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初めて食べた高遠蕎麦 伊那の蕎麦 そば処 七面亭 [信州の蕎麦]

前記事からの続きです

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峠を下り、高遠の町に入ると彼方此方にピンク色の群れ
沢山の大きな桜木が淡いピンクの花を枝にふんわりと乗せ
目を楽しませてくれます
時間に余裕が無く、走りながら楽しんでいましたがそれも限界
比較的アクセスしやすそうに見えた小道を奥に入りました

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その桜を楽しんだ後は高遠の城跡に向かって走りますが・・・・・
見事な桜吹雪に包まれ、そのまま道の脇にストップ
誘われ惑わされ

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高遠の町の中心部に向かえば向かう程舞う花弁が多くなってきます
ひとひら、ふたひらの情緒ある舞い方だったのが
いつの間にか吹雪き
つまり、町の中心部に向かうにつれて寂しい枝が多くなります

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城跡下の交差点に到着
それからは案内に従って坂を登ります
でも道の両脇の桜達に花は残っていません

まだ奥の方には残っているかも

そう期待しながら駐車場まで来ましたが、かなり散ってしまっています
風が吹く度に花吹雪に包まれて気持ちいいのですが、見上げる桜には花がほとんど残っていません。
駐車場にバイクを置きます
料金は200円なのですが100円でいいよとお婆ちゃん
どこか申し訳なさそう

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そのお婆ちゃんの表情で、この先は予想できました。
公園の桜たちは見事に散っていたのです
潔よすぎだぁ~><

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町の周辺部に比べて何故中心部は桜が早いのでしょう
特にお城付近の桜の散りがはやい
日当たりが良く早咲きなのでしょうか
仕方ありません諦めて帰ります
駐車場に戻ると誘導係りのオジサンが申し訳なさそうにやってきて地図をくれました。
そして現在咲いているエリアを教えてくれたのですが・・・・
残念ながら時間に余裕は無いのです
高遠蕎麦もたべないといけませんので^^;

 

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高遠蕎麦、蕎麦屋さんに向かいます
町中で探しますが、どうもどの蕎麦屋さんも駐車場がうまくない
砂利+強めの坂が付いているので一寸めんどくさそう
リスキーな場所は避ける主義なのです
平らな駐車場の蕎麦屋さんも見つけましたが、今度は店が醸し出す雰囲気がよろしくない
誘われないのです。

街中は諦めましょう
諏訪IC方面に戻ります
その戻り道にあった看板、七面亭が気になり向かいました
細い道に入り、軽い坂を登ってゆきます
と、バイクが数台降りてきました
よっしゃー、バイクが置きやすいとみた!

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なかなか渋い感じの蕎麦屋さん
一応白暖簾ではあります

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古民家の蕎麦屋さん
田舎蕎麦が似合いそうな雰囲気

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好きなところへどうぞと言われ
一人だから狭い席でいいよと言いましたが
そもそも狭い席はありません

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広々ゆったり
贅沢な使い方

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広い席に一人というのは落ち着きませんね、貧乏性かなぁ^^;

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とりあえず品書きを確認します
高遠そばは1200円、ざるで1000円、ちょっと高めなプライス

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温かなお茶とおしぼり
悲しい事におしぼりは紙
この価格なら紙おしぼりはやめてほしい

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高遠のお城の桜のポスターがありました
満開の時ならこんなにも素敵だったのですね

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オーダーは高遠蕎麦(1200円)の大盛り(400円増し)
スクエアな断面を持つ蕎麦ですが、太さがあります
これは喉越しは期待できませんね
噛んで食べる蕎麦なのでしょう

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まずは蕎麦のみで
口に咥えたら腹に力を込めて啜ります
予想通り蕎麦は啜られることに凄く抵抗を試み、柔軟さはありません
喉に気持ちよく送り込むには太過ぎ
でも、そうかといって香りが強い蕎麦ではありませんでした
啜った瞬間から香りたつ感じはありません
噛むとそこから香りが湧き出るタイプ
蕎麦を噛みきった時に跳ね返るような反力はありません
そのまま潰れる感じの蕎麦

