そうだ 鎌倉 行こう 短時間勝負は北鎌倉の蝋梅で [そうだ鎌倉、行こう。(KAMAKURA)]
給湯器の交換で三連休の初日が潰れてしまいました。
日曜日こそ遊びたい。
何故なら日曜日は”解放日”のはずだったのですが・・・・・・・
今年から日曜日が解放日ではなくなってしまったのです。
自分の解放日は奥さんが休みの日、家に必ずどちらかが居ないといけないというのが奥さんの拘り
奥さんの休みの日曜日は自分の解放日だったのですが、実は奥さんが転職したのです。
業種は一緒なのですが、新年から別の会社に移籍
当然休みも違う訳です
今度の会社の休みは週休二日、今までは週休一日だったのでメチャ喜ぶ奥さん
ただ土日連休の休みではありません
平日に一日、土日の何れかで一日、それらはローテーションで決まります
なので自分の解放日も変動制、土曜日だったり、日曜日だったり
遊ぶ計画が立て辛い><
この三連休の奥さんの休みは土曜日、つまり解放日を給湯器の交換で使う事になってしまいました。
なんとも悔しい・・・・
給湯器の交換の対応でしたら解放日でないほうが良いぐらいなのに
と言う訳で、解放日のつもりが解放日でなくなった日曜日
このまま家に籠っているのもつまらない
朝ご飯を終え食器を洗いながら遊びのシュミレーション
出かけるにしても給食当番ですから昼ご飯を作らないといけません
となると11時半に戻らないといけませんが、今からなら約3時間半遊べます
三時間半、何処に行くか
両手をアワアワにしながら考えます
少なくともバイクには乗れません
乗ったら最後、帰り時間を忘れますから(汗)
三時間半で確実に帰って来られる場所・・・・
やはり北鎌倉が良さそう
何時も行っている場所なので時間が読めますし
北鎌倉の蝋梅の咲き具合を見に行く事にしました。
洗い物が済んだら一気に外出の準備
髭を剃る時間も惜しい
今日は髭はそのまま、無精髭^^
持っていくレンズは・・・
いや、交換レンズはやめておきましょう
限られた時間です
レンズを選んだり交換している時間が惜しい
先日買ったレンズ、標準ズーム一本で勝負です
東横線から横須賀線に乗り換え北鎌倉へ
鏡開きも済んで正月と梅の季節の狭間の時期
さすがに空いています
改札と言うにはあまりにも簡易な北鎌倉下りホームのゲートを出た途端、穏やかな空気に包まれます
凄くのんびりした気分
透明で、凛としていながら穏やかで優しげな風
冬枯れの季節なのに、ほんのり暖かく、柔らかく包まれるような感じ
あまりの気持ちよさに歩く速度もゆっくりになります
今日の目的地は最初に明月院、そして東慶寺へ
そこには毎年楽しみにしている蝋梅達が待っていてくれます
今年はどんな表情を見せてくれるのだろう
境内に響く竹箒の軽やかな音を聴きながら石段を登ります
陽の光を浴びて、すべてが乳白色のフィルターがかかったようにソフトフォーカス、柔らかな輪郭
朝の混じりけの無いピュアな空気の香りを含んだ乳白色の光の靄
全てが気持ちいい
まずはお約束の丸窓、これは外せません
この丸窓の向こう側は鎌倉で一番好きな場所
そして蝋梅の咲き具合をチェック
まだまだ蕾の方が多いような蝋梅ですが、既にいい香りがいっぱい
春が待ち遠しくなるような香り
月末ぐらいに満開でしょうね
その頃は蝋梅の香りの固まりができていそうです
どっしり重い、甘い香り
静けさ、ただそれだけ
こんなにも穏やかな気持ちで北鎌倉を歩くのは久しぶり
静かな境内に仄かに薫る香に落ち着きます
明月院の次は東慶寺に
山門前には団体さんが体操の真っ最中
皆同じ帽子をかぶっています
これから鎌倉を歩き回るのでしょうか
出発点が東慶寺なんですね
狭い東慶寺です
この団体さんが参拝に訪れたら大変な事になりそう
慌てて山門に入ります
花の無い時期ですが色彩は豊か
今の季節は梅の木の青が綺麗です
梅の木が青色というのは東慶寺に教わりました
そして枝の形の面白さも
枝の躍動感、植物に思えない
今にも立ち上がってウニウニ動き出しそう^^
一瞬、面長の龍に見えました^^;
また鱗がいい感じで(笑)
東慶寺の蝋梅は明月院の蝋梅より咲いていました
でも咲いている割に香りが少ない
咲き初めだから?
種類的なものもあるのでしょうか
静けさが素敵です
ここが日本のお寺の素敵なところ
この種類の蝋梅はいい香り
艶やかな花が青空に映えます
決して派手な色ではありませんが
他の色彩が落ちた中での唯一の彩
目立ちます
梅の蕾も大きく膨らんできました
春はもうすぐそこに
楽しみです
そろそろ戻らないといけない時間です
名残惜しいですが今日は此処まで
何とか11時半にウチに戻って昼ご飯の用意
この後上の娘はバイトに出かけ、下の娘は友達と遊びに行きました
今度はウチの中で静寂
でもやはりウチの中では落ち着きません
午後も散歩に出かけたい
そう思っていたら・・・
奥さんが一旦うちに戻ってきました
空き時間のあと再び仕事だそう
でもこの後は自転車で行くといいます
ならば・・・・
奥さんのレッツ君を拉致して一緒に遊ぶ事にしました。
レッツ君と向かった先は・・・(続く)