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出張ついでに金沢茶屋街を散歩してみる [日常のなかで(Diary)]

翌日(前記事からの続きです)、朝ご飯を済ませたらPCに向かい書類を片付けます
それを終えたら帰りの飛行機の時間までは自由時間
折角金沢に来たのですから少しは観光してみましょう
でも許される時間は午前中、なので行先は絞らないといけません

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寺院をゆっくり巡っている時間はありませんから街並みを楽しむことにしました
まずは一度行ってみたいと思っていた茶屋街
東茶屋街、主計町茶屋街、西茶屋街とありますが何処から行こうか
まずは東茶屋街と川沿いの主計町茶屋街近くのパーキングに車を駐め茶屋街を散策します

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東茶屋街のメイン通り
昨夜の雨でしっとり濡れて落ち着いた佇まい
まだ10時前で人も少ない
のんびりを味わうには丁度いい時間帯

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黄金の善哉・・@@;)
なんと贅沢な
入館料とセットで2000円近いんだ
2000円の善哉、食べてみたいような勿体ないような・・・・

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そんなゴージャスな汁粉があるのは懐華楼
ここは築194年で金沢で一番大きな茶屋さんだそう
一番大きな・・・・なんて聞くと入る気が無くなるへそ曲り^^;

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なかなかいい雰囲気のお店がいっぱい
デジイチ、持ってくればよかったな

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この街、朝より夕暮れ時が似合いそう

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通りを一周し終えた頃、ガラガラと雨戸を開ける音に振り向くといい感じの赤い建物
伝統工芸ギャラリー”金沢東山 しつらえ”の開館時間のようです

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茶屋、蛍屋だった建物を改装したギャラリーだそうで入館料は800円とちょっと高めでしたが、抹茶と和菓子付きとの説明書きに惹かれました(笑

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趣のある部屋で拘りの工芸品を楽しむのもいいものです
いい目の保養になりました
ただ、凄く欲しくなってしまうのは困りもの

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なかなかいい雰囲気なのですが、案内がつくのでゆっくりした気分にはなれません^^;

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とは言うものの、いろいろ説明してくれるのはありがたい

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さすが金沢、キンキラキンが多いな・・・って思っていましたら

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金箔屏風を背に漆黒の舞台がある部屋を見て感嘆

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舞台は季節柄雛人形が展示してありましたが、これまたキンキラキンな衣装を纏ったお雛様
本物の金が織り込まれているそうです
背後も金箔だし^^;

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このお店の前にある柳の木をモチーフにした画だそう
キンキラキンって成金趣味な気がしてあまりいいイメージを持っていなかったのですが
こうして見るとなかなかいいですね

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この部屋は漆の間
輪島塗で仕上てあります
赤い壁に漆の艶やかな黒が美しく調和
こんな部屋で芸妓を呼んで茶屋遊びをしてみたいものです

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金色って素敵だったんだなぁ
見慣れぬ金にちょっと興奮^^;

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建物を味わうつもりで入館しましたが展示してある工芸品にばかり目がいきます
素敵だけれど・・・買えません^^;

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黄金の空中廊下、この廊下は渡れます
でも金の上に足を乗せるとなんだかソワソワとして落ち着きません
でも気分いいです^^

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黄金の廊下を渡った先にあるのは青竹土壁の間
京都の青竹土を使った壁ですが、青竹土はもう採り尽くされ入手はできないそう

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金のテーブル&椅子に震えます^^

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一通り観終えたら茶房、やなぎ庵で一服
和の部屋にテーブルとイス
レトロな雰囲気がまたいいですね

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椅子のデザインが素敵

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だされた水をふと見ると、その入れ物は

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塗り @@;)・・・・水をこんな器で飲んだのは初めてかも^^;

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オーダーしたのは抹茶、これ以外には珈琲もあります

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和菓子はきんとん
森八のきんとんだそうで、色は特注だとか
紫はこの店のイメージカラーだそうで、その色で作ってもらったそう

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茶碗は大樋焼、お茶を飲むために作られた焼き物
お茶の色が綺麗に映えます
大樋焼は、寛文6年(1666年)、五代藩主綱紀に、茶道の手ほどきで京都から招かれた裏千家の千宗室・仙叟(せんそうしつ・せんそう)と同行した名工、長左衛門によって作られたものだそうです

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茶碗に写る敷物の柄がまたいいな

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きんとんも凄く美味しい
食感がよく、甘さも強すぎず弱すぎず、好みのバランスでした

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金沢東山・しつらえ
石川県金沢市東山1丁目13-24
076-251-8899
10:00~17:00
定休日 水曜日

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次に訪れたのは金沢ひがし廓の伝統あるお茶屋「志摩」、入館料は400円(お茶も付けると1100円)

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「志摩」は、文政三年(1820)に建てられたお茶屋の建物で、これまで手を加えることなく江戸時代そのままの姿

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お客が床の間を背にして座ると、その正面にあるのはひかえの間
襖がひらくと同時に、あでやかな遊芸が披露される

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二階の客間には押し入れや間仕切りなど一切ない開放的な造り
これは遊芸を主体とした建物だということなのですね

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茶屋で遊ぶってどんな感じなんだろう

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一度ぐらいは経験してみたいものですが・・・・できないだろうなぁ

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台所脇の階段、なかなか絵になる雰囲気
料理を持って駆けあがったりしたのでしょうか、でも結構急な階段

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台所にはいわゆる調理場はありません
料理は全て仕出しで、店では酒や湯茶だけを供したそう

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お茶付きで入館しましたので最後にお茶をいただきます

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まず菓子が供されます

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ここもきんとん

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そしてお茶

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茶碗は大樋焼

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餡がゆるく食感があまり良くありません
このきんとん、何処の菓子かの説明は無かったですが
しつらえで味わった森八のきんとんの方が美味しかったです

志摩
石川県金沢市東山1丁目13-21
076-252-5675
9:00~18:00

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次は西茶屋街に向かいましたが
あらら、随分と小さい・・・これなら東茶屋街と主計町茶屋街でもっと散歩すればよかったな

あっ、主計町茶屋街の鏡花記念館に行くのを忘れた~><

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お土産の落雁を買って空港に向かいました

途中、いい感じの蕎麦屋さんを見つけて・・・・(つづく)

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”何時に帰宅するの”

夕刻奥さんからmailがありました

何故この時間に家に居る?休みじゃないはずだが

"ご飯を炊いておくから"と再度メッセージ

炊いておくから?

”オマイこれから出かけるのか?”と返信すると

”うん”と一言、それ以上の言及は無し

帰宅しておかずを作って娘と晩御飯

母ちゃんどこ行ったんだと尋ねると知らないと

でも深夜にはならないって言っていたとも

何も言わずに出かけるとは・・・飲みかな

俺が出かけると文句ばかり言うくせに

勝手なもんだぜ

日付変更線を飛び越す頃になっても帰ってこない奥さん

25時

へっへっへ、じゃぁチェーンロックね

おやすみなさ~い^^

仕返し、仕返し

何の連絡もなく25時越えなんだから当然だよね

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