しっかりした存在感のある蕎麦と香る汁 富山の蕎麦 そば割烹 風庵 [富山の蕎麦]
富山出張シリーズです
出張中にアップできなかった分を
この日、昼ご飯の時間帯に富山駅周辺に居ましたので気になっていた蕎麦屋さんへ
この蕎麦屋さんは滞在中のHOTELから徒歩圏内
八尾の手打ち蕎麦とありますから地元八尾産の蕎麦なのでしょう
入り口脇の品書きをチェック
かけ、ざるが800円、まずまずの価格
そば割烹なので夜がメインのお店ですね
どんな蕎麦だろう
飲んだ後の〆に相応しい喉越しの良い蕎麦なのでしょうか。
入店、店の大きさはテーブル席が三つ、それにカウンター
いい感じの大きさですね
今度、夜に来てみよう^^
この日、外は冷たい雨、暖かな茶が嬉しい
お昼のメニュー
”もり”が無い
訊けば”ざる”が”もり”なのだそう。
海苔は乗っていません。
オーダーは当然ざる、勿論大盛りです
蕎麦の登場
器がなかなか素敵
蕎麦はスクエアな断面を持ち、エッジもしっかり立っています。
ちょっと太目で喉越し重視にはみえません。
蕎麦にはしっかりした存在感があり、その表面に粗さはないですが野趣を感じます。
まずは蕎麦だけで手繰りましょう
箸で持ち上げた蕎麦の端を唇にそっと挟み、背筋を伸ばし、臍に力を込めて一気に啜ります
その瞬間、唇に吸い込まれる蕎麦
後に残されたのは甘い蕎麦の香り
しっかり香る蕎麦です
続けて啜ります
太目の蕎麦は唇の滑りは良くありません
臍に大きく力を入れ、大きな音を立てて啜らないと気持ち良く食べられないのです
この蕎麦を啜るときの音、豪快で気持ちいい音
やはり蕎麦は豪快に食べないと気分が出ない^^
コシはしっかりしていますが、その反力は強くありません
噛み切ったときにだらしなく潰れる感じはありませんが、反発もしてきません
適度な反力で抵抗しながら潰れる感じ
最後の噛み切る瞬間が一寸気持ちよくありません
どんなに噛んでも薄い紙を一枚挟んでいる感じ
切れる瞬間に残るその感じが気持ちよくありません。
粉の特性でしょうか、殻の含有量が多いせいなのかな
今迄蕎麦を食べ続けて感じている事なのですが、星が多い蕎麦、色が黒い蕎麦など殻の含有量が多い蕎麦は噛み切った時に最後に何かが残る感じがするのです。
汁を味わいましょう
少量口に含み舌の上に
スッキリしたやや辛口の汁
味に厚みは少ないですが、その分ダシがよく香ります
ちょっと強めのダシ、香りが濃いのではなく香りが強い感じ
後口に甘さを感じないのがいいですね。
蕎麦を汁に浸けて啜ります
強さの感じる蕎麦にこの汁は弱さを感じます
もうちょっと汁に厚みがあったら負けないと思うのですが
この汁で更科を食べてみたいです。
しっかりした辛さで蕎麦の香りを引き出しながら食べ進みます
蕎麦に負けないようどっぷり浸けると塩辛い
かといって少ないと蕎麦に負けてしまう
浸け方がちょっと難しい
薬味はオーソドックスに山葵と葱
香りのいい山葵と綺麗な葱
(透明感がある白く綺麗な葱だとAFが迷います。コンデジのAF精度はこんなものかな・・・^^;)
香りを楽しみながら残りの蕎麦を一気に啜ります
ダシの薫りから蕎麦の香りへ移り変わり、蕎麦の甘みが湧き出て・・・
やはり蕎麦は良いですね
蕎麦湯は適度に白濁した湯
器がまたいい感じ
さすが割烹^^
蕎麦湯を楽しんで・・・・ん?
暖簾が下げられている???
まだ13時前だが・・・
外に出ると・・・・^^;
自分の後に客は来なかったから自分の蕎麦で終わりだったんだ
危なかった・・・・
そば割烹 風庵
076-492-0688
富山県富山市荒町5-1
11:30~14:00 & 18:00~22:00
定休日 日曜日