演芸会と上映会に行く [日常のなかで(Diary)]
24日土曜日、この日は蒔田演芸会の日
会社員なのか芸人なのか、マジシャン、それとも音楽家なのか、正体不明のブロガーよーちゃんさんが出演します
(増改築住宅ウオッチャーという噂も^^;)
開演は三時、ウチから蒔田までそう遠くはありません
余裕をかましていたらウチを出るのが遅れて開演ギリギリに到着
まずは番組をチェック
蒔田演芸会を観に来るのも4回目ぐらいになるのかな
名前を見れば姿と芸風が頭に浮かびます
この日の演目
会場に入るとkinkinさんとFalconさんが最前列に
横に座ったものの・・・舞台から近すぎ
しかも自分の座った場所はど真ん中
うむむ、目のやり場に困りそう^^;
こでんさんの強情灸
江戸っ子は強情っぱり、負け惜しみの強い人が多く居るものです
一つでも熱くて飛び上がるものを、
両側で三十二もいっぺんに火をつけさせて、
びくともしなかったと得意顔に話してくるから聞いていた方は面白くない
豆粒みてえな灸をすえやがって、
熱いの熱くねえのって、笑わせるんじゃねえ
と、左腕にモグサをてんこ盛り
それに火をつけたからたまらない・・・・・
蝶の助さんの海老床
2人組が、床屋の看板を眺めて話し込んでいる
この【海老床】の看板の絵、まるで生きてるようだなぁ
生きている? こいつは絵だぞ、死んでいるさ
喧嘩になりかけている所へ、うまい具合に隠居が通りかかった
何々、この看板が?フム・・・こいつは生きてもいませんが、死んでもいませんな
じゃあ、何なんです?
これは患っているんだよ
ほら、床についている
七之助さんの紙入れ
至って気が小さい小間物問屋の新吉
お出入り先のお内儀さんから、
今夜はだんなが帰らないので寂しいから、遊びに来てくれという手紙をもらった
だんなにバレれば得意先をしくじるが、年増のちょっといい女で食指も動く
結局、おそるおそる出かけて・・・・、
さて、これからという時にダンナが帰ってきた
だから言わないこっちゃないと、文句を言う暇もない
新吉、危うく裏口から脱出した
しかしお内儀さんの呼び出し状をはさんだままの紙入れを忘れてきたことに気づいた新吉は真っ青に
バレたのかバレていないのか不安な新吉
翌日、行ってみるとだんなはいつもと変わらず
おめえはそうして朝早くから商売熱心なのは感心だとほめるので、
新吉はこれはことによると不意を突く策略かも、とますます不安に
「どうしたんだ 顔が青いぜ? 何か心配事か 女か?」
「へえ」
「相手はカタギか商売人か?」
「いえ・・・」
「てえとまさかおめえ、人の・・・」
「へえ」
とうとう言っちまった
一部始終をしゃべり出して、逃げるには逃げたが、紙入れを・・・
と言っているところへ、当のお内儀さんが起きてきた
話を聞いても少しも慌てず、
「あーら、そりゃあ心配だけどさ、
けど、亭主の留守に若い男を引っ張り込んで、
いいことをしようというお内儀さんだもの、
そこにぬかりはないと思うよ 紙入れぐらい」
とポンと胸をたたいて
「ちゃんと隠してありますよ ねえおまいさん」
「そうだとも たとい見たころで、間男されるような野郎だ そこまで気がつくめえ」
かほりさんの与太郎
与太郎が伊勢屋さんの蔵の掃除を手伝って
焼いた酒の粕をご馳走になり、真っ赤な顔をしていると
いい若い者が酒の粕食らって、酔っ払ってたらみっともねえや…
そういうときは酒を飲んだといっとけって言われてしまいました
で、与太郎、次に会ったものに酒を飲んだと話すがどれ位飲んだか問われてこれぐらいの塊をと・・・・
久助さんのくせ
この日がデビュー戦という久助さん
鼻をほじる癖のある営業マンとその客さんのやり取りの話ですが
畳のケバむしり、鼻くそとばしの応酬が抱腹絶倒でした
きゃらめる(よーちゃん)さんの鉄砲勇助
ウソ話の集大成ともいうべき話
主人公の“千三屋”といわれるある男が、ある人の家に上がりこんでくる所から話が始まります
千の話をしたら、三つしか本当のことがないというウソつきと言われるこの男、無類のウソつき
この男、日本国中を旅して歩いた時の話をし出します
まずは、木曽へ行ったときの話
向こうは、昼なお暗きというぐらいで、暗いでっせ~ 木曽暗い言うてね
丈が一丈五・六尺もあろうかという大きな猪がやってきた
襲ってきた猪に男はパッと飛び乗った
しかし、前後逆さまに乗ったんで首を掴めない
そこで猪の股倉に手を入れて玉を締め上げてやっつけた
死んだ猪の腹が割れて中から子猪が出てきて・・・・
そして旅先は北海道へ
北海道は寒いとこで、田んぼで、鴨がドジョウかなんかをつついていると寒さで田が凍って鴨の足が抜けなくなる
そこを釜で刈って鴨を獲る
残った足から芽が出て鴨に育って・・・この芽はカモメって言う
寒さで小便も凍る
向うの便所には、棚が吊ってあって、その上に金づちと縄と釘抜きが置いてある
小便をシュッと出すと、これがすぐに凍るので、金づちでカーンと割る
出来た小便の氷棒を縄でくくってほかすと
じゃぁ釘抜きはどう使うかって?
