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シンガポール滞在記29 ベイエリア散歩と異世界の入り口 [海外出張記(Singapore)]

と言う訳でシンガポールに来たものの、季節は雨期
雲が多く、毎日天候が優れません
スカーッとした青い空が来ないのです

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意地悪な事に仕事が終わる頃になると雨
これでは散歩にいかれません
今回から新しいHOTEL
ベースが変わったから新しい道を探検できると楽しみにしていたのです

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散歩ができず、イライラしていた週の真ん中水曜日
雲は多いですが雨は降っていません
空は灰色で黒い部分もありますから降ってくるのは確実
でも近場散歩なら大丈夫そう
HOTELはチャイナタウンに近いロケーション
チャイナタウンまで散歩をしてくることにしました

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でも普通の道を歩いたって面白くない
どうせなら探検心を震わせるようなコースが良い
道に迷ったってそれがまた楽しいのです
猫になった気分で裏路地散歩スタート^^
実はシンガポールは魅力的な裏路地、怪しい雰囲気の路地や妖しさ漂う路地がいっぱいあるのです

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そんな路地裏で建物の補修工事(改修工事?)をしていましたが、壁のその断面には煉瓦
シンガポールの古くからある建物、その縦長の窓が魅力的な長屋構造の建物は煉瓦でできていたのですね
煉瓦の上から塗り固められているので解らなかったです
しかも補修材として新しい煉瓦が脇に山積みされていました
これは凄い、ちゃんと煉瓦を使うのですね
どこぞの国だったら煉瓦を削った部分はコンクリートにしてしまうのかも
いや、コンクリに建て直しちゃうかな

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折角の煉瓦なのに漆喰で固めて色を塗って、勿体ない・・・・と思いましたが
熱帯の気候にあの煉瓦の色だと暑苦しいかも
やはり熱帯は明るい色がいいですね

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チャイナタウンを散歩
平日の夕刻だからなのか人は少ない
ゆっくり歩けます
こうやって見比べると横浜中華街って怪しさが全く無いですね

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こういう縦長の窓が連なるのが好きで^^;
最初にシンガポールに来た時は窓ばかり撮っていました(笑)
なのでこのブログの”海外出張記”の最初の方は窓の写真だらけです
勿論食べ物もいっぱいですが^^;

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あれっ?妙に静か
ピーナッツ売りの声が聞こえません
横浜中華街を歩くと甘栗の売り子がいっぱい
何処に行っても甘栗を勧める声が聞こえます
シンガポールのチャイナタウンで甘栗売りの声を聞いた事はありません
でもその代わりピーナッツ売りがいっぱい
横浜中華街の甘栗売り並にピーナッツ売りがいたのです
ピーナッツの入ったメチャ大きなかごを後ろに置いていた分此処の方が迫力があったのかも

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ピーナッツ、季節ものなのでしょうかねぇ
旧正月の頃に来た時は凄かったです

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シンガポールのチャイナタウンで二番目にお気に入りの場所はチャイナの店ではなく、この裏路地^^
ちなみに一番目もお店ではありません
(一番お気に入りの場所はお寺、ヒンドゥのお寺なのですが、それは休日にあらためて行くことに)

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この雰囲気が妙にすきなのです^^

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チャイナタウンに似合う渋いサイドカー、アイス売りのお店に変形します^^ ←パラソルをたてるだけとも言う

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雲行きが怪しくなってきました
今にも降ってきそうですからHOTELへ戻ります
でも最短距離のこの道は通りません
右側に並ぶお店の裏通りから帰ってみましょう

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道とは言えませんね
通路、いや猫道かな

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此処にも補修工事中のお店が

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やはり煉瓦

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木曜日、夕刻の雨は晩御飯前にはあがって空も明るさが戻りました
しばらくは降らないでしょう
雨が降らないのであれば晩御飯は遠出です
シンガポールリバー近くの肉骨茶屋さんに行きました(次記事に記載予定)
シンガポールリバーに来たのならばベイエリアまで散歩、マー君に挨拶してきましょう

