みなとみらいから元町 街の紅葉と薔薇を楽しむ [日常のなかで(Diary)]
最近、家の用事が多くて解放されません。
自由になる時間があっても3時間ぐらい
これでは遠くに行かれません。
ウチの中で悶々としていても精神衛生上良くありませんから・・・・
そうそう、紅茶を切らしていました。
元町まで買いに行きましょう。
散歩がてら横浜から歩いて元町まで
横浜駅を出て、日産の中を突っ切っります
いろいろな車が展示してあって見学者もいっぱい
展示フロアを見下ろすと隅っこのほうに人気のない一角が
ちょっと時代を感じさせるボディラインの車が寂しげに佇んでいました。
何かな・・・・眼鏡をかけて車種を確認します。
!!!Rじゃないか!
急いで階段を駆け下りて・・・・痛てっ、腰がぁ・・・・・^^;
腰をさすりながら一直線に銀色に鈍く輝く四角い箱に駆け寄りました。
おぉ、懐かしい!
今の車と比べ、デザイン的にも個性があって素敵です。
この車を見ると銀色の狼さんを思い出します。^^
お会いした事はありませんのでアイコンを思い出すだけですが(笑)
銀色の狼さんが涙を流してしまうのではと思うのも並んでいました。
いえ、自分も感涙もの。
実は中学生の頃、このレース仕様車のポスター(モノクロ)が自分の部屋の天井を飾っていたのです。
ついでに新しいタイプも見て・・・・カッコいいけど萌えないなぁ(笑)
やはり昭和の車のほうが萌えますね。^^
散歩に戻りましょう
街路樹も良い深く染まって歩くのが楽しい
風で落ち葉が路面を走る乾いた音が初冬の寂しさを奏でます。
その寂しさの中に暖かさ
たこ焼きの湯気に気分もほんわり
青空が凄く気持ちいい
こうやって引っ張り合って・・・あぁ、腰が気持ちよさそう^^
ゆっくり、風を味わいながら歩きます。
ウォーキングと言うにはゆっくり過ぎるような速度で
のんびり、力まず
あるがままに感じながら
なかなか秋が来ないなと思っていましたが
来たら早い・・・・
あっという間に秋も終わりいつの間にか冬、師走。
まるで駆け抜けるように季節が通り過ぎてゆきます
いつが秋だったか解らないぐらい一気に駆け抜けていった季節
子供の頃はもっとしっかり季節を感じていられました
でも今は気付いたら過ぎ去っている・・・・
ススキの穂の輝きも気づかないほどに
日本大通り、銀杏が良い感じ
通りを行く人も立ち止まって見上げます。
まさに黄金色の風景
こちらは山下公園の前
ここも良い雰囲気
黄色のアーケードが素敵です^^
散歩も良い気分
ちょっと匂いがあれですが・・・・^^;
いつの間にか陽は西に傾いて、オレンジの輝きに包まれてきます
山下公園を歩くと甘く深い香りが
薔薇です
11月の頭に来たときは何もなく、秋薔薇は終わってしまったと思い込んでいました。
今年は・・・薔薇までも遅い
今年の花達は皆ゆっくり
その分深い味わいを感じさせてくれます
艶やかで深い色合い
でも秋薔薇は落ち着きがあって物静か
優しげに語りかけてきます
夕方の静かな陽光がそう思わせるのでしょうか
香りも柔らか
この季節の薔薇の香りは初夏の薔薇より落ち着いた香り
咽るような感じはなく、ただ甘く深く
その香りに落ち着きます
静かに香りますが薔薇は薔薇
引き込まれます
ファインダー越しに魅せられて
シャッターカウンターの進むこと^^
脊髄反射でシャッターを押しているのかもしれません
今日は予想外に素敵な秋薔薇に出逢えました
今年は逢えないのではないかと諦めていただけに
逢えた事が凄く嬉しい^^
薔薇の甘い香りの中に時折感じる潮の香り
それがまたいい雰囲気^^ ソルティ・ローズと名付けよう(笑)
このまま港が見える丘の薔薇達にも逢いに行きたくなりますが・・・
残念ながら時間に余裕はありません
いつの間にか銀杏並木は静けさを感じさせる薄暗さ
陽が短いですね。
薔薇に夢中になって紅茶を買いに来たのを忘れるとこでした。
黄金色に染まった街、長い影法師が行き交う道はちょっとだけ静かな気分