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温泉ライダーが行く 晩夏の高原と草津の湯 [車とバイク(car and bike)]

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自分の夏休みも終盤、一日ぐらい自由に彷徨いたいです。
というわけで開放日となった夏休み最終日、温泉ライダーに変身^^

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朝四時に起床、外はまだ真っ暗。
朝ごはんは昨晩の残り物、カレーです。
今日、早朝に出発しるから昨晩はカレーにしました。
朝手軽に食べられますから。それに一晩おいたカレーもまたオツなものですし。
一人分を温めてキッチンで立ったまま頬張ります。
この立ったまま頬張るのがまた美味しいのです。^^
食事が終え、準備完了したのが4時40分頃、空が明るくなってきた時間。
バイクを引っ張り出して木桶を積み、5時、イグニッションをONに

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綱島海道から環八へ、そして関越道に。
今日の目的地は草津温泉。
草津温泉の強酸性の硫黄泉で夏バテた体をシャキッとさせましょう。
そこから志賀高原を楽しんで菅平高原を抜けるコースです。

関越道から上信越道にはいり松井田妙義でR18に。
碓氷峠旧道にはいって、碓井湖で一休み。

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実はここはお気に入りの場所。
余り混まない場所ですし、湖も小さく、ひっそりとした風情は結構好み。

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まだ七時、誰も居ない碓井湖はとても静か

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水の流れる音と、蝉の鳴き声が朝の透明な静けさの中に響きます。


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山の中の涼しくて爽やかな風と蝉の声、気持ちいいですね。

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一呼吸、一呼吸ごとに体が落ち着いてくるのが判ります。
朝の新鮮な山の空気は何物にも代えがたい贅沢

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ずっとこうしていたい・・・・

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でも、時間とともに暑くなることと、人が増えることは確実。
しっかり休んだ後は再び旧道に。

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お約束のメガネ橋

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この橋、どの季節に見ても絵になりますね。^^

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軽井沢に到着
旧軽井沢の街で一休み。
漂う香りはパンの焼ける香ばしい匂い
パンが食べたくなりましたが、カロリー摂取オーバーを恐れ諦めます。
朝のパン屋さんって何とも意地悪な匂いだろう
小腹空いた時にあの香ばしい匂いを嗅いだら食べたくなってしまいます。
ご飯党のさる1号ですが、あの匂いにはお腹がぐぅ~っと反応^^
炊き立てご飯の匂いといい勝負、ダイエット中の身には辛い・・・><
この先、ソフトクリームが絶対に食べたくなりますから、W朝ごはんは禁物です。
(パン嫌いになったのは奥さんがパンを焼きすぎて飽きてしまったからなのです
ご飯は飽きないのに不思議。)

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信者ではないですが、教会の前で^^

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軽井沢の緑を楽しみましょう。
少しの間、森の中を彷徨い走ります。
緑色の匂いが良い香り、別荘を羨ましげに見ながら走って・・・・

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旧軽井沢から中軽井沢を経てR146に。
そして北軽井沢を抜けてR292へ
草津温泉手前の道の駅で地図を広げ、タイムテーブルの確認を。
ようは何分温泉に入っていられるかの確認なのです。^^

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草津温泉、湯畑に到着。木桶が湯畑に良く似合うなぁ~^^
温泉の良い香りがいっぱいです。
さすが硫黄泉、これぞ温泉といった感じの硫黄泉の匂いに気分はまったり。

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しばらく観光^^

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硫黄の沈殿物が凄い

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触ってみたいですが・・・やっぱり草津ですから熱い湯なんでしょうね。

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源泉から送られた直ぐの湯は酸化していないので透明、綺麗な湯です。

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湯畑の下側は気持ちよさそうな湯だまり

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素敵な露天風呂だなぁ・・・・(入れませんが)
ここまでくると湯が酸化して少し白濁しているようです。

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さぁ、温泉に浸かりましょう。温泉ライダーですから^^

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今日のターゲットはここ、白旗の湯
湯畑の隣に位置し、お湯は源泉そのもので熱い湯と聞きます。
白旗源泉/酸性-含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉(硫化水素型)/53.6℃ pH=2.0

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なんと無料の湯です。

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ただ、入浴時間が朝5時から午後11時までで、24時間ではありません。

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草津とはいえ、さすが平日の朝(10時半ですが・・・)
空いています。
先客は一人、常連さんのよう。
(先客さんに許可を撮って撮影しています)

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先客さんの話だと、土日は混みすぎて駄目。
平日も午前11時以降は人が多いとか。
狙い目は11時以前、最高なのは朝八時だそうです。

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その理由がこれ
湯船から見上げた天井ですが、窓から差し込む陽の光がとても綺麗だそう。
これは・・・その時間に来てみたいですね
でも日帰りだと無理かな・・・・

