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かすてぃら を作ってみる [スイーツを作ろう(making sweets)]

日曜日、雨の予報だったのでスイーツ作りの日にしたのですが外はいい天気、ちょっと悔しい^^;
今日のスイーツは何をつくろうか、材料の在庫をチェックします。

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何という事だ、薄力粉が無い・・・
あるのは強力粉のみ
奥さんがパンを作ろうと買っておいたものなのですが、奥さんは最近パンを滅多に焼かなくなりました・・・(飽きたのか^^;)
このまま粉を放置しておくと奥さんの事です、賞味期限がとんでもない状態になりそう。

それも問題ですので強力粉でスイーツを作ることにしました。
強力粉のスイーツで最初に思い浮かぶのはカステラ
今回は和のスイーツ、カステラです。

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どんなカステラ?
プレーン、ココア、抹茶・・・・いろいろ夢は膨らみますがノーマル、プレーンタイプで。
形は絵本にあるような鍋の形そのままのカステラ・・・それも美味しそうですが今回はオーソドックスに四角で焼きましょう。
奥さんが文句を言わないように底にたっぷりザラメを使って^

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用意したのは、卵5個、強力粉125g、白糖180g、蜂蜜30g、水飴15g、醤油3g、ザラメ20g、牛乳40g、サラダオイルを大匙2
型は21cmX21cmのスクエアタイプを用意しました。

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型にオーブンシートをセットしてザラメ20gを散らします。
どうだろう?20gで大丈夫かなー、30gにしようかなぁ・・・(悩)
カステラのザラメは奥さんの大好物
甘党ではないくせにカステラのザラメは好きという変わった奴です
迷いましたが20gのままで作ります。
実は作り始めても作り方で悩んでいました。
これは危険、迷いは失敗の元ですから

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強力粉を篩っておきます。
白糖も篩って・・・オーブンを160℃に予熱して作業開始。

作り方に何を悩むか
それは泡立てを別立てにするか共立てにするか
卵白と卵黄に分け、それぞれ別々に泡立てるとしっかりした生地になり歯切れが良くなります。
全卵をそのまま泡立てればしっとりした生地になりキメも細かく口どけが良くなるのです
今回は共立てで行きましょう。そっちの方が道具の用意が少なく済みますし、強力粉の膨らみ方がどれくらいか未だ掴んでいないので^^;

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サラダ油、大匙2、牛乳40g、醤油3gを合わせ湯煎で温めます
水飴と蜂蜜も湯煎に
温度は50℃~60℃に設定

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ボールに全卵5個と白糖180gを投入
良く混ぜて・・・

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40℃~50℃の湯煎にかけて温め溶かし、ホイッパーでよく混ぜたら

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湯煎で緩くした蜂蜜と水飴を投入してホイッパーで混ぜます

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湯煎を外してハンドミキサー高速でしっかり泡立てて

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ここらで低速に切り替えてキメを整え・・・

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お約束のチェック^^

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強力粉を振るい入れます

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拘りの混ぜ方でよく混ぜて
薄力粉より馴染みにくいみたいです。
でも捏ねないように注意

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湯煎に置いておいた牛乳、サラダオイル、醤油の混合液を少しずつ投入して混ぜて・・・

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こんなものかな、型に流しいれます

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・・・・
ちょっと計算ミスかな
型に対して生地が多すぎな気が・・・
いくら強力粉で粘るから膨らみが薄力粉より強くないとはいえ焼いたらかなりはみ出そう^^;

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160℃で45分焼きました。
強力粉、予想以上に膨らみました。
盛り上がりが凄い^^;

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でも横への広がりは少ないから何とかなりそう

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上下逆さまに置いて凸の出っ張りを平らにしましょう。

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ザラメ面以外のオーブンシートを切り取って外して・・・

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横にはみ出た分はカットしておやつに^^

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熱いうちにオーブンシートでくるんで(実はこれは余計、ラップを直接生地にラップした方が表面が綺麗に仕上がったかも)

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ラップを巻いて密封
蒸気を籠らせてしっとり生地に。
そのまま室温に置いて粗熱を取ります。
8時間室温に置いて、冷蔵庫にIN
二日間寝かします。

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天気が悪いとの週間予報で外出の予定を組みませんでした。
でも外は気持ちのいい空
カステラを作りながらも差し込む光に溜息
外に行きたい・・・
実はこの日、奥さんと上の娘は映画を観にでかけました。
下の娘と留守番しながらスイーツ作りの日曜日。

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空の青さに誘われて散歩ツーを強行です。
気持ちのいい風ですからバイクを使いましょう。
でも下の娘は試験が近いので連れて行ったら奥さんが激怒するのは確実。

一人だと直ぐ帰る近所散歩ツーも二人だと長くなります。ですから一人で短時間だけ散歩しましょう
一人で短時間となると市街地
市街地散歩ツーには強い味方が駐輪場に
そう、奥さんが外出なのでレッツ君の拉致が可能なのです。

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レッツ君を拉致、いつもの散歩コースで山手に向かい
根岸の競馬場跡地の公園に

