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鴻巣B級グルメを楽しむ 久良一の"川幅うどん" と 一福の"いが饅頭" [気になる一品(Delicious)]

この日、熊谷での仕事も終わって帰り道
予定より早く終わったので下道でのんびりと南下
経費節減?いえいえ、そんな優等生的行動ではなくて・・・・

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鴻巣の川幅饂飩を食べてみたかったのです(笑

鴻巣市内での荒川で常時水が流れる幅は数十mほどです
しかしながら国土交通省が定める川幅とは河川敷を含めた両岸の堤防までの間の距離
これを当てはめると鴻巣市と吉見町を結ぶ埼玉県道27号東松山鴻巣線の間の荒川の距離が2,537mで日本最長の川幅となるそうです
鴻巣市はまちおこしの一環として市内の飲食店に「川幅日本一」にちなんだうどんの開発を依頼
そして「こうのす川幅うどん」が誕生したそうです(Wikipediaより)

その川幅饂飩を食べようとやってきたのは久良一

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入店前に入り口横の貼り紙で品を確認
川幅饂飩は三種類あるようです

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冷たいのも美味しそうですが流石に温かな饂飩がいいな
夏だったら迷わずにこれを選ぶのですが

一番上の登場ですからこれがお店のイチオシなのかな

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でも二番目のも気になります
何と言っても”限定”の文字
この文字の誘惑にはなかなか抗えません
川幅にちなんで具がはいります
2にく、5たまご、3みずな、7なす
それらがこうのとりの巣に見立てて並べられるそう
鴻巣だから巣なんだ

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一番下には味噌煮込み
TVの取材で取り上げられるのはこの味噌煮込みだそう
むむむ、どれにするか悩みます・・・・--;)

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迷いながら入店
ごく普通に街のうどん屋さんな雰囲気

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品書きもメインは普通の饂飩や蕎麦
てっきり川幅饂飩しかないと勘違いしていました^^;

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悩んだ末、限定の文字に負けて2537饂飩をオーダー
大盛りで頼みました

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おしぼりがちゃんと布なのは嬉しいですね^^

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川幅2537饂飩の着丼
ここまで幅広だと何だか饂飩には思えません

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葱が添えられますが
この葱、ちょっと無惨な・・・・--;)
これはマイナスポイントでしょう
やはり葱は綺麗にスライスされ、透明で形よくないとね

何事も見た目は重要なのです
外観より中身?いえ外観が良くなかったら中身の吟味をはじめないから

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さて、いただきましょう
こっ、これは・・・・
割り箸は解りますよ、あって当然
でも・・・・
何故フォーク???

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まずは汁を一口
透明度が高く、関東の饂飩とは思えない色
塩はしっかり感じて出汁もよく香っています
すーっと舌に染みこむような汁
好みな感じ

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次に饂飩
端を唇に咥えて一気に啜り・・・・れません^^;
この幅広は頬張るだけで精一杯
とても啜れません
仮に啜ったとしたら、飛び散る汁で服が悲惨なことになるでしょうね
つるんとした食感で噛むとむっちり
饂飩の方から喉に飛び込んではくれませんのでわしわし噛みます
結構忙しい^^;

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葱はともかく饂飩の盛りは綺麗
巣に籠った卵も良い感じ
巣は幅広饂飩を揚げたものでしょうか
汁を吸った揚げた饂飩

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これが香ばしくて出汁の香りが移って、凄く美味しい
饂飩全部を揚げたメニューも出して欲しいぐらい

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肉の味付けもバランスが良い
汁に対して強すぎず弱すぎず
なかなかのそぼろでした
そぼろご飯で食べたいな

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軽く揚げた茄子は汁を吸って、これが美味くない訳がない
熱燗が欲しい^^

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みずな、自分としてはあっても無くても^^;
実はあまり好きな野菜じゃないのです
食感がちょっと好きになれないので

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饂飩と格闘を続けます
口の幅よりも広い饂飩
咥えるのも大変なのです
わしわし噛んで・・・・・
噛めば噛むほど満腹になってゆくお腹

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ここで卵をエスケープ
幅広饂飩の動きによっては卵黄を潰してしまいそうですから
卵黄を潰すのは自分の手でやりたいですからね

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卵黄を安全な場所に退避させれば安心して饂飩を扱えます
頑張って食べ進めますが、これが食べても食べても減ってゆかない
幅広のせいか見た目が減ってゆかないのです
しかも噛む回数が多いので腹は膨れてくるし・・・
普通盛りでも良かったのかも

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七味を加え味に変化をつけてパワーアップ
そして最後はエスケープしておいた卵を戻します

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卵黄に箸の先をツンと当てて、これから割るからねーって卵黄にご挨拶
そして恥じらうように箸を押し返す卵黄に今度は一気にぐいっと箸先を入れて表面を破ります
流れ出る卵黄を箸の先で優しくかき混ぜ、汁になじませまて
卵黄は汁に混ざり、そこには優しい甘さが生まれます
出汁の香りと卵黄のコク、美味しい
そして幅広饂飩を一気にフィニッシュ
汁も飲み干して凄く満腹

