鉄の香りのマウンテンバイクを楽しむ [日常のなかで(Diary)]
前記事からのつづきです・・・・・
予約したのは15時半
15時20分に受付に来るように言われていました。
受付はてんやわんや
手続きの対応は当然のこと、まだ来ない人に電話で確認
多くの人が迷子になっているようです
工事中のトラップもあって解りづらいですからねぇ
自分も迷いましたから^^
受付で必要事項を記入、料金を払います(二人で3000円でした)
手続きを済ませ、再び呼ばれるまでPIT(?)を見学
自転車の構造が良く判るショットを一枚
レール幅に連結された自転車
後輪がレールに接触していて駆動します。
前輪は浮いている状態。
すなわち、ブレーキは後輪のみです
この重い台車を後輪だけで制動しないといけません。
レールのガイド輪は前輪の後ろと後輪の後ろにあるのですが、これは鉄の輪
この鉄の輪がいい味を出してくれるのです。
自転車に乗れない人たちのグループ用客車もあります。
その客車を牽引するのはこれ
当然二台がレール幅に連結されています。
自転車もいいけれど、こっちも良いなぁ
自転車に乗れない小さな子やお年寄りのいるファミリー用
なんだ、これがあるなら婆さんを連れてきても良かったなぁ
走っている間怖がってうるさいと思うけれど・・・・^^;
発走順は決まっています。
その順番に合わせてクルーは自転車を並べてゆきます。
タンデム自転車もあるんだ
これも楽しそうだなぁ^^
でもこの回の出走は無かったようでPITで待機していました。
鉄の香りに包まれながら鉄の道の先を見ていると気分が盛り上がってきます。
もう、ワクワクが止まりません^^;
さぁ、集合をの合図です
出撃前はブリーフィングルームへ
搭乗するにはヘルメットを被らないといけません
二種類ありますが・・・・・
やはり白い方でしょう^^
神岡鉱山駅に行くのですから、こっちの方が相応しい
コース説明
三駅向こうまで走ります
出発は奥飛騨温泉口駅
途中、神岡大橋駅と飛騨神岡を越え神岡鉱山前駅へ
(この先には、漆山、茂住、飛騨中山、猪谷の駅がありました)
ブリーフィングが終わり、発走順にルームを出ます
出口には・・・・
おぉ、一日一河童を達成だぁ^^
でも絵だけれどいいのかなぁ
顎紐確認
カタパルト(?)に並んだマシン
先頭に立つクルーの合図で一機ずつ発進です
2機目が発進!
自分達は三番手
さる1号、いきま~す!うおおおおおおおおおおお・・・・・
車台がかなりの重さです
スロープでの加速が半端ない迫力
鉄の車輪とレールが醸し出す硬い振動、迫力です
うわあああああああ、メチャ楽しい!
鉄の匂いのする風を全身に浴びながら疾走します
構造上、転倒はないのて(4輪状態ですから)安心して走りながら撮影ができます。
操舵も無いし・・・・
下の娘も撮りまくり^^
ガッタン、ゴットン・・・・
レールの繋ぎ目から確かに列車の音が聞こえます
鉄の輪がいい仕事をしていますね
自分はもう漕ぎません
下の娘に仕事を任せて、まったり鉄を楽しみます
神岡鉱山前駅までずっと下り坂ですから任せても大丈夫
なんて気持ちいいんだろう・・・風が最高^^
お~い、前走者に使づいてきたぞ~
速度を落とせ~
少しでも長く乗っていたいから速度が控えめになります
自分の後ろは年配のご夫婦
しかもサイドシート付きで三人乗りですからスピードはあがりません
それをいいことに速度は控えめで・・・・
コースにはトンネルもそのままあります。
しかも照明の追加は無く、現役時代そのまま
敷かれたレールの上、コースを外れる心配は無いので走りながら景色をきょろきょろ
いい眺めだなぁ・・・・
でも、コンデジだから発色がぁ・・・><
道路の下を駆け抜けると・・・・
神岡大橋の駅です
通過します・・・・
アクシデント以外、途中の降車は禁止なのです
控えめな速度ですが、音と振動で体感速度はかなりのもの
近づくトンネルにワクワク^^
全てがメチャクチャ楽しい
ヒンヤリしたトンネルの空気が壁になっています
その壁を突き破っていくのを感じながら・・・
突入!
