これぞ隠れ家、でも隠れすぎ 東京の蕎麦 神田 眠庵 [東京の蕎麦]
彷徨い、このあたりのはずと見回すと小さな貼り紙が・・・
全く目立たない場所に貼ってあります
こんなにも目立たない案内書きは始めて見ました^^;
12時、再び店の前
暖簾があがって・・・でも蕎麦屋には思えません
店の名どころか、何の店かもわからない
一見じゃぁ入り辛い感じ
横の家がまた雰囲気あり過ぎだし・・・^^;
ま、とにかく入ってみましょう
細い、猫が好みそうな通路を進みます^^
本当にここでいいのか・・・
どう見ても個人宅。しかも他の家の裏側にあるので通りからは完全に見えません。
隠れ家も隠れ家、隠れすぎ(笑)
扉の奥もしっかり隠れ家
こじんまりした室内は薄暗く、撮るのも大変
奥には電動石臼、自家製粉の蕎麦なのですね。
テーブルは三卓、それにカウンターのみ
カウンターは調理が丸見えで楽しい。
カウンターに座って出されたのは大きめのグラスに入った氷水
蕎麦茶ではありませんでした。残念ーー;)
蕎麦はもりのみ、あとは蕎麦がき
後の品は全て酒のあて
隠れ家的居酒屋、いい雰囲気です^^
日本酒も充実
薄暗くてフォーカスが合いません
安物のコンデジには辛い環境なのです・・・
ぼけてしまいましたが見る人が見れば解るだろうと掲載^^;
こんな隠れ家で日本酒を飲みながら粋に蕎麦を手繰れたら渋い大人なんだろうけど
強くないから昼酒はキツイのです。
下戸が恨めしい ・・・・でも純米無濾過原酒の文字が気になる~^^;
オーダーしたのは二種もり
産地の違いだそう
この日は栃木と北海道
蕎麦を茹ではじめる前に薬味と汁が供されます。
薬味は葱と山葵、それに辛み大根
蕎麦の到着を待ちながら山葵と辛み大根を舐めます
瑞々しく、香りも十分の山葵とピリッと背筋がのびる辛み大根のおろし
申し分ありません
汁を一口含んで味を確認します。
汁はこの器に入っているだけ
飲みすぎたら大変、汁が足らなくなってしまいますので注意しながら・・・
最初に来るのは塩辛さ
旨みはありますが、その厚みは薄目。ちょっと物足りなさも
塩気の後ろにダシの香り、甘み酸味は隠れ気味。
輪郭のはっきりした汁です。
キレのいいシャープな汁。でも、若干棘棘しさを感じました。
まだこなれていないような味わい
まず栃木の蕎麦が供されました。
細打ちのスクエアな蕎麦
星は無く表面はなめらか
エッジはちょっと甘い感じ
まず蕎麦のみで手繰ります
唇の滑りは良くなく、喉越しを求めるタイプではありません。
勢いよく啜ると蕎麦の香りが鼻に抜けてきます。
噛んで食べる蕎麦ですね。
でも噛み応えは頼りない
ややぼそっとした食感で歯に感じる反力は小さい
加えた力に対して何の抵抗も感じさせず潰れてゆきます。
しかしだらしなく潰れる感じはありません。
蕎麦を汁に浸けて啜ります
三分の一浸ける位が一番蕎麦の甘みを感じました。
栃木の蕎麦を食べ終える頃に北海道の蕎麦が供されます
この蕎麦も細打ちでスクエアな断面をもっています。
表面は栃木の蕎麦より粗め
一寸だけ粒粒感があります
最初は蕎麦のみで手繰ってみます。
これも喉越しより噛む蕎麦
でも栃木より香りが弱くて物足りない
夏の蕎麦だから仕方ないのでしょうか
噛み応えも栃木の蕎麦より弱い感じで
ちょっとだらしなく潰れてゆきます
栃木の方が好みでした。
蕎麦を汁に浸けますが、この蕎麦も三分の一浸ける位が一番蕎麦の甘みを感じました。
蕎麦湯
器が素敵です
蕎麦湯も見るからに濃厚
ドロドロ蕎麦湯を楽しみました。
もう一軒行きたい気分ですがそろそろタイムアップ。三時には確実に家に居ないといけませんから今日はこれ位で。
眠庵 (ねむりあん)
03-3251-5300
東京都千代田区神田須田町1-16-4
[月・水・金] 17:30~21:00
[火・木・土] 12:00~14:00 & 17:30~21:00
定休日 日曜日 祭日
この隠れ家、夜に来てみたいですね
HPには酒・蕎麦・豆腐のお店とありますので
豆腐で飲んで〆に蕎麦とか・・・
夜なら下戸な自分も少しは飲めるから^^
と、HPを良く見たら毎夜予約で満席、狭い店ですからねぇ^^;