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24h 妖しさたっぷり 日ノ出町のカレー パキスタンカレー Darbar [カレー(Curry)]

無性にカレーが食べたくなり、客先に向かう途中に野毛のカレー屋さんに行きましたが・・・・
何と改装中で休み~><
諦めて他の店に・・・・でも一旦カレーが食べたいと思ったらカレーを食べないと落ち着きません。
日ノ出町の交差点で信号待ちをしていると、一軒のカレー屋さんが目に入りました。

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窓から中の様子を伺うと結構妖しげ、場末的な感じもあって味わいのある雰囲気^^
インドカレーの店は妖しさもスパイスのうち、気になりますのでさらに様子をうかがって・・・・
尤もこの街自身が十分妖しい雰囲気に包まれています。
昔は非合法な風俗店が並んでいた街、それらが無くなったのはそれ程昔の事ではありません(年末のTV番組で摘発がよく取材されていました)。
ですから未だにその面影を引きずっています。
その雰囲気に輪をかけるのが道を歩く人の声。
聞きなれないアジア言葉が多いです。
何となく日本とは違う雰囲気

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何と24時間営業のカレー屋さんです。
看板にはインド・パキスタンレストランの文字が小さく入っています。
今までインド系レストランはインド料理、インド・ネパール料理、インド・スリランカ料理の店しか入ったことがありませんでした。
パキスタンは初めて、どんな感じなのか楽しみです。
それぞれの文化の雰囲気が内装に表れるのが楽しいですね^^

インドとネパール料理店の内装はヒンドゥの神々が中に、スリランカ料理店は仏像や像など仏教を連想させる内装、ではパキスタンはどんな感じでしょう。イスラム教的な雰囲気とは・・・・

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この店の前には裸の劇場、運河沿いには個室のお風呂屋さんや時間制の宿泊所が並ぶエリア
何となく怖そうな飲み屋さんや髭の剃り跡が濃いお姉さんのいる飲み屋さんとかも^^;
前市長の号令で昔に比べたら大人しくなったこの界隈ですが、まだまだ独特の妖しさがあります。
24時間営業のこの店、明け方に来たら退廃的で味わいのある雰囲気なのかも

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入ってみましょう。
うわぁ~妖しい^^
コンデジがWBをAutoで調整してしまいますから写真だとあまり感じませんが、赤い照明が妖しく場末的な雰囲気を醸し出しています。
印刷クオリティの低い品書きがまた貧乏臭くていい感じ
気怠い雰囲気を漂わせた人がカレーを食べている姿が似合いそう^^
モニターにはパキスタン(と思う・・・)の音楽物の画像が流れ、それがまたいい雰囲気

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ランチメニューを見てみましょう
見れば見る程味わいのある印刷クオリティ^^;
彩度、コントラストが高すぎて色彩が不自然
今時どんな安物のプリンターだってこんな味はだせません(笑)
ランチに付くドリンクは珈琲、アイスティ、ラッシーから
ナンとライスのおかわりは100円だそう。

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チキン、マトン、ベジタブルの三種類のカレーが付くスペシャルセットが良さそうです。

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サグマッシュルーム、ミックスベジ、豆のベジタブル三種類のセットと迷いますが・・・・
やはり最初の訪問ではチキンかマトンを試す。
この拘りは外せません。

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その他はこんな感じ

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まず野菜サラダとラッシーが到着
ドレッシングは普通にサウザン、一番嫌いなドレッシング^^;

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サラダとラッシーが到着後しばらくしてカレーが到着
カレーのプレートが大きいので感じませんがナンは大きいです。

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早速ナンを食べてみます。
千切りますが・・・アツアツ、千切るのも大変。
やはりアツアツは嬉しいです。

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ナンは厚みもありムッチリした食感もあります。表面はパリッとして良い感じ
パリッとムッチリ、両方の食感がバランスよく感じられて美味しいです。
生地も粉っぽくなく発酵も十分、甘味と酸味も頃合い。
ナンだけでガツガツ食べてしまう程の旨味は無いですがカレーを引き立てる味わいになっています。

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それではカレーに
6時からCW方向にチキン、野菜、マトンです。

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まずはチキンから
一口すくって口の中に
スパイスにスーッとした透明感はありません
軽やかに香りが立ち上がるタイプではなく重い感じ
暑い気候を連想するスパイスの香りではないです
パキスタンって寒かったっけ?

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鶏肉は柔らか
チキンカレーが三種類の中で一番スパイスを感じました。(それでも好みの軽やかさには程遠いですが・・・・)
やはりカレーはまずチキンから^^

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そして野菜
自分の知る野菜カレーは油の軽さがあって肉のカレーより辛く感じますが、ここの野菜カレーは重め、辛さも重さに沈む感じです。脂を使っているのでしょうか。

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北方のカレーはこんな感じなんでしょうか
自分はスリランカや南インドのような軽やかな感じが好み。南側のカレーには特徴的なスパイスがあってそれが凄く好きなのですが、北側のカレーにはそのスパイスを感じません。
そういえばカレーにハマるきっかけになったシンガポールは南インドスタイルがメインだった記憶が

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最後にマトン
チキンよりドッシリしています。
全体的に重い感じのカレーでした。
スパイスの香りが立ち上がらず、カレーにしがみ付いている感じ
カレーの重さがスパイスを閉じ込めている感じで鼻より舌でスパイスを感じさせるカレー

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マトンは硬くは無いですが歯応えはしっかり
マトンの味は濃すぎず癖は少なめでした。


ナンを三種類のカレーに浸けながら食べます。
特別特徴的なカレーでは無く癖はありません。
可も無く不可も無く、無難なカレーにまとまっていました。
自分の嗜好とは違い重めなので後日思い出して食べたくなるタイプではなさそう。

ナンが無くなる頃に丁度カレーも無くなりました。
丁度良いバランスです

 


Darbar
045-252-4144
横浜市中区宮川町3-81 第一石川ビル1F
24h営業 無休
 

最近名前がQuettaからDarbarに変わったようです。
看板の旧店名(Quetta)が目隠しされていました。
Quettaの時はインド・パキスタン料理店と書かれていましたがDarbarにはPakistani Restaurantの表示のみ。
やはりカシミールの領土問題が・・・・・^^;


 


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