地元産蕎麦粉の十割蕎麦 みどりや [群馬の蕎麦]
前記事からの続きです
20年研究一筋の蕎麦に納得ができなくて気分は欲求不満
悶々とした気分で走っていると十割蕎麦の看板が目に飛び込んできました
その瞬間、腹にもう一枚蕎麦が入るか問うとOKの返事
ならば蕎麦をもう一枚食べて行きましょう
地元産の蕎麦粉だそうです
入り口脇にある品書きを確認
十割のもりが800円、値段的にも納得です
十割のもりならば750円~1000円位が良いでしょう
高いのは敬遠ですし、安いのは信用できません。
店内は木の雰囲気がいっぱいの山小屋風
テーブル席に陣取りましたが座席もあります
テーブル席よりも座敷席の方が広い
店内禁煙なのは凄く嬉しい
品書きを確認します
表にあった二八と十割の合い盛り、コラボレーションそばは店内の品書きに無いのは何故?
店内の品書きだと蕎麦は十割のみ
もりが800円で大盛りは250円増し
注文は当然もり、でも大盛りは止めておきます。
既に一枚食べていますし、満腹になり過ぎると眠くなってしまいますから
うどんもあります
群馬はうどんのイメージが強いです
うどんの方が蕎麦よりリーズナブル
温かなお茶とおしぼり
おしぼりが紙なのが実に残念
紙おしぼりは味気ない・・・・--;)
蕎麦の到着
地元産の粉で打った蕎麦
どんな風味なのか楽しみ
蕎麦は黒めの肌で野趣を感じます
スクエアな断面を持つ蕎麦ですが、エッジは甘めで凛とした感じはありません
蕎麦は太目の田舎蕎麦、喉越しは良くはなさそうです
一箸つまんで口に中に
太目の蕎麦は唇の滑りが悪く腹に力を入れて一気に啜ります
啜った瞬間から立ちあがる蕎麦の香り
流石十割です
噛みきると、加える力に抗う事もなく潰れてゆき、反力は感じません
これはこの蕎麦の特徴なのでしょう
同じ十割蕎麦でも産地によって食感はかなり異なります
だらしなく潰れる蕎麦、しっかり抗い、最後に噛みきれた時にはプツンと跳ね返る蕎麦
それは蕎麦粉の粘りの違いと某蕎麦屋さんで聞きました
ちょっと頼りなく潰れる蕎麦をよく咀嚼すると蕎麦の甘味や香りが口の中に充満
香りに満足
気になった点は蕎麦のエッジが甘いこと
この部分のチェックで食感は解りますね
汁を味わいましょう
舐めるような量を一口含んで舌の上に
やや甘めの汁ですが後口に残る程の甘さはありません
最初に甘さを感じ、その甘さを追いかけるようにダシの香り
旨みもありますが、汁は薄目
この十割蕎麦には頼りなく感じる薄さ
薬味は山葵と葱
葱は切り幅が厚いのが残念、山葵は粗く擂った感じで粒粒感があります
瑞々しさはなく辛さが強い
蕎麦を汁に浸け食べます
やはりこの蕎麦にこの汁は役不足
蕎麦の半分を浸けたぐらいでは蕎麦の甘味は引き出せません
どっぷり蕎麦を汁に浸けて啜ると蕎麦の甘味が一番よく解りました
汁の旨みの後に被さるように湧き出る蕎麦の甘味
蕎麦の香りは汁を浸けず蕎麦だけで食べたときが一番感じました。
群馬は蒟蒻が名産でしたね
蕎麦湯
特別ドロドロではなく、かといってサラサラ過ぎず
適度な濃さの蕎麦湯
蕎麦汁を割って楽しみます
手打ち十割そば みどりや
0278-58-2473
群馬県利根郡片品村東小川182-1
11:00-13:00 & 16:00-18:00
定休日 火曜日&木曜日
それは客先に向かう朝
肩と腕の痛みに気を取られていたのか
不覚にも背後への接近を許してしまいまいました
気配に気付き減速した時はバックミラーにロックオンのサイン
計測完了だったようです
最近、知らず知らず後部警戒が疎かになっていたようですね
うむむむ・・・・18000円の納税でした
お小遣いがぁ~><
かなり色あせたライデングジャケット
今年は新調しようと思っていましたが
もう一年使おうかな
しばらくおとなしく走らないと・・・・