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雲に覆われているとはいえ空はまだ明るい
マー君が一番カッコよく見えるのは昼と夜の間、逢魔時
背後の高層ビルのキラキラを纏って浮びあがる姿は世界三大ガッカリだなんてとんでもない

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初めて来たとき、世界三大ガッカリのひとつと聞いていたマーライオン
どこまでガッカリできるだろうと楽しみにしていました
そして対面
・・・・なんだ普通にカッコいいじゃんーー;)
ガッカリできなくて凄くガッカリしした覚えが(笑 

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ベイエリアに向かう前に逆サイドのセントラルに来たのはこのアイスが目的
肉骨茶が重かったようでスッキリしません
なのでアイスで口直し 

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このサイドカーのアイス屋さんは屋台によって値段が違います
(値段の違いは大きさの違いなのかは比べた事がないので不明)
此処のアイス屋さん、以前来た時は1.2SGDでしたが1.5SGDに値あがっていました
ウエハースか食パンにアイスを挟んでくれます

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今回もマンゴーアイスをオーダー
以前ドリアンアイスを頼んで楽しい思い出になった記憶がありますから無難なのを選びました(笑
大きな長方形のアイスの塊を取り出しカット、ウエハースに挟んでくれます 

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普通に美味しいです
乳脂肪は少な目のサッパリタイプのアイス
熱い気候ですからこってりアイスだと喉が渇いてしまいます
だからこの地ではサッパリの方がいい

この後、ベイエリアに行く途中の脇道で1SGDのアイス屋さんを発見、うむむむ、ちょっと悔しい~><
買って大きさを比べてみれば良かったかな

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熱帯の生温かな川風を感じながらまったり散歩
雨の後のねっとりした湿気に纏わりつかれながら歩きます
やはりもう一寸乾いてほしいな

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シンガポールは熱帯、四季は無いですが雨季と乾季は存在します
乾季は3月から10月、スコーンと晴れて午後から入道雲、そしてメチャ激しいスコール
(朝、明け方のスコールもよくあります)
スコールの後は蒸しっとした夕方ですが、蒸し蒸しした中にも夕刻の爽やかな風が僅かに感じられるのです
それが気持ちいい
蒸し暑さの中に心地よさを感じるようになると此の国の気候に慣れたなって思います

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雨季の11月から2月は朝から雲がいっぱい
青空が気持ちよく広がる事は無く、空は青より白が多いのです
そして雨は乾季の雨のような激しさは無く、なんだか煮え切らない降り方

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最初にシンガポールに来た時は丁度雨季から乾季に変わるとき
シンガポールの地を踏んで一週間は湿度の高さとスッキリしない空の色に気分はブルー
全くいい印象を感じませんでした

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季節が乾季に変わり、気持ちよく晴れた空が現れると一気にハッピーな気分
スコールを楽しむ余裕さえできました
仕事の後は治安が良いこともあって遅くまで歩き回ったり、休日は一日中歩き続けたりしたのです^^
散歩もいっぱいできるから余計気分が良い←犬みたいだ

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さて、そろそろ良い時間
ベイエリアに向かいます
川沿いを歩くのですが、川沿いのお店の前は通らずに裏路地を行きます
此処がシンガポールで一番のお気に入りの裏路地
薄暗い裏路地を歩きます
聞こえるのは連なる室外機の音、そして咽るような香辛料の香りを吐き出す換気扇の音
ゴミ捨て場の生ごみのすえた臭いと室外機や換気扇からの生暖かな風
何か得体の知れないものが迫ってくるかのような予感
思わず背後を振り向きます
でも其処には室外機の群れがあるだけ

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まだ明るいですが、逢魔時になれば異世界へ迷い込んだかのような雰囲気
このまま戻れなくなるような気もしてくるほど
此の国に来ると必ずここを撮りに来ますが
最初に来た時に撮ったショットを越える事ができません
あの時、本当に異世界の入り口を見たのかも
見た瞬間、背中がゾクッとして体中の毛が逆立つような感じがありました
その不思議な恐怖感、何だったのだろう

