GW最終日は国立新美術館のマグリット展 [日常のなかで(Diary)]
6日、GW最後の日はマグリット展に行ってきました
気持のいい風に誘われて今回はべすに乗って向かいます
GWはヘタな所に行くのではなく近場が良い
でも近いとはいえ鎌倉とか人気の場所は凄い混雑
でも、都心部の道はガラガラ
平日の混雑が嘘のよう
忙しなく走り回る車もなく、のんびりした雰囲気
街中が朝寝を決め込んで微睡んでいるかのよう
寝ぼけ眼の街に響く白い蜂の2サイクルサウンド
Beeeeeeeeeeen、PanPanPan・・・・
良く晴れて空が気持ちいい
青い空に浮きだす赤と白の鉄塔、東京タワー
そうだ、東京タワーの麓に結婚式を挙げた教会があったんだ
今も同じ姿かなと気になって、ちょっと寄り道
この教会で奥さんと挙式しました
経費削減で自分たちで企画実行した結婚式
集合写真はこの階段に皆で立って
行き交う車の隙間から撮影
教会で挙式したのですが、特に信者だったわけではありません
単に値段が魅力的で^^;
原則信者でないと挙式できないと言われて、勉強会やら何やら日曜日ごとに通いました
でも挙式して以降教会の類には行っていません
挙式の為のにわか信者でしたので・・・・^^; やっぱり神社の方が好きかな 祀るなら髭面のオッサンより太陽の女神さん
教会を背に立つと左側に大きく東京タワー
なので東京タワーを見る度に経費節減でバタバタ挙式した結婚式を思い出します
経費節減してまで挙式なら無理して挙式しなくてもいいのでは?
確かにそう
奥さんは結婚式は無くてもいいと言っていましたが、自分が強行
それは結婚式を挙げたかった訳じゃなく、カナダにスキーに行きたかったので^^;
挙式すれは皆様からのお祝い金があるのでそれをあてこんで^^;
披露宴はフレンチレストランを借り切ってコストダウン、企画は全て自分たちで
レストラン側にとっては料理だけでオプション無し、いい客じゃなかったろうな
でもその甲斐あって収支は黒字、カナダでスキーを楽しむ事ができました^^;
新婚旅行でスキーと言っても、奥さんはボーゲンレベル
なので少しだけ滑ったらあとは部屋の中
その後は一人で夕刻まで滑りまくり
圧巻は頂上から下まで一気にダウンヒル、誰も抜かず、誰にも抜かれず
カナディアンロッキー、最高でした^^
そんな時代もあったなぁ・・・と遠い目をしながら飯倉から六本木へ
あの頃の奥さんと今の奥さん、声が全く違うんだよね
性格も違うし・・・
別人じゃないかって疑っているくらい(笑
この国立新美術館がいいのはバイクの駐輪場があるところ
しかも無料
六本木で無料で駐車できるのだから嬉しい
チケット売り場はルーブル美術館展と同じ売り場なのですが行列はなく、すんなり購入
メチャ空いていました
GWに美術館に来る人は少ないのでしょうか
以前来た時に行列があったルーブル美術館展の入り口はこんなもの
マグリット展に至っては・・・・^^;
でもまぁ、ゆっくり観る事ができました(笑
(恋人たち)
マグリットの絵画は目に見える思考
その画面に表現されているのは、空中に浮かぶ岩
鳥の形に切り抜かれた空、指の生えた靴
不可思議なイメージ
その絵を前にすると、名付けられた不可思議な題名ともども考え込んでしまいます
(凌辱)
展覧会は5つの章に別れていました
第1章は初期作品(1920−1926)
第2章はシュルレアリスム(1926−1930)
第3章は最初の達成(1930-1939)
第4章は戦時と戦後(1939-1950)
第5章は回帰(1950-1967)
(野の鍵)
マグリットの絵は絵画の鑑賞と言うよりも既成概念の破壊
つまり、物の見方や考え方に対する一方的な角度と尺度を崩し
いくつもの角度と尺度を創造する機会を作ってくれる
(終わりなき認識)
実際にはありえない場面を緻密に描写
そこに非現実的なトリックが配されています
(ピレーネの城)
マグリットの絵は、停止した時間と静けさを感じます
マグリット展では画集を買ってきました
自分が画集を買うのは珍しいこと
余程気に入らないと買いません
隠す場所が大変だから多くを所蔵できないのです(笑
(夢)
影・・・じゃない
これは面白いと画集を眺めていた下の娘
(絵画の中身)
とか思えば、こんなのも
いきなり壊れちゃったの?病んじゃったのね
と、画集を見ていた下の娘が一言^^;
いきなり画風がかわったこの時期
今までとは正反対な筆さばき
一体彼になにがあったのでしょうね
また画風は戻ってしまいますので、この時期の絵は貴重かも
評価はされていないようですが
自分は結構好きかも^^
(観光案内人)
下の娘もマグリットのトリックに引っかかって不思議顔
どういう意味なのか考え込んでいます
やはり戸惑うんだ
でもそれが楽しいのだ^^
(白紙委任状)
ここまでくると最早不思議絵^^
べす、お待たせ~
このまま帰るのは面白くありません
折角べすと一緒に来たのですから機動力を生かして昼ごはんに向かいます
湯島まで来ました
四川担担麺 阿吽、リュカさんの記事で見て以来凄く食べたかった汁なし担担麺
詳細は別記事で^^
食後は浅草の方に走ろうか?それとも銀座?渋く深川も良いな
担担麺の行列に並びながらあれこれ考えていましたが、そんな考えは満腹となると同時に消去
いや、満腹で忘れてしまったのではなく、痺れる辛さの衝撃に全て忘れてしまいました
いやはや、メチャ辛かったぁ^^;
適当に走っていると何故だか素通りできない場所の近くに
近くまで来たらスルーできません
ちょっとご挨拶
将門公の首塚、このエリアだけ独特の雰囲気なんですよね
流石に塚は恐くて撮れませんのでこの場所で^^;
翌日の仕事が気になってこのまま真っ直ぐ帰ったけれど、やっぱりもっと遊べばよかったな