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温泉ライダーが行く 今しか会えない風景がある 川原湯温泉 [車とバイク(car and bike)]

風薫る五月、心地よい風が出かけようと誘ってきます。
春になってからバイクで遠出をしていない・・・
今乗らないで一体何時乗れと言うんじゃぁ~

最近、用事で終日の開放日が無く、半日だけ。
それではバイクで遠出はできません。
悶々とした休日を過ごしていましたが・・・・

でも限界、日曜日にエスケープを強行しました。
奥さんに何処に行くのか、誰と行くのか聞かれますが、
ソロで走ると言うと何だかんだと言ってきて時間に制約がつけられてしまいます。
それでは遠出はできません。

何も言いませんでしたが、どうやら曽根風呂のオフ会と勝手に信じている様子
オジサン達の集まりなら仕方ないなぁ と。^^ (自分はオバサンのくせに・・・)
これはラッキー^^
帰着時間も不明と言うことにして温泉ライダーに変身です
朝4時に起きて朝ごはんに昨晩の残りのカレー
(シンガポールのリトルインデァで買ってきたスパイスを使って南インドカレーの試作を作りました。
上手くいったので後日レシピをアップします^^)

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5時、木桶を搭載して出発
朝が明るいっていいなぁ~^^
実は何処に行くかまだ決めていなかったりします。
でも何となく山、長野方向に行こうと考えていましたので府中から中央道に乗って諏訪を目指しますが・・・・
草津ー志賀道路を走りたい
ふとそう思い八王子から圏央道を経由して関越に出ました。
まったく気ままな旅、最終目的地は解りません(笑)

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藤岡から上信越道に。
あっ、新緑の碓氷峠(旧道)を見に行こう
松井田妙義で下道に
旧道に入ったらお気に入りの場所で休憩

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碓氷湖、小さな湖ですが山に囲まれ静かです
鳥の囀りとカエルの鳴く音だけしか聞こえてこない

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緑いっぱいの風と、透明な朝の日差しに包まれていると頭の中の面倒な事が全て消えて無くなって、
体が軽くなってゆきます。
気持ちいい・・・一日中此処にいたい気分

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特に何もするわけでもなく
ただぼーっと 

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静けさの中の音を楽しみながら
寝ていたい

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何も考えずに・・・

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でも、今日は温泉ライダー
木桶を搭載した以上、温泉を目指さねばならないのです^^

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春の鳥たちと蛙の歌声に送られながらコースに復帰

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コースインしましたが・・・お約束の場所では一旦停止^^
撮影は忘れません

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碓氷峠(旧道)を駆け上がり、軽井沢に
旧軽井沢に行こうとしましたが旧軽に向かう道は全てがクローズ
マラソン大会のようです。
旧軽は諦めて中軽井沢から草津に向かう事にしました。まず、温泉ライダーのミッションを遂行しましょう。

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草津に到着

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前回来た時には建築中だった御座の湯が完成していました。
この4月の末にオープンだったようです。

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前回来たときはこの白旗の湯に入りました。
この湯、一番のお気に入り
これ以上(自分にとって)気持ちのいい湯は他に知りません。
しかも無料なのです。^^
でも欠点はメチャ熱いこと
ぬるい方の湯船でも100数えるのが困難
熱い方の湯船は足を浸けただけで飛び上がりました。(笑)

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でも今回は、出来立てホヤホヤの御座の湯にしてみましょう

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できたてホヤホヤ、木の香りが凄い
その香りはとても落ち着きます。

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でも有料でした。
500円です
休憩所は別料金

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建物の内部もいい雰囲気
このシンプルさ、そして木の香り

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二階には休憩室

酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉.jpg

お風呂(草津温泉のHPより)
風呂って、木の香りのするものだったんだなぁ・・・・
硫黄の香りの湯に浸かりながら感じる木の香り
凄くリラックス

内湯のみのですが湯船は二つあり、湯畑源泉の湯と万代源泉の湯が入ります。
源泉比べができるわけですね。
湯温度は両方ともそれ程熱くなく、普通に浸かれます。
源泉からかなり温度を下げているようですね。
そのせいか白旗の湯程の気持ちよさはありません。
まぁそれでも十分に気持ちいいですが^^

酸性 含硫黄 アルミニューム硫酸塩・塩化物泉だそう。
無論源泉かけながし

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温泉からあがり、汗が引くのを待って出発です
空は何だか怪しげ
でも志賀に向かって走ります。そのまま須坂に抜けてみようと。

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この日の服装は、パンツは革
ジャケットは夏用ですが下に長袖Tシャツを三枚重ねて着ていました。
温泉の後は一枚だけでしたが・・・

