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新蕎麦 常陸秋蕎麦を味わう 古河の蕎麦 芳流 [茨城の蕎麦]

この日の出張は茨城
柏で一仕事終わらせ、そして古河へ移動
仕事で使う車にはナビが付いているのですが
このナビがまた素敵な道案内をしてくれます

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何故ここを通る?
って思うような無駄なショートカット
何故このルートを選ぶんだって悩むようなコース選択
実に不思議なヤツ
知っている道をわざわざ案内させて変なコースを案内させるのを楽しんだりも(笑

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知っている道ならばこうやって遊べますが
知らない道は・・・・ヤツに従うしかない
まったく、なんて道を案内するんだーー;)
そう舌打ちしながら
でも・・・この不思議なコースが時々楽しい結果になるのです

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住宅地の路地に渋いお店を見つけたり
素敵な風景が思わす見られたり
この日は利根川沿いを走って綺麗な夕景に出逢えました

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これは素通りできません
このあとはHOTELに向かうだけですから車を駐車できる場所を探し、コンデジ持って土手道を散歩
土手にはデジイチを三脚にセットして夕陽を撮っている人もたくさん
このあたりでは人気のスポットだったんだ^^

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レンズを向けている方向には富士山
これがまた日本画のような色合いでいい感じ^^

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何だか凄く得した気分になった日でした^^

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翌朝、HOTELから客先へ向かいます
この客先は数年ぶりの訪問
その頃使っていた車にはナビは無く、地図を見ながら走っていました
今回の案内はナビ
コースをチェックすると素敵なコース
確かに最短距離なのですが、細い道に入り込んでグネグネ曲がって迷路のよう
でも面白そうなのでナビの指示するコースで

すると・・・・なかなか良さげな蕎麦屋さんを数軒発見
いやぁ、道は変えてみるものですねぇ^^

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この日の昼ごはんは当然蕎麦です
選んだのは此処、芳流

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店内は5卓なので20席、丁度いい感じ
如何にも蕎麦屋さんって感じの店内は落ち着けます

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おしぼりが布なのは良いのですが、お茶が緑茶なのがちょっと減点
緑茶のタンニンは蕎麦を味わうのに邪魔なのです
やはり蕎麦屋では蕎麦茶を出して欲しい
(気の利いた店では蕎麦湯を出すところもありますが)

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しかもこの緑茶、粉っぽいし
お茶葉、袋の底の部分だったのかなーー;)
この緑茶が出てきたことでテンションダウン
今までの経験上、緑茶を出す店で気に入った蕎麦に出逢える確率は低いのです
これは期待持てないかなぁ ε-(‐ω‐;)

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でもまぁ何にせよ品書きを確認
口上もあり拘りがある様子

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今日は常陸秋そばだそう

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初めての店では”もり”これは自分の拘り
二八のもり600円はなかなか絶妙な価格設定
大盛りは200円増し
税込み価格なのが嬉しい

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十割蕎麦もありますが、予約が必要
しかも5人前から
注文があって初めて打つのでしょう
5人前かぁ、美味しい青葉なら軽く食べられる量だな
ちょっと心揺れましたが、予約が必要な時点で無理でした^^;

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蕎麦前はこんな感じ

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大盛りの到着
蕎麦は星が混ざりますが、その量は少な目
エッジはしっかりして表面も艶やか
断面はスクエアではなく、きしめん率(蕎麦断面の縦横比率)は1.5~2.0位か
幅のバラツキは大きいようです

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まずは蕎麦のみで手繰ります
数本箸で持ち上げ唇に挟み、一気に啜ります
なかなかいい感じの滑り具合
唇を蕎麦が気持ちよく滑ります
啜った瞬間から香りがぐっと立つタイプではありませんが、噛むと香りが口いっぱいに広がり、至福のひととき
そしてきゅっと冷え締まった蕎麦の心地いい事
コシもしっかりあって噛むごとにその食感を楽しめます
蕎麦ってやっぱり美味いなぁ^^
最近ラーメンに浮気していましたが、やはり自分は蕎麦の方が好き^^

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次に汁を味わいましょう
少量口に含み、舌の上に送り込みます
おぉ、これは!
キリッと辛口で後味に甘味は残りません
辛口ではあるのですが角は無く優しさも持ち合わせています
ダシの香りが前に出過ぎる事も無く控えめ
蕎麦の香りを邪魔しません
塩気、甘味、酸味、どれかが突出する事無く、いい感じのバランス
なかなかの汁、そして蕎麦
緑茶が出てきた時はどうなるかと心配しましたが、美味しい蕎麦に出逢えました

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蕎麦を汁に浸けて手繰ります
汁の濃さもいい感じで、蕎麦の半量を浸けて啜った時が一番蕎麦の香りを引き出せていました
啜った瞬間に感じる汁の旨み
それが引いていくと蕎麦の香りと甘みがぐっと押しあがってきます
噛むごとに湧き上がる蕎麦の香りと噛み応えの心地よさ

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薬味はオーソドックスに葱と山葵
山葵に瑞々しさは無く、ちょっと粗い感じ食感でした
香りも高く無かったのは残念

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味覚が飽和して蕎麦の香りを感じ辛くなったら山葵を少量舐めて味覚をリフレッシュ
そして蕎麦を手繰ります
美味しい蕎麦でした^^

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でも食べ終えているのに蕎麦湯がなかなか出てこない
おばちゃんがホールなのですが、あまり客席を見ていないような^^;

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蕎麦湯は適度に白濁

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蕎麦湯を楽しんでフィニッシュ
最初は汁を蕎麦湯で割って
次は蕎麦湯だけで楽しみます
蕎麦湯を楽しんでいると嫌ぁな臭いが漂ってきました・・・・><

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禁煙じゃなかったんだ・・・・--;)

芳流
0280-31-3059
茨城県古河市上辺見2063-2
11:30~15:00 & 17:00~20:00
定休日 水曜日

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久しぶりに美味しい蕎麦に出逢えたせいか

その日の夜も蕎麦が食べたくなってHOTELの近所の蕎麦屋さんへ

当然蕎麦前^^

飲まぬぐらいなら蕎麦屋になど行かぬ

との名言を遺した作家さんの時代小説をお供に熱燗

詳細は後日^^

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