日高の巾着田の赤い絨毯 五百万本の彼岸花群生地 [日常のなかで(Diary)]
横浜に暮らすようになって30年
関東に30年も過ごしていながら今回が西武線デビュー^^;
東横線が副都心線に乗り入れ、そのまま乗り換えなしで西武線の飯能まで行く列車が登場
秩父方面に行くのが便利になったのです
それは知っていたのですが・・・実際には良く判りません
なにせ馴染みのない駅名ばかり、それらを聞いて場所がイメージできないのです
記事に彼岸花を載せた時に番茶犬さんから頂いたコメント
東横線が副都心線に乗り入れた今は高麗に行きやすいから巾着田はどうですか?と
えっ?巾着田ってそんなロケーションだったんだ @@)
慌てて巾着田のロケーションをチェック、そして路線図もチェックします
するとどうでしょう、確かに行きやすい
これは・・・・行くしかない
23日、解放日ではありませんが、奥さんは仕事、娘たちは遊びに行くそう
つまり自分一人、これはチャンス^^
給食当番の都合上、朝から出かける訳にはいきませんが、10時過ぎには外出可能
そして夕飯の準備に間に合うように帰ってくればいいのです
時間に余裕がありませんから電車が便利
確実に時間が読めますからね
一瞬、車も考えましたが渋滞が怖い
時間が限られる時は時間が読める電車がいい
それに考えてみたら西武線に乗るのは初めてなのです^^
初めての西武線、どうやって楽しみましょう
いろいろ検索して・・・・
特急に乗ってみたくなって池袋からちちぶ13号に乗ることに
大倉山から各駅停車で池袋に向かいます
池袋からは特急に乗り換えて高麗まで
高麗のホームに降りると素敵な普通列車が停まっていました
999の列車があるのですねぇ
高麗の改札を出て住宅地を歩きます
場所が良く判らないのですが、心配は不要
皆が歩くのに従って流れてゆけば良いのです
どうせ行先は一緒なんだし^^;
道沿いにも彼岸花がいっぱい咲いています
それもかなりの群生、向かう道沿いでこれですから巾着田への期待がますますアップ^^
巾着田、毎年多くの方のブログに登場する赤い絨毯
陽に照らされた絨毯は燃えるような赤、日陰では妖しい赤
この妖しい赤が見たくて一度は行ってみたいと思っていましたが
場所が行き辛くてなかなか行動に移せなかったのです
ぐぅ~・・・・腹がぁ
高麗駅に到着したのはランチタイム、お腹が空きました
しかにお店は行列
大きな町ではありません
日頃は特急などは停まらない小さな駅
当然お店の数は少ないです
うどん屋さんの長い行列を横目に見ながら、もう昼ごはんは絶望的であることを悟ります
そういえば電車で隣の席だったおばちゃん、駅弁食べていたなぁ
ちゃんと考えていたんだ・・・・--;)
空腹過ぎても集中できませんから、何かを腹に入れたい
巾着田入り口にあったテントで饅頭を売っていましたので五個購入
一気に食べてエネルギー補給です^^
ガッツリ甘かったから効くぞ~^^ でも皮は美味しくなかったなぁ・・・ --;)
でもさすがに饅頭五個の一気食いは濃いお茶が怖くなります。誰か投げ入れてくれないかなぁ・・・
落語話を思い出しながら歩いてゆくと料金所に到着
そこから先は300円払う必要があります
パスモで支払って先を行くと・・・
うわぁ、なんじゃこりゃあ~ @@;)
大きな赤い絨毯に圧倒されました
いままで見た事のない彼岸花の絨毯
言葉が出ないくらいの衝撃
おおおおお、来てよかった~^^
こんなにも凄いのは初めて見ました。震えます^^
適度な群生の彼岸花はその妖しさに惹かれます
畦道に一輪の彼岸花は怖さを感じます
妖しいまでに赤い花
葉の無い花だけのその姿
妖艶さに得体の知れない恐怖を感じます
そんな彼岸花ですが
ここまで群生していると怖くありません
美しさだけしか感じないのです
彼岸花は集まると妖しさよりも美しさが勝るのですね
料金所で貰ったMAPによると
五百万本の曼珠沙華の群生地だそう
河川の増水等で運ばれた球根が根付いたものだそうですが
こんなにも群生するものなのですねぇ
流石に人が多いです
こんなにも凄いのだと知っていたら
何とか都合をつけてアサイチで来たのに・・・
このボリューム感、圧倒されます
その迫力を撮ろうと、引き気味ばかりで撮って・・・
梅の木から生える彼岸花
なんという生命力なんだろう
彼岸花は球根で増えるのに、どうやって梅の木の枝に根付いたのでしょうね
リスの悪戯かなぁ
いや、球根には毒があったはず
小動物が運ぶとも考えにくいし・・・・--;)
木の枝からのびる彼岸花をファインダー越しに眺めながら考えますが
答えが出ません
何故そこに咲いたんだ?
この枝から育つ彼岸花は凄く人気者
通る人が思わず眺め、必ずカメラを取り出します
なので人が途切れるのを待っているのですが
なかなか思うようにいきません
まぁ、こんなにも面白いのがあったら撮りたくなりますよね^^;
赤一色に敷き詰められた中に居ると
全てが赤に染まるように感じます
濃い赤を味わって・・・・
この付近は群生地の中央あたり
今までのエリアが早咲きのエリア
さらに奥は遅咲きのエリアだそう
その間には まつり会場があり、屋台が並んでいます
何か食べようとしましたが、やはり行列で・・・・
やはり昼ご飯抜きは確定 ーー;)
遅咲き群生地もしっかり満開
此処も真っ赤な絨毯
これだけの規模の彼岸花の群生地ですが
花は赤ばかり
白はほんの僅かしかありません
巾着田、高麗川の蛇行が丁度袋状になり巾着のような形
その内側に広がる田が巾着田
彼岸花は巾着の外周に沿って群生しているのです
その巾着を一周したら駅へ戻ります
本当は逆方向に歩きながらもう一周したかったのですが
時間が許してくれません
給食当番ですから夕飯の準備があるのです
高麗からウチの最寄りの駅、大倉山までは約二時間
そろそろタイムアップ
帰りは999の各駅停車で鉄分補給と考えていましたが
結局特急に乗ってしまいました
飯能から元町・中華街へいく列車が都合良く無かったのです
西武線デビューで鉄も楽しめたし、有意義な休日だったかな^^
巾着田と駅の間には、地元の人がお店を出していました
その中で気になったのは・・・・
彼岸花を売っていました
こちらは彼岸花の球根
赤、白、黄、の彼岸花の球根です
彼岸花って家に持って帰るのは縁起が悪いのではなかったっけ?
彼岸花を家に持ち込むとその家が火事になると言われていたように記憶しています
それに亡くなった人が現れるとも^^;
この間の曽根さんの大騒ぎ
システム保守作業時の作業手順の間違いが原因だったとか
手順の間違いも問題だけれど
復旧に時間がかかるもの問題だよなぁ --;)