真っ暗の中に、一点の明かり
それに向けて真っ直ぐ突き進む感じは、希望に向けて突き進んでいくような気持ち
トンネルの向こうには・・・またトンネルです
そのトンネルを抜けたら
ちょっとした住宅地になります
そこには飛騨神岡駅
駅の通過も楽しい
駅を越すとコースで一番長いトンネル
しかも中でカーブしているので出口が見えません
入った瞬間、闇に包まれます
いきなり暗黒の世界に投げ込まれた感じ
凄く不安な気分になります
暗闇って恐怖を感じますね
暫くすると目が慣れてかすかに前が見えるようになりますが・・・
前照灯は付いていますが弱いのでほとんど役に立ちません
それに夏の陽射しからトンネルの中に突っ込みますから目が追いつきません
暫く暗黒の世界を味わえます
真っ暗な中、体が遠心力を感じカーブに差し掛かっていることが判ります
すると前方に明るさが・・・
だんだん明るくなって・・・
だんだん近づく光の塊に飛び込みます。
その瞬間、すべてがホワイトアウト、自分の姿も見失い実体もなく感覚だけがそこにあります。
光の中に浮いている気分・・・いや、自分自身も光の粒になった錯覚。このトンネル・・・癖になりそう^^
このまますっと走っていたい衝動にかられます
でももう神岡鉱山前駅
神岡鉱山の駅だけあって大きな駅です
ポイントを通過しながら一番外側のレーンに導かれます
ポイントを通過する感じがまたいい
自分の中の男の子が出発から興奮しっぱなし
ポイント通過は速度控えめにするように言われてたぞ
控えめになぁ~
ここで折り返しです
一旦降りて休憩タイム
その間にクルーが自転車の方向転換をします
これが神岡鉱山なのかな
休憩の間、採りたてトマトと胡瓜が食べ放題
冷たい湧水で冷やされたトマトと胡瓜の美味しいこと
トマトだけで5個食べた気が・・・・^^;
胡瓜は三本ほど・・・^^;
塩が置いてあります。
でも味噌の方がいいなぁ
この先も行ってみたいものです
方向転換完了
順番はほぼ同一ですが、唯一違うのがバイク牽引のセット車両のポジション
帰りはこれが先頭
客車を引っ張るのかと思いましたが、押すのですね
まぁ、その方がお客さんは景色を楽しめますし良いのでは
乗ってみたい・・・勿論バイクの方に^^
興奮しているから撮影枚数が多くなります^^;
そろそろ行くぞ~
下の娘、先日買ったiPodでひたすらLine
最近のガキンチョは忙しいねぇ
出発です
クルーのTシャツは”俺は敷かれたレールの上を走る”と・・・これ、欲しいかも^^
なんだ、片側だけに乗るんだ
ならばもう一台は自転車でもいいんじゃないかな
一番走者も発進しました
さる1号、行きま・・・・・今度はそんな感じじゃないなぁ
やはりスタート台が気分たっぷりだったんだ^^
今度は上り坂になります
看板は冷たく一言・・・・^^;
再び最長トンネル
フラッシュ撮影してみました
フラッシュ無い方がいいな
やはり自然光が一番いいですね
帰りの方が暗闇が怖かったです
往きと帰りで見え方が違うのですねぇ
飛騨神岡駅を通過・・・・
快速列車になった気分^^
またまたトンネル
来た時と同じ数だけトンネルがありますから^^
復路も景色を楽しみながらゆっくりと・・・・
上り坂ですが下の娘だけで漕いでいます
ダイエットの為だそう
こっちに来てから、ず~っと食べているからなぁ^^;
ゴールが見えてきました^^
一旦停止?するべきなのか?
そのままGo!との指示に一気に足に力瘤^^;
うおおおおおおお・・・・
よっしゃー乗ったぞ~^^
実に楽しい、鉄の香りのする自転車でした。
*******************************
しかし・・・暑いですねぇ
この蒸し暑さ
シンガポールだってこんなに蒸し暑くなかった
シンガポールのスタッフから日本の夏は暑いんだってねって聞かれたので
38℃より高くなるよって言ったら
思いっきり驚いていた
40℃を越える場所もあると言ったら人の住む環境じゃないと(笑)
赤道に近いシンガポールだってそんなに高くならないらしい
都市熱が溜まっても風で海へ流されるから
そう、高い山が無いので熱が籠らないようです。
今朝温度計を見たら
何じゃこりゃぁ~><
外出なんて命が危ないかも^^;
家の中だって熱中症になりそうなくらい
エアコン今日もフル稼働だなぁ・・・