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ここに来た目的はこれ
今日は廃墟の見学です
道が狭いし、急な坂が多いし、道は迷路だし・・・
大きなバイクだと取り回しが大変
で、レッツ君を拉致できるタイミングを狙っていました。

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30年前に見たときはもっと荒れていて、近所に住宅も無く、前に米軍基地もあることから妖しい雰囲気がいっぱい
いま残っているのは一等馬見所跡のみ。昔は二等馬見所跡も残っていて崩れそうな屋根が良い味わいでした。

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随分きれいになったものです
昔は崩れた建材やガラスの破片がそのまま放置
そっちの方が味わいがあったのですが・・・

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現存する遺構は一等馬見所
Wikipediaによると・・・

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アメリカ人建築家J・H・モーガンによって設計され、1929年に竣工した一等馬見所と二等馬見所の2つの観客スタンド、および下見所(パドック)は、馬場よりも遅れて1981年に接収解除
その後、二等馬見所と下見所が1988年に老朽化のため解体された。

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横浜競馬場の遺構として唯一現存する一等馬見所は2009年に経済産業省によって近代化産業遺産に指定されたが、本格的な修復は返還以来施されておらず、事実上の放置状態である。
2012年現在も侵入防止のために設けられたフェンスに囲われたままであり、具体的な修復・保存は計画されていない。

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二等馬見所も残しておいて欲しかったな

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いつの頃からか廃墟の後ろ側は公園、周りも綺麗に片づけられて

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怪しさは無くなりました。ちょっとつまらない

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具体的な修復・保存は計画されていないのでこのまま朽ちてゆくのでしょう。滅びの美しさなのかな

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ロボットに見える^^

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そのまま動き出しそう

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真ん中のロボット君と

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緑で覆われたロボット

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全体が緑に覆われる日も近いな

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何時までもゆっくりしていられません。
帰ったら布団を縫わないといけませんから。

実は前日の夜、布団のシーツをはがしたところ、布団の縫い目がほつれて1mにわたって綿がでているのが発覚
下の娘が奥さんに縫ってと言いに行きましたが・・・
TVの前で資格試験のテキストを広げ、TVの音よりも大きく鼾をかきながら寝ていた奥さん
起こされて逆切れ、怒り出します(冬眠中のクマを起こすようなものなのです)
舌うちしながら後でやっとく、と、めんどくさそうに言います
後で???後でって何時よ、今10時だけど・・・と下の娘が反論するも
奥さん、再びTVの前で爆睡(これでいいのか・・・)

下の娘は困り顔
父ちゃんがやってやっても良いのだが、父ちゃんが出来る裁縫は雑巾縫いとボタン付け程度
布団は手が出ない・・・それに第一こんな時間だと目が見えない。針に糸が通せません
明日の朝、もう一度言ってみな

そう言ったものの、奥さんがやってくれる保証はありません。
帰ったら雑巾縫いの縫い方で頑張るか

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そう思いながら帰ってきたら

何かやっている!

オマイ、凄いよ
母ちゃん要らないかも^^;
でも流石に途中で挫折、残りは戻ってきた奥さんが担当(ここまでやられたら無視できなかったようです^^;)

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火曜日、二日間冷蔵庫で寝かし終えたカステラ
味見の時間です^^

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ザラメ面

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上表面。
しまった皺だらけだぁ><
包むときに気を使うべきでした
オーブンシートよりラップの方が綺麗に仕上がるかも

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カットしてみます。
まずはザラメをチェック
いい感じ、20gでOKですね。
Max30gまではいけそう

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お茶を煎れて・・・
ザラメ面のテカリが甘甘さを予感させてくれます

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味見
まずは硬さですが、凄くフワフワ
強力粉ですから粘るかと思いましたが意外とフワフワに仕上がっています。
流石卵5個、その威力は半端ではありません。メチャフワフワで卵の旨みたっぷり^^
でも、カステラならもっと重い方がいい
もっと生地の密度を詰めた方が好みかな。
甘さはいい感じ、しっかり甘いです。
でももう一寸しっとり感が欲しい
焼きあがってから直ぐにラップしたのに・・・
粉が少なく水分が保持できなかったのでしょうか
それとも砂糖?でもこれ以上増やすと白糖ですからくどくなりそう
なら、ザラメにして増やす?それとも水飴を増やすか
悩みます。

今回のレシピの欠点は
自分のイメージする”かすてぃら”にしてはフワフワ過ぎる
生地にもうちょっとだけしっとり感が欲しい
の二点。
結果をFBして改良するとすれば

生地密度を上げるため粉を125g>>150gに増やす
フワフワを抑えるため全卵5個>>全卵3個と卵黄3個に変更
生地にしっかり感を出すため泡立ての共立て>>別立てに変更

こんな感じかな
次は何時作ろう。抹茶カステラやココアカステラも作りたいし、蕎麦カステラも作りたいな・・・強力粉はいっぱいあるから暫くは楽しめそう^^

 

 


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