Jazzを聴きながら食べるかき氷 天然氷のかき氷 長瀞 氷菓房 アサミ [お店の甘味(sweets)]
7月、梅雨空の切れまから顔を出した太陽は輝きを増して容赦なく照りつけます。
雨に湿けった土の表面からねっとりとした湿気が立ち上がるものの、その重さで高く立ち登る事もなく地表にどんよりへばりついたまま。
そんな湿気が余計熱さを感じさせる梅雨の晴れ間。
こんな時は冷たいものが欲しいですね。
今回の出張は秩父。
その手前には長瀞があります。
長瀞と言えば、この季節には絶対に行きたいところがありますね。
船下り・・・・ではなく、天然氷の店、氷菓房 アサミ です。
品書き・・・・
昨年と少し変わっています。
今年は”桜 あずき”にしてみました。
これは昨年の品書きには無かったと記憶しています。
入り口直ぐの庭先と奥の庭先、そして屋内で食べられます。
庭先は緑が多くて、真夏の木漏れ日を受けながら食べるかき氷は美味しいです。
風とともに揺れる木漏れ日がかき氷に反射してキラキラと・・・・
なんとも風情のあるかき氷。
おやっ、こんなのは昨年無かったけれど・・・・
これは足湯のようです。
寒い季節になると足湯がオープン。
足湯に浸かりながらかき氷、素敵ですね。
それで品書きに”今年から年中営業”とあったわけですね。
そして”秋~春は足湯も楽しめます”と・・・・・えっ、冬にかき氷???
そりゃあ凄い、冬のかき氷とは・・・かなりのかき氷マニアが来るのかな。
奥側の庭
木漏れ日がいい感じ
蚊取り線香の香りが夏の気分を一層盛り上げます。
夏の日差しに描かれる影は染み込むような濃さ
懐かしい手動かき氷機のオブジェ
木漏れ日に輝きながら桜あずきが登場
ふんわり盛られた真っ白くきめ細かい氷の山にスプーンをそっと刺し込みます。
仄かな抵抗がスプーンに冷たさを伝えます。
一口食べると・・・・桜餅の味
塩が効いていい感じの甘さ。
かき氷に桜(桜餅)味は凄く美味しいですね。気にいりました。
おや、埋まっている宝物を発掘したようです^^
アンコ好きにはたまらない絵柄^^
氷にアンコは良くあいます。
抹茶金時、氷あずき・・・そういえばここ数年、餡子入りのかき氷しか食べていない気が・・・(笑)
桜味のシロップに小豆餡、味は桜餅そのものです。
桜葉の良い香りと塩味、その塩気が餡子の甘味を引き立てます。
まさに相乗効果抜群の取り合わせ。
欲を言えば・・・・かき氷の天辺に塩漬けの桜の花を添えてあったら風流なのに・・・
あっ、そうそう、
お店に人がお好みで練乳をかけてくださいって言っていました。
かけるとより美味しくなるのでしょうか、かけてみましょう。
・・・・・・・・
うっ・・・・・こっこれは・・・・
美味しいですが、最早練乳の味。
繊細な桜の味が感じません。
こんな早い段階で桜の味を消してしまう事になってしまいました。><
凄く残念な気持ちで食べ終えました。
食べ終わっても凄く心残りです。
そういえば、毎回庭で食べています。
でも屋内も素敵な雰囲気、一度屋内で食べてみたいですね。
団体さん用なのかな。
なかなか良い雰囲気です。
ちいさなおじさん???と思ったら・・・・^^
テーブルが渋いなぁ^^
ちょっと中を見させてもらいました。
凄く素敵です。
この席で食べたら落ち着けるだろうなぁ・・・
カウンターがまた渋いです^^
この日の空は梅雨を忘れたかのよう。
強い日差しが容赦なく照りつけます。
ただ湿気がじっとり重くのしかかってきて、梅雨である事を主張していました。
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翌日・・・・・仕事は午後の早いうちに終わりました。
オフィスに戻りましょう。
雨に煙る秩父の山を見ながらR140号線を花園に向けて走っていると昨日の心残りが蘇ってきました。
悶々とした気持ちで運転しますが・・・・これでは精神衛生上良くありません。
リベンジです(笑)
雨の日ですから流石に空いているでしょうし。
16時に到着。
雨の日で閉店一時間前ですが駐車場は残り一台でした。
アサミ、恐るべし^^
雨の日は傘が・・・
この写真、オリンパスのコンデジですが、随分明るく写りますね。
コンデジって見た目より明るく写してくれるので時々戸惑います。
実際の感覚的明るさはこんな感じです。
設定は-1
雨の日は庭先の席はクローズですね。
ということは・・・・念願の屋内に案内してもらえるのかも。
期待でワクワク^^
こんな雨の日、しかも夕方なのに案内待ちです(笑)
お客さんはそれなりに来ていました。
皆さん、こんな肌寒い雨の日にもの好きだねぇ・・・・あっ、自分もだ^^;
でもそれ程待たずに案内されました。
しかも念願の屋内に!
