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温泉ライダーが行く 足尾の廃と鉄 そして 白根温泉 薬師の湯 [車とバイク(car and bike)]

土曜日の夜、風呂上りに温泉ライダーの行先を検討するつもりでいましたが、布団の上に座ってしまったのが間違い
肩と腕の痛みに耐えかねて横になってしまったのです。
ほんの10分のつもりが・・・気が付いたら三時半
行先の候補地の選定もないまま朝を迎えました。
いつも行き当たりばったり、その時の気分で行く先を決める自分です

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朝ごはんを食べ終えて四時半、出発の準備をします
行先は決まっていませんが、奥さんの実家に寄るのは決定済
実はバイク便を命じられました。
自分の実家から送られてきた荷物、その一部を奥さんの実家に持ってゆかないといけません
なので温泉ライダー兼宅配ライダーとなりました。
5時、出発です

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奥さんの実家は埼玉の川口、なので今回の行先は信州方面ではありません
使えるのは関越が東北道、群馬か栃木あたりが良さそうです
直感的に浮かんだコースは東北道で日光、そして沼田へ抜けて関越道で帰るコース

肩と腕の痛みと戦いながら届け物の任務をコンプリート
あまりの痛みに温泉ライダーを中止にして帰ろうかなとも思いましたが初志貫徹
意地で走り続けます
東北道に乗るのに下道で岩槻を目指しますが・・・迷いました^^;
埼玉は平らな土地、遠くを見通せないので目標がつかめません
そして同じような風景が続くので解りづらい
30分はロスしたなぁ・・・・
佐野のSAで休憩

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さっそくそそられるものが^^

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一日一ソフト達成←ジェラートですが^^;
イチゴいっぱいで美味しかったです
甘さと酸味がいい具合、種の粒粒がアクセントに丁度いい

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佐野で休憩しながら行先を検討
宇都宮から日光に抜けようとしていましたが、北関東道に入って足利から足尾に向かう事にしました
足尾銅山に行ってみようと
途中、草木湖で水分補給
凄く暑いです。考えてみればもう6月、夏なんですね

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ダムに来たらお約束
お尻ムズムズを楽しみます

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凄く緑が濃い
ついこの間まで新緑の色だったのに

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R122からわたらせ渓谷鐵道線に沿って足尾の街中にはいります
入った途端いい雰囲気の建物がいっぱい

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わたらせ渓谷鐵道線、気動車来ないかな・・・しばらく待ちましたが来る気配なし
なので諦めてバイクに乗って数十メートル走ったら横に気動車の音
え~、あと一分待っていたらいいショットが撮れたのに~><

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この建物、何の建物だったのだろう
このような廃墟が彼方此方に

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骨組だけになった工場や荒涼とした風景の赤錆の工場群
そんな風景をとあるブログに見つけてやってきましたが、残念ながらそれらは見つけられませんでした
数年前に比べてかなり撤去されたようです
消えてゆく定めなのでしょうか
尤も、いきなり行先決定で事前調査が皆無なのと時間が無くて探索が不十分
それじゃぁ見つけられないのも当然

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廃墟かと思いましたが企業の資料館でした^^;

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わたらせ渓谷鐵道の足尾駅で鉄と戯れます

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今は無人の駅
寂しげな雰囲気はモノクロが良く似合います

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間藤方向

昔は銅山からの貨物列車が多く行き交ったこの駅
今はトロッコ列車と一両で走る気動車が行き交うだけ

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桐生方向

静けさのなかに聞こえる虫の音、強い日差しは全てをくっきりと浮かびあがらせます
コンクリートに染みつくような影
いつの間にか季節は夏

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展示となった気動車と朽ちかけたホームの壁

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気動車はこの色がいい

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小型ディーセル機関車がシートをかぶせられて眠っていました
再び火が入るときはあるのかな

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ホームの向こう側は貨物列車用のライン
かつては此処に長い貨物列車が停まっていたのでしょうね

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それが今や草に埋もれてしまって・・・
しかも線路の間から木が生えています
ここが使われなくなってからいったいどれ位の時間が経ったのだろう

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気動車が来るまで待ちました。でもカメラの設定がいつの間にか変わっていてメチャオーバーに
なので現像で古い写真のような雰囲気を出そうとしてみましたが・・・

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ちょっと狙い過ぎかな
これじゃぁ明治時代の写真だ^^;

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足尾の駅から間藤の駅へ
ここが現在の終点

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でも昔はさらに工場の中まで。工場敷地内の足尾本山駅が終点
いまは廃線となった鉄橋、四半世紀前は鉱石を積んだ貨物列車が走っていた橋
そして静かに朽ちるのを待つ廃道の橋

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鉄骨だけの精錬所の廃墟が残っているうちに来たかったな
いや、今でももっと深く探索したら興味深い発見がいろいろありそう
温泉ライダーのついでではなく、目的地として足尾にもう一度来て
一日かけてじっくり探索するのもよさそうだ
勿論そのときは事前調査をしっかりしてからでね

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明治23年に完成した古川橋、町の文化財だそうです

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静けさと錆色の風景
独特の雰囲気があります
なんだか廃にハマってきたような気が^^;

