喉越しを楽しむ蕎麦 鎌倉の蕎麦 手打ち いし川 [神奈川の蕎麦]
北鎌倉から小町通りに向かう途中、八幡宮沿いの道、近代美術館付近に新しい蕎麦屋を見つけました。
(前記事の追記事です)
小町通りの蕎麦屋を目指して歩いていましたが、この店に入ってみる事に。
この張り紙に引き寄せられましたので。
新蕎麦・・・なんと甘美な響きだろう
入り口に張り出されていた品書きも良い感じ。
品数が少ないのは好感が持てます。
店の大きさと一致した品数、バランスが取れています。
店内はさほど広くありません。
新しい店で白い壁が眩しいです。
5卓、20席のみ
温かなほうじ茶が良いか冷たい水が良いか尋ねられます。
温かなほうじ茶を頼みましたが・・・・本当は暖かな蕎麦茶が欲しいですね
窓の向こう側は道を挟んで鶴岡八幡宮です。
店の外観を撮りたかったのですが、歩道が狭く全景が入りません。
道を渡るには交通量が多いので店の全景撮影は断念。
再度品書きを確認します。
シンプルさが良いですね
かけが二種のみの潔さ、思わず期待してしまいます。
頼んだのはもり
下の娘はもり(700円)、自分はおおもり(900円)
大盛りは200円増しなのです。
蕎麦が到着
綺麗な表面の二八蕎麦。
シンプルな美しさを感じます。
断面はスクエアでエッジもしっかりしています。
表面は艶やかで透明感に溢れていました。
早速蕎麦のみで啜ります。
新蕎麦で蕎麦の香りがガツンと来ることを期待しましたが・・・・
蕎麦の香りはガツンと立ってきません。
香り控えめな感じの上品な蕎麦です。
喉越しはよく、唇を滑る蕎麦に心地よささえ感じます。
噛み切った時のプツンとした噛み応えは良い感じ、
反力も感じますが強すぎず、弱すぎずのいい塩梅。
喉越しが気持ちいいい蕎麦です。
汁を確認しましょう。
少量口に含んでみます。
やや甘さが後口に残る感じ。
輪郭ははっきりしていなく柔らかな姿がそこにあります。
香りは強すぎず、上品な蕎麦とのマッチングは良い感じ。
酸味、塩気も出しゃばりません。
優しく、おとなしい汁です。
蕎麦を汁に浸け手繰ります。
勢いよく蕎麦が唇を滑るとともに汁の香りが溢れます。
そのまま奥に飛び込んでしまうような喉越しのいい蕎麦をおしとどめ、しっかり噛みます。
上品な蕎麦は強く香ることをせず、控えめにその存在を示します。
もうちょっとガツンが欲しい・・・そんな気分。
鎌倉を日傘をさして歩く、品のいい和装のご婦人のようなイメージの蕎麦
汁の浸け加減で味がどう変わるか試しました。
50%が一番香りを感じました。
それより多くても少なくても蕎麦の香りは減ってしまいます。
薬味は葱と山葵
綺麗な葱に丁寧な仕事を感じさせます。
山葵は良い香りで瑞々しさも適度。
箸の先に付けて舐めると・・・薫風が鼻の奥を吹き抜けてゆきます。
良い香り、そして辛味も強過ぎず美味しいです。ついつい食べてしまいます。
自分が山葵を続けて食べるのは珍しいこと
香りが強くたたないのならば・・・・
別の楽しみ方。
山葵を少量箸に付、それで蕎麦を手繰ります。
山葵の香りで食べる蕎麦。
これも一興
山葵を楽しんだ後は普通に汁に浸けて喉越しを楽しみます。
喉越しが良く、食感も心地いい蕎麦。
蕎麦が嫌いな人でもこの蕎麦なら食べるでしょうね。
ウチの上の娘はそば嫌いですが、ここのなら食べるだろう・・・・
下の娘と一致した意見でした。
下の娘は喉越しに拘るタイプ
ですから十割より二八の細打ちが好みです。当然断面はスクエアで^^
粋に手繰るタイプなんだな(笑)
蕎麦湯はセオリー通りの茹で湯
サッパリした湯
残った汁は蕎麦湯で割って^^
香り重視の自分は物足りなかったですが、喉越し重視の下の娘は好みだったようです。
鎌倉市雪ノ下2-5-26
0467-53-9445
11:00-17:30 (日曜祭日 ~17:00)
定休日 火曜日 第一月曜日
次記事は小町通りのスイーツの記事を
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感染したらしい・・・・・
思わず大人買い
子供のころ727が好きだったなぁ・・・・
ウルトラフォークと尾翼が似ていて♪