SSブログ

柏餅のはずが・・・柏蕎麦餅に [スイーツを作ろう(making sweets)]

s500-P4280594.jpg

GW初日、遠出をしても混んでいるだろうから市内をのんびり楽しむ。
これが我が家のGWの過ごし方なのです。
しかもGW前半は奥さんが仕事なので自分ひとりで外出するわけにはいきません。
ですからバイクにも乗れないのです><

そういえば、昨年も市内を楽しんでいました。
横浜公園のチューリップや山下公園の花達、そうそう港が見える丘の薔薇園はどんな具合でしょう。
娘達を誘ってみますが。。。。今日は他にやりたい事があるそうで明日行く事に。
ならば今日はGWらしく柏餅を作る事にしました。

 

s500-P4280540.jpg

まずは餡子。
500gの小豆を鍋に。
沸騰させて二度ほど渋切りをした後で、コトコト煮てゆきます。

s500-P4280544.jpg

砂糖は、黒糖と白砂糖を1:1であわせてみました。
使う量は小豆の80%、400gですから各200gづつ。

 

s500-P4280545.jpg

小豆が十分柔らかくなったら砂糖を投入します。
黒砂糖の良い香り、あんみつが食べたくなりますね。

s500-P4280546.jpg

流石黒砂糖です、灰汁がいっぱい。
こまめに取り除いて・・・

s500-P4280547.jpg

美味しそうな田舎汁粉になりました。
このまま食べたい衝動を抑えてさらに煮詰めて・・・・

 

s500-P4280552.jpg

これくらいで良いでしょう。
最後に黒糖の強い甘さを〆るために塩を適量入れました。

s500-P4280555.jpg

粗熱取れたらこんな感じ。
小倉トーストも食べたいなぁ^^)夢が膨らみます。

 

s500-P4280556.jpg

餡子が完成したら餅です。
上新粉300g、白玉粉100g、よもぎ粉10g、砂糖を大3用意しました。

s500-P4280558.jpg

上新粉300gと砂糖を大3ボールに入れてお湯を少しづつ加えながら混ぜます。

s500-P4280559.jpg

よもぎ粉も忘れずに^^;

s500-P4280560.jpg

耳たぶの固さに。
今回ちょっと柔らかくなりすぎました><
焦ってはいけませんね。

s500-P4280561.jpg

適当な大きさに団子を作って、25分蒸します。

s500-P4280563.jpg

蒸している間に柏の葉っぱを用意しましょう。
冨澤で買ってきました。
笹団子の皮も売っていますので、今度、笹団子も作ってみたいですね。

s500-P4280565.jpg

軽く洗います。
柏の葉の香りが強いです。
買ってくる柏餅だと葉の香りはここまで強くありません。
真空パック開けたての香りの凄さに驚きました。
実は、昨年までは茶色の葉を使っていましたので香りはここまで強くありませんでした。
緑の葉の香りの鮮やかさ、好き嫌いが分かれそうですね。

s500-P4280568.jpg

蒸しあがりました。
下の娘がすりこぎを持って待ちかまえています(笑)

s500-P4280571.jpg

そりゃぁ~餅つきじゃぁ~
やばっ、ちょっと柔らかすぎか・・・・

s500-P4280574.jpg

餅が頃あいに冷えたら白玉粉に水を加えて耳たぶの固さに。

s500-P4280575.jpg

それを少しづつ混ぜて・・・
なかなか綺麗に混ざりません。

s500-P4280576.jpg

え~い、手で行けやぁ・・・
うわぁっ、ひっついて離れない(汗)
しまった柔らかめのところにもってきて、しっかり冷めていなかったようです・・・

s500-P4280578.jpg

いろいろトライしてみますが、くっ付いてどうにもなりません。
手を突っこんだまま冷えるのを待つのも面倒です。
この時、ある食べ物が頭をよぎりました。
それは蕎麦餅。
確か、奥会津地方の郷土食で蕎麦粉と上新粉を1:1で混ぜ、餅にしたもの。
餡子やキナコをつけて食べるようです。
その昔、その地の殿様(代官様だったかな?)が召し上がり、予想外の美味しさに日常に食べる事を禁じたと、そんな話が某蕎麦屋さんで貰った冊子に書いてあった記憶があります。
丁度いい、柏餅あらため、柏蕎麦餅にしてしまおう!
お~い、蕎麦粉持ってきて!濾しながら入れよう。