R122を気持ちよく流していると喉仏に虫が命中
痛っ?と思った瞬間、喉に当たった虫は襟元からジャケットの内側に入ってしまいました
そして数秒後、痛!痛!痛!
ジャケットの中で虫が噛んでいるのか刺しているのか痛みが
毒、無いよな?とりあえず虫の動きを止めようとジャケットの上から体を刺している虫をめがけて拳攻撃
でも一向に虫の動きは止まりません
どうやら中に装着している胸部プロテクターが虫を守っている様子
流石胸部プロテクター、衝撃を殺すんだ
と、関心している場合ではなくバイクを停めて服を脱ぎ、ようやく虫を放出

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R122からR120に入り、いろは坂のクネクネを走ります
コーナーの度に体を動かすのはいいのですが、それに連動して肩に激痛が
しまいにはブレーキングでも腕や肩に激痛
振動だけでも肩に響きます
もうゆっくりしか走れません><
そして気が付くと温泉の香り
そして中禅寺湖に到着

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そして戦場ヶ原を抜けて

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あまりのいい天気にちょっと脇道に逸れてみます
この道、何処に続いているのだろう
心配になってiPadで調べると川俣湖の方に行くようです
このままいくと日没までに帰れなくなりそうなのでUターン

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R120を沼田に向けて走ります
のんびり気持ちよく
朝、あまりにも痛い肩や腕に出撃を中止しようと思っていましたが
こういう景色の中を走ると来てよかったと思います
相変わらず痛いは痛いですが、景色がいい分気が紛れますしね
6月なのに所々に雪が残っていて驚きです

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雪の塊につられてPIN
菅沼の駐車場で目標としている温泉の場所を確認します
目的地は片品村、もうすぐのはず

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しばらく走ると目的地、薬師の湯を発見

大露天風呂 薬師之湯
0278-58-4126
群馬県片品村東小川赤沢4667
10:00~18:00
入湯料 800円

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蕎麦屋も併設されているようでこんな看板も
二十年研究した蕎麦で味に自信があるようです
ほう、その自信の程、見せてもらおうか
でも先に風呂だからね^^

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蕎麦屋の建物を越えて

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温泉卵、食べようかな
卵好きなのです^^

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こういうのを見ると食べたくなりますよね^^

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蕎麦屋の建物の奥が温泉の建物

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源泉100%、こうでなければいけません^^
入湯料金は時間制限なしですが800円
毎月26日は100円で入湯できるそう

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中に入るとカウンターには誰もいません
インターフォンのボタンを押すと蕎麦屋さんの建物の方からお店の人がやってきます
支払ってチケットを受け取ります
帰りにチケット回収の串にチケットを刺しておいてと言われましたが・・・
帰りにチケットを刺しておくのを忘れ、そのまま持って帰ってきてしまいました^^;

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温泉はアルカリ性単純温泉
源泉温度は60.2℃
脱衣所にキー付のロッカーがあり無料ですが、大きさは小さいです
なので貴重品だけをロッカーに入れて、それ以外は棚の中に

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内湯は広めなのが一つ
湯はそれほど熱くありません

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露天は二つ
手前が熱めで奥はやや熱め
内湯が一番ぬるいのは珍しい

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緑に囲まれた露天は気持ちいい
空の青さが目に染みます
バイクに乗っていると目が乾くせいか、空や緑が凄く眩しい
湯は柔らか、熱い方の湯に入ってみましたが、300数えて挫折でした(笑)
あまりの空腹に、熱い湯に浸かっていると眩暈がしてきますので^^;

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源泉かけ流しの湯を思う存分楽しんで空腹と喉の渇きにふらふら

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風呂上りにはコーラ
自販機で買い求めますが、なんと
100円!
こういった場所でありながら定価より安く自販機で販売するとは何と良心的な

このあと自慢の蕎麦を食べてみます(詳細は別記事で)
そして沼田に向かって走りますが何かモヤモヤ
そして・・・途中で見つけた蕎麦屋さんに緊急PIN
蕎麦のはしごをしてしまいました^^;
(このはしごをした蕎麦屋さんも別記事で)

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田から関越に乗ってひたすら走ります
途中、あまりの暑さに何度もPIN,水分補給
温度表示を見ると気温が36℃
この時間で36℃???ならば一番暑いときは何度だったのだろう

上里SAを越したあたりから渋滞
一本橋競技会の開催です
断続的に延々と練馬まで

暑さの中の一本橋競技会でパワーも低下気味、エネルギー補給で本日二つ目のソフトクリームを三芳SAで買い求めました
ここでエネルギーを補給しておかないと集中力が低下してしまいます
集中が切れたときが一番危ない
この後環八をクリアしないといけませんからしっかりパワー補給

お茶の店で売っている抹茶ソフト
抹茶は美味しいですがソフトが小さいのが残念
でも餡子は美味しかった
疲れたときは甘いもの、なのです^^

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環八から綱島街道へ、そして19時に帰着
ギリギリ日没までに帰り着きました

 


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