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ガツンと太く啜れない蕎麦 つくばの蕎麦 ゐ田  & 桜井のアンドーナツ [茨城の蕎麦]

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今回の出張はつくば
この日は仕事のスケジュール的に空き時間が発生しましたので昼御飯は少し山の方に行ってみました。
手打ちそば”ゐ田”。ずっと気にしていた店なのですが、市街地からかなり離れてますので、なかなか行く機会がありませんでした。

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こんな路を進んでゆきます。

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途中で気になる菓子屋さんを発見。
ここはたしかブリザドさんのブログで見た記憶が。。。。

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アンドーナツの紹介記事だったと記憶しています。
しっかり油の染みたドーナツが白い砂糖の薄衣をまとって並んでいます。
真夏に食べるのはキツそうなじっとり感。
昔からのアンドーナツといった趣^^
隣は鹿の子饅頭と最中が並んでいましたが・・・・反射で写っていない><

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和菓子屋さんというより和菓子も置いてある駄菓子屋さんかも^^
お土産にドーナツを買いました。


桜井菓子店
茨城県つくば市神郡76
0298-67-2750
7:00~17:30
定休日 木曜日

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アンドーナツを買った後は目的地を目指します。
ちょっとした集落に入ります、路はかなり狭いです。
そのうえクネクネ曲がり、上りこう配もかなりのもの。
本当に大丈夫か?迷っていないか?と心配になりゆっくり登りますが・・・・
後ろに地元車に貼りつかれて思わず見つけたスペースにエスケープ。

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ふと見たらそこが目的地でした(笑)
車のエンジンを切り、降りると・・・長閑な鳥の声とこの葉の囁き、静かな時間がそこにありました。

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暖簾を潜り、中に入ります。
土間が良い雰囲気。

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一人なので窓側の小さな席に陣取ります。

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奥の座敷はこんな感じ。

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おしぼりがちゃんとしているのが嬉しいです。
端袋に季節があります。
風流ですね。

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一番嬉しいのはこの貼り紙。^^

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品書きを確認しましょう。

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品書きは至ってシンプル。種類は左程多くありません。
”つけ”が盛り蕎麦のこと。
1000円が普通盛り、大盛りは400円増し。

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蕎麦についての説明がありました。
ウチの蕎麦は太いから、しっかり噛んで食べるようにと。
噛んで甘味を香りを味わうようにとも書いてあります。
蕎麦は喉越しだけじゃない・・・・・その通り!と頷きながら読みます。^^

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品書きを見ていて凄く気になったのがこれ。
一日十食の限定品。
これは気になります。でも、この店に不似合いなエスニックと激辛の文字が・・・・

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カレー蕎麦でした。
カレー南蛮に2600円!、これは一体どんなカレー南蛮蕎麦でしょう。
凄く気になりますが、初めての店では”盛り”、これを覆す事はできません。
しかもフランスパン付きという文字がさらに気持ちをヤキモキさせます。
普通カレー南蛮には白飯です。
白飯とカレー南蛮の汁の相性は言うまでもありません。
なのに、フランスパン・・・・・あえてご飯ではなくフランスパン。
そこにどんな意味があるのか・・・・・
しかもこの価格です。気にするなと言う方が無理(笑)

そういえばお茶が出てきていない・・・・忘れられているかな?

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と、思っていたら出てきました。
何と抹茶です(驚)
蕎麦を食べる前に抹茶が出てきたのは初めて。
食前に飲むお茶ではないと思うのですが・・・・・・

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抹茶茶碗を眺めて通を気取って(笑)
でもよく判らないです^^

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抹茶を飲んで暫くすると蕎麦がやってきました。
器がまた良いい感じ、蕎麦の色に良く合っています。

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この蕎麦・・・・太いなぁ。
たしかに品書きに説明がありましたが、ここまで太い蕎麦は初めてです。
そして短い。長さは長いもののも10cm位で啜ることはできません。
蕎麦は喉越しだけではない、と、品書きに書いてありましたが、これは端から喉越しは考えていませんね。
有無を言わさず噛んで食べるのだと(笑)

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啜ってみます。・・・・無駄でした。(笑)
長さが無いのもありますが、蕎麦が唇を滑りません。
ひと箸、ひと箸、口に運ぶ感じです。


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啜りませんから香りは噛んで初めて感じます。
流石極太、噛むごとに蕎麦の香りと甘みが奥歯からガツンガツンと飛び出して来ます。
じんわり滲み出る感じではなく、顎の動きに連動して香りが押し出される感じ。

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汁を確認してみましょう。
少量を口に含みます・・・・うわぁ、濃い!
後口は甘味が残る事は無く、辛くて飲めない事もありません。
ただ、凄く濃い感じなのです。
こんなに濃い汁は初めて、濃すぎる汁で良い記憶はありません。大丈夫でしょうか・・・・

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心配しつつ、蕎麦を汁に浸けて口に運びます。
蕎麦が短すぎて蕎麦に汁を浸ける量を調整するのが難しく、完全に浸す感じに。

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こんなに濃い汁に完全に浸して大丈夫かな。。。。
と噛んでみます。
途端、凄い蕎麦の香りと甘みが。
この濃い汁が蕎麦の甘味を押し上げています。
この極太の蕎麦の甘味を押し上げるには此処まで濃い汁でないと役不足なのでしょう。
汁無しより確実に甘味と香りが感じられます。

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薬味は葱と山葵と大根おろし

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量は凄く可愛い量。^^

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蕎麦の野性味に比べて何とも愛らしい山葵。
自分は蕎麦に山葵を使いませんからこれで良いですが。

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大根おろしもそう。
汁に溶いたり、蕎麦に乗せるのではなく、口直しに舐めるために有るような感じ。
これはまさに自分の薬味の使い方そのものです。
この店のコンセプト、自分にぴったり。

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薬味で口直しをしつつ、ガツンと香る野性味あふれた蕎麦を楽しみました。

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蕎麦湯は白濁のどろりとした湯。

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この蕎麦湯がまた良い香りでした。

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飲み終えた後も香りがいっぱい。

 


なかなか美味しい蕎麦を楽しむ事ができました。
やはり、カレー南蛮wフランスパンが気になります・・・・・^^;

 

 

手打ちそば ゐ田(手打ちそば ゐ多゛)
茨城県つくば市筑波552-3
029-850-8082
11:00~19:30
定休日 木曜日

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さあ、お土産のアンドーナツを食べましょう。
一個90円でした。
大きさは小ぶりですが重さはしっかりしています。

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割ってみると、昔ながらのアンドーナツ。
記事に染みたじっとり油のコクが濾しアンの甘味と合わさってどっしりした旨みを感じさせます。

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フワフワとかサッパリとかは無縁の味わい。
しっかり甘く、どっしりとした油、多少の疲れなど吹き飛ばしてしまうようなインパクト。
ただ・・・流石に5個は辛かったです。ちょっと胸やけがぁ(汗)

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この土日は つくば での仕事。
連日ハードに過ごしているせいか、妙に香辛料を体が欲します^^
そうです、次記事はカレー(笑)


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