そうだ京都、行こう。 街撮りオフ会で路地裏を楽しむ [そうだ京都、行こう。(KYOTO)]
裏路地
異世界に迷い込んだかのような空間
裏路地をたどっていくと、曲り度を幾度も曲がったり、行き止まりにぶつかり引き返そうとして方角を見失ったりすることがある
何故か同じ場所に戻ってきしまったり
全く見当違いの方向に歩いていたり、不思議な空間
路地に感じる懐かしさや温かみ
路地は様々な不思議な魅力を持っている
それはタイムスリップしたかのようなときめき
生活の匂いの温かみ
路地は不思議な魅力がいっぱい
そして今回、orengeさん主催で開催された京都裏路地撮りオフ会
ただでさえ魅力的な裏路地なのに
ターゲットは古都京都の裏路地なのです
参加しないではいられません
師走13日、日曜日
空はどんよりとした鼠色、暗い空
一旦家を出たものの雨が降り出して傘を取りに戻ります
晴れてほしいけれど、まぁ雨の京都も風情があって良いか
晴れた日も雨の日も、それぞれ魅力的
それが街撮り
さて京都へは新幹線を利用するのですが
チケットをどう買うかが問題
新横浜〜京都は、東海道新幹線のなかでも利用者の多い区間
この区間の交通機関には飛行機や高速バスもありますが、京都は空港から遠いため、飛行機だとちょっと不便
高速バスは時間では勝負になりません
こうした事情で金券屋さんのプライスは強気で、割引は5%前後程度
それぐらいの割引だったら普通に買った方が面倒では無い分いいかなとJRで購入することにしました
ただJRで購入するにしても安くいく方法があります
それはこだまでゆっくり行くこと
普通車指定席(のぞみ)を通常プライスで購入すると13250円
それを”ぷらっとこだまエコノミープラン”で購入するとなんと9900円
往復で6700円もお得
これは無視できません
6700円あればセイロ蕎麦が10枚食べられます(笑
ただこのプランは前日までに購入する必要があります
土曜日にこだまの時刻を調べましたが・・・こだまの多くは名古屋止まり
一番早い大阪行きのこだまを使っても到着は10時45分
これでは使えません
なので諦めて普通にチケットを購入
7時49分発の”のぞみ11号”で京都へ
京都到着は9時50分、二時間で到着
うむむ・・・流石新幹線、合法的に300㎞/h出せるのは強い
前回、娘たちと京都へ旅行に行ったときは車を使いましたが
6時間ぐらいかけて走って疲れました
そう思うと新幹線って凄いな
運転していないから疲れないし
到着したらorengeさんの記事を開いて集合場所までの道順をチェック
ここが集合場所ですね
時間はまだ早かったので駅前を散歩
空はいつの間にか青空
気持ちのいい陽射し
駅前ではサンタクロースが数人でテープ貼り
献血を呼びかける尾根遺産サンタ
献血したらプレゼントがあるとかだったらいいのにな
集合し、地下鉄で移動したら街撮りの開始
街撮りなのに街よりこっちに惹かれてしまうのは自分の中の男の子の性^^;
今回一緒に街を彷徨うのはorangeさん、isoshijimiさんご家族、すーさん、風来鶏さん、ちょいのりさん、Aちゃんさん、katakiyoさんご夫妻とご友人、まりっぺさん、kiyoさん
京都には寺社仏閣や京町家といった伝統的な日本建築とともに古い洋風の建物もあって
それらが交わって不思議な雰囲気を醸し出しています
路地の至る所に鳥居
何処までが境内なのか解らないような空間
生活の匂い、街の香りでいっぱいの小さな神社
不思議な世界に迷い込んだような感覚
でも今はまだ朝なのでその感じは少なめ
これが逢魔時だったら異世界に迷い込むかも
今年の紅葉は遅く、まだ所々に秋が名残って楽しませてくれます
この日も暖か
外歩きなので厚着してきたのですが、汗ばんで冷たいものが飲みたいほど
今年の秋冬の温かさ、過ごしやすいのはいいですが
ちょっと心配
こういう路地には一惹かれます
まるで結界のようにある通路
その向こう側には違う空間が存在するかのよう
迷い込みたくなります
三年前、娘たちと来た京都
夕刻は夕食がてら街散歩をしたのですが
その時に迷い込んだ裏路地に魅せられたのです
それ以来裏路地メインで散歩を楽しむようになりました
今回はオフ会での散歩ですが、それは同じ
楽しみ過ぎてなかなか前に進みません^^;
数歩歩んではカメラを構え
また数歩歩んで・・・・の繰り返し
各自自由に撮っていますが、皆そんな感じ^^;
裏路地にあるお店も素敵
もう”撮ってください”と言わんばかりのディスプレイ
