善光寺門前の蕎麦 信州長野の蕎麦 そば処 小菅亭 [信州の蕎麦]
この日の出張は信州は長野
仕事を終えた後は善光寺へ
そして昼ごはんというには遅くなりましたが蕎麦屋さんに入ります
時刻は14時、ランチタイムも終わる時間
開いている店を探して迷路のような路地をレンタカーでウロウロ・・・・そしてたどり着いたのはこのお店
明治28年創業の蕎麦屋さん、生そば処 小菅亭
早速入店、中は奥行きがあって結構広い
ちょっと不思議な雰囲気があります
お茶とおしぼり
おしぼりが紙なのが一寸悲しい
これだけで一気に興醒めです
気を取り直して品書きを確認
消費税UPのあおりで値段の張り替え作業があったようです
でも・・・・
価格はどうみても消費税分だけUPしたようには見えません
若干の便乗があったような数字の並び^^;
ざるそばが880円、大盛りは100円アップ
大盛りが100円アップなのは良心的ですね
並盛が780円ならば、大盛りが200円UPでも不思議ではありませんから
オーダーは当然大ざるそば
不思議な空間のこのお店
猫ものがいっぱいあります
このまえ行ったシュールな招き猫BARよりは普通な感じではありますが
折角ですから招き猫を鑑賞
何だか招き猫に縁がある秋だなぁ・・・・
しばらく招き猫と睨めっこ
これだけ揃うとちょっと不気味です^^;
蕎麦の登場
断面がスクエアな細打ちの蕎麦
量もしっかりあります
と、いきなりここで蕎麦湯の登場
これは早すぎ、湯が冷めてしまいます
客の食べるタイミングを計って出してくれる店が理想な店
一方的に店に都合が良いタイミングで出されても・・・
先に出してしまえば客席を気にする必要が無いので店は楽なのでしょうけれど
味気ない・・・
まずは蕎麦のみですすります
啜った瞬間からガツンと薫るような蕎麦ではありませんが、確実に薫る蕎麦
立ち昇る蕎麦の香りを感じながら一気に啜って・・・
唇を気持ちよく滑りながら口の中に
啜るのに大きな力は要りません
表面の艶やかな蕎麦は滑りもよく、いい感じに口の中に飛び込んでくれます
噛みきると適度な反力を持って噛み切れます
切れた瞬間の反力も適度で噛むのが心地いい
奥歯で潰すと良い感じの抵抗感
だらしなく潰れる事はなく、しっかりと存在を感じさせます
CPが良いですね
汁を味わいます
少量口に含んで舌の上に
スッキリした汁で後味に甘さが強く残りません
若干の甘さと仄かな酸味
この酸味がいい仕事をしています
ダシの香りも豊かで汁は薄めですが旨みは厚め
蕎麦を汁に浸けて啜ります
ダシの香りが口いっぱいに広がり、ダシが引いてゆくと残るのは蕎麦の香りと甘み
蕎麦に汁をどっぷり浸けると蕎麦は負けます
半分ぐらい浸けた時が蕎麦の香りと甘みを一番感じました
この蕎麦に凄くいいバランス
流石老舗ですね
伊達に長く続いていません
でも、悲しかったのが薬味
葱と山葵といったオーソドックスなタイプ
蕎麦と汁は満足でしたが薬味は不満
葱に瑞々しさは無く、透明感もありません
山葵に至っては瑞々しさは無く香りも少ない
作り置きな感じの薬味です
さらに悲しいのが器の縁
山葵が付着しています
こういうのは実に見苦しい
蕎麦が美味しかっただけに凄く残念でした
一気に食べ進めます
でも・・・量が多い
信州の蕎麦は量が多めのようです
大盛りの食べごたえもなかなかのもの
蕎麦湯は白濁のトロリタイプ
美味しくいただきました^^
しかし薬味が本当に残念、ーー;)
新幹線の時間がありますからゆっくりもできません
食べ終えたら帰らないと・・・
でも内装が気になって少しだけゆくり^^;
レジ脇にも猫たち^^;
そば処 小菅亭 (こすげてい)
026-232-2439
長野県長野市東之門町367
11:00~14:30(LO)
17:00~21:00
レンタカーを返して、長野駅から新幹線で帰ります
この形、色、結構好きだな^^
長野駅のホームには定番の駅蕎麦
野沢菜の蕎麦だって?・・・・気になるなぁ
気になったら食べるしかありません、オーダーは野沢菜わさび蕎麦
蕎麦の到着
凄く寒い日
こんな日はアツアツの汁蕎麦が美味しい
さっそく啜ります
温かな蕎麦も悪くない
野沢菜の酸味が温かな汁の中で凄くいい感じ
汁が凄くさっぱりして後味にも深みが加わります
この食べ方、気に入りました^^
汁蕎麦は体が温まるのが良いですね^^