s500-P4280583.jpg

時間がかかる・・・・え~いそのまま入れてしまえ。
そしてよく練って、20個の団子を作りました。
練っていると蕎麦の良い香りにうっとり。
蕎麦を打つとこの香りが楽しめるのですね。
打ってみようかなぁ

s500-P4280585.jpg

団子を延ばして餡子を包みます。

s500-P4280586.jpg

それを8分蒸して・・・・蒸しあがり、蓋を取った瞬間、蕎麦の香りがキッチンに溢れます。
蕎麦を食べたくなってきました(笑)

s500-P4280589.jpg

柏の葉で包んで完成。
今まで見たことのない色の柏(蕎麦)餅だなぁ(笑)

s500-P4280591.jpg

よもぎの緑と蕎麦粉の色を合わせるとこんな色になるのですね。

s500-P4280594.jpg

食べてみます。
柏葉の強い香りが手を包んでいます。
葉を剥き、頬張ると口の中は柏の香りでいっぱいに。
噛むと、ムッチリしていますが、柏餅と違い蕎麦粉が入っていますので、蕎麦の分固い噛みごたえになります。噛んだ感覚は普通の柏餅の方が餅らしくて良いですね。
この感覚、どこかで・・・・そうだ!おやきだ。
おやきと柏餅を足して割ったような噛み応え。
柏餅として食べると???ですが、おやきとして食べると、かなり上質のおやきに思えます。
口の中では蕎麦の香りとよもぎの香りがいっぱい溢れてきて・・・・
柏葉、よもぎ、蕎麦、それぞれの香りが強く立ち上っています。
これは新しい感覚・・・・楽しい味ですね。
もうちょっとバランスを調整すれば、かなり面白い和菓子になりそうです。
課題は食感。蕎麦粉が多すぎたのかも。

s500-P4280596.jpg

仕事から戻った奥さんは箱をぶら下げていました。
仕事の帰りにALBERIの工場の前を通るのですが、アウトレット品が売っているそうです。

s500-P4280598.jpg

でも、閉店間際であまり残っていなかったそう。
この中では・・・やはり苺ショートかな。
いつものごとく、下の娘があみだくじを作り始めました。
そして、それぞれが引き当てたものは・・・

s500-P4280599.jpg

自分はフルーツタルト。

s500-P4280611.jpg

ババロア層の上にフルーツが乗って、ゼリーが涼しさを呼んでいます。

 

s500-P4280602.jpg
上の娘はチョコとバナナのミルフィーユ

s500-P4280612.jpg

ミルフィーって美味しいけど食べにくいからなぁ
ポロポロ大変です。^^)

s500-P4280603.jpg

下の娘は一等賞。苺ショートです。

s500-P4280606.jpg

なんだかんだと言っても、苺ショートが一番落ち着きます。
作り手にとってはシンプルゆえに難しいでしょうね。
生地の味がダイレクトに感じますし。

s500-P4280604.jpg

奥さんはこれ。
何かなぁ

s500-P4280605.jpg

あっ、ロールケーキです。
ロールケーキにクリームが乗っているのですね。
.

.

ケーキを楽しみましたが、まだ足りません。
今度、鯉のぼりをモチーフにして鯉のぼりケーキを焼いてみようかな。

 

 

 

 


nice!(68)  コメント(30)  トラックバック(0) 
共通テーマ:グルメ・料理

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。