またモノクロ撮りがしたくなる路地の多いこと
袋小路になった細い路地に昔ながらの長屋の風景
ゆったりとしたこの路地の空気感
猫になった気分でローアングル^^
予想以上の歩みの遅さにorengeさんがハラハラ
ランチの予約時間もあってゆっくりもしていられないのですが
皆、カメラを持ったら時間を忘れてしまうタイプ(笑
だってね、数歩も歩けば撮りたいものに出会うから^^;
六角堂は高いビルに囲われた京都の街の中心部にひっそりと佇むお寺で正式名称は紫雲山頂法寺
六角堂の歴史は平安遷都よりも古く聖徳太子によって創建されたと伝えられます
大きな柳が縁結びとして有名なパワースポット
その大きな柳、地ずり柳の伝説によると
平安時代初めのこと、嵯峨天皇の夢枕に「六角堂の柳の下を見よ」とのお告げがあり、その場へ行ってみると、そこには絶世の美女が
天皇はその美女を妃に迎えたそう
それから六角堂の柳に願をかけると良縁に恵まれるという噂は京の都にに広まり
「縁結びの柳」として人々に親しまれるようになったのだとか
なので柳の枝の下にまで入ってみましたが・・・・
誰もいませんでしたTДT
期待したのに・・・・
絶世の美女、逢いたかった==)
ここは京都のほぼ中心に位置するそうで
本堂南側の六角形の石は”へそ石”と呼ばれ京都の中心を示すとか
この石、見てくるのを忘れました><
この六角堂は、いけばな発祥の地でもあるそう
この先ランチまでは自由行動となり再び街中に
いきなり現れた渋い自転車屋さんのディスプレイに足が止まります
そして煉瓦の建物のある通り
煉瓦研究家の”ちょいのり”さんが目の色を変える通りです^^
神社仏閣が多く、世界文化遺産に登録されている建物が多い、京都
そんな京都ですが明治期~昭和初期の近代建築の宝庫でもあるそうです
そんな煉瓦の建物に囲まれた空間に佇む謎の生物
何だろう?
最近、この手のキャラが増殖し過ぎなようなーー;)
集合は13時にランチのお店の前
お店はこの通りを抜けたところ
皆、思い思いにこの通りを撮影
休日の京都は人が多い
なかなかクリアなタイミングで撮れません
必然的に見上げるアングルばかり^^;
通りを歩いて聞こえる言葉は知らない言葉ばかり
隣国からの観光客はかなりの割合(嫌いな国といいながら来るのだから不思議、その感覚まったく理解できぬ)
そういえば京都って旅行先人気のナンバーワンだと何処かのニュースで見たような
でもそういった旅行者がお金を落とす場所は免税店や大型店がメイン
こうした通りにある小さな商店には旨味は無いのでは
海外の旅行客を呼び込むのも必要なんだろうけれど
もっと国内旅行者を呼び込むことを考えた方が良いと思うけれどな
13時、昼食会場に到着
ゆっくり歩き、最後は自由行動だった割には皆時間通りに到着
時間を忘れているようで忘れていない
素晴らしい^^
ここは大手居酒屋チェーン店ですが、この店舗がまた特別
池田屋騒動の池田屋跡にあるお店なのです
店内には人形が闘っています
新撰組の隊士には名札がありましたが
敵役は全て名無し、無名の戦士
何となく敵役の方を贔屓にしてしまいそう^^;
観光地定番の顔ハメも
映画や舞台で有名な階段のレプリカ
これを転げ落ちるのかぁ
痛そうだなぁーー;)
でも映画で見た階段とは形が違うような気も
記憶違いかな
しかし・・・新選組新撰組の隊士達も後の世でこんな風に描かれているとは思わなかっただろうな
何かその・・・・--;)う~ん
何か違うと思うのは自分がオジさんなせいなのかな
コラボカクテルのイラストならまだいい
まだこれなら・・・でも
ノンアルバージョンはちょっと・・・・
隊士たち、激怒して刀を振り回しそう^^;
で、予約の部屋へ
揃ったところでお土産の分配
頂いてばかりですいません
自分、全く気が回らなかったですーー;)
テーブルには品書きと一緒に新撰組各隊士の説明も
ここはちゃんと真面目な説明で
イラストなどはありません
ちょっと読み入っちゃいました^^;
品書きの最初のページは大階段
お昼に予約してあったのは”池田屋弁当”1500円
量的には丁度いい感じ
多すぎると腹が重くなって午後の行動に差し障りますから
好物の鴨が嬉しい^^
今や高級品の鯨や
馬刺し三種盛りも
ちゃんとデザもついています
自分は熱燗で
寝ないように一合だけで^^;
液体のお米のあとは粒のお米も食べて
エネルギー充填完了^^
余程空腹だったのか、乾杯を撮り忘れました
なので食後の風景