・ブルーの階層が心地よく響きます
ラピス・ラズリの岩石を砕いて作った”ウルトラマリン”と呼ばれる青色の顔料
これはかなり高価な顔料だったそう
これでは寡作になるのも仕方ないのかな

右手で窓を開け、左手で水差しを持ち上げてようとする姿
さて彼女は何をしようとしているのか

Ⅲ.レンブラントとレンブラント派

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<<レンブラント・ファン・レイン(ベローナ)>>

ローマ神話の戦いの女神”ベローナ”
闇の中でスポットライトを当てたような強い光による明瞭な明暗対比に物語が一層浮き出ます
闘いの女神にしてはふくよかで穏やかな眼差し、普通のおばちゃん
ものものしい鉄鎧に身を包んでいるにもかかわらず、このおばちゃんベローナの柔和で弛緩した表情が何とも魅力的

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オランダ絵画を楽しんだ後は昼ごはん
外は相変わらず雨が降り続いていますから濡れずに行かれるお店のなかから選びます
選んだのはAS CLASSICS DINER
久しぶりにガッツリバーガーを食べたくなって^^

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待ちがありましたが店内にはカウンター席もありますから一人客は優先的に入れるかなと期待して並びます
でも残念ながらカウンター席もいっぱいでした
まぁ、ランチタイムだからね

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待ちながら品書きをチェック

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チーズバーガーに麦酒かな
ダブルバーガーを食べたいけれど手術を控えたこの体
自粛ですーー;)

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不思議なことに一度に空くのですね^^;
案内されたのはテーブル席
窓の外は席待ちの行列
窓ガラスに貼ってあるフィルムのせいで絵画の中みたいな感じ
アートっぽくていいな^^

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最後までダブルバーガー(1512円)に心惹かれましたが
チーズバーガー(1180円)に留めておきました

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トッピング類・・・ビニールやプラに入っていると照明が反射してフォーカスが迷いまくり^^;

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チーズバーガーに麦酒がいいかなと、麦酒の欄を眺めていると

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ドリンクとサラダ、オニオンリングが一体となったセットものを紹介され
あっけなくセットに心変わり^^;
選んだドリンクは当然コーラ
ハンバーガーにはコーラです^^

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テーブルの上、何か物足りない・・・・
何か大切なものを忘れているような
う~んーー;)
あっ、でかいボトルのケチャとマスタード
アメリカーンなガッツリバーガーにはケチャは必需品です
何故テーブルの上に無いのかな
バーガーと一緒に出てくるのだろうか・・・
ちょっと心配

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まずはコーラが供されます
でも我慢
一口飲んだら止まらなくなってしまいます
バーガーが来たときに既に空になっていたら困りますからね

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そしてバーガーの到着
バーガーはそこそこ大きいのは良いのですが、ポテトが寂しいなーー;)
サラダとオニオンリングは、まぁ、こんなものでしょう
でもポテトの寂しさが哀愁もの
もうちょっとあってもいいんでね?

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ポテトはともかくバーガー自身は十分な迫力
やはりバーガーはこうでないとね
品書きの写真と実物に差が無いし
どこぞの詐欺バーガーとは違います

そういえばケチャ持ってきてないしーー;)
ケチャ無しで食べさせるバーガーなんでしょうね
でもそれはちょっと許せない
バーガーにはケチャ、ポテトにもケチャ
兎に角ケチャを持ってこんかぁ(怒

すいませ~ん、ケチャいただけますかぁ♡

と、お姉さんにお願いして持ってきてもらいました

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でもほんと、これじゃぁねぇ
外人さんはケチャの匂いを嗅いでケチャと納得した様子
でもこの量ではポテトに使うのがせいぜい
バーガーにかける分はありません

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バーガーを頼むとバーガー袋がまず渡されます
ちゃんとバーガー袋が来るのはいいですね
ナイフとフォークでバーガーを食べさせようとするお店もありますが、そういう店にはリピしません
豪快なバーガーは豪快に食べないとね
手で持ってガツガツと食べるから美味しいのです

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オニオンリング、悪くないけれどドレッシングのかかったサラダの上に乗せるのは止めてほしいな
衣にカリカリ感が無くなってしまうから

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見れば見るほど悲しくなるポテト・・・・TДT
こんなんじゃ勿体なくて最後まで食べられないーー;)
アメリカーンな食を提供するのならばFポテトは山盛りじゃないとね
細身のポテトをカリカリに揚げたのが山盛りになっていると最高
ケチャをたっぷり付けながら食べるのが好き^^

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バーガー袋に入れ、いただきます
まずはバンズだけを味わいます
適度なふんわり感のバンズ、天然酵母と酒種を使ったものだそう
次は繋ぎ無し、100%ビーフのパティを少し押し出してパティの味を楽しみます
ミートチョッパーを使わず包丁でチョップし叩き、練り上げたパティ
それを軽く噛みちぎって味わいます
途端、@@)しょっぱい~><
メチャ塩が効いています

パティだけで食べるからそう感じるのかと、バーガーとしていただきます
重なったレタスがサスペンションとなって噛み応えが穏やか
トマトがジューシーさを演出して食べやすい
だけれど・・・しょっぱい~><

こんなにも塩が効いていたらケチャとか要らないかもしれないけれど
自分は塩薄目でケチャたっぷりがいいな
塩が気になり過ぎてパティをじっくり味わえません
パティの味が塩に隠れてしまうのです
この味がこの店のデフォなのかな
それとも作り手が風邪をひいているとか・・・--;)う~ん
何れにしてもしょっぱさばかり感じてしまって肝心のバーガーの味が良く分かりませんでした
実に残念

ひょっとしたら麦酒仕様の味付けなのか???

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最後は大切にとっておいたポテトにケチャをたっぷり付けていただきます
ケチャは軽めで酸味を感じるタイプ
もっと重いのがいいな


エーエス クラシックス ダイナー 六本木ヒルズ店
03-6721-1581
東京都港区六本木6-4-1 六本木ヒルズ メトロハット/ハリウッドプラザ B1F
11:00~23:00(L.O.22:00)

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