蕎麦屋と思えない小屋の蕎麦 津久井の蕎麦 蕎麦小屋 つねっさ [神奈川の蕎麦]
最近、忙しさのせいか腰の調子が今一つ、そして金曜日の寒さが追い打ち。
爆発しそうな状態になってしまいました。
そ~っと気を使いながら体を動かします。
こんな状態では仕事になりません。
しかも月曜日は冷たい雨の降る寒い日、腰が爆発するのは必定ですので休みを取って療養に専念します。
療養は温泉療養、道志の温泉に向かうために車を走られます。
その途中で気になった蕎麦屋さん”つねっさ”に行ってみました。
道志道、バイクで走る度に気になっていた看板。
しかしバイクでこの蕎麦屋の前を走る時間は朝早く、まだ開店していないのです。
今回は丁度昼にこの付近にきました。
これはチャンス、行ってみましょう。
駐車場には紅葉の葉の絨毯、深い秋の風情が良い雰囲気
とても蕎麦屋とは思えない雰囲気の建物
入り口もベーカリーのほうが似合いそう
店内。
これまた蕎麦屋には見えません
今日のような寒い雨の日にはビーフシチューを頼みたくなるような店内の雰囲気です
濃いめの珈琲も似合いそう
どっしり重いチョコケーキを添えて優雅な午後を過ごしたくなるような空間
でも此処は蕎麦屋なのです
カウンター席は庭側
大きな窓から見える庭が良い雰囲気
品書きを確認します。
この品書き、やはり此処は蕎麦屋だったのだ・・・・現実に連れ戻された気分^^
初めての店はセイロで決まりです。
セイロ蕎麦650円、これの大盛りで300円増し
お茶は緑茶でした。
これは良くありません。
緑茶は蕎麦の香りを殺してしまいます。
飲まずに我慢です^^
でも本音は暖かなお茶を飲んで暖まりたい・・・・・><
蕎麦の到着です。
細打ちの蕎麦で断面はスクエア。
綺麗な蕎麦です。
早速蕎麦のみで手繰ってみましょう
啜った瞬間から蕎麦の香りが強く立ち上がるタイプではありません。
唇の滑りは問題無く、喉越しは悪くありません。
凄く良いと感じる程滑らかではありませんでした。
噛み切りはべしゃっとした感じで潰れます。
その時弾力はありません。
噛んで噛んで咀嚼をしっかりすれば甘味と香りが奥歯から溢れてきます。
汁を一口含みます
ダシの香りが口の中を支配します。
かなり強い香り
酸味も強めに感じました。
甘さはありますが気になる程ではありません。
旨味に厚さもあり、柔らかに感じる汁です。
その代りシャープさは感じません。
蕎麦を汁に浸けて啜ります。
汁の香りがいっぱいに広がり、香りは徐々に消えながら蕎麦の甘味に主役を交代してゆきます。
汁は蕎麦の半分を浸けた時が一番蕎麦の甘味を感じました。
葱、綺麗に細くカットしてあります。
山葵も良い感じ。香りもあり瑞々しさ十分
山葵を少量箸に付け舐めます。
口の中をリフレッシュしたあとは蕎麦を食べ進めます。
素敵な庭を見ながらの蕎麦はまた格別
新蕎麦の香りを楽しめました。
蕎麦湯
残念なことに比較的早い段階で蕎麦湯が運ばれてきました。
アツアツに拘り、食べ終わるぐらいで持ってきてほしいものです。
蕎麦湯は白濁していますが、ドロッとした湯ではありません。
普通に茹で湯のみでしょうか。
にしては白濁が強いです。
打粉が多いのかも
蕎麦湯でしっかり体を暖めてフィニッシュです。
最後まで蕎麦屋に見えませんでした(笑)
そうそう、この店にも甘味がありましたが、残念な事に蕎麦系の甘味がありませんでした。
外は相変わらずの冷たい雨、腰をさすりながら温泉に向かいます。(つづく)
蕎麦小屋 つねっさ
042-787-0533
神奈川県相模原市緑区青野原2338
11:30~14:00 & 17:00~20:00
定休日 火曜日・第2水曜日