太目の十割蕎麦 小布施の蕎麦 そば処 蕎花 [信州の蕎麦]
(前記事の補記事です)
渋温泉から草津方向にUターンするのは止めて小布施へ抜けました
何故なら前回小布施に来た時に見つけた蕎麦屋さんを思い出したので
そば処 蕎花
白い暖簾がいい雰囲気
店内は窓が少なく薄暗い
落ち着ける空間を狙っての事かもしれませんが、もうちょっと明るい方が好みです
テーブルが四人掛け二卓、二人掛けが一卓
座敷には4卓
お茶と一緒にお漬物が供されます
おしぼりが紙なのは残念
これ一つで凄く安っぽく感じてしまいます
品書きを確認しましょう
ざるが730円、まずますの価格帯
十割があるのは魅力的、880円
大盛りが150円アップなのは良心的
注文は十割、大盛りを頼みました。
十割蕎麦、大盛りの到着
スクエアな断面を持つ、色白な綺麗な蕎麦
やや太目で、エッジもしっかりしています。
しっかり噛んで楽しむ蕎麦ですね
まず蕎麦のみで手繰ります
箸でつまみ、端を唇に挟んで一気に啜ります
太い蕎麦、柔軟に蕎麦の方から口に飛び込んでくれる訳ではありません
しっかり啜る必要があるのです
啜った瞬間に感じる仄かな蕎麦の香り
外観から感じる印象よりは香りは控えめ
コシはしっかりしていて心地よい噛み応え
必要以上な抵抗はなく、加えた分の力で自然に潰れる感じ
無論、だらしなく潰れるような食感ではありません
噛みきった時に跳ね返るような感覚は無く、そのまま自然体
奥歯でしっかり咀嚼すると噛むたびに滲み出る蕎麦の甘い香り
それは繊細で上品な香り、細い蕎麦が似合いそう
もうちょっと細打ちな方がいいな
汁の味を確認します
まずはそのまま口に少量含んで
まずダシの香りが立ち上り、その後に感じるのは軽い甘さ
後味に残るような類の甘さではありません
上品な蕎麦に似合うスッキリした甘さ
汁にはしっかりした輪郭はありませんが優しげ、酸味は感じず、奥に隠れています
蕎麦を汁に浸けて手繰ります
このやや太目の十割にこの汁はおとなしい
蕎麦の甘味を引き出すためにはどっぷりディップしないとダメでした
信州の蕎麦はどっぷりディップが必要な汁が多い気がします
薬味はネギと山葵、それに辛み大根
葱は透明感があり薄く綺麗なスライス
山葵は粗い感じで瑞々しさは多くありませんでした
箸の先につけ、舐めると凄く辛い
辛さで香りも解りません
こんなにも辛い山葵を使ったら蕎麦の香りが解らなくなりそうです
この場合は辛み大根が良いでしょう
辛み大根を蕎麦の上に置いて食べてみます
咽るような辛さを我慢しながら食べてゆくと、口の中で辛みが消えるとともに湧き上がる蕎麦の香り
同じ辛いでも山葵と辛み大根では全然違います
山葵の辛さは鼻の感覚が麻痺してしまいますが辛み大根の辛さは喉に来ます
なので咽ますが蕎麦の香りは邪魔しない
辛味大根を楽しんだ後は、シンプルに汁だけで
つまり蕎麦と薬味の入っていないプレーンな汁で楽しみます。
蕎麦の香りと甘みを楽しむにはこれが一番
そして汁を浸ける割合を試行錯誤しながらセッティングを決めてゆきます
この蕎麦にこの汁は・・・フルディップが一番蕎麦の甘味と香りが感じられました。
蕎麦はやはりちょっとだけ太さが気になります
この汁にはもうちょっと細い方がバランスがいい
細い方が喉越しも良いですし(花粉症で荒れた喉に喉には喉越しの良い蕎麦が気持ちいいので^^;)
蕎麦湯は軽くどろりとしたタイプ
汁を割り、葱を加えて楽しみます
でもあまり多く飲んではいけません
これから一気に横浜まで走るのですから
ちょっと印象が薄い蕎麦でした
蕎麦に対して汁が弱いのか、蕎麦と汁のバランスが自分の好みと違う方向
蕎麦がもうちょっと細かったら印象は変わっていたかも
この汁には細打ちの蕎麦の方がいいな
そば処 蕎花
026-247-3517
長野県上高井郡小布施町小布施上町813
11:00~15:00
定休日 火曜日
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15日の朝のこと
奥さんが仕事に行こうとべすちゃんをマンションから出していたら
声をかけられたそう
さる1号さんのお宅ですか?と
べすちゃんはこのバイクですね?とも
ウチの近所に住む方で、このブログに何時も訪問いただいているそう
何時も訪問いただき有難うございます
頂いたお名前からブログを検索しましたが残念ながら検索できませんでした
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べすちゃんを見て奥さんと判ったのかな
ごく近所にお住まいの方ならマンションはブログ記事から特定できますし^^