そうだ鎌倉 行こう 明月院の紫陽花と菖蒲 [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]
日曜日、空は今にも泣きだしそう
天気予想をチェックすると曇りのち雨
でも傘マークは午後だけ
ならば明月院と東慶寺へ紫陽花を見に出かけましょう
べすと北鎌倉に行こうと思いましたが、鎌倉は狭い道
渋滞があると時間が読めません
なので潔く電車で向かいましょう
東横線から横須賀線に乗り換え北鎌倉の駅に降りたのは8時15分
透き通るように輝いていた新緑もいつの間にかしっかりした緑色
6月、季節は夏
夏の始まりは雨の季節から
この時期になると気分はソワソワ
菖蒲と紫陽花の季節です
終わり際の菖蒲に色づき初めの紫陽花たち
北鎌倉へ会いに行くのが毎年の楽しみ
6月は鎌倉が観光客で溢れる季節
何でも通年で一番人が多い時期らしいです
紫陽花が売りのお寺は特にそう
何時もは人が少ない明月院も紫陽花の季節はこの通り
開門の10分前の行列です^^;
八時半、開門
青地蔵さんが門まで出張されて皆をお出迎え
ようお越しくださいました
そんな声が聞こえるようです^^
明月院の姫紫陽花は未だ淡い青
まだ時期はすこしだけ早かったようです
でもこれはこれで初々しさがいい
前日の雨で紫陽花たちも元気
青空の中の紫陽花も悪くはないですが、やはり紫陽花には雨が似合います
情緒的にしとしと降る雨、梅雨
傘から聞こえる優しい雨音
お気に入りの傘をさして散歩してみるのもいい
ちょっと物憂げな気分だけれどその分落ち着いて季節を感じられるとき
梅雨には紫陽花
雨の季節は紫陽花が陽光の代わりに輝くかのように咲き誇ります
しとしと降る雨に鮮やかな色彩の紫陽花
これこそが日本の夏の始まり・・・・・
のはずなのに
梅雨の雨はしとしと、蝸牛が似合う雨のはずなのに
何故か梅雨入りした途端に激しい雨
梅雨と言うより最早熱帯スコール
これじゃぁ情緒がありません
ここ数年、雨の降り方が変ですね
昔の梅雨とはちょっと違う気がします
梅雨は女性的な優しいイメージだったのですが・・・・
このところの梅雨は雄々しく激しい気性
荒ぶるような雨
でもまぁ、そんな性格の女性も居ますね^^;
最近多いのかな
でも、しとしと降る雨が恋しいです
そして蝸牛も
山門前の階段は凄い人だかり
何故か皆階段を歩かず、その手前で写真を撮っています
そんな人だかりを避けて脇道の紫陽花をゆっくり楽しんで時間を潰し
この時期は奥の庭、丸窓の向こうの世界に行かれるのです
そのオープン時間を待ちながら境内を散策
明月院の紫陽花はほとんどが青
赤系はほんの一部
この時期はイワタバコも楽しみの一つ
アップで見ると凶悪な宇宙人
山門の迎花
季節ごとに明月院に来るのですが、この迎花は楽しみの一つ
一周して戻ってくる頃にはゲートオープン
奥の庭に入れる時間
いつの間にか降り出した小糠雨
音もなく柔らかに降る雨は奥の庭を静けさに包んでくれます
菖蒲を愛でる人も多く、それなりに話し声もするはずなのですが
小糠雨はその話し声も吸い取ってくれるようで煩く感じません
毎年この菖蒲と紫陽花を狙っていますが、そのタイミングは難しい
紫陽花の色がしっかりする頃は菖蒲は終わり
菖蒲の花が艶やかな頃は紫陽花はまだ色が浅い
今年は・・・
菖蒲はちょっと疲れ気味
力なく漂うクラゲのようにも見えます^^;
先週の方が良かったかな
でもそれだと紫陽花の色は未だ浅い
明月院の嬉しいところは広い境内ではないですがベンチのあるところ
ベンチに座り菖蒲を眺めていると何とも静かな気分
自分にとって明月院の奥の庭は一番落ち着ける場所
ただ座って、何も考えずに
聞こえるのは水の流れる音と鳥の囀り
このまま一日此処に居たい気分ですが雨も心配
空を見上げれば黒っぽい雲がいっぱい
今にも泣き出しそうです
東慶寺のガク紫陽花も見に行きたい
なので明月院はこのくらいにしておきましょう
タイミングがあえばまた来ればいい
今度は平日、休みを取ってゆっくりと
赤地蔵さんに見送られながら奥の庭を後にして・・・・
一気に書き終えたいのですが実は睡魔が凄い
いまにも落ちそうな感じなのです
なので諦めて二部構成に
そう、それはつまり・・・・
つづく・・・^^;