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新蕎麦 八ヶ岳の早刈夏蕎麦を味わう 茅野の蕎麦 せせらぎ [信州の蕎麦]

(前記事の補記です)

お風呂の前に腹ごしらえ

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八ヶ岳山麓産地粉、十割蕎麦
自分の好みにど真ん中
これを目にして入らない訳にはいきません

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咲き誇るコスモスに秋を感じながら歩いてゆくと
(実際には、コスモスは夏から咲いているのだけれど・・・^^;)

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温泉併設感たっぷりの看板

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暖簾の雰囲気はいま一つ
どこぞの家のキッチンにあるようなデザイン
白とか藍とか、はっきりした単色がいいな
その方が蕎麦屋っぽいし

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店内
薪ストーブがいい雰囲気
結構広いです
開店は11時からで開店早々の入店
ですから最初の客
よろしければテラス席もありますよ
との言葉に・・・・

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思わずテラス席に陣取って・・・^^
すぐ横を流れる小川のせせらぎが心地よい音を奏でます
そうか、それで”せせらぎ”なんだ
まず出されたのは水
暑い時期だから?
暑い時期でも蕎麦茶がいいな

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品書きを確認します
品書き頭のページは一般受けしそうな品々

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幟にあったような品は何処だろう?

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メニューの後ろ側ページに遠慮がちにありました^^;
古式杵撞そば、どんな感じだか気になります

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魅惑の限定メニュー、更科蕎麦粉と玄蕎麦粉を合わせて打った蕎麦
でも、別々の二色盛りの方がいいな
そもそもブレンドする理由が解らない
スッキリ、上品な甘味を求めて更科か
ガツンとした蕎麦の香りを求めて玄蕎麦か
ブレンドしたらどっちつかずの中途半端になってしまうリスクがあります。
それでもブレンドするのか・・・・(悩)

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これも限定、新種蕎麦をブレンドした蕎麦のようです
ルチンたっぷり健康重視の方用かな
ひょっとしてブレンドするのが好きな店?

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さらに季節限定
限定の多い店ですねぇ^^
これが気になっていた蕎麦
八ヶ岳山麓産の早刈り十割蕎麦
早刈りですから8月~9月限定
つまり今年の蕎麦、新蕎麦なのです
これを頼まない訳にはいきません

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せせらぎを聴きながら待ちます
暫くすると蕎麦が登場
一緒に蕎麦湯まで置かれるのは一寸残念
蕎麦湯が冷めてしまうから

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綺麗な表面を持った蕎麦
細かく挽かれているようです
断面はスクエアで細打ち、幅も揃っています
これは好みのスタイル

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まず水蕎麦からいただきます
そのまま手繰って
蕎麦が勢いよく唇を滑ります
蕎麦の香りが鼻を抜けて頭の奥へ
いい香りです
噛むと増す香り
水がまた柔らか、キンキンに冷えてないのがいい
水が冷たすぎると蕎麦の味が良く解らなくなりますから
例えばフルーツジュースを想像してみてください
キンキンに冷えたジュースは喉に気持ちいいですが、香りや味を深く感じられません
むしろ冷たくない方が甘味を感じますし、香りも
ですから蕎麦の繊細な甘味や香りを感じるには冷たすぎるのは良くありません
無論、生ぬるいのもいけません

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そしてザル上の蕎麦を手繰ります
蕎麦のみで
若干星は見られますが表面は艶やか
水蕎麦でなくても唇の滑りは十割にしては悪くありません
啜った瞬間から立ち上がる蕎麦の香り
噛むごとに溢れる蕎麦の甘み
顎が・・・もっと食わせろと焦ります
思わず何度か頬肉を噛んでしまいました。
頬肉を噛んでしまうような蕎麦は久しぶり^^
噛み応えもいい感じ
しっかりした抵抗感、でも跳ね返り感はありません
噛んでいて心地いい

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汁を確認します
少量口に含むとダシのいい香り
塩気、酸味は沈んで表に出ていません
甘味もそう
塩気よりは甘味は強めですがその差はわずか
甘ったるい事はありません
柔らかさを感じる汁
輪郭は丸くソフトな感じ
一番前面に出てくるのは香り
ある意味香りが強すぎな気もします
蕎麦の香りを隠してしまいそう

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蕎麦を汁に浸けて啜ります
ダシの香りが口いっぱいに広がった後蕎麦の香りが立ちあがります
ただ汁を浸けすぎるとダシの香りが何時までも残ってしまいます
蕎麦の三分の一位を浸けるのが良さそう

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薬味は山葵と葱

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山葵は粗め
粒粒した感じがあり瑞々しさはありません
口直しに箸先に乗せ口に中に
香りより辛さが先にやってきます

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葱は薄くカットされていますが
ちょっとヘロヘロ感が^^;
もっとシャキッとしてほしい

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口直しの山葵を楽しんだ後は再び蕎麦
頬肉を噛みながらフィニッシュです^^

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蕎麦湯は白濁していますがドロドロではなくサッパリ
軽い口当たり

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一杯目は残った汁を割って楽しみます
ダシの香りが広がって至福を感じます

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二杯目は蕎麦湯のみで楽しみました


せせらぎ
0266-77-3040
長野県茅野市北山字長尾根5479-4
11:00~19:00 

 

 

 


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