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さぁ、風呂に入りましょう。湯は白濁した湯。
シャワーなんて野暮なものはありません。
蛇口も。
湯を桶ですくって掛け湯をします。
自分の桶?それは今回は使えません。
自分の桶は結構上物(ちょっと自慢^^)
胴が使ってありますので、草津の様な強酸性の硫黄泉は一発で錆びてしまいますから。
備え付けの桶ですくった湯をザバーっと・・・・
あっつぅー!!!
さすが草津の湯、半端なく熱いです。
息を止めて、体を強張らせて一気にかけて・・・。
あぁ、温泉の良い香り。
そして体を流れてゆく湯の滑らかなこと。
肌から体に沁みてゆくような心地よさが残ります。
これぞ温泉、これ以上の温泉が存在するのだろうか。。。。
心底そう思いながら湯を味わいます。
こんなに素敵な温泉が無料なんて・・・・何と素晴らしいことでしょう。

そして湯船に足を・・・・
足先が熱さで痛みます。根性を入れてさらに浸かると痛みは痺れに変わってくるのです。
なんとか肩まで浸かってみますが、結構辛い。
でも直ぐに飛び出すのは根性の無い奴だと思われ癪なので、
やせ我慢で涼しい顔をして浸かります^^

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洗い場で涼んでいた先客も湯の中に。
(えっ?、おい、波を立てるなぁ、波が熱い湯を運んでくるじゃないかぁ・・・・)と心の中で叫びます(笑)

100数えるのが限界でした><
洗い場で涼んで掛け湯、そして再び浸かります。
そして100カウント。
それを3回繰り返したところで立ちくらみがするようになりました。

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湯船はもう一つありました。(写真を撮り忘れましたので温泉ガイドからの借用写真です)
湯は白濁していなく透明、つまり源泉からダイレクト、冷ます経路を経ていない湯。
涼んだ後、この湯に挑戦してみました。
触った瞬間、白濁湯より痛みを感じます。
熱さではなく痛みに近い感覚。
一瞬浸かって出れば良いからと足を湯船に沈めた瞬間・・・・飛び上がりました。
一瞬でも無理でした。^^
洗い場に飛び上がって、しばらく口をへの字に結び体中の筋肉を強張らせ固まります。
本当は飛び回って熱さを散らせたいところですが、濡れた洗い場で飛び回るのは危険ですし迷惑。
それにやせ我慢こそが男の美学。
単に湯加減を見ただけさ・・・的な表情で涼しい顔をして誤魔化します。
でも奥歯をしっかり噛みしめて熱さのあとの痛みに耐えて・・・・。
あー熱かった・・・・
来ることを拒む湯、伝説の湯なのか(汗)。

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湯から出て、しばらくしても汗が引かず、ジャケットを着られません。
バイクの上でジャケットとシャツを干しておきます。
喉も渇きましたから何か飲みましょう・・・・

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思わず目に付いたのが飲み物ではなくソフトクリーム
温泉卵ソフトだそう。どんな味だろう

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で、購入。
特別温泉卵って感じはしなかったですが・・・
まぁ、卵黄が多めなのかな。

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R292を志賀高原に向けて走ります。
この道は硫化水素臭であふれ、また温泉に浸かりたい気分

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だんだん空が近くなって来て気分爽快^^

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広い景色を見下ろしながら走っていると、なんとなく空を走っている気がして
凄く開放的

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コーナーごとに煩わしきものを置き去って走ります。
空に向かうのに重いしがらみが絡んだままではいけません。
スロットルを開け、仕事や家庭の煩わしいものを彼方に
だんだん軽くなってゆく気分、ついつい調子に乗ってしまいそう。

とあるコーナーでずるっと
ニ―グリップが緩んでいたようでバランスを崩します。
とっさに右足で地面をけって、足首がぁ~
ちょっと現実に戻された一瞬。
調子に乗りすぎはよくありませんね^^;

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白根のパーキングに到着
あの向こうがお釜かぁ・・・・
行こうかな、でも足はライディングブーツだから登るのは辛そう、どうしよう・・・

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お釜はやめて弓池にしておこうか・・・・

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結局登ることに。高いところが好きですから(笑)

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雲が掴めそう^^

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ライディングブーツ&皮パンツという無謀な格好ですが登りました。
この格好では暑いのではと心配しましたが、さすがに高い場所。
涼しいです、出た汗は直ぐに引いてゆく感じ。
お釜の中の水の色が素敵、とても不思議な色。もっと近づきたいですが柵があるので行かれません。

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空を走っているかのような志賀草津道路(R292)を楽しみます。

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あまりの景色のよさに、ついついゆっくり走って・・・・・^^

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俗世に戻りたくない・・・・・そんな気分

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湯煙が上っているところがあったので思わず見学
ほたる温泉だそう。

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途中で見つけた静かな池。このあたりをゆっくり歩くのもよさそう。

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高原の道を気持ちよく駆け抜けて・・・・

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北信州やまのうちの道の駅に到着
昼ごはんを忘れていました。
中を覗きましたが食指が動くものは無く、小布施に向かいます。

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小布施なら何かあるでしょう。
古い街並みが良い雰囲気

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二時を回っていますからランチの営業終了している店も多いです。
でも良さげな蕎麦屋を発見。
詳細は別記事で。

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菅平高原の横をかすめて浅間サンラインへ。浅間山を眺めながらR18から碓井峠旧道を下り、松井田妙義ICから上信越道へ

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うちには戻りは9時と伝えてあります。
この先の渋滞に備えて上里SAのバックスでまったり

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関越の練馬の渋滞と環八の渋滞と戦い、ウチに戻ったら9時30分でした。

 


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