案内されたのは昨日一目見て気にいったカウンター。^^
これは嬉しいです。
なかなか良い雰囲気、薄暗さが落ち着けます。
なんとJazzが流れています。
かき氷の雰囲気ではないですね。^^
しっとりとした雨の夕刻、何も考えず窓の外を眺めます。
空の鈍い明るさは影を生み出せず、目の前のものが現実か幻か判らなくなるよう
薄暗い室内でJazzの旋律に身を任せていると無意識のうちにこわばらせていた体が緩んで行くのが判ります。
頬杖をつき体重を預けると、掌に頭の重さがずっしりと加わると同時に緩んだ体の彼方此方から疲れが抜けてゆきます。
お客さんは皆静か、この雰囲気を楽しんでいるのがわかります。
ある程度の経験を積み重ねた人達ばかりで女性のみのパーティーもありません。
成程、静かなわけです。^^
この静けさ、この雰囲気、ずっと此処に居たい。
オーダーしたのはリベンジですから昨日と一緒のものです。
無論気にいったという理由もあります。
Jazzとかき氷、いやぁ、新鮮。
かき氷がこんなにも大人びていたなんて・・・想像もしませんでした(笑)
この雰囲気なら梅酒をかけて食べたいですね。
しっとりした雨によくあうJazzの旋律、そんな雰囲気を楽しみながら食べるかき氷、素敵な感覚です。
ですが流石梅雨寒の日に氷は体が冷えます。
そんな時は温かなお茶がをセルフサービスで。
温かなお茶で体を温めつつ、桜味(桜餅味)のかき氷を食べ進めます。
サクサク、氷を突いてその音を楽しみながら・・・・
Jazzに聞き入っているせいか食べる速度の遅い事。
それともじっくり味わっているのでしょうか^^
桜シロップを楽しみながら食べ進みましたが、さすがに残り1/4で味が薄くなりました。
そろそろ限界です。
ここで初めて練乳を投入。
そうです、最初から使ってはいけなかったのです。
コッテリ甘~い練乳、これはこれで美味しい。
この味も楽しみましょう。
食べ終わった後もお茶をお代わりしながら店の雰囲気を楽しみます。
Jazzの流れる古い家屋、いい雰囲気
このカウンターに一人座ってJazzを聴いているのは良い気分。
もはや今日が平日である事も忘れてしまいそう。(爆)
でも、楽しい時間は長くは続きません。
あたらしくお客さんが。
若い兄さん二人と姉さん二人のグループ。
この店の良い雰囲気に喜んで興奮気味。
これは煩くなりそうです。
そろそろ帰りましょう。
欲張って居続けたら煩さに不愉快な気分になるでしょうから。
心地いい気分のままで帰るのが美しいです。
阿左美冷蔵 金崎本店 (あさみれいぞう)
0494-62-1119
埼玉県秩父郡皆野町金崎27-1
10:00~17:00
(今年から年中営業 秋冬 足湯あり)
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先日作って寝かしておいた蕎麦スフレ・フロマージュ。
ちょっと色黒で素朴な感じに仕上がりましたが表面はしっかりテカッています。
普通の薄力粉バージョンの方が肌の色が白いのでテカリが良く判りますね。
早速食べてみます。一口食べると濃厚な甘さ。チーズのコクを甘さが押し上げています。
やはり手が止まりません。
一切れ食べ終わると・・・・そう囁き声が。
もう終わりなのか。
もう少し位大丈夫さ。ほら、その分ご飯を減らせばいいじゃないか・・・・・
このチーズのコク、しっとりした甘さ、ご飯より価値があるぜ、そうは思わないか。
悪魔の囁きに頷く自分、そして・・・・
一気、ほぼホール食いに。
いくら久々だったからって・・・・・でも、止まらなかったんだ(汗)
蕎麦の実は良いアイデアでしたがやりすぎでした。
確かに香ばしく美味しかったのですが、量が多すぎたのです。
ネットリしたチーズケーキの生地に蕎麦の実はまるで種。
そう、フルーツの中の種のようなかんじになってしまい、口に煩わしく感じてしまいました。
極少量ならいい感じだったのでしょうが。
蕎麦NYチーズケーキの時は邪魔に感じなかったので、生地のタイプによって入れる量を考えた方が良さそうです。
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木曜日、ウチに帰ると家中が良い匂い。
リビングにはクッキーが。
ほう、一個いただきましょう。
良く見ると”絶対食べないで”との貼り紙が。
しかも数までカウント済みみたい。^^;
・・・・・食べてはいけないようです。(汗)
金曜日から下の娘は修学旅行で日光にゆきます。
修学旅行に持ってゆくお菓子を自分で作ったようですね。
う~ん、修学旅行のお菓子を自作する奴って初めて見た(笑)
しかしこの場合、お菓子の値段はどうカウントするのだろう。(謎)
xxx円までと決まっているお菓子代、それ以上に持ってゆきたい時は自作してしまう。
考えたな、オマイ。
確かに自作の菓子持ちこみ禁止とは説明会資料には無かったし(笑)
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やった―、15日は解放日確定!
八ヶ岳山麓を走って、諏訪で温泉ライダーに変身だぁ^^