汗が冷えてかなり寒くなってきました。このままでは風邪をひきそう
長袖Tシャツを二枚重ね着です

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停車ついでにコンデジを取り出して手で持ちながら走ります
何故ならこの先は駐停車厳禁だから
道の傍で硫化水素が噴き出ています
危険過ぎて立ち止って撮影なんかできません
(硫化水素が噴き出ているところを撮ってみたかったのです^^)

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登ってゆくとどんどん白い世界に
天候は下り坂ですから晴れてくることは無いでしょう

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Pに入って暫く様子見
しかし、だんだん視界が悪くなってきます

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しかも雪が残っているだけあって寒い
このまま上に登るか、それともUターンか
迷います

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でも真っ白の中で景色も見えず走っていても楽しくなさそう
それにソロですから計画はいくらでも変更できます。

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はい、Uターンです^^
無理して行く事はありません
また来ればいい

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下に降りてくると大丈夫なんだけどなぁ・・・・

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再び駐停車厳禁区間に

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ガードレールのすぐ脇に硫化水素の噴出口が^^;
よくこんな場所に道を作ったものです

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一応お土産を買いました
温泉に来たら温泉饅頭
自分がアンコ好きなのもありますが(笑)

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白と茶のミックス詰め合わせにしてみました。

さぁ、志賀高原を諦めたから行先を考えないと
この先にあるものは・・・そうだ、川原湯温泉に行こう。

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丁度昼時なので走りながら蕎麦屋を探します
不思議な看板を発見
オヤマボクチつなぎの十割蕎麦・・・・

?????

つなぎが入っているのに十割だとぉ~???

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これは・・・何なんだ<自分A>
こんな不思議な看板、多分美味しくなさそうな気が・・・<自分B>
この先に美味しそうな蕎麦屋があった気がするからそっちにしないか?<自分A>
その美味しそうな店は近くだったのか?意外と遠かったりして?<自分B>
だがしかし、食べるなら美味しい方がいい<自分A>
いや待て、この看板のインパクト、これはネタになる。ネタ、欲しくないか~<自分B>

店の前で少なくとも5分間は悩んでいましたが、ネタ欲しさに入ってみることに
暖簾の色がぁ~><

詳細は別記事で^^

不思議な蕎麦を食べ終えて、結果は想像通り
まぁ想定内だからよしとしましょう。
その店から数100m坂を下ったところに美味しそうな白暖簾の店
ちょっと悔しかったです^^;
その店、今度行かないと・・・

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草津温泉から沼田方向に抜けるR145の旧道を走ります。
川原湯温泉街の有る場所は八ッ場ダムの完成でできる湖によって沈む場所に存在し、
自然湧出の源泉もダム湖に沈む予定なのです。
つまり今しか会えない場所

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政治の狭間で揺れたダム問題
住民の事より政治パフォーマンス優先の某政党にかき回すだけかき回されて大混乱
地域の方はかなり大変だったでしょうね

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湖底に沈む定めの風景を切り取っていたら

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岩が犬の横顔に見えて思わず数枚連写、レトリーバーかなぁ^^

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この風景が見られるのはあと何年だろう・・・

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さぁ温泉街に向かいます

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共同浴場の玉湯。入湯料は300円
なかなか渋い外観

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中も渋いです
昭和も昭和、かなりレトロ

沈む定めだから新規でコストはかけられません
ですから何もかもが古いまま
しかも沈むという話が出たのがかなり前の事(昭和42年に現在の地点にダム建設を決定したそうです)
その時から時間が止まった温泉街

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ソファーもテープで補修^^; 

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温泉成分表

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内湯
看板の字の方向が^^;

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脱衣所の下の階に浴室
バリアフリーは皆無です

小さ目の内湯が一つ
ケロリン桶、今は貴重品かも^^

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露天風呂もあります
でも内湯とは違う建屋
ですから服を着て移動しないといけません。
でも時々裸のまま移動する猛者もみえるようで・・・

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この渡り廊下を渡って、階を降りると・・・

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露天風呂です

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ベランダに取って付けたような小さな露天風呂が場末感満載
良い味です^^

湯は硫黄の香りより金属的な香りを感じます

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ミッション終了
今回はW温泉でした^^

渋川伊香保ICから関越に乗るはずが、何故か沼田ICに
沼田ならそのまま日光に行きたいぐらいでしたが・・・
大人しく関越を南下します。
渋滞が酷くなる前に通過しようと右手首に力が入ります。

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上里で休憩
上に積んでいた木桶がいつの間にか後ろに^^;
そんなにも右手首に力が入っていたかなぁ・・・

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明るい時間に帰着
日が長いのは良いですね
明るいうちに帰りつけますから
視力が弱いので日が暮れると遠近感がつかめなくなるのです。
だから夜は走りたくない・・・

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お土産をあけて

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さぁ、食べよう^^
やはり温泉に行ったら温泉饅頭だよなぁ

 

 

 

 


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