昭和の薫る甘味屋さん 神田 竹むら [気になる一品(Delicious)]
神田藪蕎麦でセイロを一枚だけに留めたのは甘味の為
甘味は別腹、どんなに満腹でも食べられてしまう
なので量的には留める必要は無いのですが、そのカロリーが心配
新-3㎏プロジェクトを立ち上げ体重コントロールの真っ最中なのです
昨年の‐3㎏プロジェクトは目標を達成できず、‐2㎏で終わりました
その健康診断が終了後はシンガポールで食べまくり、帰国後は年末年始の爆食い
元に戻りました --;)
なので次回健康診断に向けて‐3㎏リトライなのです
何処で甘味を食べようかな
神田藪を出て歩きながら考えます
すると目の前に”おしるこ”の暖簾
おぉ、イカン此処を忘れていた
小説家池波正太郎氏の行きつけのお店
著書『散歩のとき何か食べたくなって』によると
竹むらに行くと、戦前の東京の、そうした汁粉屋のおもかげが、まだいくらか、名残りをとどめていて、私には、それがうれしく、なつかしい
とあります
昭和の面影の汁粉を味わってゆきましょう^^
佇まいも店内もしっかり昭和
昔ながらの汁粉屋は凄くしっとり落ち着いた雰囲気
落ち着きます
先ずは桜湯が出てきます
湯の中で開く桜花の薄紅が湯のみの白に浮き出て美しい
ふんわり立ち昇る湯気は爽やかな櫻葉の香りを乗せ、鼻を奥を擽ります
たまらず一口
桜の香りが口の中に充満し、飲みこめば香りがすーっと喉の奥に消え、そのまま体中に沁み込むかのよう
香りの余韻を味わいながら思わず溜息
春を呼ぶようなその香りを楽しみます
この香り、欠点は桜餅を食べたくなるところかな(笑
品書きを確認
この店の名物は”揚げまんじゅう”と”あわぜんざい”
揚げまんじゅうはお店の揚げ物が苦手なのでパス
では、あわぜんざい・・・と、ここで考えました
甘味屋さんの食べ比べをするのならどの店にも必ずある一品で比較したい
ならば汁粉です
それも田舎汁粉ならば間違いなくどの店にもある
という事で田舎しるこを頼みました
善哉も好きですが、善哉と汁粉を区別していない店もありますからね
地域によっては田舎汁粉が善哉の名になったりして結構ややこやしい
田舎汁粉の登場
極軽い焼き色の餅が二切れ
汁粉の濃度は濃いタイプではありません
善哉が別メニューにありますから濃い方はそちらに任せているのでしょうね
でもサラサラでもなく、適度な濃さになっています
小豆は豆の形はそれ程残っておらず煮潰した感じです
汁粉は甘さは控えめ、サッパリした甘さ
食べやすい甘さになっていました
汁粉は体が温まっていいですね^^
寒い日は汁粉とココアが最高です^^
箸休めは紫蘇の実の塩漬けです
塩昆布ではありません
ビルの谷間に残る昭和の面影
吹き溜まった昭和が時代に抗って
まるでこの場所だけ時間の流れが違うかのよう
このお店、ラブライブというアニメで登場人物の実家として設定されているらしく聖地巡礼先になっているそうです(と、上の娘談)
きっと土曜日は混むのでしょうね
竹むら (たけむら)
03-3251-2328
東京都千代田区神田須田町1-19
11:00~20:00
定休日 日曜・祭日
甘味を味わった後は秋葉原の駅に向かいます
でも途中で煉瓦の引力に負けて寄り道^^
最近、煉瓦を見ると引き寄せられるようになりました
そして表面を舐めるようにチェック
無意識に探すのは刻印
でも見つけた事はありません^^;
煉瓦造りの建造物、美しくて味わいがありますね
ぐるっと散歩をしながら雰囲気を楽しんで・・・
その後は秋葉原駅に向かいます
秋葉原駅から日比谷線で三ノ輪に行き、そこから都電に乗る作戦
秋葉原では何度もメイドさんに拉致されそうになりました^^;
自分の知っている秋葉原は何処に行ってしまったのだろう・・・==)
でも・・・メイドカフェって家族で行って楽しいのか???
海外展開もしているんだ @@;)
一体何処の国なんだろう
誘惑を振り切って三ノ輪へ
なかなか味のある商店街を剥けたら
都電、三ノ輪の駅
結構味わいがあるなぁ^^
さぁて、都電に乗って向かった先は・・・・落語に出てくるあのお店
(つづく)
来週は金沢への出張が確定
金沢は35年前に能登半島を一周した時に兼六園に行っただけ
今回は仕事なので時間がどれだけ取れるか解らないけれど
金沢カレーと金沢おでんはおさえたいな
あと和菓子もね
調べなきゃ