喉越しを楽しむ板蕎麦 平塚の蕎麦 板そば ひらつか蕎香 [神奈川の蕎麦]
この日は平塚で仕事
体調の悪い時はパワーの付くものを食べたくなります。
鰻、これは力が付く食べもの^^
折角の平塚ですから うな新に行ってみました
この店、多くの方が記事にしていましたので行ってみたかったのですが、なかなか行く機会が無くて・・・
人気のある店ですが平日だし、開店前に行って順番を待てば一人だから何とかなるだろうと^^;
でも・・・甘かったです
既に予約でいっぱい
というか・・・予約のみの営業
今から予約だと13時からの案内になると書いてあります
まぁ仕方ありません・・・でも、これぐらいは想定の範囲内
客先に入る時間を調整して先に少し済ませ、キリのいいところで一旦外に出て・・・等々の小細工で何とか13時からの食事でも対応できそう
予約のため中に声をかけようとしますがキッチリ鍵が^^;
ならばとの電話を入れますが・・・通らない><
そうこうしているうちに店の人が出てきました。
自分より前に居た人が声をかけますが、ちょっと待っててくださいと
で、店の人は・・・
この写真の13時00分を14時に変えてまた店内に消えてゆきました・・・・
仕事のタイムテーブルを考えると14時に一旦出てくる作戦は不可能
逆に15時過ぎならOKですが、その時間じゃぁ店がクローズ・・・・
もう諦めるしかありません
鰻にケチが付いたので他店の鰻っていう気分にもなれません。
鰻がダメなら蕎麦で^^
急遽iPadで周辺店の情報収集。でもこの日は月曜日、平塚の蕎麦屋は月曜休みが多い・・・
見つけたのはこの蕎麦屋さん、蕎香
板蕎麦に惹かれました。
板蕎麦の蕎麦は量が多く、喉越し重視の蕎麦が供される場合が多い
妙に量を食べたかったのです
入り口脇にある品書き
板が850円、汁別
引き戸を開けて入ると右側の壁に蕎麦の産地の表示
北海道、音威子府の玄蕎麦を使用しているそうです。
店内は明るくスッキリ
蕎麦屋はカレー屋さんとは違って明るくスッキリがいい^^
カレー屋さんだったら妖しげな店を好みます
もしカレー蕎麦屋さんだったら・・・どっちがいいと思うかなぁ(笑)
板蕎麦と決めていますが一応品書きを確認
せいろは500円
この店の蕎麦、値段から考えても喉越し重視の蕎麦と想像できます^^
温かい蕎麦や
カレーうどんに丼物のセット
オーダーは板蕎麦(850円)にもり汁(200円)
板蕎麦は2.5人前あるそうです
板蕎麦の大盛りがあったら嬉しいな
この後仕事なのでW板蕎麦だと辛い
大盛りぐらいに留めておきたいけれど大盛りの設定は無いよなぁ・・・
1000円で三人前位の量を用意してあると嬉しい
茶は蕎麦茶でした
これは凄く嬉しい。この(セイロが500円とういう)価格帯で蕎麦茶が来るとは想像しなかったから余計に気分がいい^^
でもおしぼりは紙・・・
悲しいですが価格を考えれば仕方ないでしょうね。
板蕎麦の登場です。
断面がスクエアな細打ちで表面が艶やか、見るからに喉越しが良さげな蕎麦
早速蕎麦のみで手繰ります
唇に先を咥え、一気に啜ると・・・
表面の滑らかな細打ち蕎麦は走るように唇を滑り、しっかりと〆られた冷たさが唇に心地いい
口の中に飛び込んだ蕎麦はそのまま喉を通ってゆきます
喉に飛び込もうとする蕎麦を押しとどめ、噛むと適度な存在感のコシ
無駄に抵抗せず、だらしなくも無く
いい感じの噛み切り感が楽しい
蕎麦の香りは弱いです
でもこれは想像通り
喉越し重視で攻めるのも蕎麦の形の一つ
汁を確認するために一口含みます
甘さを最初に感じますが、それは強すぎない
酸味や塩より先に甘味を感じる程度で
後口には残らりません
シャープさはありませんが輪郭が崩れ頼りなくなる事も無い
汁を浸けて啜ります
可もなく不可もない中道な感じ
ある意味落ち着く蕎麦なのですが個性は感じない。思い出して無性に食べたくなる蕎麦ではないです。
蕎麦は汁に浸けた方が香りを感じます
汁の塩気で引き出す感じ
蕎麦と汁のバランスは丁度よく、蕎麦の半分を浸けた位が丁度いい
薬味はベーシックに葱と山葵
葱は斬り方が厚い
もっと薄く、透明感を持って欲しい
山葵に瑞々しさはありません
辛さが弱く香りも少な目
でも小皿の淵に拭いつけていないのはいい
セイロの価格が500円位の店だと、小皿の淵に山葵を拭いつけるように盛ってある店が多いですが
それはいけません
見た目が美しくないから
何事も美しさは重要なのです
喉越しを一気に楽しみます
実はこれからの季節は喉越しの良い蕎麦が嬉しい
花粉にやられた喉に、冷たく〆られた蕎麦が気持ちいいから(笑)
蕎麦湯は少しドロっとさせた感じ
体が温まります
蕎麦湯の香りを楽しんでフィニッジュ
ひらつか蕎香 (キョウカ)
0463-23-6783
神奈川県平塚市西八幡2-1-19
11:00~15:00 17:00~20:15
定休日 木曜日
この店、駐車場が入れ辛いです
で、入れたら最後、店前のバス道に戻るのがメチャ大変
駐車場と店横の道の幅に余裕が無くて操舵が困難、バス道は死角が多くて合流がちょっと危険^^;