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普通の蕎麦汁ではありません
高遠蕎麦の汁なのです

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違いは汁に味噌が入ること
味噌は汁を甘くします
なので別々にしてほしい

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味噌で甘くなった汁を締めるために辛み大根をしっかり加えます

薬味はネギと辛み大根のおろし
大根はちょっと絞り過ぎ
もっと瑞々しさが欲しい

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高遠の高遠蕎麦は初めて食べましたが、想像していたものとは違いました
会津でも高遠蕎麦は食べられます(普通に高遠蕎麦が品書きにあります)
その高遠蕎麦は辛み大根おろしの絞り汁で食べる蕎麦

咽るように辛いしぼり汁
その絞り汁だけだと辛くて食べられないので味噌を好みで入れて味をマイルドにするのです
マイルドになり過ぎないように味噌は味を確認しながら少しずつ加えて・・・
そして汁にコクが必要ならば別添えの蕎麦汁を加えるのです(味噌や蕎麦汁が付いてこず、辛み大根おろしの絞り汁一本で食べさせる店もありました)
このように会津では辛み大根おろしの絞り汁で食べるのが高遠蕎麦でした

(会津の蕎麦屋さんの説明によると、昔、高遠の殿様が会津に国替えになった時に辛み大根おろしの絞り汁で食べる蕎麦が信州(高遠)から伝わったそう)

辛み大根おろしの絞り汁で食べる蕎麦といえば信州千曲にある”おしぼり蕎麦”も忘れることはできません。(このおしぼりが蕎麦の食べ方で一番好きな食べ方なのです)
辛み大根の一種である”ねずみ大根”をおろし、その絞り汁で食べる蕎麦
辛味をマイルドにするために味噌を加えたり、蕎麦汁を加えて調整するところは会津の高遠と同じ

なので、今回初めて高遠で高遠蕎麦を食べましたが、想像と違う蕎麦に驚きました
辛み大根の絞り汁で食べるのではなく、あくまで蕎麦汁で食べるのですね
味に厚みを加えるために味噌、辛み大根は薬味扱い
これは意外でした

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蕎麦を汁に浸けて啜ります
味噌の甘味と辛み大根の香りが口のなかに広がり、濃厚な旨みを舌の上に残してゆきます
そして味噌の甘さもどっしりと感じますが、それを辛み大根が拭い去って
後に残るのは蕎麦の香り

大盛りでしたが思ったほどの量ではありません
ただ、太めの蕎麦ですから最後の方は啜るのに疲れてきました

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漬物
もっと沢山欲しいな
これぐらいなら無くてもいい、いや無い方が潔い

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山芋と蟹かまのサラダ
普通に美味しい
見た目通りの味

今回、高遠で初めて高遠蕎麦を食べましたが
食べ方に納得がいきません
たまたまこの店がそうなのか、正式な高遠蕎麦がそうなのか確かめないといけませんね
高遠、また来る理由ができました

七面亭
0265-94-3517
長野県伊那市高遠町長藤板山1924
11:00〜16:00
定休日 木曜日

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残り時間はあと僅か
カラータイマーが点滅しだしたウルトラマン
R152を諏訪に向けて急ぎます
中央高速に乗って、気持ちスロットルをワイドオープン←ほんの気持ち分だけですよ~^^;

でも、急いでいてもミッションは忘れません
一日一ソフト、今回は八ヶ岳SAで信玄ソフト
バニラソフトに黄な粉がかけられ、そこに黒蜜
ソフトの山の麓には信玄餅
バニラと黄な粉+黒蜜の相性はいいですね
かなり好きな味

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食べ終えたらもう残したミッションはありません
一気に帰ります
そし・・・・16時、ギリギリで到着
でも奥さんは15時に帰ってきてと言っておいたでしょとキーキー
15時は無理だから16時だと言っておいただろうがぁ(怒)

この後、奥さんとコストコへ買い物に
そしてコストコではお約束のフードコートのラズベリーチョコサンデーを食べました
コストコのサンデーは巨大だから好き^^
あっ、一日二ソフトになってしまった^^;

 

 

 


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