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川沿いに戻ってベイエリアに向かいます

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左側は川、右側に並ぶお店は煉瓦でできた建物
もしこのお店の外観が赤レンガだったら・・・・
暑苦しいかも^^;
やっぱりこの色でいいかな

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こんな古い建物と新しい高層ビル群
新しいものと古いものが入り混じった不思議な街

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来るたびに何かが変わっているような印象
どこまで変わってゆくのでしょうね

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ベイエリアはクリスマス仕様に衣替え
ツリーにクリスマスデコ
でも、この気候
そんな気分になれません(笑
流れるクリスマスソングも凄い違和感^^;

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まずはマー君Jrにご挨拶

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そしてマー君とバブリーホテルとのショット
残念ながらガッカリできません
世界三大ガッカリの称号は返上しないとね

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何時も思うのだけれど
マーライオンって目がやる気なさげなんだよね
結構ゆるい雰囲気を持っているように思います

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バブリーホテルの前では何やら浮かんでいます
恐らくクリスマスイベントなのでしょうねぇ
休日の夜に見に来てみようかな

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一度、あのHOTELの上に乗っかっているプールで泳いでみたいな

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で、下界を見下ろしながらプールサイドで一杯
気分良いだろうなぁ
そのまま自分が世界の中心と勘違いしてしまいそうだけれど

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夜の帳が降りてゆくと共に輝きを増す高層ビル群
こんな風景の中でJAZZを聴いて過ごしたいのだけれど
持ってきたiPod、その中には・・・・
奥さんの介護資格試験の対策問題集
太郎さんと花子さんシリーズ←名前がベタ過ぎないか?

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しまった!中身は奥さんに貸したままだった~><
奥さんの資格試験勉強で使っていたCDプレイヤーが壊れてしまいました
奥さんは試験が終わったから使わないのに今更新しいCDプレイヤーを買いたくないと

さるく~ん、貸して、で、中身も資料CDを入れておいてね

貸すのは構わないけれどインポートは自分でやれよ

だってやり方解らないし

やり方はいじって覚えるんだ

そんな時間ないしキーキー、どうしてやってくれないのキーキー

えーい、めんどくさい奴だ、入れてやるよ、まったく直ぐに人の時間を奪うのはやめてほしいな

そんなやり取りが頭の中をリプレイ
中身をJAZZから奥さんの教材資料に変えた事を忘れていました(涙

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それをそのまま持ってきてしまったのです
この風景を眺めながら介護資格試験の教材を聴いてもなぁ・・・・--;)

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ちびマー君、お父さんとツーショットで^^

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ベイエリアまでは何時も軽く歩いていましたが今回はちょっと体が重い
やはり体調が戻っていないですね

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HOTELの部屋は相変わらず21℃、しっかり着込んでいないと寒い

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なので風邪は暫く治らなそうな感じ
喉の痛みは治まりましたが、その代りに咳が止まらない
新たに薬を買うしかなさそうです

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ゆっくり温泉に浸かりたいな
HOTELのスケスケお風呂じゃ落ち着かないし・・・--;)

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川沿いの道を使って帰ります
この川沿いのお店には入ったことは無いですが
川を眺めながらの食事はどんな感じなのでしょう

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と言うのは、何時も不思議に思うのですが
お店、特に川側のテントには明るい照明はありません
蝋燭とかの灯
雰囲気はあるのですが料理は良く見えません

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そんな薄暗い所で食べて美味しいのかなって何時も思うのです
料理は明るい所で食べたい
飲むだけなら薄暗い方が良いけれど・・・

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帰りも裏路地を通ってみました
どうです、不思議な感じでしょ
裏路地だけが異世界な感じ

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このまま奥へいったら元の世界に戻れなくなりそう
そんな気がしてきます
この道を歩く時は全身に気を張り巡らせます
異世界に引きずり込まれないように

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