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いかにも観光地の蕎麦屋的な 鎌倉の蕎麦 純手打ち蕎麦 なかむら庵 [神奈川の蕎麦]

という訳で昼ごはん(前記事からの続きです)
当初はカレーが食べたくてキャラウェイを考えていました。
下の娘に同意を求めますが・・・NG
ご飯の量が多い、と、ついうっかり口を滑らしたから^^;

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小町通り周辺の店はいつも行列、面倒なので毎回小町は避けています。
でも今日はこの後も小町に用事があるのです。そんな訳で小町の蕎麦屋に行ってみる事に。
なかむら庵です。
お昼の少し前ですが既に行列・・・・

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横で蕎麦を打っているのを見ながら待ちます。
塊があっという間に伸されて・・・
実はこの店に来たのは25年ぶり
結構美味しかった記憶があります。
温かな蕎麦を頼むと、
冷たいほうが美味しいですが温かくても良いですか?
と必ず一言。
たとえ冬でも冷たい蕎麦を勧めていました。

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25年ぶりに来ましたが・・・
こんなものだったかなぁ、何となく違う気も。
寒さに震えつつ待ち続けます。でも蕎麦ですから回転は速い
なんとかポールポジションまで繰り上がりました。
戸が開いて案内かと期待したら・・・・
先にご注文伺います、と。
自分は大盛りで確定していますが、下の娘は慌ててショーケースを見て・・・
温かな蕎麦が食べたいようでかけ蕎麦をオーダーしていました。
ゆっくり選ぶ時間が無く、ちょっとバタバタ・・・
何か釈然としません。
席についた客からオーダーを取るのではないのです。
まだ行列している客から取るオーダー。
ならば品書きを持ってきて渡したうえでオーダーを取るべきでは
顧客の事を考えず、店の効率を最優先する接客
いくら観光地とはいえ、この対応はいけません。客として満足できないから。

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順番が来て店内に
6人掛けのテーブルが三卓とカウンター席。テーブル間隔が狭く凄く窮屈
当然相席です。
さすが観光地の店、空いたらどんどんそこに詰めていきます。凄く忙しないーー;)
回転率、効率至上主義で観光地の蕎麦屋らしいといえばらしいですね

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出されるのは水
寒い冬だというのに・・・・
ここにも効率優先の姿勢が
寒い季節に行列で凍えた体
顧客の立場にたてばここは熱いお茶でしょう。

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なんだ、品書きあったんだ。
ショーケースよりいっぱい種類があります。
やはりこれを持って注文を取るべきです。
もり700円+おおもり300円だったんですね。値段はここで初めて知りました^^;

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温かい蕎麦
温かな蕎麦でも蕎麦湯は貰えるようです。
でも温かな汁があるのにわざわざ頼む人いるのかな・・・

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蕎麦の登場
年季の入ったプレートに乗ってきます。
蕎麦は細くありません。しっかりした太さ。
エッジはしっかりしていますが断面はスクエアではなく、きしめん率は1.3~1.6位でしょうか。
幅がマチマチで揃っていません。見た目に拘りが無いのでしょうか
もうちょっと丁寧さが欲しい。

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蕎麦のみで啜ります
太さがありますから喉越しはよくありません
かなり力を入れないと蕎麦が唇を滑ってくれないのです。
でも啜った瞬間から立ち上がる蕎麦の香り
切り方はともかく、香りが嬉しい。
噛んだときは、べちゃっと潰れることはなく、適度な抵抗感があります。
でも噛み切った時の反力は感じません。
弾力も無く、加えた力に一定の抵抗をキープしつつ潰れる感じ
噛みしめると奥歯から蕎麦の甘味
これで蕎麦の幅が揃っていたら・・・・
これで断面がスクエアだったら
惜しいです。

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汁を確認しましょう
少量口に含みます。
最初に甘味がどんと重く舌の上に
やや薄めの汁で甘さがあってもくどくは感じません。
ダシの香りは強くなく、コクも薄めに感じます。

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蕎麦を汁に浸けて啜ります。
薄めの汁ですからどっぷり浸けるのが一番おいしい
8割方沈め、そこから啜った時が一番蕎麦の香りが感じられます。
ゆっくり味わいながら啜りたいですが、とてもそんな気分ではありません。
回転が速く、出る人入る人がひっきりなしで落ち着きませんから

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薬味は葱と山葵
山葵は香りと瑞々しさが不足気味

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食べ終える頃に蕎麦湯が登場
蕎麦と一緒のタイミングでないのが嬉しいです
アツアツが飲めますから^^

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蕎麦湯は白濁タイプ
ややドロッとした感じ

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蕎麦湯で体を温めます^^

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下の娘のかけ
何というシンプルさ、見事に潔いかけです。

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太さがマチマチなのはいけませんが・・・ーー;)
下の娘に感想を聞くと汁が問題だと
甘すぎて蕎麦の味が感じられない。もっと辛口なほうが蕎麦の香りを引き立てるのに・・・
これが下の娘の評価
汁もほとんど残していました。
ひと口もらいましたが・・・確かに甘く野暮ったく感じる汁、切れは皆無で後味がぼやけ締まった感じはありません。
こんなに甘いと途中で飽きてしまうでしょうね。蕎麦の香りや甘味が汁に沈んでしまいますから。

なかむら庵
0467-25-3500
神奈川県鎌倉市小町1-7-6
11:30頃~17:00頃(売切れ次第閉店)
定休日 木曜日 

 


 

 

 


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