見事な十割の細打ち蕎麦と汁 蕎楽 [茨城の蕎麦]
ある日、千葉は柏の客さんからの茨城は古河の客さんへ向かう途中に気になるお店を発見しました
そして訪問するタイミングを狙っていたのですが、この日、ようやく行くことができたのです
皮をむいて石臼で製粉した十割蕎麦、これは自分の好み
茶の暖簾をかき分けて入ると自動ドア
その次のドアは手動です
このドアとドアの間の空間には
販売用の電動石臼が展示してありました
このお店のオリジナルのようです
72万円 @@;)
売れるのかな・・・・
開店早々の訪問でしたので貸切状態
お店は意外と広く、座敷ではちょっとした宴会もできそう
温かな蕎麦茶は香りも十分
でもおしぼりが紙なのは興ざめ
雰囲気が一気に安っぽく感じでしまいます
でも何が嬉しいって店内完全禁煙なこと
煙草の匂いが漂ってきたら蕎麦の香りが感じられなくなってしまいますからね
蕎麦は香りを楽しむもの
その香りを邪魔するものはあってはいけません
(お店によっては香水類を付けた方の入店はお断りの場合もあるぐらい)
品書きを確認します
ここの蕎麦は九割か十割
九割蕎麦は二種類、から選びます
細打ちと太めの田舎という違いになるのでしょうか
九割蕎麦に設定される品
あたたかな蕎麦は九割蕎麦にしかありません
もりは770円、おおもりで1030円
そして十割
限定の文字が誘ってきます
やはり限定の魅力には抗えません
もはや九割は眼中になし(笑
十割蕎麦に設定される品
もりは980円、おおもりで1340円
うどんもあるようですが・・・単に一言、扱いは小さい^^;
オーダーは十割のおおもり、1340円
それだけのつもりでしたが、こんなものが目に留まったら食べたくなってしまいます
そばがきぜんざい870円もオーダー
車なので蕎麦飲みはできませんがチェックだけでも
蕎麦味噌の石焼きで蕎麦前をしたいな
蕎麦の到着
やや緑かかった蕎麦は見事な細打ち
十割でここまで細いのは滅多に見ません
しかも長さも十分なのです
見た目から既に唸る蕎麦
まずは蕎麦のみで
焦る気持ちを抑え、ゆっくり落ち着いて^^
唇に軽く咥え一気に啜ります
唇の滑りは表面の粗さを感じさせながら唇を走ります
啜った瞬間からぐっと立ち上る香りにうっとり
大きく啜ることでその香りは鼻の奥まで満たされ
頭中に蕎麦の香りが満ち溢れます
噛みごたえは十割らしい感触
抵抗は強くなく反力はありません
しかしだらしなく潰れる感じは皆無
噛むとしっかりした香りと甘みが溢れます
十割の細打ち、腰は強くはありません
次に汁を味わいます
一口含んで舌の上に送り込むと、すーっと染みる旨み
汁はニュートラルで出汁の香り、酸味、塩気、どれかが前に出る感じはしません
濃さは適度、濃くはありませんが旨みは厚くしっかりした旨みを感じます
優しく円やか
細打ちの蕎麦によく合います
蕎麦を汁に浸けて啜ります
蕎麦の半分ぐらいを汁に浸けるぐらいが丁度いい
啜った瞬間に感じる蕎麦の香り
口の中は出汁の旨みが溢れ、それが徐々に落ち着くと湧き上がってくる蕎麦の甘味
見事なバランスです
薬味は葱と山葵
葱は透明感十分で山葵は粗め
辛く香りは少ない
好みの蕎麦に出会ったのは久しぶり
しっかり味わいながらフィニッシュ
蕎麦湯と一緒に蕎麦茶のおかわりも供されます
蕎麦湯はしっかり白濁したタイプ
適度なドロリ感
蕎麦の香りを楽しみながら蕎麦湯で〆ます
そして蕎麦ぜんざいの到着
緑茶も付きますが
入店時の蕎麦茶と蕎麦を食べ終えたときのおかわり蕎麦茶もあってお茶が三杯並んでしまいました^^;
蕎麦ぜんざいをいただきましょう
大きめのそばがきが三つ浮かんでいます
ぜんざいと言うよりは田舎汁粉的な感じ
(ぜんざいと言うともっと汁気の少ないどろっとしたタイプのイメージが)
小豆はほっこり、いい感じの仕上がり
甘さは軽めでさっぱりした後味
上品な感じです
そばがきはフワフワ
これまた見事な食感
小豆のほっこりした食感とふわふわのそばがき
蕎麦にぜんざい、両方とも満足です
蕎楽 (きょうらく)
0280-81-1133
茨城県猿島郡境町293-5
11:30~15:00
定休日 火曜日&水曜日
今日は横浜市大病院で全身麻酔を使っての検査でした
大きい病院って行くだけでも疲れますね
そして全身麻酔を使ったせいなのか体が凄く怠い
でも折角の平日休みだからとネタ仕入に中華街と元町に寄り道
それを記事にしようとしましたが
帰宅したらそのまま爆睡、気づいたら日付変更線
あわてて在庫記事をアップしました
在庫、あって良かった^^
・・・・・・
検査結果?
はい、手術確定ですーー;)
詳細は別記事で