自分の体調を確認する蕎麦 佐久の蕎麦 佐久の草笛 [信州の蕎麦]
最近、夕飯の後の睡魔が凄いです
かなり体が疲れている感じ
以前はここまで疲れる事はありませんでした
どうも元気が出ない・・・歳なのかな
この日は佐久に出張
折角の信州ですから蕎麦を食べたい
何処に行こうか・・・
ふと頭に浮かんだのは佐久平の草笛
最近のイマイチな調子に自分の体調をチェックしたくなったのです
この店の大盛りは半端ないです
元気が無いと食べられません
フィニッシュできれば体調に問題は無く元気いっぱい
遭難するのであれば体調はかなり低空飛行、対策を考えないといけません
前回の訪問は一杯目ブログの時代ですから震災以前、つまり三年以上前のこと。随分来ていなかったんだなぁ^^;
その前回の訪問記事は再訪問の記事
最初に草笛を記事にしたのはブログを初めてすぐのことでした
四記事目に登場しています
始めたばかりのブログ、訪問者数も少なくてNICEもゼロが続いていた頃のこと
さぁ、入店
内装は何も変わっていません。昔のまま
お茶は緑茶、残念ながら以前と一緒
蕎麦茶にしてくれるといいのに・・・
品書きを確認します
背表紙が破れたのかガムテープでとめてあるのが一寸貧乏臭い
何時も気になる雷電蕎麦、しかも辛口と甘口があって・・・一体どんな蕎麦なのだろう
おや、値段があがっていますね
以前はセイロは580円で大盛りにすると500円増し
つまり富士山のような大盛りでも1080円とCPに優れた店だったのです
それが大盛りで1220円になってしまいましたーー;)
この店の普通盛りは他店の大盛りより多いそう
なので小盛の設定があります
大盛りの前には中盛
オーダーを告げます
”大盛り”
それを聞いた店の人は
”ウチの大盛りは御存じですよね?”
と、念を押します
”ええ、過去5回食べていますから”
大盛りの登場
おや、器が変わっています
以前は桶に入っていたのですが、鉢に変わったようです
隣の席で食していた方のオーダーは中盛り
その中盛りは昔と一緒の桶でした
(昔は桶の高さツライチが中盛り、桶からさらに富士山状態なのが大盛りでした)
大盛り蕎麦は1kgあるそうで、蕎麦汁は二本付いてきます
この画像の蕎麦は二人前ではありません
一人分なのです^^
蕎麦は三七、二八よりさらに喉越し重視の蕎麦
断面はスクエアな細打
この蕎麦は喉越しにものを言わせて一気に食べるのがコツ
まず蕎麦のみで食べてみます
しっかりしたコシで噛み応えも気持ちいい
唇の滑りも申し分なし
闘う条件は整いました
三七ですが意外と蕎麦の香りがあります
流石信州
次に汁の確認
甘さが先に来るタイプ
以前より濃くなった気がしますが、自分の嗜好が変わっただけかもしれません
旨みも以前よりも感じる
ベルトを緩めて深呼吸、集中します
臍に力を込めて深呼吸を三度
コンセントレーションをキープ
呼吸が指先の感覚にシンクロした瞬間、箸を蕎麦へ向けます
戦闘開始!
蕎麦を汁に浸け啜ります
味わうのではなくひたすら無心に啜り続けて
口の中の蕎麦の香りが消える前に次の蕎麦、どんどん送り続けないと追いつきません
薬味は葱に山葵、大根おろしと生姜
葱のカットや山葵に見るものはありません
大根おろしも普通の大根ですから魅力は無い
蕎麦に生姜ってあうのかな
ちょっと疑問
この大盛りを食べる時は間違っても薬味を入れてはいけません
入れない方が食べやすい
入れると薬味の味ばかりが前に出て、それゆえ味に飽きてしまうのです
飽きたら遭難のリスクが高まります
雑念などを入れたらフィニッシュが難しくなります
無心に、ただ無心に蕎麦を手繰ります
いつの間にか1本目の蕎麦汁は空になり、2本目に突入
決して楽な闘いではないです
遭難しないよう細心の注意でペースをキープ
ペースの崩れは遭難の予感
あと少し、ラストスパート
箸が重く感じてきました^^;
そしてフィニッシュ、登頂成功^^
どうやら自分は3年前と遜色ないぐらい元気なようです^^
甘めの汁を蕎麦湯で割って美味しくいただきました
尤も腹が重くて蕎麦湯を全部飲めませんでしたが^^;
佐久の草笛
0267-66-3939
長野県佐久市佐久平駅東21-3
11:00~15:00 & 17:00~20:00
重い腹をさすりながら浅間山を眺め休憩、そういえば浅間山も火山なんだなぁ・・・・
午後の仕事の辛かった事(笑)
仕事を終えてHOTELにチェックイン、泊りだから夜は時間がたっぷり
なので佐久IC近くののシアターに行きました
るろうに剣心の続き(伝説の最期)を観ないとね^^
・・・・・・・・・
この終わり方は趣味じゃないなぁ、もっとハードボイルドに男の美学が感じられる方がいいな