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帰りにお土産用の川幅饂飩の乾麺を購入
この乾麺の川幅饂飩、乾麺の状態でこの幅
茹でたら凄い幅になり、食べるのが大変でした^^;

久良一
048-542-5542
埼玉県鴻巣市人形4-1-36
11:30~15:00(L.O.14:30) & 17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日 木曜日

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今回、鴻巣まわりで帰った理由は川幅饂飩を食べたかったのもありますが
実はそれ以上の理由もあったのです
鴻巣には いが饅頭 なる赤飯饅頭があるのですが
実は自分はそれが大好物
これを買いたくて鴻巣まで来たのです

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いが饅頭は、埼玉県の県北地域の穀倉地帯に伝わる和菓子で
田舎まんじゅうの表面を赤飯で覆うようにまぶしてあるのです
名前の由来は赤飯をまぶした姿が栗のイガのように見えることから名付けられたとか
食べると餡子の甘さと赤飯のしょっぱさ、もち米のもっちりとした食感
それらが一体となって何とも癖になる味わい

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このいが饅頭は埼玉の婆さん(奥さんの母親)がお土産でよく持ってきてくれるのです
最初食べたときは衝撃的でした
外観は大きな赤飯のおにぎり
それを一口食べると中から饅頭が!!!
しかも味が・・・・
最初は微妙に感じましたが、三口も食べるころにはハマりました^^;

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埼玉の婆さん(奥さんの母親)から教えてもらったお店は一福
その一福に行ってきました
婆さん曰く、小さい店だからね、解りづらい場所にあるからね
ほんと、何故こんな場所にって思うような場所だから
絶対迷うよ
と、散々脅されたのでナビに頼って^^;
結果、ナビ無しでは絶対に辿り付けなかったと思いますーー;)

一福菓子店
048-569-0300
埼玉県鴻巣市広田2302
8:30~18:00
定休日 月曜日

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個々に包装とかそういうものは一切なし
裸のままパックに入れられます
素敵なほどに豪快
もともとは農村で夏のハレの日などに自製されたものだとか
なのでこういうスタイルなんでしょうね

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赤飯饅頭でよく見るのは饅頭に赤飯がまぶしてあるもの
饅頭の白い皮が見えるように赤飯が張り付いています
でも自分はそれは許せません
赤飯饅頭を名乗るのであれば饅頭を赤飯で完璧にコーティングしないと
いや、コーティングでは生ぬるい
”饅頭を具にして握る赤飯のおにぎり”
これじゃないとね^^
ここのはまさに”饅頭を具にして握った赤飯のおにぎり”そのもの

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このいが饅頭の由来は
1.ある農家の嫁が舅から饅頭を、姑から赤飯を作るように言われ、手間を省くため同時に蒸したところ、饅頭と赤飯が合わさったものが出来上がった
2.餅米が貴重だったためボリューム感を出すために考え出された
3.饅頭と赤飯を同時に食べたいため考え出された
などの説ががありますが、我が埼玉の婆さんの説では
ハードな農家の仕事の合間、疲れた体に短時間でエネルギーを補給する為

まぁ確かに、もち米の炭水化物に餡子の糖分
疲れた体には嬉しいエネルギー源が一度に摂れます

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半分にカットしてみました
どうです、赤飯もしっかりあるでしょ
結構お腹が膨れます^^

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朝ごはんは前日の夕飯の残り物が出てくる場合が多い

昨日の晩御飯はローストビーフ

特に記念日だったと言う訳ではないです

奥さんがTVで見た湯煎仕上げのレシピをどうしても試したかったらしくて

肉は近所のスーパーで半額タイムセールで買ったオージー

味の結論は

奥さん曰く、あのスーパーで肉は二度と買わないーー;)

火の通り過ぎって感じではなかったけれど

ぱさぱさな食感

レシピは悪くないと思うから、オージー肉の問題かな

で、当然売れ行きはよくはなくて

当然翌朝の食卓にも並びます

ローストビーフサンドとかにしながら食べて

そして自分や娘たちは御馳走様

でもまだお皿の上には二枚のローストビーフ

最後まで食べていた奥さんが箸でつかんで自分の皿へ

皿を近くまで寄せればいいのにローストビーフの長距離移動

一枚目を自分の皿に移し乗せて

あまりにも危なっかしいので自然と視線が奥さんの手元に

そして奥さんは二枚目をつかんで持ち上げて長距離移動・・・・

ぺちゃ

奥さんはローストビーフとテーブルの上に落下させてしまいました

あらら

と、奥さんの顔を見たら目があって、その瞬間

奥さんはテーブルの上に落ちたローストビーフを箸で持ち上げて

さるクン、食べる?

俺は犬かよーー;)

別に床に落とした訳じゃないし

こっち見たから欲しいのかなって思って

たしかに落とした先はテーブルの上だけれど、普通、落としたのを他人に渡すか?

無神経な・・・・・・--;)

さるクンって神経質過ぎじゃないの?異常じゃないの?

って奥さんによく言われますが

自分が神経質なんかじゃなくて、オマイが雑過ぎなんだと思う

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