それは女の人用
気楽さんの馬大家
これが・・・・未完で終わってしまいました
実は自分はこの方のファン
度々話を忘れ、一旦引っ込んで続きをやったりするのですが
この話を忘れた瞬間の表情がいいのです
何となく常連さんもそれを期待している雰囲気も
出だしが凄くスムーズに進んでいたので
えっ?
って思ってしまったほど^^;
でもこの日も期待を裏切りませんでした^^
でもこの話、先はどうなるのだろう・・・--;)
㐂ん肉さんの妾馬
とある大名
正室にも側室にも子供が生まれず、このままでは家が絶えるという困った状況
この際身分は問わず、よさそうな女を見つけて妾にしようと、町屋まで物色
たまたま、好みの町娘を見つけて側室に
その娘の名はお鶴といい、身内は母親と兄の大工の八五郎
このお鶴、殿さまのお手がついてお世継ぎを出産
お鶴の方さまに大出世
八五郎が屋敷に呼び出され出掛けていよいよご対面
側用人の三太夫にあれこれ言われながらお鶴を待ちます
殿さまがお鶴を伴って現れ、いろいろ声をかけられても言葉が違って意味が解らない
とんちんかんな答えを繰えすと殿さまは面白がり
「今日は無礼講であるから、朋友に申すごとく遠慮のう申せ」
ざっくばらんにやっていいと聞いて安心した八五郎、今度は調子に乗って言いたい放題
殿さまは一向気に掛けず、酒を勧める
八五郎、酔っぱらうとお鶴を見つけ、
感極まって、こいつは気立てがやさしいいい女です 末永くかわいがってやっておくんなさい
と、しんみり
最後に景気直しだと都々逸をうなる
面白いやつ 召し抱えてつかわせ
というわけで八五郎が侍に出世するという、おめでたい一席
この後は出演の皆様の打ち上げに参加させていただきました
乾杯はカメラと共に
ブロガーの鉄則です^^
なんか凄く寒かったので自分はずっと熱燗で通しました^^
何の話をしていたのかなぁ・・・よく覚えていないのですが、たぶん落語の話
楽しく飲んで話して
熱燗を飲んでほんわか、すっかりいい気持で・・・眠い^^;
奥の方では若手とお師匠さんが勉強会を始めてたりして・・・若手の熱心さは凄いねぇ、上手い訳です^^
打ち上げも終わり、iPoneを観るとお土産を要求する上の娘のメッセージ
仕方ねぇなぁ
コンビニスイーツのケーキを四つぶら下げて帰りました^^
帰ったらブログ巡回しようとPCを立ち上げましたが
ログインしただけで爆睡、沈没です^^;
25日、日曜日はsigさんの自主映画上映会に行ってきました
場所は府中、自分は東横線から南武線に乗り換えますから府中本町から歩きます
時間は丁度昼時、行列のラーメン屋さんを見つけました
煮干しダシのラーメンのようです
これは並ぶしかない
時計を気にしつつ行列に加わりました(詳細は別記事で)
市庁舎の会議室が会場なのですが、市庁舎を見落としてしまい迷子に^^;
時間が無いのにさらに時間をロス
到着したのは開始時間と同時でした^^;
20年前に作った映画史をデジタルでリメイクして内容も追加したものだそう
ベースは一人10役で三年の年月をかけて作られたものだそうです
映画史、凄く勉強になりました
PART1、PART2の二部構成
1時に始まって終わりは5時、流石に長い
PART1は集中できましたがPART2の後半は集中が切れました^^;
帰り道、体がチョコを欲していたらしく大倉山のマチオカにフラフラと^^;
そういえば何方かのブログにDARSのガナッシュが記事になっていたなと思いだし買ってみました
チョコってやっぱりいいなぁ^^
ウチに戻ると奥さんがバレンタインチョコの広告を見ながら
今年は要る?欲しい?
要る!絶対要る!欲しい!
くれないと離婚だからね
自分でも作るけれど貰うのも欲しいのです
チョコ、美味しいもんね^^