常陸秋そばの香り つくばの蕎麦 蕎麦一 [茨城の蕎麦]
新蕎麦にはまだ早い・・・・・解っているのですが体がいい加減蕎麦を食わせろと言いだしています。
この夏、妙に体調が悪かったのも蕎麦が足らなかったせいなのかな。(笑)
今週も つくば で仕事ですから茨城の蕎麦を楽しむことに。
今日のターゲットは蕎麦―、ちょっと解り辛い場所にある蕎麦屋さん。
看板を見つけてから店を見つけるまでに一寸彷徨いました。
建物の横奥にあるのが解りにくいです。
白暖簾の横の部屋は蕎麦打ちの部屋
店内は蕎麦屋さんらしい内装。
座敷二卓とテーブル席
熱い茶を啜りながら品書きを確認します。
勿論確認するまでもなく注文するものは決まっています。
初めての店では盛り、これは拘り^^
もり(700円)の大盛り(+300円)をオーダーしました。
この店が強く勧める品はひやかけ、ひやかけの辛み大根おろしが魅力的ですね。
皿に盛られた蕎麦は大人しい感じ。
細打ちですが極細ではなく普通のサイズ。表面は左程艶やかな感じはなく、若干の星見えています。
断面はスクエアですがエッジは甘い感じがします。
蕎麦のみで啜ってみます。
啜った瞬間、仄かな蕎麦の香り、強く香り立つタイプではありませんが優しく香る感じです。
唇を滑るその蕎麦には若干の抵抗感、喉越しの滑らかさは左程ありません。
噛み切ったときの感触はペシャっと潰れる感じで、弾力は感じない蕎麦。
茹でが多めなのか柔らかさが先に感じる蕎麦でした。
咀嚼してゆくと、しっかりした蕎麦の香りが出てきます。
久々の蕎麦の香りは嬉しいです。
汁を少量口に含みます。
甘さが強めの濃い汁
ダシはよく香って、ダシの香りで濃くても飲める感じ。
輪郭ははっきりぜず、ぼやけた後味。
甘みが残るせいでしょうか。
蕎麦を汁に浸けて啜ります。
啜った瞬間に広がるダシの香りと旨味。
その後で湧き出す蕎麦の甘み。
濃いめの汁で蕎麦の甘みが押し上げられるよう
ただ、濃い汁ですから浸けすぎると汁のダシの香りしか感じません。
1/3程度浸けた時が一番蕎麦の甘みを引き出せるようです。
個人的には細打ちの蕎麦は凛とした汁で食べたいですね。そう、背筋が伸びるような感じの汁で。
薬味は山葵と葱
山葵は瑞々しさが足らない感じで香りは少なめでした。
あまり自己主張しない大人しい蕎麦でした。
啜った時に感じる抵抗感と噛んだときの食感の頼りなさは好みではありませんでしたが、久々に蕎麦の香りを楽しむことができました。
蕎麦湯もセオリー通り、普通に茹で湯
甘い汁を蕎麦湯で割って楽しみました。
蕎麦一
029-855-6156
茨城県つくば市竹園2-7-27 INOレジデンス1階
11:30~15:00
定休日 月曜日
有るところには有るもので・・・・^^
最初の三口は違和感の嵐、それを過ぎると口が馴染んで・・・・・
そういうのも有りではないかと^^。でも粒粒のコーンがいつまでも邪魔でした(汗)